どうもです。
しつこいですがエクシア シリウスブライトセラムについて動画でもお話ししているのですが、そろそろ情報も出そろってきたので掘ってみたいと思います。
やはりこちらの注目は「NMN」なのですが、肌が若返る効果があるとされているためサプリでも色々販売されている注目成分。それが配合されているとあっては注目しないほうがおかしい位で、現在販売されている美容液にはない機能性に楽しみです。
ただし!!
そんな都合のいい成分がホントに配合されているのか?
ちゃんと効果はあるのか?
そもそもシミのケは出来るのか?
そこんとこ色々掘ってみたいと思いますのでお付き合いください。
ちなみに現時点(2023年3月27日)で予約されている方が多くいらっしゃるので、少し言いづらいところがおおいのですが・・・・・・あくまで多くの意見のうちの一つとして参考までにお願いしますm(__)m
動画でもしゃべってますのでよかったらみてってください
エクシア シリウス ブライト セラムって
2023年4月18日発売
40ml 16500円
美白ポテンシャルが輝きだす。
透明感冴えわたるブライトニング。
美白有効成分コウジ酸配合。
艶めく発光感を誇る美しさへみちびく美白美容液です。
うるおいが凝縮されたようなコクのあるテクスチャーが肌(角層)に素早く浸透。
美白有効成分が角層のすみずみにゆきわたり、メラニンの生成をおさえ、シミ・ソバカスを防ぎ、明るさと透明感に満ちた、しなやかなハリのある肌にみちびきます。
そもそもエクシアってのはなんなのか?
エクシアは結構昔から出ているエイジングケアラインで、乳液が13000円位とお高めなプレステージラインです。幹細胞に着目したスキンケアでリニューアルの度に進化していて、その美白ラインにエクシア ブライトニングがあります。今回の美白美容液はそんな美白ラインから発売されているので、エクシアの機能をふんだんに盛り込んだ美容液です。
アルビオンには色々スキンケアがありますが、エクシアは何がすごいのか?先ほどもちょろっと出ましたが幹細胞に着目してます。
「幹細胞なら珍しく無くね?」って思いますよね。私もですwwwただ一味違うのが
脂肪幹細胞に着目している点
脂肪幹細胞は表皮や真皮を支えている所で名前だけ聞くと嫌な感じですが、もちろん肥大するとたるみの原因とかになりますし、豊満ボデーの方はもれなく肥大してます。
でも脂肪細胞には他にも役割があって
欠損した組織を修復してくれる事
欠損したり衰えた表皮とか線維芽細胞に行って成り代わってくれるんですよね。とっても便利なヤツです。ただ、そういう機能も都合よくいつまでも元気でいてくれるわけでは無く、加齢や紫外線の影響、ホルモンバランスなどで不調になると機能が滴下します。それは困りますよね。なのでそれは何とかせんといかん!
って事で、ウソみたいな名前の成分
・一人静エキス(ヒトリシズカエキス)
・ムラサキシキブエキス
を配合することで、老化の予防だけでなく乾燥、シワ、たるみ、くすみなどのエイジングサインに対抗してくれるってわけです。
そんで今回はブライトニングになるので、美白に関わる成分が追加されています。それがこいつら
・カツミレ水
・ヒバマタエキス
・レモングラスエキス
で抗酸化やメラニンの生成を抑制して、美白有効成分の効果を底上げしてくれます。
そしてそこはやはりエクシアさんで、エイジングならではの美白効果も入っています。
抗糖化やカルボニル化抑制や表皮を柔軟にしてターンオーバーを整えるなど、様々なくすみに対しても効果を発揮してくれます。
さらに今回の美白美容液にはNMNが配合しているというおまけつき!!
NMNについてはコチラをご覧いただきたいのですが
簡単に言うと、NMNを摂取するとNADに変換されて細胞にエネルギーが供給されるので
・エネルギー代謝がよくなる。
・細胞分裂がコントロールされる
・DNAの修復
・エネルギーが産生される
って効果が期待されます。
なのでサプリとかでもいっぱい種類がでてるんですね。
そんな機能があるっていうので「長寿遺伝子」とかもてはやされるわけです。
しかし疑問があります。
そもそもNMNそのものが入っているのか?
似たようなのを入れたNMN風(スキンケアってこういう事よくやりがち)なのをNMNって言っていたり?
なんかモヤモヤするので全成分を見てみましょう
肝心の中身
<有効成分> |
コウジ酸 |
<全成分> |
精製水 |
エタノール |
ポリオキシエチレングリセリン (26E.O.) |
ジブロビレングリコール |
1,3-ブチレングリコール |
メチルポリシロキサン |
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル |
dl-α-トコフェロール |
d-ðート コフェロール |
アボカドエキス |
オリーブ葉エキス |
カモミラエキス(1) |
カモミラ水 |
スイカズラエキス |
ヒマワリ油(1) |
マツリカエキス |
ムラサ キシキブ果実エキス |
リンゴエキス |
レモングラス抽出液 |
一人静エキス |
海藻エキス(1) |
天然ビタミンE |
油溶性セージエキス |
N-ステア ロイル-N-メチルタウリンナトリウム |
N-ラウロイル-L-グルタミン 酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル) |
エデト酸二ナトリウ ム |
オレイン酸エチル |
キサンタンガム |
グリセリン脂肪酸エステル |
コ ハク酸 |
コハク酸二ナトリウム |
セトステアリルアルコール |
ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム |
ベヘニルアルコール |
モ ノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン (20E.O.) |
モノパルミチン酸ソルビタン |
リンゴ酸ジイソステアリル |
流動パラフィン |
フェノキシ エタノール |
香料 |
カラメル |
最初に明らかにしておくと
NMN=ニコチンアミドモノヌクレオチド自体は入ってませんね。
なので代替成分でなんとかするって方向性かな?
赤いラインを引いているのエクシア ブライトニングの共通成分なので、前述の効果が期待できます。
では残ったやつにNMNにかかわりがあるのか?美肌成分をピックアップすると
アボカドエキス | オレイン酸豊富 抗酸化(肌荒れ改善)※成長ホルモン活性 |
オリーブ葉エキス | 抗アレルギー ※真皮カルボニル化抑制(脂質) |
カモミラエキス(1) | 抗アレルギー、抗炎症、メラニン生成阻害 |
カモミラ水 | 肌荒れ改善。紫外線ダメージ軽減 |
スイカズラエキス | 保湿、セラミド合成、角栓形成抑制 |
ヒマワリ油(1) | オレイン酸豊富 抗酸化(肌荒れ改善) |
マツリカエキス | 保湿、抗炎症 |
ムラサキシキブ果実エキス | 脂肪細胞賦活 |
リンゴエキス | 表皮柔軟、収れん |
レモングラス抽出液 | 皮脂バランス、抗菌、脂肪分解 |
一人静エキス | 脂肪幹細胞増殖。脂肪細胞への抑制、 |
海藻エキス(1) | 保湿 |
油溶性セージエキス | 抗アレルギー、抗糖化 |
そして今更ですが、こちらの美容液
シリウスコンプレックスなるものが入っています。
ジャスミン花エキス(マツリカエキス)
+
キンギンカエキス(スイカズラエキス)
そいつがどうやらNMNのなにかしらの効果を持っているようです。
少し話が変わりますが
NMNってそもそもどこからやってくるのか??
NMNはそもそもビタミンB3ですが、ビタミンは体内で産生されません。がNMNは腸内細菌で合成されます。体内で産生される数少ないビタミンのうちの一つがNMNなんです。だからサプリとかで摂取して補うわけですね。
ではスキンケアにおいてはどうなのか?
スキンケアにおいてはよく「誘導体」とか言われるのがありますが、それは成分そのものを配合しても肌の中で分解されたり、そもそも希望の効果に合成されないため、その分解される機能を利用して肌の中で希望の効果を持たせるものです。ビタミンC誘導体と有名ですよね。ビタミンCはすぐ酸化してしまいます。だから肌の中でビタミンCになるようにした技術です。
そして肌に乗せるにしてもNMNは細胞壁を通過しにくいってので
↑構造図になるんですが、これの「P(リン)」の部分のリン酸基を除いたNRってのが通過しやすいんじゃね?ってのがあったります。
ではシリウスブライトセラムのNMNってどうなってんのか?
NMNそのものを配合するしているか?
⇒それはないですね。
NMNが肌の中で産生されるように誘導体とかにしているのか
⇒これは「?」です。
NMNに塩を混ぜて誘導体にする手もあるそうですが、そいつはやっている様子はなさそう
某大学ではNMNを産生する乳酸菌を発見しましたが、それはもちろん入ってないです。
さて・・・・・・・・どうしましょうか?裁判長・・・・・・・
NMN・・・・・・・・見当たりません!!
そして話を戻すと
シリウスコンプレックス(マツリカエキス+スイカヅラエキス)がNMNに対してどうにかする効果を持っているということですね。
では具体的にNMNをどうするのか?
NMNは腸内細菌で合成されるので肌の中ではちと考えずらいです。
マツリカエキスとスイカヅラエキスも当然ですがNMNではありません。
なのでアルビオンさんに問い合わせてみました。
「NMNは入っていないようですが、どんな機能があるんですか?」
「マツリカエキスとスイカヅラエキスがNMNを産生し、NMNを吸収しやすいようにサポートすることができる。」
だそうです。裁判長
あまり突っ込みすぎると回答がそもそも困難だと思うのでそこで「そうなんですねぇ」で終わらせました。
買いか?
こちら美容液のNMNの産生をすることでこんなのが挙げられます。
※アルビオン資料参考
・メラノサイトを正常に戻し、メラニン生成をコントロールする
・メラニンの生成を抑制し、シミを作らせない
・紫外線などによるダメージを受けにくくする
・肌内部の老廃物を一気に分解する
・細胞の老化を防止する
・ダメージを受けた細胞を根本から修復する
・細胞のエネルギー生産を促進する
・細胞を傷つける活性酸素を取り除く
そもそもこれはNMNの効果というよりもこの美容液そのものの機能とみていいですね。むしろ美容部員さんもこんな機能がNMNにあると思っているのかもしれない??
それらに加えてエクシア独自の脂肪細胞ケアで、加齢で欠損し続ける表皮や真皮の修復を行ってくれます
抗酸化、抗糖化、抗アレルギーなどでくすみを取り払って明るい肌に仕上げてくれます。ここまでくると逆におまけのような存在「コウジ酸」で美白って感じですね。
NMNのことがうんちゃらっていう前に結構ちゃんとした美白美容液です。シミについてはNMNの機能がフルで機能するなら今までにない効果を実感できる人がいると思います。肌の老化は「コレが老化!みんな同じ!!」ではなく人それぞれです。そのそれぞれの人の誰かは効果を実感できるはずです。
ただし!サプリとかであるような「あのNMNの効果」が実現出来るかというと・・・ここまでのお話で察していただければ幸いです。
試してみる価値はありますが、私ならNMNはサプリでいいかな?あとは某大学のNMN乳酸菌入りスキンケアがでるのを楽しみにしてます。
最後に言葉って難しいですね。
「NMNに着目。」っていう言葉はNMNを配合しているとは言えません。
でもコノ美容液はNMNを産生するっていうキーワードがウリになってます。
着目・産生・配合、それぞれがウソではないけど意味が全然違います。
他にも言葉選びでスキンケアに
「1000種類の種子から厳選して抽出したエキス配合」とかありますが
コレは日本語にすると
1000種類の種子のサンプルがあって、その中の一つにスゴイ効果があるのでその一つをエキスにしました。残りの999種類は別に使ってません。です。
私はあくまで美容部員(元)なので、これ以上追及すると理系の範囲になってきます。NMNについて論文的なやつも見まくりましたので一時的にNMNハイな状態なのですが、NMNはすごい成分です。なのでこれからも研究は続くでしょうから第2。第3のNMN美容液はでてくると思います。
以上です。