スキンケアがだるいです。バルサンです。
ようつべの方でもしゃべってますので聞いてみてください。
スキンケアって中身を測りますか??
昔、中身が足りないってのでクレームいただいたことがあります。
よくよく話を聞いてみると、化粧水のレフィル(詰め替え)を買ったのに詰め替えたら中身が満タンにならない!これはどういう事!?ってことです。
察しのいい方ならお気づきだろうが
レフィルは元となる本体よりも少なく入ってます。
例えば本体は150mlだとすると、レフィルは130mlみたいな具合。
レフィルの方が安い!と思いきや、確かに数百円安いのですが中身量を比べれば
すこ~~~~しお買い得くらいなんですよね。
なんでそんなことするのかというと
単純に溢れないようにです。あまりにパンパンに入ってしまうとこぼれるんですよ。ディスペンサータイプならなおさらです。あとエコロジーからの観点から、敏感肌用でもレフィルの導入が進んでます。
なので、そのお客様にもそのような意図をお伝えしました。
中には納得してくれない人もいるんですけどね・・・
でもそういう意図をお客様にお話しできるのは
製品の中身がちゃんと入っているという疑いようのない事実があることが前提です。
中身が少ない理由が上記のようにありながら、本当に中身が少なく入っているなんて思ってないんです。てかそんなことってありえますか?
あったんです!! ⇓⇓⇓
なんの製品かというと
デーケアレボリューション T+
化粧水の後1本で夕方まで「つや玉」朝用美白乳液
お値段3410円 ネットだと2800円位
35ml入り
美白&エイジングケア*。化粧水の後1本で、夕方まで「つや玉」。「つや玉」が輝く朝の印象を、夕方までキープするために。乳液、化粧下地、プロテクターの3つの効果が1本に。
メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ、美白有効成分m-トラネキサム酸**配合。
乾燥による小ジワを目立たなくします。(効能評価試験済み)
ファンデーションのつきやノリをアップ。
っていう製品です。
この製品の内容量が4ml少なかった!!
大変です!!
天下の資生堂さんどうしました??
たかが4mlですけどね。
だいたい1mlにつき100円なので
400円分ちょろまかしたという事でしょうか
資生堂さんクラスだと年間の出荷本数は100万本は超えるでしょうから
4億円のちょろまかし(定価でね)
ごめんなさいで済む話だとは思うのですが
そこは真面目な資生堂さん
おそらく資生堂の営業さんが全国の小売店にお詫び行脚していることでしょう。
なんでこんなことが??
超絶人為的ミスのようです。
容器にいちいち人の手で乳液(といってもクリームみたいなの)をツメツメしているわけもなく
機械でツメツメしているので、そのツメツメの数値が違ったんでしょう。
しかしそこは資生堂さん
そういうチェック体制ができていないわけはありません。
お役所のごとく、入力数値の覚書とか書類を廻しに回して印鑑を押しまくり、やっと承認を得た所を機械の入力画面を複数人で確認しながらもその完了報告をさっきのお役所のごとく回しまくった上で生産しているはずです。(多分)
それでもミスは起こったので
これはチェックが駄々洩れの形骸化していたのでしょうね。
発見した人は眠れなかったことでしょう。
残念な対応
サンプルを配ります。
■対応方法
2021年12月14日(火)までに当該商品をご購入いただいたお客さまには、専用窓口を通じて特製サンプル(5mL×2個 計10mL)を送付させていただきます。
らしいです。
イヤ!返金・返品じゃないんかい!!
でも求めれば返金・返品に応じそうです。
資生堂ってそういう会社です。
つらいのは現場の人達
私も会社がやらかしちまった系のトラブルの経験があるのでわかるのですが
現場の美容部員が大変!!(もちろん営業さんも)
見方を変えると、販売しているお店も資生堂からすると「お客様」なのでそこへのお詫びもあります。
小売店なので、もちろんデパート、GMS、薬局全部ですね。
そして実際購入したお客様への対応は問い合わせが来たら対応かもしれませんが、資生堂のカルテを作っている人は購入履歴がありますよね。
そういう履歴を過去に遡って調べて購入の対象者を確認し、電話かメールかハガキで対応をお知らせしなければならないです。
ほんとにそういうことをするかどうかはお店の判断でしょうけどね。
それをやる資生堂の美容部員も、いつも目標に追われている身でそんな事に時間を割かなければいけないのでたまったもんじゃないです。
そこの従業員である限りは他人事ではなく自分事で、お客様に対して誠意のある対応をしなければいけませんが
なんでこんなことせにゃならんのだよ!!
と思っちゃいます。(妄想)
どんなに便利な機会を導入しようと、結局人の手はかかるのですからミスは仕方ないです。
その後の対応が重要ですね。
ちなみにこの
【株式会社資生堂 エリクシール シュペリエル デーケアレボリューションT+専用受付窓口】
というのが開設されておりますが
数年間は設置されます。
結構昔の出来事で、今から8年前の2013年 カネボウの白斑事件がありましたよね。
前に記事にしてみました。
これとは規模は違いますが、それでもまだ対応している相談室はあります
商品は今も回収が続いています。
一度でも商品を世の中に出回らせると、何かあったらこんなことになるという例ですね。
もう続報は無いと思いますが、久しぶりの事件で面白かったです。
以上です。