どうもです。
花粉で死にそうです。
さて事今年春から色々出ていてスルーしていたのですがやはり美白物は気になります。
以前こんな記事を書いたのですが、ディオールさんの美白美容液を少し批判した内容です。
ただこの内容は「美白美容液」として見た場合の事であり、「普通の美容液」として見た場合はちゃんとした製品だと思います。
この記事にも少し関わるので、前半だけでも目を通していただくと分かりやすいかもしれません。
そんなシリーズからクリームが発売されました。
ディオール スノー エッセンス オブ ライト クリーム
<医薬部外品>
50g
14300円
とのことです。
ん?セラムの商品説明も見てみますね。
まぁ同じシリーズだからいいでしょう!
多少似通っちゃいますよね。
過去記事です。
どんな特徴なのか?
〇L-アスコルビン酸 2-グルコシド<医薬部外品>
ちまたで言うところのビタミンC誘導体の事です。シミを抑えるビタミンCが長~~~~~~~~く肌にとどめってくれるので、とても効果的な美容成分で知られてます。あらゆるスキンケアに入ってます。
〇グリチルリチン酸ジカリウム<医薬部外品>
敏感肌用でもよく入ってますね。肌荒れを防止してくれる成分です。肌荒れがシミの原因にもなりうるので入っていると安心します。
〇エーデルワイスエキス
これは良くディオール製品で推しているやつで、コラーゲンやヒアルロン酸を分解する酵素を抑制・
チロシナーゼ活性阻害・消炎作用・殺菌作用・抗酸化作用
って感じです。コレ一つで結構効果があるんですよね。ただしこれは医薬部外品としてではないのでご注意ください。認可をあえて取らないってのもありそうですけど。
〇グルコン酸亜鉛
ディオールさんはシミの原因の中でも「皮脂」によるシミの発生について有力視してます。
皮脂⇒肌に残る⇒酸化⇒過酸化脂質になる⇒メラニンに刺激が行く⇒シミになる
っていう理屈です。
そしてこの成分は皮脂を抑制しつつ肌を保湿してくれます。皮脂を抑えると乾燥しますので、その対策もしてくれるものですね。
〇他には
・チンピエキス:メラミン抑制、抗酸化
・トウキエキス:チロシナーゼ活性阻害
正直、「シミ」としての効果はどうしても低いかなぁ????と思ってしまいます。ビタミン誘導体が悪いわけでは無いですし、エーデルワイスエキスが効果がないとは言いませんが、シミのより新しい知見を取り入れてほしいなぁと思います。皮脂の抑制してもシミはケア出来ないんじゃないかと・・・・
クリームとセラムの違い
クリームとセラムではそもそもお手入れが違うのですが、中身の成分はどんな違いがあるのか気になったので調べてみました。
色付きのところは共通成分になります。つまり色のついていない所が大きな違いになりうるんじゃないかなと思います。
<ブランド> | <ブランド> |
ディオール | ディオール |
<品名/分類> | <品名/分類> |
ディオール スノー エッセンス オブ ライト クリーム (医薬部外品)/クリーム | ディオール スノー アルティメット エッセンス オブ ライト (医薬部外品)/美容液 |
<特徴> | <特徴> |
美容液ディオール スノー アルティメット エッセンス オブ ライトに続き、4つの効果効能(*1)を持つ医薬部外品として承認を取得した薬用美白* クリーム。ディオールガーデンで生まれた純白のエーデルワイスエキス(*2)をたっぷりと配合し、肌を保湿しながら本来のクリアな輝きを甦らせます。使うたびピュアな光で満たし、トーンアップした印象へと導きます。 保湿効果の高いこのクリームは、肌のきめ、なめらかさ、透明感といった肌の明るさに関わるクオリティーを1日中保ちます。まるで雪の上で光が反射するように、肌の輝きをキープ。肌は柔らかくなめらかに美白(*)し、うるおいが高まります。 | ディオール初の4つの効果効能(*1)を持つ医薬部外品として承認を取得した薬用美白(*)美容液。ディオールガーデンで生まれた純白の花で知られるエーデルワイス(*2)と画期的なD-NA ライト リブート テクノロジーを組み合わせることで、理想的な明るさをもたらす肌のきめを整え、なめらかで透明感のある肌に導きます。 グルコン酸亜鉛(*3)と自然由来のエーデルワイス エキス(*2)を配合。肌の潤いバランスを整え、どこまでも澄みわたる、くすみ(*4)のない透明感あふれる肌へと導きます。 |
<発売日> | <発売日> |
2022年2月25日 | 2021年2月25日 |
<内容量/定価/コストパフォーマンス> | <内容量/定価/コストパフォーマンス> |
50ml/14300円/286円:1g | 50ml/22000円/440円:1ml |
<有効成分①> | <有効成分①> |
L-アスコルビン酸2-グルコシド | L-アスコルビン酸 2-グルコシド |
<有効成分②> | <有効成分②> |
グリチルリチン酸ジカリウム | グリチルリチン酸ジカリウム |
<全成分> | <全成分> |
精製水 | 精製水 |
グリセリン | グリセリン |
1.2-ペンタンジオール | 1.3-ブチレングリコール |
ジ(カプリル・カブリン酸)プロピレングリコール | 1.3-プロパンジオール |
1.3-ブチレングリコール | 1,2-ペンタンジオール |
アラキルグルコシド・アラキル アルコール・ベヘニルアルコール | イソノナン酸イソノニル |
エタノール | 2-アミノ-2-ヒドロキシメ チル-1,3-プロパンジオール |
トリ(カプリル・カフリン酸)グリセリル | メチルポリシロキサン |
2-アミノ-2-ヒドロキシメチ ル-1,3-プロパンジオール | ポリオキシエチレンステアリルエーテル |
セタノール | エタノール |
ステアリルアルコール | クルイベロミセス酵母エキス |
メチルポリシロキサン | 乳酸 |
乳酸 | エーデルワイスエキス |
ポリオキシエチレン ステアリルエーテル | セルロース末 |
NE-ラウロイル-L-リジン | マルチトール |
クエン酸ナトリウム | 無水ケイ酸 |
12-オクタンジオール | 12-オクタンジオール |
カルボキシビニルボリマー | クエン酸ナトリウム |
グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル | アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 |
クロルフェネシン | グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル |
香料 | クロルフェネシン |
エーデルワイスエキス | ベヘニルアルコール |
大豆リン脂質 | ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル |
グルコン酸亜鉛 | キサンタンガム |
ゼニアオイエキス | 香料 |
キサンタンガム | 酸化チタン |
チンピエキス | チンピエキス |
クエン酸 | エクトイン |
ソルビン酸カリウム | 大豆リン脂質 |
ピロ亜硫酸ナトリウム | グルコン酸亜鉛 |
安息香酸ナトリウム | マイカ |
ブドウ糖 | アルカリゲネス産生多糖体 |
トウキエキス(1) | クエン酸 |
dl-a-トコフェロール | 安息香酸ナトリウム |
デオキシリボ核酸ナトリウム | 水酸化アルミニウム |
ソルビン酸カリウム | |
ステアリン酸 | |
フェノキシエタノール | |
dl-a-トコフェロール | |
デオキシリボ核酸ナトリウム |
セラムの方がいっぱい入ってますね。共通の成分も多いですが
恐らくほとんどがテクスチャーとか安定剤やらかな?セラムの方にクルイベロミセス酵母エキスという保湿成分がはいっているので、成分上の保湿効果は美容液の方が高そうです。
肌が明るく透明感に溢れる印象にしてくれるのは美容液の方
それは酸化チタンとマイカが入っているからです。
それぞれ白く演出したり、パールだったりするのでスキンケアというよりはメイク効果に近いです。
これが特別ってわけでは無く、スキンケアには意外と入っているので気にしないでください。よく入ってますので
どっちでもいいかもしれない
クリームはやはり高い保湿効果でしょうか。
皮膚温も一定にし、パックのように肌を保護してより高いお手入れをするためには必須の製品です。
美容液はその高い浸透性とベタツキの少なさで、ファンデーションのノリをよりよくするようにキメを整えますから暑い時期にももってこいです。
肝心の成分はほとんど共通しているのと、価格で見たときにクリームの方がお求めやすめなので費用面では継続しやすいですよね。
つまり効果は大差なさそうなので好みでいいんじゃない?です。
ちなみに製品の説明の中に
朝晩ディオール スノー エッセンス オブ ライト クリームとディオール スノー アルティメット エッセンス オブ ライト(*4)(薬用美容液)を組み合わせてご使用いただくことで、さらにトーンアップした印象に。
でしょうね!!パール入ってんだから!
ただそこで言うと
クリームには余計なものは入っていない。
ともいえるので、クリームへの選択肢は純粋なスキンケア効果だけあればいいと思う人にはよさそうです。
あと箇条書きにしてしまえば、保湿・シワ・シミ・くすみ・肌荒れ・透明感・皮脂抑制という感じで、かなり高機能なクリームである事には変わりはありません。
最後に成分の最後に「デオキシリボ核酸ナトリウム」とありますが、DNAレベルでのケアが出来る!の裏付け成分だと思いますがただの保湿成分です。
以上です。