どんな仕事でもそうですが、物を売る限りは物を仕入れてはそれを販売するためのツールも消耗品も
どんどんストックしては消費してはストックしては消費します。
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でも営業中のデパートの化粧品売り場では”段ボール”が床に置いてあるのはあんまり見たことないと思います。
お客様はデパートに何をしに来ているかというと買い物に来ています。※私の職場目線ね
でもただ買いに来ているのではなく、ネットでも安く買える中で定価のデパートに来ているというのは、そのデパートの持つ雰囲気も価値ある体験の一つであり、
デパートとしてはお客様に関係のないものは徹底的に排除するのです。
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段ボールやゴミというのは一番関係のないものであり、視界に入らないように最大限配慮しなければなりません。そこで納品物は開店前にすべて片付けてしまうわけですが
スキンケア系のブランドとメイク系のブランドがあるのですが、私の勤めていたところは両方取り扱っていたので
朝の納品の片付けが大変でした。。。。
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スキンケアは大きくて場所をとるんですが、
化粧水・乳液・クリーム・美容液があるとすると
それにサッパリタイプ・しっとりタイプが分かれていて、さらにシリーズが数種類あるのでそこから×3とかになり、メイク系は挙げればきりがありません。
発注担当がいるので、朝どれくらい入るのかは事前に分かるのですが、分かっていても心折れます。
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とりあえず一度、ぼ~っとしちゃうんですよね
どうしようかなぁぁぁぁあああああああああ
みたいな。どっかたら手を付ける!?って心境です。
でも開店時間は待ってくれないので、開店時間に間に合うようにとにかく手を動かします。
それに加えて通常の開店準備もしなければなりません。
パソコン起動したり、スキンケアストックしたり、キレイキレイしたり、ホコリはいたり
色々です。とにかく色々。
なので、それぞれがそれぞれの技を駆使して乗り越えるのです。
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商品のストックを高速かつクソ丁寧にやる魔女
商品はデリケートな商品なので
傷一つつけてななりませんし
取りやすいように考えて入れなければならないです。
大量のゴミをゴミ捨て場(遠い)まで一往復で済ませられるように圧縮する魔女
段ボールもですが
商品って一個一個段ボールに入っていたり
商品が割れないように緩衝材が入っていたり
過剰梱包やめろ!ってくらいの大袈裟な段ボールに入ってます。
それらを収集センターにもっていくのですが
バックヤードに置いておくと怒られるので
1往復ですべて終わらせられるように工夫してます。(超圧縮)
開梱しない品は後で何とかするからとりあえずカゴ車に詰めこむ奥義
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奥義中の奥義
あまりに物が多いとどうしようもないので
配送センターからこういうカゴ車を借りてきます。
それでも結局後で片付けなければならないので、休憩時間行くついでにかたずけたります。
もちろんこんなことをしていると
汗もかきます。
メイクも崩れます。
髪も乱れます。
それでも最大限お迎えの体制は取らなければいけないので、せめて最高の笑顔でお迎えするのです。
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開店してからも時間はあるので、プロである姉様方はササっとお直しして再度臨むのです。
私も汗がヤバかったら着替えたりですね。
急ぐくらいなら早く来ればいいのですが
早く来ることは早出になるので申請が必要です。(役所みたいにめんどくさい)
それに早く来ればその分早く帰らなければならないので、活動時間が短くなるためまりよろしくありません。(販売目標あるしね)
普段行くお店もそういう苦労があるので、朝市の美容部員さんの苦労の影を見てみてください。
あまりじっとは見ないでね。
以上で~す。