どうもです。
アルビオンが好きになりかけてます。
前回は乳液の事を書いてみました。
乳液は予想外に効果的だと思われる成分が入っているので、たけのこの汁以外にも注目すべき点が多かったです。
そこで今回は化粧水です。カネボウのイドラクラリティの化粧水は夏にぴったりのテクスチャーなのですごい人気ですね。
もしかしたらこの流れに乗ってこの化粧水もヒットするのでしょうか。
ハイドロボムって
化粧水の基本的情報です。
フラルネ ハイドロボムは、セラミド配合の化粧水です。
みずみずしいベースがうるおいをぐんぐんと届け、角層を素早く満たします。
ハイドロボムとは「うるおい爆弾」の意味です。そのまんまですね。乾燥による“くすみ”にまでアプローチするエモリエント効果の高い濃密化粧水です。うるおいが充満し、はじけるほどの弾むようなあと肌へ導きます。
ってことです。
セラミドってのは角層っていう肌の表面の角層にある、細胞と細胞の隙間にあるやつです。
保湿機能とバリア機能を高めてくれます。
乾燥肌の多くがセラミド不足って言われますので、それを補給してくれる的な化粧水ですね。
触った感じはホントにみずみずしくて気持ちいいです。
パッティングした途端に肌がすごいクリアになるので、肌の演出効果が高いなぁと思いきや、そういう演出する成分は入ってなさそう(白い粉とか)。
乾燥しやすい肌でも結構いけると思います。でもめちゃくちゃ乾燥肌ですってい人は省いて美容液言っちゃった方がいいかも?ね
そして共通の”スパイシーハーバル”の香りはほぼしないですね。乳液から濃密な香りが立つので化粧水のほうはライトなのかもしれません。
加えてシリーズ共通のトリートメント成分として「たけのこ皮エキス(モウソウチクたけのこ皮エキス)」を採用してます。
・抗酸化作用
・ヒアルロン酸生成促進
・コラーゲン合成促進作用
・毛細血管強化作用
たけのこの汁にそこまでの効果があるかは疑問ですが、何かしら皮にはポルフィリンとかの抗酸化作用のある成分が入っているので、スキンケアを扱うところは重宝しがちです。
肝心の中身
では早速
水 | |
BG | |
DPG | |
グリセリン | |
アセチルヒアルロン酸Na | |
アロエベラ葉エキス | 保湿・美白 |
グリコシルトレハロース | |
マテチャ葉エキス | 保湿・抗糖化・フリーラジカル消去 |
モウソウチクたけのこ皮エキス | おにぎりの皮 保湿・抗菌・抗酸化・ハリ |
水溶性プロテオグリカン | |
PEG-30フィトステロール | |
エタノール | |
セラミドNG | 保湿 |
リン酸2Na | |
リン酸Na | |
加水分解水添デンプン | |
水添レシチン | |
フェノキシエタノール | |
香料 | |
カラメル |
テクスチャーと同じくサッパリした内容です。少ないですね。
黄色く色付けしたのが、この化粧水の効果を説明するのにいいかなと思ったところです。
それ以外はテクスチャーとかをよくするための物です。
アロエベラ葉エキス | 保湿・美白 |
マテチャ葉エキス | 保湿・抗糖化・フリーラジカル消去 |
モウソウチクたけのこ皮エキス | 重要成分 |
セラミドNG | 保湿 |
例えば「肌の透明感」ってのあるじゃないですか。
潤いがあって柔軟性があり、メラニンがほどよくターンオーバーで排出されて、くすみのない血行の良い肌。
それを整えるのに必要なのは根性ではなく、スキンケアで言えば成分です。
ロキソニンもロキソプロフェン入ってないと頭痛いの治りません。
潤い ⇒ セラミドNG
くすみ ⇒ マテ茶エキス
メラニン ⇒ アロエベラ葉エキス
血流改善 ⇒ タケノコ皮エキス
って感じです。
効果がかぶっているのもあるのですが、無理やり当てはめるとこんな感じになります。
潤い爆弾ってよりも透明感化粧水
じゃないかなと思います。
ハイドロボムってほどハイドロボムってないので、いい意味で名前負けしてます。お前のいいところはそこじゃない。
その名前を冠したいなら幹細胞とか?発酵系エキスとか?分かりやすい成分を是非入れてあげて下さい。
ついでなのでイドラクラリティと比べてみる
全成分です。
フラルネ | イドラクラリティ |
水 | 精製水 |
BG | 濃グリセリン |
DPG | 1,3-ブチレングリコール |
グリセリン | ジプロピレングリコール |
アセチルヒアルロン酸Na | エタノール |
アロエベラ葉エキス | d-トコフェロール |
グリコシルトレハロース | アデノシン三リン酸二ナ トリウム |
マテチャ葉エキス | グリシン |
モウソウチクたけのこ皮エキス | セイヨウナシ果汁発酵液 |
水溶性プロテオグリカン | チョウジエキス |
PEG-30フィトステロール | ブクリョウエキス |
エタノール | プルーン酵素分解物 |
セラミドNG | ヨモギエキス |
リン酸2Na | レイシエキス |
リン酸Na | 異性化糖 |
加水分解水添デンプン | オレイン酸エチル |
水添レシチン | クエン酸 |
フェノキシエタノール | クエン酸ナトリウム |
香料 | シロキクラゲ多糖体 |
カラメル | セスキオレイン酸ソルビタン |
トリ2-エチルヘキサン酸 グリセリル | |
フィトステロール | |
ポリオキシエチレンアルキル(12~15) エーテルリン酸(8E.O.) | |
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 | |
リン酸一水素ナトリウム | |
リン酸二水素ナトリウム | |
水素添加大豆リン脂質 | |
無水エタノール | |
フェノキシエタノール | |
香料 |
成分は多ければいいというものではないです。例えばSKⅡとかね。あれはピテラ一本槍+αで数十年頑張ってます。
先ほどまで、あれ?意外とハイドロボムって色々できるじゃない?って思いませんでした?比較してみると
ハイドロボムで出来ることはイドラクラリティでも出来る。
しかもイドラクラリティの方は医薬部外品で肌荒れ改善成分が入っている。
です。
ハイドロボム・・・・残念!
買いか?
どうしてもイドラクラリティとは比べられる運命にあると思います。乳液先行スキンケアの宿命です。
イドラクラリティとは違う製品作りを目指していると思いますが、同じ5500円の化粧水なのだから、もっと決定的な差をつけてほしいです。
それぞれ2本目の前にあったらイドラクラリティを取ります。正直者だからハイドロボムも差し上げますって言われたら
「イドラクラリティをもう一本ください」っていうと思います。
以上です。