どうもバルサンです。
実は昔勤めていたデパートの売り場の前にポーラさんがありました。なのでこんなイメージがあります。
ポーラはタケェ~~~~www(高額)
丁度高額スキンケアをだすメーカーが増えた中でも早かったのかな?
今となっては万越えのスキンケアは珍しくもないですが、ポーラはその存在感ゆえか高いイメージです。中でもBAシリーズは目を引いますよね。
なので今日はそんなBAシリーズの化粧水と乳液について掘ってみたいと思います。
BAシリーズってのが
ちょいと前にもり上げたのですが
シワ改善の美容液ですね。その中でもイラっとしたのが
独自成分の名前が多すぎる問題
何に対抗しているのか分かりませんがそこは強く言いたい!
分かりずらい!と
売り場の美容部員の身になれば分かりますが、カタカナばかりの聞きなれない成分名は覚えてらんないんです。そりゃメーカーの中にブランドが一つ二つならいいですけど、国内メーカーの化粧品ブランドなんて何個もあるでしょ?まぁ愚痴ってもしょうがないですが、BAシリーズはそれがとひどいという事だけ先に言わせてください。
一応今のBAシリーズは6世代目になります。
誕生から数十年経ちますがもう6世代目なんですね。なんかappleのiPhoneみたいです。
ポーラさんはポーラさんの研究所を構えているので、筋肉やら脳科学やらの先端の知見や技術をスキンケアに押しみなく投影してます。そんな6世代に目のBAさんは
生き方や環境によって後天的に自らがつくりだすポジティブな力こそが、真の美しさを拡張させ、肌にハリ感を与える
はぁ(´Д`) 何言ってんんだ??後天的なポジティブな力??
何やら香ばしい感じでわくわくしますが、それを「エピ・ハリネットワーク理論」って言ってます。まぁ人それぞれのエイジレスな肌を目指そうぜってことで
実際どうなのかというと
人の肌のDNAは98%はガラクタだと思ったらLINC00942っていうRNAを発現させていて、老化で減った線維芽細胞やら血管やらが増殖して、ダメージの修復もスゴイしてくれることが分かったよ!だから仙人穀ロスマっていう成分をブッコんだらそのRNAが増えるからBAシリーズはそれでいこう!
って感じです。それを遺伝子スイッチONとか表現してますね。そもそもRNAはそういう機能を持っているので、そのもともと持っている機能を呼び覚ます的な成分です。
なのでお分かりだと思いますが、めちゃくちゃエイジングのスキンケアですね。
結構エイジングケアって、抗酸化・抗糖化・コラーゲン産生促進とかしてエイジングです!ってやってますが、そこをもう一つ二つ階段を飛んで、いわゆる「遺伝子レベル」のケアをするのがBAシリーズです。
スキンケアも遺伝子的なところまで行くと、加齢によってどうしようもないってのもあります。ただ保湿していればいいってわけでもないステージになってきて、紫外線を浴びている期間も20~30代の倍にもなりますから遺伝子に及ぶダメージも相当です。そんな肌でも元々の機能を呼び覚ますことでエイジングの要でもある線維芽細胞の増殖をおこなってくれるんですね。
もう一歩踏み出すと
じゃぁなんでポーラさんはそんな線維芽細胞にこだわってんのか?遺伝子ってワードは魅力的ですが、線維芽細胞が増えて何かいいことあんのか?ってところが少しひっかかりますよね。
さっき線維芽細胞ってのが増える!っていい方しましたがすこし正確ではないのかな?って気もしますので補足します。コレは私の妄想なので話半分に聞いてください。
線維芽細胞が増えるってのは実はちと違くて
真皮幹細胞ってのが血管近くにめちゃくちゃあるんですね。その真皮幹細胞から細胞分裂していってそのうちの一つが線維芽細胞になります。他にも血管になったりと忙しい奴です。でも表皮の細胞にはなりません。管轄が違います。
線維芽細胞はコラーゲンとか生み出す母親細胞っての聞いたことあると思います。まさにそうなんですけど、そのおかぁさんは実はワンオペかぁさんでして、機能が低下したコラーゲンの分解も仕事の一つです。
そんなコラーゲンの分解をしてくれる線維芽細胞ですが、20~30代の人と比べると50~60代は半分とまでは行かないまでもそんくらいになっているので、お掃除の手が足りね~です。
そうするとコラーゲンは掃除されないまま放置されて糖化して過酸化脂質を出して~みたいにさらに老化を促進させていきます。人の肌ってよくできていますね。感心します。
なので真皮内の細胞分裂を何とかするのは良好な真皮環境を整備するのに大切なことなんです。
だからBAシリーズはスゴイんです。
肝心の化粧水と乳液について
もう話が長くてお腹いっぱいだと思いますけど、本題は化粧水と乳液なのでそっちにすすみます。
ただ、中身は大差ないのでそこも後々掘っていきます。
B.Aローション
120ml 22000円 レフィル20900円
60ml 12100円
肌のすみずみまでうるおいを抱え込み、みずみずしく膨らむようなハリ肌へ。
B.Aミルク
80ml 22000円 レフィル20900円
コクのあるオイルが肌に溶け込み、 ふっくらやわらかなハリ肌へ。
ここで私の盛大な勘違いを暴露しますが、そんなバカ高いわけでは無い!ということ
120mlって少な!って思うのですが、それは各メーカーの化粧水は150ml~170mlだからです。そしてコットンで使って1か月か1か月半くらいの使用期間です。
ところがBAシリーズは100日分です!普通(?)の化粧水の3倍くらいの量ですね。コットン使用ではなく手で付けるお手入れです。
なのでクレドポーボーテのローションで考えると
・ローションイドロn 12650円 170ml 30日分
・BAローション 22000円 120ml 100日分
約3分の1ってことでつまり1か月7000円てことになります。
もちろん乳液も同じですが、22000円の価格にビックリすることは無いのかな?って気もしますね。
決して安いスキンケアとは言えませんけどね。十分高額です。
肝心の中身
メインはやはり遺伝子レベルの~ってなりますが、それ以外にも色々やってます。
まとめるとこんな感じ
チョウジエキス | 抗菌、抗酸化、コラーゲン分解抑制 |
センニンコク種子エキス | 抗老化、線維芽細胞増殖 |
セージ葉エキス | 抗老化、線維芽細胞増殖 |
イガイグリコーゲン | 保湿、代謝促進 |
ヘチマエキス | 保湿、肌荒れ改善 |
イザヨイバラエキス | セラミド合成、抗炎症 |
加水分解コンキオリン | 細胞活性 |
ヨモギエキス | 抗糖化、真皮のAGEs(老化因子)除去、黄ぐすみ改善 |
レンゲソウエキス | 抗糖化、角層のAGEs(老化因子)除去、キメ改善 |
マヨラナ葉エキス | 表皮ヒアルロン酸産生、抗酸化 |
アケビ茎エキス | 尿素産生促進(モクツウ抽出液) |
セイヨウハッカ葉エキス | 真皮菲薄化抑制(コラーゲン分解抑制) |
よく分からない「通称」が多いので、そちらはスルーします。ポーラ独自成分○○○○ってやつ
やはりエイジングケアとしてはスゴイ機能が入ってますね。
乾燥・シワ・くすみ・たるみはモチロンですが、脂肪細胞のケアももしかしたらできなくもないのかな?とおもうので、ほうれい線や目のたるみとかも効果は期待してもいいのかもしれません。そしてただ真皮のケアをするってだけではなく、角層っていう表面のケアもついでではなく集中してやってくれますので、慢性的に乾燥するとか、小じわが気になるとかの人にはぴったりですね。
あと化粧水と乳液は大差ないってのがこちらです。
B.Aローション | B.Aミルク |
<全成分> | <全成分> |
水 | 水 |
BG | グリセリン |
エタノール | 水添ポリ(C6-14オレフィン) |
グリセリン | ペンチレングリコール |
PEG-8 | BG |
グリセレス12 | メドウフォーム油 |
PEG-32 | ジグリセリン |
PEG-6 | シクロペンタシロキサン |
ポリHEMAグルコシド | テトラオレイン酸ポリグリセリル-2 |
アルギニン | ジメチコン |
糖脂質 | 水添レシチン |
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa | ホホバエステル |
チョウジエキス | アルギニン |
セージ葉エキス | ダイズ油 |
ヘチマエキス | イガイグリコーゲン |
レンゲソウエキス | ジラウロイルグルタミン酸リシンNa |
イガイグリコーゲン | チョウジエキス |
イザヨイバラエキス | ヘチマエキス |
セイヨウハッカ葉エキス | セージ葉エキス |
マヨラナ葉エキス | レンゲソウエキス |
ヨモギエキス | イザヨイバラエキス |
アケビ茎エキス | セイヨウハッカ葉エキス |
センニンコク種子エキス | マヨラナ葉エキス |
加水分解コンキオリン | アケビ茎エキス |
加水分解シルク | センニンコク種子エキス |
ゼイン | ヨモギエキス |
PEG-11メチルエーテルジメチコン | 加水分解コンキオリン |
キサンタンガム | ゼイン |
PPG-6デシルテトラデセス-20 | 加水分解シルク |
クエン酸Na | ニンジン根エキス |
コハク酸ジエトキシエチル | ソルビトール |
ラウロイル加水分解シルクNa | ダイマージリノール酸ジ |
クエン酸 | ステアリン酸 |
ロ一カストビーンガム | ベヘニルアルコール |
オレイン酸ポリグリセリル-2 | エチルヘキシルグリセリン |
イソステアリン酸ソルビタン | キサンタンガム |
ジメチコン | ダイマージリノール酸 |
ベヘニルアルコール | エタノール |
グリコール酸 | オレイン酸ポリグリセリル‐5 |
(C12-20)アルキルグルコシド | PEG-8 |
ペンテト酸5Na | 水酸化K |
シリカ | カルボマー |
フェノキシエタノール | トコフェロール |
メチルパラベン | オレイン酸ポリグリセリル-2 |
香料 | クエン酸 |
イソステアリン酸ソルビタン | |
グリコール酸 | |
(C12-20)アルキルグルコシド | |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | |
シリカ | |
ペンテト酸5Na | |
香料 |
ほぼ同じですね。浸透処方の違いもホームページで言及してますが、まぁそれは化粧水と乳液の機能としては当たり前なので特にいう事はないです。
買いか!
さすがというかポーラですね。しっかり調べたことはなかったのですが、うっすらと糖化を抑制するくらいの事しか知りませんでした。その糖化こそがマチュア世代の肌には必要不可欠なんですけどね。
これもメーカーによってですが、遺伝子レベルのスキンケアの意味が、紫外線を防ぐことで遺伝子の損傷を防ぐって意味だったり、過酸化脂質を抑える事で遺伝子の損傷を抑えるとかだったりと、どちらも大切ですが、より突っ込んだケアが出来るのがポーラってイメージに変わりました。
私は普段はエリクシールなので、月の化粧水+乳液にかかる費用は大体6000円です。そしてそこまでキレイになくならないので5000円位ってのが正しいかな?
そんなスキンケアコストから考えると1か月の化粧水+乳液コストが14000円はちょいと高いです。あくまで個人の感想ですよ。だた、現状の高級スキンケアの化粧水+乳液コストって大体が25000円という20000円台が当たり前なので、高級スキンケアでありながらコストは意外と抑えられているなと思いました。
しかも機能はかなりいいです。資生堂党なので資生堂に置き換えると・・・・価格的にはグローバルラインのスキンケアかリバイタルあたりかな?と思います。ではその二つのブランドにそこまでの力があるか?というと・・・・・あれ?ポーラの方がすごいか???
まさかの乗り換えを頭をよぎるスキンケアでした。
以上です。