はい!毎年のお楽しみ!
クソコスオブザイヤーの発表です。
今年もいろいろ発売されましたが、その中でも特にこれは・・・・というものを化粧水・乳液・美容液・クリーム・部分用の5つのカテゴリでクソコスを選定いたしましたのでお付き合いください。
あくまで私個人の意見で、エンターテイメントとしてご覧いただければと思います。苦情は甘んじて受け止めますのでよろしくお願いいたします。
クソコスオブザイヤー 化粧水部門

タカミ
タカミローション Ⅰ/Ⅱ
100mL 4,070円
150mL 5,940円
2025年10月1日
美容皮膚発想
角質しなやかに 肌本来の潤い、めぐる。
タカミの“好潤感”化粧水。毎日生まれ変わる肌だからこそ、毎日のスキンケアでその肌代謝を整え美しくすこやかな角質を育てること、それがタカミの角質美容。
タカミローションは、ただ潤いを与えるだけでなく、自らが潤いを作る力に着目し、老化サイクルの起点となる角質の柔軟性を取り戻すことで、潤いを超えたさまざまな美肌効果をご実感いただけます。
これは数ある化粧水のミドルクラスの中でもダントツでヤバい。
下半期編でも下げまくったのですが、5,000円台の化粧水ともなると様々な美容成分をぶち込んで差別化するところ、この化粧水は差別化の土俵にそもそも載っていないくらいのスッカスカ化粧水になります。
悩みが「乾燥」以上!って人にはいいかもしれませんが、だったらこれでなくては改善できないってことはないと思います。
化粧水として構成される普通の成分のみの工夫の無さにガッカリです。
エイジングケアもできますが、5,000円台に期待するような効果はないので・・・・どうしても買いたい方は美容液や乳液で効果を補完してあげてください。
クソコスオブザイヤー 乳液部門
なしですね。
ポーラやエスト、アルビオンなどの有名ブランドから多く発売されましたが、価格と機能のバランスやブランド特徴をしっかりとらえた商品が多くありました。



プチプラでもドクターシーラボやトランシーノと、実は豊作な年だったんですよね。
なので残念ながらランクイン無しです。来年は各メーカー頑張ってください!
クソコスオブザイヤー 美容液部門

コスメデコルテ
AQ 毛穴美容液オイル
40mL 11,000円
2025年5月16日発売
毛穴角栓を溶かし崩し、黒ずみ・ザラつきのない美しい肌へ。
量子コンピューターが導き出した
最適解から生まれた、クレンジング美容液。
これはね。美容液部門でいいのか悩みましたがアリでしょう。
人類だれしもが悩む「角栓」にフォーカスしまくったお品でして、ぶっちゃけ角栓は取れません。
取れない事や、角栓を取り出して実際「溶解しない」ことについてコーセーさんに電話で問い合わせてもろくな回答がない。
ろくな回答というのは「自社で角栓が解けることを確認しております。」というような回答以上のことは何もないって意味です。
ただ化粧品はあくまで化粧品なので、過度な期待はするべきではないかもしれませんね。
ただ実際溶解すると表示しているし、お値段も1万オーバーです。
口コミを見ても
「テクスチャーが凄い滑らか!」
「お肌がツルツルになる!」
「香りが凄くいい!」
などばかりで、角栓が実際溶解して取れるような内容は皆無です。
いい加減に角栓商売はやめた方がいいと思うよ。
クソコスオブザイヤー クリーム部門

KANEBO
クリーム イン デイⅡ
40g 9,350円
SPF30 PA+++
クリーム イン ナイトⅡ
50g 13,750円
2025年9月5日発売
<デイ>
「胎脂」それは、かつて全ての肌を守ってきた起源のスキンケア。
乾燥や紫外線にさらされる日中の肌に、今こそ、過酷な乾燥から肌を守る「胎脂」の力に学んだ朝クリームを。
日中心地よいうるおいで包み込み、柔らかさ漲るいきいきとしたツヤ肌へ。
<ナイト>
「胎脂」それは、かつて全ての肌を守ってきた起源のスキンケア。
明日へと続く睡眠中の肌に、今こそ、過酷な乾燥から肌を守る「胎脂」の力に学んだ夜クリームを。
眠っている間じゅううるおいで包み込み、柔らかさ漲るもっちりとしたハリ肌へ
睡眠中の肌をうるおいで満たし、柔らかさ漲るもっちりとしたハリ肌へ導く夜クリーム
KANEBOが嫌いなんですか?ってよくコメントをいだたくのですが、嫌いじゃないですwww
これはね。とにかく
進化がない
リニューアルはしましたが
お得意の疑似胎脂にセラミドを混ぜ
各社でいれまくっている流れに乗ったかナイアシンアミド配合・・・
他にもモリモリ変更が加えられましたが、これはもはや「胎脂」のクリームと銘打つのはどうなんかな?って気がします。人によってはナイアシンアミドのクリームって視点に代わってしまいましたよね。
私は価格に対してこの効果はどうなん?って評価をすることが多いですが、少なくともデパコスなのですから、プライドは守ってほしかった。
クソコスオブザイヤー 部分用部門

SHISEIDO ビオパフォーマンス
マイクロクリック コンセントレート
1.4ml 36,300円
2025年5月1日発売
バイオテクノロジーに基づく未来的なアプローチで、既存の美の枠を超えた体験を創造します。資生堂独自の18本の芯を搭載したアプリケーターが、気になる悩みをマイクロレベルの精度で狙ってケアする未来型スキンケアです。クリックするたびに、18本の芯が刺激します。
悩みに応じて、乾燥小じわの気になる目もと、小鼻から口もとにかけての気になるエリア、毛穴の気になる頬などに、集中的にお使いいただけます。肌にハリ感を与え、乾燥小じわが目立たない明るい肌に導きます。
ナイアシンアミド(うるおい保護)配合の美容液を肌に正確に届け、心地よい物理的な刺激を与えることで、確かな手ごたえを感じられる「プリサイスデリバリー テクノロジー」搭載。バリアフィルコンプレックス配合で肌のうるおいバリア機能をすこやかに保ちます。
こちらは平たく言うと
ナイアシンアミドをめちゃくちゃ
肌にぶち込める美容液
です。
年間使うと約20~30万の費用が掛かります。
はい
誰が買うんだ?
そもそも化粧品カテゴリなので、劇的な効果は期待しにくいかな?なので継続使用する人は少ないと思います。だったらお医者さんで本物のハリをぶち込んでもらった方がいいですよね。
技術は素晴らしいですが、方向性が明後日の方を向いている気がしますね。美容部員さんもこういう商品があると、頭のどこかにこの商品の存在がチラつくので、普通の基礎化粧品ラインの部分用ケア以外のこの商品の提案も気にしなくてはいけない・・・・ので正直、邪魔だと思います。ストック場所も取るしね。
以上・・・
ということでクソコスオブザイヤーでした。
こんな感じ各部門取り上げましたが、あくまで私個人が金があっても絶対買わないかな?って商品でして、もしカウンセリングをして「ぴったりだなこの商品!」って場合は普通に紹介すると思います。。
例えばカネボウのクリームとか、特徴が増えてしまいましたが普通に使いやすいですしね。
タカミローションはあまり余計なものが入っていないのが好きって人にはコレがいいんじゃない?って紹介するかも。
人の肌は千差万別なので、自分が気に入った商品は自信をもって使ったってください。
スキンケアは人生を豊かにする手段の一つに過ぎませんからね。
でも劇的に豊かになるケースもあるので、その商品の手助けを来年もぜひやらせていただければと思います。
以上です。