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大手化粧品会社の「角栓が取れる」←コレは詐欺っぽいからメーカーに直電してみた顛末

美容部員の日々
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どうもです。

以前は角栓溶解・除去・崩壊は誇大広告じゃね?についての問題点を挙げてみたのですが、その問題を解決すべく消費者センター⇒厚生労働省⇒県にある○○課というたらい回しをうけまして、回答を待っている状態でした。

んで!1週間後に回答がありましたのでお知らせします。

回答

薬機法上での回答になるが、「角栓溶解」は角栓という肌表面にある汚れ(アカ)を溶解(除去)するという、【化粧品の効能効果の範囲】の17. (汚れを落とすことにより)皮膚を清浄にする。に該当すると推察されるため、表現そのものが直ちに違法性を持つものとは断定できない。
ただしそれを広告する上で、角栓が取れて、毛穴がさも無くなるような表現を用いている場合は違反に相当しかねない。

ってな感じです。
ちなみに【化粧品の効能効果の範囲】ってのは、お国から化粧品に許された表現で、「化粧品(医薬品や医薬分部外品ではなく)」が消費者に与える効果について、制限している内容になります。

↓薬機法【化粧品の効能効果の範囲】許されている表現56個

昔はあまりに誇大広告が多かったので、それを取り締まる法律ですね。
この表現は言い換えてもいいですが、テクニックが必要。そのテクニックである「角栓溶解」は逸脱してるんじゃね?って話です。

回答についてはあ~でもないこ~でもないと、質問を色々したうえで、最終的に「こういう事でよろしいですか?」って感じにまとめたものです。

前回の内容で 角栓を除去=毛穴の汚れを取る という認識ならOKなのかな?と予想したのですが、概ねそのような感じみたいですね。

ただ、やはり納得いかない。

そこで話しの続きですが、たらい回された結果。居住地期の〇〇課に相談したわけですが、某化粧品会社は東京にあるので、東京都の○○課(同じ課)に通報(←こういう表現されてました。)してみてはどうか?とアドバイス頂きました。

角栓が取れないことについて、訴訟する!ってのも大がかりなのでやりたくないですが、もう一歩突っ込むと東京都に通報という感じになるのかなと。そして〇〇課から某化粧品への聞き取り調査?をするかどうかは〇〇課の判断になるそうです。

ん~めんどくさいし、またたらい回しにされそうなので

販売会社に直接質問状を送ろう!

求めている回答と言うのは、角栓溶解という表現について全く問題ないという回答です。
それが法律であり、消費者の心情であり、化粧品業界として健全な表現であると断言できる感じ。納得できるかどうかは別ですが、もし問題であれば是正してください。って感じです。そして過剰な表現は止めてね?って感じです。

以下はその質問です。

御社製品○○〇について、下記の文言がホームページに記載があるのですが
・****************************************************
・****************************************************
・****************************************************
・****************************************************
・****************************************************
※↑は特定のメーカーを示唆する内容なのでぼかします。
以上の事と、同ページに添付されている画像、写真から角栓が取れる商品として認識しております。
ただし、実際試したところ角栓は一切取ることが出来ませんでした。
角栓が取れるメカニズムについては、*********で角栓が取れるという理解なのですが、肌の汚れは取れても目的である角栓への影響は特段にないようです。
化粧品のため、継続使用することで効果が表れるという面もありますが、当該製品は「角栓を●●●」する物なので、継続使用はとくに関係なく、塗布することで角栓は溶解する物と思われます。
ただし、個人差は多少あると思います。とはいえ、特に使用に条件等も記載はなく、通常使用の上で当該効果を得られるものと認識しております。が、やはり角栓が●●●する様子を確認することは出来ませんでした。
角栓の主成分である○○は〇〇で○○しますが、角栓というたんぱく質や脂質その他複数の成分や酸化等を起こしているであろう状態の場合、どの温度で溶解するかは分かりませんが、液体を肌に塗布しただけで、本当に角栓が取れることが確認できたのでしょうか?
本表現は薬機法上における「(汚れを落とすことにより)皮膚を清浄にする。」に該当すると思います。そのため、汚れ=角栓として認識する場合は、クレンジングという製品カテゴリからも妥当性はあると思いますが、消費者目線では角栓は角栓であり、汚れとは別の悩みに該当します。
角栓●●●は、角栓が取れる⇒毛穴が気にならなくなる。という結果になると認識しております。
角栓●●●やそれに類する表現を行っているのは、薬機法上グレーな部分も多いと思いますし、景品表示法上では優良誤認に該当するのではないでしょうか。
角栓は本当に取れますか?

はい。思いを文字にすると1000文字では足りませんね。そしてベタだらけでスイマセンwww

んで回答がありましたので以下のような感じです。一部要約

このたびは『**********************』をご購入いただき心よりお礼申し上げます。
しかしながら、○○様のご期待に沿えず誠に申し訳ございません。

『**********************』つきまして、弊社ホームページに記載しております内容につきましては、効果を確認したうえでの訴求となっております。

お問い合わせくださりありがとうございました。

今後とも***************をよろしくお願い申し上げます。

短か!!

かなり返答に困るように、逃げ道を塞ぐような内容で質問を送ったので、簡単な返答は出来ないと思ったのですが、あまりの短さに怒りを通り越して呆れましたね。

もちろんこれでは納得できないので、電話番号が書かれていたので電話してみました。
これでは納得できないので、もうちょっとまともに対応してくれませんか?って話です。

質問内容が煩雑になりすぎていたのではないかと反省したので、以下のように質問を限定しました。

・「効果を確認したうえでの訴求」とあるが、個々人で効果に差があると仮定すると、角栓がさも溶けるように表示するのは問題ないのか
・その確認した効果について公表してもらいたい。
・ホームページのテキストにも複数の「角栓が取れる」表示があり、画像や写真は毛穴がなくなる物を消費者に誤認しかねない物を掲載しているが、優良誤認の可能性は無いのか※コレは景品表示法ですね。
・(電話の中でホームページ資料は、社内の専門部署で問題ない表現と判断しているといっていた)社内部署での判断と、消費者(バルサン)での効果に期待する認識に大きな溝があるように感じるが、いかがか?
・それぞれの表示が、薬機法上でもグレーではないか。

そんな感じの事を質問しました。
会話しながらでしたがそんなことを言ったような・・・気がします。なるべく要点を抑えるようにしたのですがどうかな?被っている感じもあるかもしれない。

それらについては社内専門部署に確認して、折り返しの連絡になるそうなので、再び待機になります。

そして数日後に回答が来ました。

それについてはYouTubeの投稿でもあげました。

「法律上問題ない。」

の一点張りです。マジでそれ以外申し上げる事はありません。という感じです。
声の感じも心を殺しているようにお見受けしました。

でも私もそんな半端な回答では納得いかないので、回答を求めた内容を一つずつ
「私はこういう質問をしましたね。こういう回答の仕方を求めましたよね。」みたいに質問を確認しましたが

「会社として申し上げることは
以上でございます。」

だそう。
何を質問しても
「効果につきましてはHP上に公開している情報が全てでございます。」
「専門部署に確認したところ問題はないとのことでございます。」
RPGの村人に話している感じですね。

最後にこう質問してみました。

「会社の回答は分かりました。でも○○さん(電話の担当者さん)はメーカーの方で、試されましたよね?角栓が取れましたか?複数の人と研修で試したと思いますが、皆とれましたか?そして取れないと感じている消費者もいるのですが、どう思われますか?」

ちょっと感情に訴えてみましたが、もう村人Aですね。
もう気力も萎えたのでお礼を言って電話を切りました。

以上が顛末です。

こんな事してなんなん?って思うかもしてませんが

単純にムカつくんですね!

こういうのを売っていた立場ですが、角栓についてはここ10年くらいで無法地帯ですよ!
取れないのに取れているような画像を貼って!CGでキレイにして!
取れると思うじゃないですか!
シミならターンオーバーとか炎症とかの影響があるから難しいのは感覚的にも分かります。

けど角栓って目の前にあって!指で取れるのよ!
それがオイルとか美容液でムリなく取れるならやりたいじゃん!

でもとれないのよ!

前にも言ったけど、テクスチャーがイイとか香りがイイとか、ツルツルになるとかマジでどうでもいいい。ただただ角栓が取れる以外の仕事はしなくていいから取れてほしい。けど取れない。だからムカつくんです。それが野放しだし、メーカーも「問題ない」と思っているのがムカつくんです。

東京都に通報しようかとも思いましたが、多分無駄ですね。
そして私自身は登録者数1万人規模のYouTuberです。影響力が余りにもなさすぎますので

50万人くらいになれた上で!
その時まだメーカーに媚びてないでいる存在だったら
もう一回リベンジしたいと思います。

なので、拡散とチャンネル登録の方よろしくお願いします。

以上です。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

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