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【ベネフィアンス 新美白ラインが優秀】の代わりに失うものもそこそこあると思う。

SHISEIDO
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最近資生堂ネタばかり擦ってスイマセンm(__)m
あまりにも矢継ぎ早に商品とかネタ提供されるから終わりませんwww

って事で今回はデパコスSHISEIDOのベネフィアンスから新・美白シリーズが発売されるとの事なので、そこら辺をいじくっていこうと思います。

さきにとある写真をご覧いただきたいのですが

これは20年くらい前のベネフィアンスのバランシングソフナー。つまり化粧水です。
今のグローバルSHISEIDOは保湿液+モイスチャライザーという形ですが、化粧水+乳液と分けてた時代の化粧水。
今の資生堂のどれも似たようなスッキリボデーではなく、女性らしいラインのデザイン性を感じるフォルムですね。ただ、嫌いな香りではないですが、ゴリゴリのおばちゃんスキンケアの香りです。授業参観の時のアレです。
んで令和7年のベネフィアンス 新・美白シリーズはこんな感じ。

ホントに普通の量産型デザインですね。
・SHISEIDO ベネフィアンス ブライトニング マイクロS セラム
 30mL 税込 14,850円 50mL 税込 19,250円

・SHISEIDO ベネフィアンス ブライトニング ジェル クリーム 
 50g 税込 10,450円 50g(レフィル)税込 9,350円

・SHISEIDO ベネフィアンス ブライトニング スキンケアパウダー
 25g 税込 5,280円

なんでこんなデザインなのかな?無難といいますか。ね?
パウダーもホワイトルーセントの色違い位にしか見えんですね。

サスティナブルを目指しすぎるとこういうことになるといういい例です。
嫌味はここら辺にしておいて早速やっていきましょう!!

先にグローバルSHISEIDOはホワイトルーセントという美白のみのラインがあるのですが、そちらはどうやらフェードアウトするみたいですね。

これってどういうことか??たぶん資生堂の方針だと思いますが・・・どういうことだろうねぇ~ある層は切っていくのかな?な感じもしますね。20代にはまだ受け入れられる雰囲気あった気がします。

そこで今回ご紹介のベネフィアンスの美白ラインですが、美容液においてはこんな商品説明があります。

フリュイドアブソープションF.A.S.T.テクノロジー™搭載。肌内部に滞ることなくアクティブ4MSKが浸透し、美白成分の力を存分に引き出します。乾燥によるくすみのベールにうるおいを与え、キメの整った深い透明感を与えます。美容成分が心地よく肌にひろがり、もっちりとやわらかく、うるおいが持続します。レニュラREDテクノロジー™搭載。

フリュイドアブソープションF.A.S.T.テクノロジーってのは4MSKの浸透を良くする的な?感じのようで、更にその4MSKもアクティブ4MSKを採用との事。

フリュイド~は調べたところ、融点の高いものと低いものを組み合わせたら液体になって、なんやかんやで浸透速度が約3.7倍、浸透量で約3.5倍の増加を見せてくれる技術らしい。が、その対応成分が見当たらないので・・・・何か別の成分で代替しているのか?知っている人がいたら教えてください。

アクティブ4MSKは・・・「肌にメラニンが溜まる前に多面的にアプローチ。メラニン生成の引き金となる、酵素チロシナーゼのはたらきを複数ステップでブロックし、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。」との事。何やら濃度が高い?ようですが、その濃度が高くなることで本当に効果に影響がでるのかは掘り切れませんでしたので、まぁそういう事としておいてください。濃い事が正義。

さらにレニュラREDテクノロジー搭載。
前回というかホワイトルーセントはレニュラテクノロジーでしたね。最近のデパコスSHISEIDOでたまに採用されている成分で、血管壁強化、血流改善、ターンオーバー改善などの効果。つまりが免疫系のケアになるのかなと思います。
資生堂の免疫ケアはとにかく研究を色々しているみたいで、特許もめちゃくちゃ取りまくってます。商品に落とし込んでいない成分も結構あるので、ただ「いい成分」を届けるケアではなく、その人の持っているポテンシャルを高めるスキンケアになりますね。なのでアルティミューンみたいに。「何か知らんけど肌の状態がいい」みたいな。

そんな3本柱を元に発売された美白美容液ですが、そのほかにもこんな補助部隊が後ろに控えております。

トリメチルグリシン角層重層化抑制
2-O-エチル-L-アスコルビン酸ビタミンC誘導体
テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビルチロシナーゼの活性阻害
d-δ-トコフェロールビタミンE誘導体
セイヨウサンザシエキス血中Hb飽和度上昇(透明感アップ)
パンクラチウムマリチムムエキスメラニン輸送阻害
ジオウエキス血流改善くすみケア
ヨモギエキス(2)表皮幹細胞増殖、基底細胞排出活性
サクラ葉抽出液抗アレルギー、抗酸化※抗ヒスタミン
イチヤクソウエキスメラニン生成抑制※毛細血管
トルメンチラエキス異常な毛細血管抑制、血管内皮増殖因子(VEGF-A)量抑制
ゲットウ葉エキスコラーゲン・線維芽細胞産生促進、コラーゲン分解抑制

やはり美白美容液だけあって、出来たメラニンの広がりを抑えたり、くすみ改善はもちろんの事、毛細血管由来のシミの増加も抑制する徹底ぶり。もちろん表皮幹細胞に働きかける事で、良好な肌作りを目指す美容液になってます。
元々ベネフィアンスはエイジングケアといいましたが、おまけ程度に真皮系のケアはしてくれている模様。ただ商品説明にそれすらも匂わせない(ハリとかのキーワード)ですね。

トラネキサム酸は入れないあたり、4MSKの力を最大化させることで美白を目指した感じかな?前回のホワイトルーセントはホントに美白だけ!って印象がありましたが、ところどころの項目が2~3クラスパワーアップした気がします。発売日が2020年だったので、5年も経つと進化はしますよねぇ。

って感じです。

今度HAKUがリニューアルされます。そちらはまだ掘っていなくてまともな比較はできませんが、「シミ」という一点においてはHAKUでもよさそうですね。浸透技術はHAKUでも搭載されていそうで、あとはアクティブ4MSKをどれだけ信じるか?になる気がします。

なんというか美白美容液としてはいいのですが、結構余計な事?をする成分って言っていいか分かりませんが、「なんやかんやでシミの改善につながるんじゃね?」な成分が多く入っていて、高い(30ml14850円で多分1か月分)から効果が高いかと言うと・・・ん~~~???って感じがします。

でもあれやこれやと美容液や導入美容液でアイテムが増えるのが嫌と言う人はコレ一本あれば安心だと思います。

ついでにジェルクリームの方にも少し触れると。

マイクロSセラムのアクティブ4MSKが4MSKになったり、メラニンの系の補助成分が抜かれて、その代わりに真皮のケアが出来る成分が入っている。

そんな感じ。なので、結構こちらでも十分なケアは出来ますね。
下手な美白クリームを使うくらいならこちらの方が全然マシです。

以上です。

美白アイテムは今、行き詰まっている雰囲気をかんじます。資生堂に限らず各社で色々出ておりますが、それが何年も引き継がれるような技術という感じではなく、スナック菓子の季節限定味のように消えては次、消えては次になってます。
そうでもしないと新規のユーザーが獲得できないという厳しい?環境なのか。企業風土で定期的に出さないと窒息死してしまうのか?分かりませんが、研究者さんこれからも頑張てください。

最後に

アクティブ4MSKはクレ・ド・ポーボーテのセラムエクラSや旧作のホワイトルーセントに搭載せれている4MSKでして、通常の4MSKと何が違うのか?その違いは・・・・

「4MSKをシミの様々な原因にアプローチすることが出来る」

だそうです。
お客様センターで聞きましたが、詳細は分からないのでより詳しい別の部署の方が対応してくれたのですが、そんな回答でした。
私は「4MSKはチロシナーゼ活性阻害やメラニンの排出を促すことでシミを改善することが出来る。」という認識でおりまして、その「様々な原因にアプローチの「様々」はチロシナーゼ活性阻害など以外にもアプローチするということになりますが~」とか。「チロシナーゼ活性の各ステップをを解消することで得られる結果は同じなんじゃないですか?」とか。「複合成分などの別の成分を用いる事でそのように効果の幅が広がるという事ですか?」などなど色々突いてみましたが・・・どうやら知らない。または回答がそもそもすることが出来ない。のかもしれません。

ただ、「4MSKが医薬部外品として承認を得ている商品である限りは、その効果は4MSKを超える物ではないですよね?」という問いに対しては「YES」とのことです。
何かが違うのは確かですが、その何かは特定できないので知っている方がいたら教えて下さい。

そもそもなのですが、ベネフィアンスって「エイジングケア」なんですね。エイジングケアと一言に言いましたがエイジングケアって定義は結構フワフワしてます。私が思うエイジングケアって40代以降の真皮のケアが中心かな?なんて思うのです。乾燥・シミ・シワ・くすみ・たるみ等々悩みがある中で、シワやたるみは特に50代から深刻になるため、その中心ケアである真皮の部分に対応成分が入っている=エイジングケアって感じ。
だから、アレも入ってます。コレも入ってます。というトータルケアを目指すのではなく、シワ!たるみ!と言えばこのブランドだよね?っていうモノ。それがSHISEIDOではベネフィアンスがそれに相当すると思ってました。
美白ならホワイトルーセント。保湿ならエッセンシャルイネルジャ。という明確な住み分けがあるからブランドの軸がしっかりしていて美容部員も提案しやすいし、お客様も分かりやすい。

少なくとも若い人には刺さらなそうな感じがビシビシ感じます。

つまり・・・・そういう事です。

以上です。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

SHISEIDOクリーム美容液美白
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