いつもお世話になりますバルサンです。
『CanCam』という雑誌はご存じでしょうか?
有名な女性向けファッション雑誌ですね
一度は見たことがあると思います。
かわいい女子がかわいい恰好をしている雑誌で
20代前半をターゲットにしています。
昔、資生堂から『プラウディア』と『ピエヌ』というメイクブランドがありました。
今はもう無くなってますが、販売されている当時から低価格帯から中低価格帯で
ドラックストアからデパートまで多く並んでいたと思います。
それが16~17年前の2005年に『マキアージュ』というブランドに統合されました。
そして『CanCam』からとんでもないモデルが現れました。
『蛯原友里』通称エビちゃん
今は40歳になりましたか
押切もえさんとか山田優さんと並んでグイグイ日本中のOLや女子大生を虜にしていたのを記憶してます。
ファッションビルのマルイにはエビちゃんがお召しになっているアンサンブルだらけでした。
というか女子がなんの雑誌を読んでいるかが服装で分かった時代です。
その日本中の憧れの存在であるエビちゃんが『マキアージュ』のモデルに起用され
雑誌・CMなどメディアを巻き込んで大盛り上がりしたんです。
デパートは本来『グローバルブランド』というものを取り扱う場であり
イヤな言い方をすると『安物』は置かない売り場なので
『とりあえず置いておくけど積極的には売らないよ?だってグローバルブランド買ってほしいもん』
な立場がマキアージュを売りまくってました。
店頭ではCMソングを流し
あでやかなPOPで取り扱っていることをアピール
もちろん販売員もそれらのメイクを使ってPRにいそしんでいました。
んで!特に売れたのがエビちゃんカラーのアイシャドー
確かバイオレット系のカラーで、もちろん口紅も売れてました。
現在の30代~40代前半には芳しい思い出だと思います。
そのマキアージュの売り方をマネボウが、、、
間違えました。。。Kaneboが参考にしたのは業界内で話題でしたね。
露骨すぎます。
んでお客様が雑誌を持ってくるんですよね、CanCamの
んでこんな感じにしてくださいとか言うんですよ。
その写真はエビちゃんです。
資生堂に限らず色んなブランドのメイクを複合的にするので
各社がマキアージュに限らずエビちゃんに潤わせてもらったと思います。
まだガラケーの時代なので、スマホのスクショを見せて
コレコレとかないんですよ。
はずかしい話ですが
その業界に居つつもWWDは見てましたが
CanCamはさらっとしか見ていなかったので
エビちゃんともえちゃんと山田優の区別がついてませんでした。
なので急な展開に私を含め、日本中の男子が
『( ゚Д゚)ハァ?ダレだ?このひょろいユルふわカールのオネェちゃんは??』
状態だったと思います。
正直、男の好みと女の好みは違うんだよ!!という具合ですよね
たしかその時に活躍していたグラビアアイドルは
コリン星から来た『小倉優子』
最年長グラドル『ほしのあき』
昔もよかった『熊田曜子』
なので雑誌のキレイなオネェちゃんの方を向いてなかったんですよね 男子は
買い物に付き合わされる男子たちはホントに大変でした。
ただでさえ興味のない買い物に!
よくわからないモデルさんの服装とメイクに付き合わされて
メイクの仕上がりを誉めなければならなかったんですから!!
でもプレゼント選びは簡単でしたよね
CanCamでエビちゃんが着ている物・しているメイクのブランドを献上すればいいんですから
服装もCanCamの雑誌に載っている男の恰好すればいいんですもん
分かりやすかったです。
その後も数年間はマキアージュは席巻し続けましたので
同じような行列が続きました。
もちろん伊東美咲・栗山千明・篠原涼子それぞれ輝いてましたけどね
『この透明感は大人げない!』はいまだに覚えています。
そしてマキアージュ発売の翌年の2006年にCanCamの発行部数が最高になったんですよね
その数字はなんと80万部!!
ちなみに今は10万部くらいらしい
今は誰でも時代を作れる便利さがありますが
2005年の盛り上がりはエビちゃん・CanCam・資生堂はスゲーなーと思います。
以上です。