ヒト幹細胞ブーム オリンピックのように周期でくるので今一度考えてほしい。

スキンケアとネタ
スポンサーリンク

ちょいとフラフラネットを見ていたら

ヒト幹細胞培養液コスメ OEM・原料編、競争環境激化 健全性の確保へ|週刊粧業オンライン
高機能化が進む化粧品業界でヒト由来幹細胞培養液市場が活況を迎えている。ヒト由来幹細胞培養液は、ヒトの幹細胞を培養した液体を化粧品原料化したもので、培養した際に分泌される様々な成長因子を含んでいることが確認されている。

幹細胞って今もやってんですね~~~

少~し昔の話ですが、10年くらい前かな?

化粧品の中であるブームがありました。

幹細胞ブーム

です。


なんか知らないけど??

山中さんっていう京都大学のIPS細胞の研究所の人がノーベル賞を取ったんですよね。

IPS細胞・・・つまり幹細胞が再生医療にスゴイのだと!これからの医療をグルっと変えてしまう発見したんだってさ!!!みたいなやつで

↑これに食いついたのが化粧品業界です。

ええ~~~~~~~~~~~~~全メーカー漏れなく乗っかりました。

見事に乗っかってました!

さも長年研究してましたみたいな感じで新製品出しまくりました。


その時は少し異様でした。

「幹細胞が入っているのでお肌がプルプルになる」(???なんで??)

「最新の技術をスキンケアに導入しました」(ずっと研究してたの??)

という感じで、まさしく「夢」のような効果を謳う製品が各社出ました。

もちろん美的(雑誌)とかMAQUIA(雑誌)もしつこい位に色々なスキンケアを紹介しまくってました。

当時私がいたブランドでも幹細胞配合のクリームとか出た記憶があります。ばっちり再生医療を用いた最新クリームとして紹介されててwww

でも世の中に幹細胞の恩恵を受けた具体的な治療を目にしているわけでもないのに、なんでスキンケアでそんな都合のイイことができるんだ???

と思ってましたが、蓋を開けるとこんなもんです。

幹細胞の構造と似た植物性(または動物性)の

成分を配合したなんちゃって幹細胞成分


製品の説明会みたいなのがあって、どうも広告(雑誌の紹介)と本当の効果にウソではないけど限りなくがあるのですよ。でも結構それが当たり前くらいに思ってました。

それには理由があって


保湿成分がヒアルロン酸

ターンオーバーがビタミンE

美白がビタミンC誘導体

+どっかのなんかの希少な植物の汁

などなど・・・・・

スキンケアの成分って何年も進歩してないんですよ。

イヤ!進歩してないとはまでは言いすぎですが、基本的にこんな感じですよね?

肌に色々潤いを与えて~メラニンを還元して~って

やっていたのに

いきなり再生医療!?


なんか色々すっ飛ばした気がしました。

プラセンタってありますよね。あれ10数年前からあって、馬とか羊とか?の胎盤やらの成分を培養⇒抽出したみたいなやつですが、実際の効果はただの保湿なのです。再生医療とは程遠い・・・
よく「プラセンタ配合の化粧水ってありますか?」って20代後半のスラっとした美的系美女に聞かれました。

あ~需要って結構あるんだなぁと当時思ってましたが、ただの保湿成分ってくらいの物なのでデパートブランドの多くは扱ってなかったんですよね。プラセンタ入ってます!!みたいなやり方はなかったです。

そんでそんな多岐にわたる幹細胞スキンケアですが・・・・・

デパートの盛り上がりはイマイチでした

なにがダメだったのか分からないですが、そこまで売れた感じはなかったです。

ひどい物だと幹細胞入りファンデーションとかありましたよね。

なんか美容の業界にいながらも、なんかしょうも無い技術が出たもんだと冷静でした。

しかし最近また幹細胞系が流行りだしました??

なんかやたらと目にするんですが、、、

今はこういうのが流行ってますね。
ヒト幹細

詳しく調べなくてもわかります。だいたい脂肪系の物と臍帯系のものでしょう。

脂肪のは安い、臍帯は高い。後者の方が効果が高い。

という方程式があって、どちらを採用しているかが分かれ目な感じです。

ヒト幹細胞はググってみてください。いっぱいあります。

じゃそのヒト幹細胞が入っていると何の効果が期待できるかというと

  • 保湿
  • ターンオーバー改善
  • 細胞の活性
  • ハリ(真皮までいく)

ので表面から内部までとことんできるよっていうのです。

・・・・・・・・・これってヒト幹細胞じゃなくてもできる事やん・・・・・・・・・・・

そりゃ都合よくヒト由来の成分を使ったところで人に都合よく作用するかっていうと疑問が残ることろです。


そもそもそういう製品が出るから進化していくんですけどね。

10年後には幹細胞の力でシミが消えるかもしれません。化粧品は化学なので今後に期待ですね。

まだまだ今後も幹細胞ケアのアイテムが発売されるようですけど

これってやはりブームなんですよね。

数年ごとに来る。


昨年から今年まで流行ったので、次回の流行は2027年くらいにもう一回来る予感がします。


以上です。




ビブダン研究所的 【オススメ美白美容液】
シミ・色むら・肝斑をとにかく何とかしたい方
最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
スキンケアとネタ
スポンサーリンク
バルサンをフォローする
ビブダン研究所