どうもです。
スキンケアでよくある悩みだと思いますが、メーカーによっては春夏向けと秋冬向けってありますよね。
厳密に春夏用と秋冬用と銘打ってないので、どっちにするか悩みどころかと思います。
ってことで、ビブダン研究所的にはアクセス頭であるエリクシールさんにおける春夏にはどっちを使うべきか?について掘っていきます。
ちなみに分かれているというのは
うるおいとハリタイプであるエリクシールのリフトモイストシリーズと
透明感とハリであるエリクシールのブライトニングシリーズを差します。
エリクシールの春夏・秋冬向きについて
まずはそこからですが、厳密にはエリクシールもそういう分け方はしてません。というかそもそもサイトにこんな便利なタイプを案内してくれてます。
ん~・・・・・この表現ってのはやはり法律がからんで明言できないモドカシサしか伝わってきませんねwww透明感これでは透明感が出るか出ないかの差しかありません。ので共通している所はこういう効果で違うのはこういう効果という具合で行きたいと思います。
まずはそれぞれのプロフィールについてみてみます。
リフトモイストローションSP&トエマルジョンSP | ブライトニング ローションWT&エマルジョンWT |
170ml・3300円 /130ml・3850円 | 170ml・3630円 /130ml・4290円 |
有効成分・トラネキサム酸 | 有効成分・4MSK&グリチルリチン酸ジカリウム |
M-バウンサーCP | M-バウンサーCP |
ディープモイストインCP | ディープモイストインCP |
コラーゲンGL | コラーゲンGL |
イノシトール・クレソンGL |
ってな具合でブライトニングの方が1割くらい高くなってます。エリクシールの感覚だと結構大きい価格差です。デパコスですけどコスデコやアルビオンは変らないのにね。1万円レベルのスキンケアに置き換えると1000円高くなります。それに見合った効果はあるのか?
使用感触についてはさっぱり・しっとり・とてもしっとりで選べて、保湿力は変らないので好みでいいです。
が、個人的感覚ではブライトニングの方がモイストと比べてサッパリめな感じがします。
そして有効成分の方はトラネキサム酸と4MSK+グリチルリチン酸ジカリウムです。
モイストの方はトラネキサム酸ですが、抗炎症作用があるので肌荒れ改善として配合されてます。ただ、美白有効成分でもあるのでシミに対する効果もちゃんとありますので「モイストでも美白はできるか?」という問いに対しては「出来ます。」と回答する感じ。炎症を抑制することでシミの発生をさせないという有効成分です。
ブライトニングの方はその名に恥じない4MSK配合。最近はアクアレーベルにもブッこみ始めたことで、その価値を大幅に棄損しまくる自傷行為が止まらない資生堂ですが、4MSKはメラニンの元であるチロシナーゼ活性阻害と、メラニンの排出を行う事が出来ます。そしてグリチルリチン酸ジカリウム配合。こいつは超絶古い成分ですが、肌荒れ改善に一役買ってくれます。肌荒れは肌のトーンを落としますから、入っているだけで結構ありがたい。
あとはその他に共通する成分でM-バウンサーCP・ディープモイストインCP・コラーゲンGLが入ってます。それぞれの機能はこんな感じ
M-バウンサーCP | 免疫機能向上⇒コラーゲン産生促進 |
ディープモイストインCP | 角層重層化抑制 |
コラーゲンGL | 保湿 |
エリクシールは今や免疫機能についての領域に踏み込んでおります。コラーゲン産生を促すのに線維芽細胞を何とかしようとしてる各社の中で目線が違いますね。しかも3000円台です。ディープモイストインCPは加齢とともに重層化する角層の状態を改善してくれます。しかも肌内の因子に働きかける事で得られる効果なので、資生堂の開発力は伊達ではない。コラーゲンGLは確か普通の保湿成分です。
って事でエリクシールはやはりエイジングケアのスキンケアなんだなぁと改めて認識できますが、もう一つ気になるのがモイストにありますね。
イノシトール・クレソンGL | 真皮幹細胞成長促進・Ⅲ型コラーゲン産生 |
さっきまでの時点で、あんまりモイストとブライトニングって差が無くね?ってなりますが、こいつが入ることでモイストの方は真皮のケアを更に厚くする事が出来ます。真皮の部分+基底膜付近のケアですね。年齢を重ねる事で変化するエイジングサインをカバーできるのでモイストのタイプはやはりエイジングです。
春夏はどっちがいいか?
春夏の肌に対する対策をどう考えるかですが
・使用感触がベタベタしないほうがイイ
⇒3タイプ選べるので特に問題にないかもです。
・皮脂対策に特化した方がイイ
⇒特別皮脂に対してケアをしているスキンケアでない。が、してないわけでもないと思う。肌のバランスを免疫から整えるという点です。
・美白効果が高い方がいい
⇒有効成分的に新しいのはブライトニング。ただモイストでも出来なくはない。
ってことで、春夏だからといって美白効果が高そうなブライトニングがいいかというと、ここまでの情報ではどっちでも良くない?ってなります。ブライトニングの優位性は4MSKが入っていることくらいで、そこが大事かもしれませんが、アクアレーベルの事も考えると物足りない。
あと何か「差」はあるのか?
もうちっと掘ってみます。
成分全部見てみる 化粧水
とりあえず2のしっとりタイプだけに絞りますね。まずは化粧水
色が付いているのは同じ成分です。
よくわからないと思うので、美肌に関わる成分でかぶってない物を上げると、それぞれの特徴がより明確になります。この作業をしないとホームページのよく分からないフワッとした解説が全てになってしましますので寝ないでください。
まずはモイストの方はこいつ
トレハロース | 角層収縮抑制 |
肌のキメを乱れ差す原因を除去してくれます。肌の乾燥状態が継続すると角層が縮んでキメが乱れるので、その状態を解消してくれます。なので乾燥しにくい肌を作ってくれるってわけです。
そしてブライトニングの方。さっきまでブライトニングは4MSKだけか?そして1割高いのかぁ・・・だったと思いますが、怒涛の追い上げをします。
オリーブ葉エキス | 真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ |
ヨクイニンエキス | 抗炎症、ターンオーバー改善 |
2-O-エチル-L-アスコルビン酸 | ビタミンC誘導体 |
ヨモギエキス(2) | 抗炎症、抗アレルギー |
ブライトニングの方は黄ぐすみ対策もしてます。そしてグリチルリチン酸ジカリウムの時に、肌荒れは肌をくすませるといったのですが、植物成分でもそれをおこないつつ。ビタミンC誘導体まで配合してます。もしかしたら成分の抗酸化かもしれませんが、美白としての効果だったら4MSKと合わせて高い美白効果を発揮してくれますね。
春夏の時期はやはりというか紫外線の時期ですので、そういうケアが気になるなら、モイストにほぼ+して上記のような効果があるので、安心して過ごせるのではないでしょうか。
ただ、モイストの方はモイストのほうで、空調が効いた空間にいる事が多い場合はお勧めです。どちらかというとっていうレベルですが、モイストの方が潤いの膜を形成して、保湿機能を高めてくれる効果が高そうなので、環境によってはモイストですね。
ついでに両方とも共通成分でこいつが入っていて
エリスリトール | CE成熟(酵素トランスグルタミナーゼ) |
L-アルギニン塩酸塩 | コラーゲン変性抑制 |
そもそもエリクシールはコラーゲンがどうこうっていう事よりも、健全で健康な角層を作ることが出来るブランドだと思います。酵素のバランスと整える事で、角層細胞が最適な状態になるのように育むことが出来ます。継続しようすると肌実感できるんですね。
ついでにコラーゲン変性抑制してくれます。作るだけでなく壊れないようにしてくれるんですね。
あとエマルジョンもやろうと思いましたが面倒なのと、中味が化粧水と変わらないのでスルーさせていただきます。
春夏はどっち
ハリがどうこうは置いて置いて
乾燥する、乾燥しやすい環境にいる事が多くて長い場合は春夏でもモイスト
肌色についてもシミについても色に関わる部分はケアしたい人はブライトニング
です。ブライトニングはやはり美白効果が高いですね。トータルのバランスはブライトニングの方がいいので、迷ったら今の時期はブライトニングの方でいいです。
目的によっては年間通して使ってもよさそうなスペックを持ってますね。
って事で参考になるかな?
もっとこっちが正解!くらいの方がいいんでしょうけどね。