どうもです。
前回リバイタルの先進技術の結晶。リバイタル スキンハイドレーターを掘ってみました。あまりのポンコツぶりに震えましたが、こいつには相棒がおります。
リバイタル スキンラップ
90ml 9350円
レフィル 80ml 7920円
2024年4月21日
こぼれないようにするためだろうけどレフィルだからって量を減らすな!値段が低い意味が感じにくいわ!
角層細胞をみずみずしく保ち続ける美容乳液
芯の強さと、包み込む柔らかさが、美しさを膨らませる。角層深層までうるおったハリで満たしてふっくらと包み込む“ラッピングテクノロジー”を搭載。角層細胞をみずみずしく保ち続ける美容乳液。
うるおいもハリも美白効果も、届けたい全てをフレッシュに閉じ込め、生き生きと弾むような肌質感へ。角層細胞ひとつひとつを包み込むような、まろやかなテクスチャー。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。
どんな乳液かというと、化粧液に保水効果と美白効果を少し足した感じでそれをラップします。
以上。
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だと終わってしますのでもう少しちゃんと掘ってみます。でも掘る所がありません。
下げる事はいくらでも出来るので、あえて上げてみたいと思います。(※ウソでした(記事を書いた後です。))
スキンラップって
とりあえず名前のままですが、ラップをする効果があるという事でしょう!
3つのポイントがあるようなのですが、1はともかく2と3は化粧液と同じですね。でも処方が違うかもなので見てみます。
・ラッピングテクノロジー
⇒ラップ膜を形成して角層をコーティング
ホントに名前のままですが、ラップのようにコーティングされることで有効成分を肌の中に押し込む的な感じですね。最後に油分んが表層に行くようになるのでまさにラップ。
・届けたいすべてを
⇒化粧液と同じと思いきや少し違います。
化粧液ではアクティブソフナーという名のウコンエキスが入ってました。それがモイストバウンサーという名のクララエキスになってます。効果の違いとしては表皮幹細胞の活性からメラノサイト刺激ホルモンの抑制になりました。でもモイストバウンサーって言ってるので保湿かもしれませんね。
・角層深層までうるおいを届ける
てな感じで、スキンハイドレーターは浸透でした。なのでスキンラップはその蓋の役割を与えられたみたいです。ただスキンハイドレーターは高浸透を最新皮膚科学の元に提案してくれてますが、こちらはそういうものを採用しているのか?新しいリバイタルは「鏡の前の美容皮膚科学」リバイタルとして進化。しているんですが
アイゾーンブースターはヒアルロン酸注入⇒わかる
スキンハイドレーターは高浸透技術⇒・・・・まぁわかる
スキンラップは・・・・角層を包み込む?⇒・・・・わからん
このままではただの変哲もない乳液ポジションなのでもう少し掘ってみます。
肝心の中身
とりあえず全成分
L-アルギニン |
DL-アラニン |
L-オキシプロリン |
精製水 |
1,3-ブチレングリコール |
濃グリセリン |
ジプロピレングリコール |
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 |
デカメチルテトラシロキサン |
メチルフェニルポリシロキサン |
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル |
アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80 |
イソステアリン酸 |
カルボキシビニルポリマー |
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル) |
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル |
キサンタンガム |
ポリアクリル酸ナトリウム |
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン |
酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 |
ポリビニルアルコール |
クインスシードエキス |
N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム |
エデト酸二ナトリウム |
ピロ亜硫酸ナトリウム |
無水エタノール |
海藻エキス(4) |
エイジツエキス |
海藻エキス(1) |
ヒアルロン酸ナトリウム(2) |
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液 |
クララエキス(1) |
フェノキシエタノール |
香料 |
そこまで成分に詳しくはないのですが、ラップの部分は何だろね?シリコーンとか乳化剤は化粧液と比べると色々入っている感じします。
嫌な予感しかしませんが美容的な成分を抜粋するとこんな感じ
リバイタル スキンラップ | 多分こんな効果 |
トラネキサム酸 | 美白有効成分 |
L-アルギニン | コラーゲン変性抑制 |
DL-アラニン | 基底膜分解抑制 |
L-オキシプロリン | コラーゲン産生、線維芽細胞増殖 |
海藻エキス(1) | 基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生 |
海藻エキス(4) | 基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生 |
エイジツエキス | 細胞接着促進(E‐カドヘリン) |
クインスシードエキス | 保水効果 |
クララエキス(1) | 美白 ※メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH)抑制 |
こいつにもトラネキサム酸入ってますね。スキンハイドレーターのような高浸透処方はされてないので特別なトラネキサム酸ではないです。ふつうのトラネキサム酸のはず。というか化粧液であるスキンハイドレーターと比べてどうかというと、大差ない位の感想しかないです。
この乳液は何がしたいんだい?マジで。
買いか?
まずは聞いておきたいのですが
「乳液に、というかスキンケアに
ラップ効果を求めている人は挙手」
ラップ効果を改めて考えると、皮膚表面に膜を形成することで外気から遮断し、塗布した成分を肌内部に留める。または膜そのものがバリア機能を果たすことで外的要因から肌を守る。
というところでしょうか。そしてスキンラップはそれに特化した商品なのかと思います。
ラップはどうやら油分の事で、なんの技術かは掘り切れませんでしたがハイドレーターの技術を応用でもしているのかな?でも先進美容皮膚科学を40代以降のスキンケアのなじみの良さや保湿の保持力を求めた女性に向けたスキンケアの到達した先が
ラップをする事
です。これがただの美白と保湿とエイジングをすることが出来る化粧水と抱き合わせ販売することを目的とした乳液ならいいです。改めて言いますが
先進美容皮膚科学の角層奥深くに届ける技術に着目し、
「鏡の前の美容皮膚科学」リバイタルとして進化。した第2弾です。
映画では3作目は駄作で2作目は傑作です。ターミネーター、ミッションインポッシブル、ゴッドファーザー・・・・古いか。
とりあえず駄作を作るのはまだ早い。
そして触った感じもむしろラップというより高浸透よりの乳液です。ここは好みなのであんまり言いませんが、うるおいの膜というほどではないかなと。実際は形成されてても実感にはいたらぬ。みたいな
なにが言いたいかというと
マジで乾燥している40代~50代は
物足りね~と思う!!
これはホントに感じ方の差なのであてになりませんが、だったらこいつの方がまだいい。
リバイタルが誇る鬼乳液
リバイタル エマルジョンⅢ
50g 9790円
2020年2月21日
乳液の皮をかぶったクリームで、4MSK+トラネキサム酸+リバイタルアミノ酸配合の膜を欲するものに膜を与える乳液です。
夏には厳しいけどね。
口先だけのラップよりも、現実で油をブッこまれた方が幸せな時もあります。
リバイタルに手を出す人って、乾燥を改善したい!シワを改善したい!たるみを改善したい!肌のくすみを改善したい!などなどのいろんな「女性の欲望」を改善してくれるんだろうな!なのでこれからもその期待に応えてくれるんだろうな!
だってあのリバイタルだもん!
でもこの乳液は化粧液のついでレベルにだしたとしか思えない。私の知らない効果がまだまだ秘められていると思います。というか思いたい。
ただ!!そういう技術が進化することで今では当たり前になっているテクスチャーの良さにつながったり、成分を高濃度で配合することができたりする事につながると思いますので応援してます。
以上です。
あと資生堂にはグローバルラインのビオパフォーマンってのがあります。
こいつは「先進のヒアルロン酸研究」を元に作られていて、ビブダン研究所的には
盛大にスベッたブランド
な気がします。技術はすごくても売れる製品とは限らないの代表みたいな商品。なにが言いたいかというと、今回のリバイタルはどう考えても「リバイタル」ではないので、こういうシリーズから発売するべきだったのでないかと・・・自慢の浸透技術もラップ効果もこういう単品高機能ラインにこそ居場所があるんでないでしょうか。
多分ね。