どうもです。
今回は2025年10月1日に発売された全く興味のない化粧水を掘ってみたいと思います。
コチラです。
タカミローションⅠ&Ⅱ

100ml 4,070円と150ml 5,940円の2サイズ展開になります。
価格的には少しお高めスキンケアで、同価格帯だとデパコスになりますが国産だと

KANEBO
スキンハーモナイザー
180ml 5,500円
とかアルビオンのスキコン(165ml 5,500円)やフラルネのハイドロボム(200ml 5,500円)あたりでしょうか。


その他にも腐るほどあるので競合が多いゾーンですね。
タカミと言えばスキンピールというピーリングしそうでしない美容液が有名ですね。

この美容液は試しに買ってみようと思いましたが、買う前に掘ってみたら思ってたよりも・・・・アレというかスッカラカンというか。合う人には合うんだろうな!みたいな感じだったんですよね。なので見送りました。
ってわけで今はロレアルグループの一員タカミのタカミローションⅠ&Ⅱを掘ってみたいと思います。
タカミスキンローションって
こちらの化粧水は角質硬化に着目したみたいです。
角質は水分やアミノ酸などの天然保湿因子(NMF)を失うと硬くなって柔軟性を失います。そこから肌のストレスは増大してコラーゲンの分解促進やターンオーバーが乱れたりと、表皮・真皮に悪影響を及ぼして老化しちゃマス。
わかりやすい極端な症状だとカカトのカピカピのあれです。
わたくしバルサンは一時期仕事で電車移動を頻繁にしていた時期があるのですが、その時は本当にカカトがカピカピというかバッキバキになってた記憶があります。

あの感じの肌バージョン。
なのでそのNMFを何とかするのがこの化粧水
しなやかな角質に整える
→真皮環境が保たれる
→肌代謝が正常になる
→肌のうるおいを生成する
=好循環のサイクル
つまり潤いの好循環を作り出そう!ってこと。
多分カカトに塗ったら、あの時の私のカカトは改善することでしょう。
それをサポートする成分がコチラ
〇モイスチャーバリア複合成分
(PCA-Na, PCA-Mg, PCA亜鉛, PCAマンガン, ポリグルタミン酸Na, トレハロース, ヒアルロン酸Na)
これがNMFを何とかする系のカギになる部分ですね。
NMFの主成分をぶち込むことでことで保湿したり、NMFに類似した効果を発揮することで保湿効果を担保します。
なんでそんなことするのかって~と
NMFみたいな肌の細胞の隙間にあるものが失われると、細胞の配列がガッタガタになってしますんです。ガタガタになると保湿機能が担保されなくなり、その細胞の隙間からアレルゲンが侵入して肌荒れを引き起こしたり、さらに肌を修復しようとターンオーバーが早まって、大人になり切れない未熟な細胞が集まってくるのでさらにNMFが失われていく=悪循環 だからNMFを何とかして細胞の配列を整えていきましょうってわけです。
※タカミさんはここら辺の説明をした方がいいと思います。

以上です。
〇コラゲニック複合成分
( グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン)
コラーゲン産生効果はあると思います。多分。伝統的な成分ですね。
以上です。
少しライトですが本当にこれくらい。
あといろいろフリーなので肌に優しいってのもポイントでしょうか。

でもほかにも何かあるかもしれないので全成分をチェック
肝心の中身
こんな感じです。※PCのエクセルを変えたらいつものような表示ができなくなりました・・・
<全成分> タカミローション I みずみずしい感触
水 プロパンジオール グリセリン トレハロース BG クロルフェネシン カプリリルグリコール グリシン プロリン ヒドロキシプロリン エチレンジアミンジコハク酸3Na クエン酸 クエン酸Na ポリグルタミン酸Na ヒアルロン酸Na PCA-Na PCA-Mg PCA亜鉛 ソルビン酸K PCAマンガン フェノキシエタノール
<全成分>タカミローション Ⅱ とろりとした感触
水 グリセリン PG トレハロース BG クロルフェネシン カルボマー カプリリルグリコール グリシン プロリン ヒドロキシプロリン 加水分解ヒアルロン酸Na エチレンジアミンジコハク酸3Na 水酸化K ポリグルタミン酸Na PCA-Na PCA-Mg PCA亜鉛 ソルビン酸K PCAマンガン フェノキシエタノール
肌に優しい系スキンケアのお決まりの植物系成分は入ってないですね。植物成分が肌に優しいというわけではないですが、イメージとして入ってそうだなぁと思ったら皆無です。
少し補足すると、Ⅱのとろりとした感触の方はヒアルロン酸が細かいそうなので、より肌内に浸透はしやすいそうです。
でも肌へのアクセスがⅠとⅡでは同じなので、感触が違うだけで結果は変わらない感じです。そして先ほどのモイスチャーバリア複合成分とコラゲニック複合成分以外に特にないです。
うん!本当にこれ以外はありません。
これは・・・
いちゃもんというか見苦しい私の負の部分をお見せするのですが・・・・
多分・・・多分ね?普通に化粧水+乳液使っている人にとっては肌の転換を起こすほどの効果はない・・・のではないかと思うのです。肌の転換っていうと大げさですが、スキンケアを使う人って結構わかりやすい何かを期待すると思うんですね。
この化粧水の効果って、こんな説明があるのですが
水分やアミノ酸等の天然保湿因子(NMF)を失うことで引き起こされる角質硬化は、物理的に表皮・真皮へ張力をかけるため、肌内部の力学的ストレスが蓄積し、コラーゲンの分解などを促進してしまう。
つまりNMFが重要でして、NMFは確かに大切!
だけど今どきのスキンケアでNMFに対して何かをしていないブランドを探す方が大変で、大手メーカー商品ならプチプラでもやっている感じ。
特に低刺激系はそここそがポイントになるため
今まで普通に化粧水+乳液のスキンケア使ってました。
→ちょっと肌体験としてもう少しいいのが使いたい
→せや!なんかよさげなタカミローションや!
って感じだと
多分何も変わらない・・・・
一応同ブランドのタカミスキンピールと合わせると浸透が2.5倍高まるみたいですが、効果が2.5倍になるわけではないので、少し冷静になった方がいいかもしれません。
着目点はほぼ「スキンケアの原点」なので「今更何言ってんだ?」ってのが正直な感想です。
だから化粧水+乳液使ってんです。
だからNMF産生効果のあるスキンケア使ってんです。
でもそれは今までのあらゆるスキンケアで通ってきた道なんです。
ただ!それだけだとアレだから毎年毎年毎年毎年不思議などっかの山からとれた謎に人類にとって都合のいい効果のある1000年に一度しか咲かない花の種子からとった汁を濾して残った何かを発酵させた成分を各社ぶちこんでいるんですね。
配合成分によって保湿感を実感することもあるかもです。
毛穴が小さくなる感じを実感することもあると思います。
でも今までやってたスキンケアの延長でもかなえられた部分が大きいかなと。つまり気のせいレベル
旧品の方が優秀疑惑
リニューアルだったんですね?
あまり詳しい商品構成ではないのですが、調べた感じこんな差があります。

新製品は150ml5,940円。旧品は120ml4,510円。内容量に対しては少し安くなったか?
旧品はいろいろ入っててよくわかりませんが、少なくともセラミドやビタミンC誘導体配合で凡庸と言えば凡庸ですが、それでもわかりやすい機能面はある感じしますね。ロレアルグループ傘下になった影響でしょうか?
使う人が判断すればいいと思いますが。
多機能だったのが単機能になったくらいの差はありそうです。でも単機能の中でも一つに突出したか?といわれると・・・・そうでもないですよね。
買いか?
テクスチャーの好みによってはいいと思います。
あとは低刺激でそこそこ保湿を実現する。
無香料がいい。
が!エイジングケアは昨今の高機能低価格商品の中では戦えません。
タカミのエッセンスを使ってやっとこさラインに乗るかな?って内容ですね。

単純に潤いを~ってのだったら、コスデコのバームローションとか、エイジングケアを視野に入れたいならエリクシールのリフトモイストローションあたりを手にしてみた方がいいと思います。
以上です。