【イプサ ザ・タイムRアクア】の評価が中身とそぐわない気がするので他と比べてみた。

IPSA(イプサ)
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どうもです。
結構前から思っている事がありまして、今回は逆張りの内容になります。ご紹介します。こちら

イプサ ザ・タイムRアクア

美容について興味がある人で知らない人はいないと思いますが、それもそうですね。

アットコスメではランキングが常に上位。美的でもマキアでも何かしらの賞に引っかかってます。2002年に発売されて、現行品発売以来売れ続けていて、ここまで長く売れるのも珍しいなぁと思います。

この化粧水がメディアの評価と実態に乖離があるように感じでならない。何回か使ったことありますが、教科書のように普通の化粧水だなぁくらいしか思う事は無くて、否定もしませんがオススメもしない。そんな化粧水。お値段も4400円と、デパコスの中ではそこまで高い商品ではありません。大手ブランドのエントリーモデルくらいの価格くらいかな?20代向け化粧品はこのくらいの価格ですよね。

なので今回はコノ化粧水が同価格帯でどんなもんか?を見てみたいと思います。が、全メーカーはめんどくさいので資生堂グループで比較してみたいと思います。それとこんな事をしても誰も幸せにはならないのは分かってます。でもやってみたいんです。

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イプサ ザ・タイムRアクアって

ザ・タイムRアクア
200ml 4400円
約2か月分

うるおい成分を抱えた水の層を肌表面につくり、キメを整え、ぷるぷると水*をまとったようなみずみずしい感触を持続させる薬用化粧水。
イプサ独自の保湿成分「アクアプレゼンターIII」が、肌表面にうるおい成分を留まらせる人工的な水の層をつくり、乾燥状態に応じて水分を与えるとともに逃さないようにするので、肌が水で満たされた状態が持続します。
また、水で満たされることでうるおいバランスの整ったテカリにくい肌に整え、有効成分が肌荒れや大人の肌のニキビを防ぎます。

特徴としては
・アクアプレゼンターⅢ
・トラネキサム酸配合
・グリチルリチン酸ジカリウム配合
・アルコール、油分フリー

・無香料、無着色
ってところでしょうか。こいつの便利なところがお手入れのどのタイミングで使ってもいいという点かなと。まぁ普通は化粧水として使うと思いますけどね。

〇アクアプレゼンターⅢ
商品名にもついているように、アクア=水なので肌の水分について特に拘ってます。

化粧水なのでこだわって当たり前ですが、異なる3つの水を絶え間なく肌に供給し続ける事でうるおいを保つようです。

〇トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
コチラは美白有効成分と肌荒れ改善成分です。シミの中でも炎症による原因を抑制してくれるのでグリチルリチン酸ジカリウムと同様に抗炎症成分として配合していることもあります。

〇色々フリー
肌に不安がある人でも優しそう

〇肝心の中身

<有効成分>
トラネキサム酸*
グリチルリチン酸ジカリウム*
<全成分>
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
dl-α-トコフェロール2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩
シャクヤクエキス
精製水
ジプロピレングリコール
濃グリセリン
ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル
ソルビット液
エデト酸二ナトリウム
クエン酸
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液
1,3-ブチレングリコール
クエン酸ナトリウム
ピロ亜硫酸ナトリウム
ノバラエキス
マヨラナエキス
テンチャエキス
フェノキシエタノール

中身はかなりスッキリしてます。あんまり余計な物をいれてませんが、こんな植物成分が配合されてます。

シャクヤクエキス抗炎症
ノバラエキスエラスチン分解抑制
マヨラナエキス水分保持機能
テンチャエキス脂肪細胞縮小※真皮環境改善

意外とエイジングケア効果もあるのかな?って内容ですが、発売されたのが2014年と10年前なので(2024年現在)これらの効果が発見される前の成分だと思います。なので保湿と抗炎症くらいに思った方がいいと思われます。

色々比較

では同価格のライバルたちに登場してもらいます。今回ご用意したのはコチラ

エリクシールルフレバランシング ウォーター168ml 2750円
エリクシールリフトモイストローションSP1170ml 3300円
エリクシールホワイトブライトニング ローション WT170ml 3630円
ベネフィーククリアローション 1・化粧水170ml 4950円
SHISEIDO スキンケアジェントルフォース トリートメント ソフナー150ml 5170円
プリオール薬用 高保湿化粧水 さらっとしっとり160ml 3300円
dプログラムバランスケア ローションMB125ml 3740円
HAKUアクティブメラノリリーサー120ml 4950円
アクアレーベルバランスケアローションM200ml 1760円

ね?資生堂しか出さないの分かりますよね?資生堂だけでも近いかなぁなんて思ったのを拾ったらコノ有様です。他のメーカーまでやってられないっス。早速選手入場してもらうとします。

ザ・タイムRアクア vs ジェントルフォース トリートメント ソフナー

まずは敏感肌対決。デパコス資生堂の低刺激設計です。無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリー的なヤツです。

SHISEIDO スキンケア
ジェントルフォース トリートメント ソフナー
150ml 5170円

色の付いている部分は共通成分です。やはりイプサは資生堂系何だなぁというのがよく分かるくらいの一致具合。ジェントルフォースのがとろみがありそうな感じです。というか大差ないです。植物成分の効き目も同じような抗酸化、抗炎症かなと。
一発目でアレですが、値段が1000円位安いイプサの方がいいですね。

先にご紹介しておくと、成分表のやや上の方にアセチル化ヒアルロン酸ナトリウムというのがありますが、これはいわゆるスーパーヒアルロン酸というヤツ。普通のヒアルロン酸より保湿効果が高いと思って下さい。高級スキンケアのクレ・ド・ポー ボーテでも採用しているヒアルロン酸です。ちなみにアクアレーベルでも採用しているヒアルロン酸です。

次。

ザ・タイムRアクア vs バランスケア ローションMB

dプログラムは完全敏感肌専用スキンケアです。

dプログラム
バランスケア ローションMB

125ml 3740円

まさかの共通部分がジェントルフォースと完全一致♨。ただdプログラムは美肌菌による潤い産生とバリア機能強化+赤みの抑制が出来ます。
イプサも肌に優しいのですが、肌質の改善を目指すならdプログラムの青の方がいいと思います。

次。

ザ・タイムRアクア vs エリクシール三姉妹

まとめて行きます。

エリクシールルフレ
バランシング ウォーター

168ml 2750円

全くの他人ですね。そもそもデパコスですらないエリクシールのうえにルフレなので比較する人はいないですよね。ただ、ルフレは20代向けのスキンケアという事で、毛穴や皮脂関連のお手入れが可能です。過酸化脂質の抑制とかですね。医薬部外品ではないですが、それに代わるメラニンと抗炎症作用があります。なりたい肌が明確ならルフレはありです。

次。

エリクシール
リフトモイストローションSP1

170ml 3300円

エイジングに興味なければエリクシールはお呼びじゃない。わけでは無く。イプサはお水をとにかく送り込んだり保持したりします。エリクシールは角層の細胞そのものを良好に育てます。免疫面からもやってくれます。ただ、エリクシールは独特のアルコール感があるので、イプサとはある意味真逆な存在ですね。肌に不安が泣けでイプサを選ぶ理由はありません。

次。

エリクシール ホワイト
ブライトニング ローション WT

170ml 3630円

目的が潤い+ハリ+シミなのでイプサのような保湿特化とは別カテゴリになりますね。でもイプサはトラネキサム酸を配合しているので、美白効果を少しウリにしている部分もあります。エリクシールホワイトは4MSKというトラネキサム酸の次世代の美白有効成分が入ってます。効き方が違うので比較になりませんが、単純な肌効果と価格を比べると、こちらもイプサを選ぶ理由はないかなと。

次。

ザ・タイムRアクア vs ベネフィーク クリアローション

ボタニカルなスキンケアのベネフィーク

ベネフィーク
クリアローション 1

170ml 4950円

そろそろお気づきの方もいると思いますが、イプサの色の付いている部分はほぼ同じです。処方は違うと思いますけどね。資生堂系のの中身ってこんなもんです。話を戻してベネフィークは保湿はモチロン、抗酸化・抗炎症・血行促進・真皮賦活とエイジング効果マシマシです。とりわけイプサは20代だとするとベネフィークは30代以降なかんじ。+1000円で充実のお手入れです。

次。

ザ・タイムRアクア vs 薬用 高保湿化粧水

プリオールです。はい。絶対比較するのは間違っているスキンケアですがやっておきます。

プリオール
薬用 高保湿化粧水

160ml 3300円

クリアな色に毒々しい色、無香料に華やかな香り、みずみずしさにトロミと最も正反対の存在です。プリオールは中身は大したことないですが、保湿という面では同じレベルかと。でも悩む人はいないよね。

次。

ザ・タイムRアクア vs HAKU アクティブメラノリリーサー

美白美容液のHAKUから出ている化粧水です。2015年発売なので結構前ですが、一番年が近いです。

HAKU
アクティブメラノリリーサー

120ml 4950円

ん~どっちがどうとは言いにくい。イプサの良いところはいいとして、HAKUは角層のコンディションを良くしてくれます。なのでHAKUをふき取りとして使ってイプサを馴染ませると相性いいかもですね。

次。

ザ・タイムRアクア vs アクアレーベル バランスケアローションM

こちらでトリになります。というかコレを見てほしい伏線ですね。今までのが

アクアレーベル 
バランスケアローションM

200ml 1760円

もはや双子ですねwww個人的にアクアレーベルは安物感があって好きではないですが、世に言うコスパを持ち出したらアクアレーベルは最強でしょうね。こちらの赤はご覧の通り、イプサとの一致率が一番高く・価格は半分以下・容量は一緒・医薬部外品も一緒です。タイムRアクアの空き容器にはアクアレーベルをブッコんでおいてください。アクアレーベルは細胞間脂質・基底膜・真皮のケアができます。資生堂の中でもいてはいけない存在。それがアクアレーベル。

イプサのいい所

実は某サイトで質問してみました。イプサのいい所は?みたいな。以下の回答です。
・よくも悪くも普通
・合わない人があまりいない
・値段が丁度いい
・使いやすい
・敏感肌でも使える
・万人受け
・ランキングが上位
・潤ってクセがない
・パッケージがカワイイ

・デパコス入門
などなど。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

クチコミでも概ねそれに準じた声が多いですね。保湿感や浸透感を感じる人もいれば、シャバシャバしていて浸透しているよりは肌の上に乗っている感じ。という人もいます。

一番多い悪口は

ただの水

という事でいかがでしょうか。
でもね!中身がどうであれ!
「肌荒れが治りました!」
「乾燥してどうしようもないのに治りました!」
「クセになります!」
という具合に、使っている本人が幸せなのが一番いいと思います。中身はスカスカではないけど、もらっている評価よりはスカスカな化粧水。イプサ ザ・タイムRアクアでした。
腐ってはいないけどデパコスはデパコス。是非その価値をフルに堪能するためにもカウンターで買ってあげてください。

以上です。

ビブダン研究所的 【オススメ美白美容液】
シミ・色むら・肝斑をとにかく何とかしたい方
最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
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