ポーラ ホワイトショット フェイシャルセラム【透明だけど実は特濃】美白の鬼が作ったとしか思えない特濃ぶりに狂気を感じる

ポーラ
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どもです。
前回、アルビオンの美白美容液がホワイトっていう名前を使うのは珍しいなぁと思ったのですがこいつもですね。美白のネタは尽きないなぁと思う私です。今日はポーラの新製品を掘りたいのですが、どうやったらまとまるか・・・・
なんていうか濃いんです。その濃さをどうやったら伝えられるか?を悩んでるんですが、悩んでもしょうがないのでいつも通りの流れでやってみたいと思います。

そんな商品はコチラ

ホワイトショット フェイシャルセラム
25ml 16500円
レフィル 25ml 15400円
約2か月分
ラージサイズ 50ml 27500円
約4か月分

3種の有効成分と7種のポーラオリジナル成分配合。美白も美肌も目指す、全顔美容液。
メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぎ、肌アレを防ぐほか、紫外線によるダメージをケアし、日ヤケ後のほてりを防ぎ、乾燥してくすんだ印象の肌にうるおいを与え、ツヤのある柔らかな肌に整える。

簡単な特徴としては美白美容液で、有効成分にルシノールを備えつつ、ビタミンC誘導体、肌荒れ改善成分で固めてます。さらに真皮に落ち込んだシミを改善することで、美容医療では対応できない領域のお手入れが出来る高機能なヤツです。

そんな表面的な物なんてどうでもいい位に濃い美容液です。

なのでそこんとこを掘っていきますのでお付き合いください。

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ホワイトショット フェイシャルセラムって

商品説明こんな感じです。

3種の有効成分1と7種のポーラオリジナル成分配合。美白も美肌も目指す、全顔美容液。
メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぎ、肌アレを防ぐほか、紫外線によるダメージをケアし、日ヤケ後のほてりを防ぎ、乾燥してくすんだ印象の肌にうるおいを与え、ツヤのある柔らかな肌に整える。

なんかただの商品説明なのにいろんな情報をブチ込んでますね。そしてホームページに全部説明されているのですが

ホワイトショットのテクノロジー】

美白も美肌も目指す
① 真皮にまで落ちる、メラニンに先手を。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。

⇒これは冒頭で少しお話したやつですね。
メラノサイトという肌色を作る細胞が通常よりも多くメラニンという色素を出しまくってシミが出来るので、各メーカーはそのメラノサイトを何とかしようとしてます。もちろんポーラさんも何とかしようとしてますが、そんなメラニンがハリや弾力を与える真皮に落ち込んでしまっていて肌をくすませてしまっているってやつです。

ただしあくまでくすみの原因なので、シミの改善とは少し違うかなと思います。そんなメラニンの真皮落ちを「マクロファージ」という免疫細胞の一種により分解してもらおうって技術です。


② 清らかに澄みわたるような、うるおいのある素肌を目指す。
⇒コレはよく分かりません。美容液だからかな?保湿効果はゴッツリあると思いますけど何を指して言っているのかは分かりません。

③ 肌アレを防ぐ。肌をすこやかに保ち、落ち着きのあるすこやかな肌を目指す。
⇒医薬部外品でグリチルリチン酸ジカリウムという化粧品メーカー標準装備の肌荒れ改善成分が入っているので、荒れやすい肌も安心。かな?

④ 肌にうるおいを与え、自然なツヤのある肌を目指す。
⇒まんまですかね。保湿効果も高いってわけでしょう。

⑤ 肌にうるおいを与えひきしめ、毛穴の目立ちにくなめらかな肌を目指す。
⇒保湿するから毛穴目立ちも安心?って事かな?ビタミンC誘導体も入っているので、美白効果に加えて毛穴の引き締め、ターンオーバー促進などなど。

⑥ 肌をすこやかに保ち、落ち着きのあるすこやかな肌を目指す。
⇒落ち着きはらっているそうです。

肌への浸透を追求して設計した処方

〇肌への浸透を追求して設計した処方
肌への浸透を追求。4つの浸透カプセルを配合した「FSショットデリバリー処方」を搭載。
美白有効成分ルシノールがシミの発生源まで届くことをサポート

ルシノールはメラニンを作るメラノサイトの中で、メラニンそのものが作られないようにしてくれる医薬部外品の成分です。シミの原因そのものを抑え込むのでコレが入っているからこそポーラの美白って感じがします。
そしてそんな浸透カプセルの中に入ってる成分が、この美容液が濃いって言っている原因(?)です。
あとでゴッツリやります。

〇濃密なのに、水のような感触
触っていてみると分かりますが

ホントに水です。

なんて言えばいいかな?せや水や。くらいに水です。不安に感じるレベルで、無香料・無着色なので水に拍車がかかってます。でも濃いので安心してください。

な感じで、ここまででも長かったと思いますが本番はココから。濃さをお伝えしていきます。その濃い奴らをご紹介します。

です。狂気を感じる部分についてですが、美白美容液であるコノ商品に配合している美肌成分の内、どれがメラニンにかかわりを持つ成分でしょうか??色を付けてみましょう。

多分先ほどの話で、美白については
「ルシノールがシミを改善してくれるのか~」
「真皮のメラニン落ちがくすんでるから改善してくれるんだぁ~」

と思った美容液だと思います。
なので一個一個やっていくので引き続きお付き合いください。

ホワイトショット フェイシャルセラムの狂気

詳しく書くのめんどくさいのでどういう皮膚生理でどういう効果があるかを書いていきます。無駄話は出来ないのでサクサク行きます。

MPクリアリキッド

真皮内メラニン分解促進する成分です。先ほどやったやつですね。なので飛ばします。

m-Aクリアエキス

メラノサイトの停滞を解消してくれる成分です。

まずメラノサイトは動きます。意外ですよね。基底細胞とは違うので、固定されていないんです。そして常に移動しているのですが、シミの部位はメラノサイトの動きが停滞しているので、その停滞を解消してシミだけでなく色ムラの原因を解消してくれます。

ディープラスター

くすみ改善(血管内老化色素除去)してくれます。

先ほどのメラニン真皮落ち問題とは別のくすみです。
肌が明るく透明感があるように見えるのは血管の血液の色が透けて見えるからです。ただ、くすんで見える原因に血管そのものがくすんでいるのがわかりました。リポフスチンという酸化したタンパク質が原因で、そのリポフスチンを除去してくれます。
通常の代謝では解消されにくく、年齢と共に蓄積されていくので、マッサージしても良く寝ても解消されないくすみを解消してくれる効果があります。

クジンエキスクリア

メラノサイト刺激ホルモン抑制してメラニン生成抑制・阻害してくれます。

紫外線などの刺激が肌に到達するとa-MSHという刺激ホルモンが過剰に分泌されて、メラノサイトからメラニンが過剰に生成されてしまします。その刺激ホルモンの抑制をすることでメラニンの生成をコントロールすることが出来ます。

マジョラムエキス

メラノサイト活性因子の抑制します。

アドレノメジュリンというメラノサイト活性因子がメラニンの産生を活性化させるのと、出来たメラニンを細胞に受け渡す腕を増加させてシミ状態を助長させてしまう事が分かりました。その因子を抑制して、メラニン増加とシミの深刻化を解消することが出来ます。これはルシノールが入っていることが条件になります。

SCリキッド

セルフクリア機能の向上をすることが出来ます。

(図3)電子顕微鏡写真 (図4)表皮断面図

メラニンは作られると可視化されますが、それが皮膚表面に近づくにつれて見えなくなることが発見されました。それをセルフクリア機能と言います。それは肌そのものが美白する力があるという事で、その機能を向上させることが出来ます。メラニンを含む細胞が肌表面に来る前に、メラニンを分解し、分解した粒自体も見えにくくしてくれます。
今までの、ただ抑制して美白するのではく、肌が持つ美白の力を高める事が出来ます。

EGクリアエキス

角層AGEs除去※微弱な紫外線に対応(分単位で増加)

ポーラではB.Aシリーズでお馴染みの糖化のケアです。AGEsってやつですね。くすみやシワ、シミなどの原因で良くあげられるうちの角層部分のAGEsの除去をしてくれます。
特にAGEsの量については肌の柔軟性が高い人ほど少ないそうなので、保湿環境をしっかり整える事が解消の近道かもしれません。

YACエキス

真皮AGEs除去※微弱な紫外線に対応(分単位で増加)

先ほどのEGクリアエキスが角層なら、こちらは真皮です。コラーゲンにべったりくっつくことでシワやわるみを引き起こすやつですね。
ただ、紫外線を分単位で浴びるだけでもAGEsは検出されるため、紫外線カットの重要性も合わせて再確認しておきたい所です。

ショウキョウエキス

チロシナーゼ活性低下 ※メラノソームpH酸性化

酵素はpHの影響を受ける。という点が先にあり、それをメラノサイトにやってみたらどうなるだろう?って事で、シミをつくるチロシナーゼは中性環境でで活性化していることが分かりました。それを酸性化した結果、チロシナーゼの活性を低下させることが出来るようになったのがコチラです。ルシノールと組み合わせる事でより効果が高まるようです。

ルイボスエキス

表皮水分蒸散量改善※毛細血管機能改善(血管内皮細胞接着力強化)

これは違うかもしれませんので参考までに。血管と細胞の接着を高める事で肌のうるおいがアップします。保湿効果くらいに見といてください。

アケビ茎エキス

コレは調べきれませんでした。多分保湿かな?よくある効果ではNMF産生とかの保湿効果が挙げられますが、ポーラさんではなんでしょうね?知っている人がいたら教えてください。

結局なんなん?

こちらの美容液は

水のような美容液でありながらシミの原因であるメラニンに関わる成分がテンコ盛りな上に、肌そのものの持つ機能まで利用しつつ、くすみの原因を多方面からたたきまくって徹底した肌の明るさ、透明感、素肌の美しさにこだわり抜いた挙句に糖化のケアもしてくれる特濃美白美容液。です。

ただ、ここまでのご案内でお察しいただけたと思いますが、この16500円という微妙に高い価格設定のわりに美白に全振りしてます。抗糖化でエイジングケアはしてますが、これくらいの価格設定は他社を含めてもエイジングケアラインが多いです。というかエイジングケアラインの美白ポジションから発売されることが多いため、必然的にエイジングケア成分がブッコまれてきます。なので多機能の中でもトータル美容に近く、ハリやたるみ、年齢肌特有の皮膚生理に合わせた処方になりがちです。

なので、価格はそこそこしますがコラーゲンを増やしますとか、線維芽細胞に働きかけますみたいなエイジングケアも一緒に出来るほど都合のいい商品ではないのは注意かと思います。

買いか!?

かなり買いではないか??な???
美白美容液を求めている人はとくにシミの改善を目的としている人が多いと思いますが、そこはバッチリです。あと年齢を重ねた肌に特に多いくすみに対しても対策がされているので、特に不満を持つ部分はないかなぁと思います。

他のメーカーの美白美容液はだいたいが、医薬部外品を1~2個ブッコんでメーカー独自に発見・開発した謎の植物の汁を1個、過去にブッコんだ植物の汁をせいぜい1個ブッコんで、その他はブランド特徴を反映した成分でフィニッシュ。なので4~5個くらいがメラニンに関わる部分です。

今更ですが本商品の全成分はこんな感じ。

ルシノールにビタミンC誘導体+8個の美白成分(黄色)。ポーラは複合体として効果を発揮するメーカーなので8個とカウントしていいかは微妙ですが、全成分でみるとそんな感じです。グレーはくすみのケアですで。なので肌色に関わる成分としてみると14個入っている事になります。

どうでしょう?
開発者は何考えてんだ?
ってなりません?

使用者にとっては水のようなテクスチャーに戸惑いを感じる・・・・というか戸惑いしか感じないと思いますが、中味は大変ご立派です。次に使うスキンケアの邪魔をすることなく存在感を消してますが、その馴染ませた肌の中ではさまざまな仕事をしてくれる優秀な美容液なので、ぜひお試しください。

私は高くて買えません。

以上です。

ビブダン研究所的 【オススメ美白美容液】
シミ・色むら・肝斑をとにかく何とかしたい方
最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
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