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【大塚製薬の美白美容液】リジュブネイトエキス←最新ではない そしてシミは厳しいと思う理由

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どうもです!
美白してますか?私はしてません。化粧水の中に美白成分が入っているからまぁいいかぁなんて思ってます。

どっちかっていうと日焼け止めの方をちゃんとしようかな?とか思ってます。

なので今回は美白美容液の気になってたやつを掘っていきたいのですが、デパコスばっかだったので大塚製薬さんの美白美容液を取り上げてみます。

知らない人ももしかしたらいるかもしれないので少し捕捉しますが
オロナミンCだけ作っている会社じゃないっス!
スキンケアもしっかりだしていてコチラは見たことあるんじゃないでしょうか?

ウル・オス
です。男子のやつね。

そして大塚製薬のスキンケアではこんなのがあります。

インナーシグナル

健やかな肌を保つために重要なことは、エネルギー代謝の活性化であると考えた大塚製薬は1,000種類以上の植物や酵母などを調べ、独自の研究を重ね、2004年に、薬用有効成分「エナジーシグナルAMP」の開発に成功。美白分野で「メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ」という初めての効能効果を取得しました。ターンオーバーを促すことで、メラニンを蓄積させないという、肌にとって自然でポジティブな美白アプローチ「排出美白」がコンセプトのブランドです。

って感じです。
実はこれ以上掘るところがないくらいこれがすべてな感じがします。が、せっかくなので掘っていきますのでお付き合いください。

動画でもしゃべってますのでみてってください。

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リジュブネイトエキスって

まず最初に!

大塚製薬のホームページを見ればわかる(‘Д’)

【公式】インナーシグナル(InnerSignal)化粧品 | 大塚製薬スキンケア 通販
大塚製薬インナーシグナル公式サイト。大塚製薬が10年の歳月をかけて研究・開発。健やかさを美しさにつなげる「健粧品」という考えに基づいています。独自の薬用有効成分「エナジーシグナルAMP」を配合し、シミ対策をしながら、健やかな美肌に導きます。

ゲロが出そうなくらいしっかり説明してくれてます。
簡単に言うとインナーシグナルという肌の健康を目指したスキンケアラインであり、その健康のカギは何か?となった時に肌のターンオーバーが重要だね!ってなりました。

平たく言うと大塚製薬さんは、「おばちゃんの肌は代謝が悪いからよくしましょう。」って言いたいわけです。私が言ってるんじゃないですよ?大塚製薬さんです。
で、シミが気になるなぁって時に、実はその原因はターンオーバーの悪さに原因があることが分かりました。メラニンを含んだ細胞が肌のなかでいつまでもダラダラ居続けるもんだからシミにもなるしくすみにもなるし、乾燥肌の原因になり、小じわにもつながります。

だから大塚製薬さんは

「せや!ターンオーバーよくすればシミを早く出せるじゃん!」

ってなりました。
そんな効果を持たせた美容液が

リジュブネイトエキス

30ml 11000円 約1か月分

エナジーシグナルAMPを母細胞まですばやく届け、エネルギー代謝を高めて、肌の生まれ変わりを後押しします。
メラニンを古い角質とともに排出する美白ケアで、クリアな肌へ。
同時に角質層をうるおいで満たし、乾燥による小ジワを目立たなくします。

で、説明文にもある母細胞は、表皮の一番下にある基底層の事です。そこから細胞が埋めれるのでそこに成分を届けます。その成分であるエナジーシグナルAMPってのがさっき言ったターンオーバーをよくする事ができる美白有効成分です。なので医薬部外品。
そんなエナジーシグナルAMPはアデノシン一リン酸二ナトリウム OTっていう成分の事です。

ターンオーバーは細胞が正常に分裂・増殖して皮膚の恒常性を維持するため、エネルギー伝達物質のATPの供給が必要不可欠なのですが、そのATPってのがアデノシンリン酸二ナトリウムで・・・・ちと難しいかと思います。

つまりエネルギーを生むために
いっぱいエネルギーを供給して
いっぱいエネルギーを生むってわけです。

そんな成分を基底層に素早く浸透させて、細胞がどんどんエネルギーを生むため新鮮で元気な細胞がじゃんじゃん生まれてくるわけです。その元気な細胞は有棘層⇒顆粒層⇒角質層へ順調にターンオーバーをしてくれるため、メラニンも一緒に排出した上にエネルギーで満ちてますから乾燥にも強く美しい肌に仕上がるってわけです。

ん???シミと関係なくない??って思った人は鋭いかもしれません。
そうです。シミの原因であるメラノサイトには特に何もしないんです。
だいたいの美白美容液が
・チロシナーゼの活性阻害
・メラニンの還元
・メラノサイトにいく情報伝達物質の阻害

・メラニンの輸送阻害
みたいに、メラノサイトになにかしら関わりがある成分がほとんどなのですが、こちらはそういうことはしないです。

ターンオーバーをよくしてメラニンの排出を促す

ってことしかしないです。ちゃんとHPの内容を見れば分かるのですが、私の説明でもしかしたら「思ってたんと違う?」って感じた人もいるかもしれません。が、最初に言ったように

「おばちゃんの肌は代謝が悪いからよくしましょう。」

なので、若い人にはあまり関係のない美白美容液ってわけです。加齢によって代謝が落ちて、シミが濃くなったとか広くなったとか、そういう人にはある程度有効かな?と思われます。
アプローチは違いますが、資生堂の4MSKというのが近い効果があります。
HPに

美白分野で初めて「メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ」という医薬部外品の効能効果を、2004年10月に取得しました。

美白分野で初めてなんだ!って思いますがちゃんと書いてます。2004年・・・軽く20年前ですね。20年前です。
なのでもっと他にも効果があるのか?って思いますよね。なので中身を見てみよう

肝心の中身

アデノシン一リン酸二ナトリウム OT
グリチルリチン酸2K
濃グリセリン
スクワラン
イソステアリン酸ポリグリセリル
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
イソステアロイル乳酸Na
ステアリン酸ポリグリセリル
無水エタノール
パラベン
水酸化Na
精製水

潔し!
グリチルリチン酸2Kは肌荒れニキビとかにいい成分です。他は特になし!!
つまり、ターンオーバーをよくして肌荒れを改善する美容液です。ターンオーバーがよくなるのでシミも薄くなるでしょうし、くすみや毛穴、乾燥もケア出来ます。
が、
コレで11000円は高いね。しかも1か月分。混じりっけのあまりないシンプルな美容液と言えば聞こえはいいですが、割高感は否めません。
メラノサイトについてはほぼ何もしてくれないので、日焼け止めは必須!というか日焼け止めなしにはただの代謝をよくする美容液どまりです。
使い続ける事で肌は美しくなるのですが、目的がシミの場合は厳しすぎますね。

そんなあなたに本日のおすすめはこちらです。

サクラエ ダブアクションセラム

これも大塚製薬です。

「抑制」美白と「排出」美白。
ダブルの美白有効成分を重ねた日本初の薬用美白美容液。使い続けることにより、メラニンの抑制と排出を繰り返す「メラニン クリアサイクル」が生まれ、肌の過剰なメラニンをゼロに近づけ、澄みわたる大人肌へと導きます。

30ml 13000円なので2000円高いです。その分ある効果が付帯されております。説明文にもある通り

メラニンの生成を抑制をしてくれる!!

よかった!大塚製薬の美白美容液はただのターンオーバーをよくする美白美容液かと思ったら、足りない部分を補ってくれる美白美容液がちゃんとありました!
なので、メラノサイトからのメラニンの生成を抑制し、出来たメラニンも早く排出してくれるので、これなら「シミに効果がある」とどうどうと言える気がします。
ついでなので肝心の中身も見てみましょう。

肝心の中身②

アデノシン一リン酸二ナトリウムOT
アスコルビン酸2-グルコシド
精製水
テトラオクタン酸ペンタエリスリット
濃グリセリン
シュガースクワラン
ペンチレングリコール
ソルビトール発酵多糖液
アミノヒドロキシメチルプロパンジオール
ジグリセリン
POEメチルグルコシド
イソステアリン酸フィトステリル
 マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル
トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリル
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
ポリグリセリン
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
1,2-ヘキサンジオール
フェノキシエタノール
ポリリン酸Na
香料

アレ?あ~・・・サクラエとか言うもんだから桜由来の何かが入っているのかと思いきや!!そんなん何も入ってませんね。どうやら紅色に薄い白を重ねた「櫻の重」っていう透き通るような生地を目指したい。というコンセプトのようです。

そして先ほどのメラニンの生成抑制は‥‥なんとビタミンC誘導体みたいですね。いや、別に悪くはないんですが‥‥ビタミンC誘導体か‥‥

ダブルの美白成分が世界初!みたいなことも書いていたのですが、あくまで抑制と排出は世界初ですかね。美白成分がダブルで入っているのは今では珍しくないのと、有効成分にしていない美白成分も世の中にはあるのでイマイチ弱いですね。

買いか?

こちらは資生堂のHAKU メラノフォーカスEVです。

4-メトキシサリチル酸カリウム塩
トラネキサム酸
エイジツエキス
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
オトギリソウエキス
イチヤクソウエキス
トルメンチラエキス
ユリエキス

全部のせると多いので肝心な部分だけですが、美白有効成分の他にシミが増える原因について最新の知見を投入した成分でバッチリ固められてます。先ほども書いたように4MSKはメラニンを含む細胞の排出を促すのとチロシナーゼ活性阻害、トラネキサム酸はメラニンが増える情報伝達物質の阻害をしてシミを増やさないようにしてくれます。つまりダブルアクションどころか3~4アクションしてます。
そしてお値段45g11000円 約2~2か月半分です。
今なら特別サイズで20g3740円1か月分もあります。

はい。お気づきだと思いますが完全に上位互換です。シミについての効果は資生堂以外の美白美容液と比較してもそこまで優れているわけでは無いですね。
年齢を重ねた肌にこそ効果を発揮する面もありますが、それならナイアシンアミドとかの方がまだいいような気もします。大塚製薬のコノ美容液でしか得られない効果も確かにありますが、シミの美容液というよりは細胞の賦活美容液っぽい気がします。

なので少し繰り返しになりますが、

40代以下は別に手を出さなくてもいい美容液。

です。悪い美容液ではないですが、競合が多い中ではちょっと成分に安心感が足らん気がします。

以上です。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

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