前回のお話でリポソームアドバンストリペアクリームについて触れてみました。
この手のアイテムはメーカーのいう事をどれだけ信じられるかにかかっているので、その点で見ると値段相応なクリームだなぁという感想です。
ではあらゆるランキングでトップのこちらの美容液
こちらと何が違うのか?をちょっと調べてみました
セラムとクリームの内容
リポソーム アドバンスト リペアセラム | リポソーム アドバンスト リペアクリーム |
<特徴> | <特徴> |
生体組成成分リン脂質から成り、たまねぎ状に幾重にも重なる層の中に美容成分を贅沢に抱えた0.1ミクロン※1の超微細なマイクロカプセル「新・多重層バイオリポソーム」が、1滴に1兆個※2。つけた瞬間から、成りかわるように肌に溶け込み、カプセルそのものがダイレクトに肌を美しくすることで、潤いに満ちたハリ・ツヤあふれる若々しい印象に導く新・リポソーム美容液です。 | 「ナイト多重層バイオリポソーム」(ナイトカプセル)幾重にも重なった層の中に美容成分を贅沢に抱えた生体組成成分でできた0.1~0.4ミクロンのマイクロカプセル。一層、一層、外側からじっくりとほぐれて、美を放ち続け翌朝の肌に、押し返すようなハリと輝くツヤが目覚めます。塗布した瞬間から肌を美しく立て直し、シールド効果にも優れ、長時間潤いを逃がしません。 |
<特徴> | <特徴> |
●パラベンフリー ●アルコール(エチルアルコール)フリー ●合成界面活性剤フリー ●鉱物油フリー | ●パラベンフリー ●アルコール(エチルアルコール)フリー ●合成界面活性剤フリー ●鉱物油フリー |
<内容量/定価/コストパフォーマンス> | <内容量/定価/コストパフォーマンス> |
50ml/12100円 | 50g/11000円 |
<仕様目安> | <仕様目安> |
83回~125回 約1.5か月~2か月分 | 83回~125回 約3か月~4か月分 |
気になるのは使用回数ですかね?
どちらも恐らくですが、上記の通りです。
美容液は朝晩使うので約2か月ですが、美容液は3つもサイズ展開があるので真ん中の50mlにしてます。
ナイトクリームナイトなので夜だけですね。なので結構長持ちです。使い様によってはワンシーズン以上いけそうですね。私もクリームを持ってますが、なぜか半年以上居座り続けてます。毎日は使ってない事多いですよね。気が付いたら使うみたいな人です。
特徴はどうなんか?
リポソーム アドバンスト リペアセラム | リポソーム アドバンスト リペアクリーム |
<特徴> | <特徴> |
生体組成成分リン脂質から成り、たまねぎ状に幾重にも重なる層の中に美容成分を贅沢に抱えた0.1ミクロン※1の超微細なマイクロカプセル「新・多重層バイオリポソーム」が、1滴に1兆個※2。つけた瞬間から、成りかわるように肌に溶け込み、カプセルそのものがダイレクトに肌を美しくすることで、潤いに満ちたハリ・ツヤあふれる若々しい印象に導く新・リポソーム美容液です。 | 「ナイト多重層バイオリポソーム」(ナイトカプセル)幾重にも重なった層の中に美容成分を贅沢に抱えた生体組成成分でできた0.1~0.4ミクロンのマイクロカプセル。一層、一層、外側からじっくりとほぐれて、美を放ち続け翌朝の肌に、押し返すようなハリと輝くツヤが目覚めます。塗布した瞬間から肌を美しく立て直し、シールド効果にも優れ、長時間潤いを逃がしません。 |
それとなくですが
セラムは浸透性、クリームはシールド効果
を訴求してるのかと思います。
両方ともマイクロカプセルってやつを搭載していて、表皮の細胞間脂質というレンガで言うところのセメントに近い効果を持っているので、細胞の配列を整えてバリア機能・保湿機能を高めてくれます。乾燥したり肌荒れしやすい人には嬉しい機能を持ってます。
どちらがイイかというと難しいですね。他の人も美容液とクリームの有用性の違いについては言っているのでググってみてください。
中身の差はどうなのか?
結構ちがいますね。
別物と捉えてもいいでしょう
リポソーム アドバンスト リペアセラム | リポソーム アドバンスト リペアクリーム |
<全成分> | <全成分> |
水 | 水 |
BG | BG |
グリセリン | 水添ポリデセン |
水添レシチン | グリセリン |
DPG | メドウフォーム油 |
PCA-Na | 水添レシチン |
アセチルグルタミン | ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン |
エクトイン | セテアリルアルコー ル |
シラカンバ樹液 | アデノシン |
セリン | アルギニン |
テンニンカ果実エキス | エクトイン |
トコフェロール | カンゾウ葉エキス |
ヒドロキシプロリン | シラカンバ樹液 |
ビフィズス培養液溶解質 | シロキクラゲエキス |
加水分解ヒアルロン酸 | チャ葉エキス |
加水分解酵母タンパク | テンニンカ果実エキス |
(アクレリーツアクリル酸アルキル(C10-30)) | トコフェロール |
クロスポリマー | ヒアルロン酸ジメチルシラノール |
カルボマー | ヒドロキシプロリン |
キサンタンガム | ブドウ果実エキス |
コハク酸 | EDTA-2Na |
コハク酸2Na | オレイン酸フィトステリル |
セラミドNG | カルボマー |
ダイズステロール | キサンタンガム |
フィトステロールズ | コハク酸 |
水酸化Na | コハク酸2Na |
フェノキシエタノール | ジメチコン |
安息香酸Na | ステアロイルメチルタウリンNa |
香料 | フィトステロールズ |
ベヘニルアルコ ール | |
ポリグリセリンー3 | |
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル | |
ラウリルポリグリセリル-3 ポリジメチルシロキシエチルジメチコン | |
ラ ウロイルグルタミン酸ジ (オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) | |
水酸化Na | |
水添ポリイソブテン | |
フェノキシエタノール | |
香料 |
共通成分は多いのですが、主要成分もかぶっている所がある印象です。
黄色はかぶっている成分で赤色はかぶっていないイイ感じの成分
こちらがかぶっている成分
エクトイン | コラーゲン産生 |
シラカバ樹液 | NMF産生促進、抗酸化 |
テンニンカ果実エキス | 紫外線ダメージを修復 |
ヒドロキシプロリン | 保湿コラーゲン合成、表皮細胞増殖保湿 |
テニンカ果実エキスくらいしかいう事ないです。肌細胞の修復をしてくれるので、紫外線ダメージとかに効果的な奴です。
お次は独自?な成分でセラムの方は
ビフィズス培養液溶解質 |
加水分解酵母タンパク |
あたりでしょうか。
よく「美肌菌」とか言われていることが多いですかね?
簡単に言うと、潤いを与えるだけでなく、潤いを自ら作り出す力を与えてくれる保湿成分みたいなもんです。慢性的に乾燥したり、キメが粗い、小じわが気になるとかっていう人にはいい奴です。
クリームのほうは
アデノシン |
アルギニン |
カンゾウ葉エキス |
シロキクラゲエキス |
チャ葉エキス |
ブドウ果実エキス |
ちょいとセラムと比べると弱い?(効果というかインパクトが)気がしなくもないです。
ただ、セラムが保湿をとにかく頑張る印象なのに対して、やはりクリームはエイジングというか総合的な効果が高いですね。具体的には
・ターンオーバー改善・抗炎症・抗菌・細胞の修復・血行促進・抗酸化・コラーゲン産生・高保湿
って感じです。
セラムは表皮の中でも特に角層という目に一番見えるところをケアする力が高いのに対して
クリームは角層はモチロン、表皮のケアやエイジングの要である真皮のケアも視野に入れています。
総合力ではクリームの方が優れている印象です。
どっちがいいのか?
個人的な意見ですが、クリームの方が優れています。
クリームの機能性そのものが優れているのもありますが、成分的にみても結構かぶっていますので独自成分に目が行くわけで、セラムの発酵系成分は肌を整える力に優れていますから、他のスキンケア効果を高めるブースター美容液としての活用も視野に入ると思います。
なので浸透性というところをとにかく訴求したければセラムがいいです。
ただその浸透性を除外した場合はクリームが優れています。
とにかく配合している成分の量も違います。多けりゃいいってものでもないですが、多く入っている成分が結構まともなので11000円分の仕事をしっかりしてくれます。
クリームの事はあまり詳しくないのですが、同価格帯のクリームの中でもかなり優秀かもしれませんね。
今後も他のメーカーからクリーム出てくるでしょうから、暇があったら比較したいと思います。
今日は以上です。