こちらも思い出補正されてますのでご了承ください。
30歳まではなんかダラダラ続けてしまいがちな感じがします。育児とカ含めてもね。
結構この層は店頭に多くて、6~10年目になると責任ある仕事につきがちです。
小規模店であれば責任者。
中規模であれば副店長。
大規模店であれば小隊長(チームリーダー)。
その他のキャリアに「美容部員」ではなく「メイクアーティスト」になる人もいたりします。
さらにその他のキャリアで「営業」に行くことだってあります。
美容部員として入社してから色々なキャリアが花開いてくるので、脂乗りまくり世代
勝手な美容職のイメージなのですが※私は10年いたのでそれが参考です。
- 1~2年目 ここらへんできつくて辞める人多数
- 3~5年目 色々分かってきて「羽化」する 仕事が面白い
- 6~10年目 慣れすぎて流れ作業になる 辞めたくなる
- 11~20年目 辞めるタイミングを失う
- 30年目~ 神になる
6~10年目の達人の域 そして辞めたくなる。
ここのキャリア層は結構「ムラ」がある印象です。
大きく4つに分かれていて
こんな感じになるかな?と思ってます。
ちなみに私は「家庭+マイペース」タイプです。家庭は結婚している事もしていないことも含めてプライベート優先のヒトです。
■家庭+マイペースのヒト
わたしはここら辺の人種です。
もちろん上の図のままというより、気分によって変わりますけどね。
ここにいる人は常に辞めたがってます。そして口にしていながら辞めずに10年目に突入する人多数。
この仕事って「使命感」っていうのが大切な仕事だと思います。使命感は解釈の違いは各人ありますが、私の場合は「お客様を美しくする事」です。
その使命感が無くなった人は確実に辞めてます。
そして「家庭+プライベート」が優先なので、プライベートで大きく変化が起こればサラっと辞めちゃいます。
例えば結婚とか・・・・・ですね。だいたいこの年齢で結婚して辞めた人を何人も見送っていきました。
でも辞めるだけではなくて、結婚しても続ける人はモチロンいます。
けど妊娠となると話は変わります。妊娠したら辞めちゃいます。というか続けるのはちょいときついですね。
単純に立ち+力仕事ですし、育児休暇が取りやすい環境かと言えばそうではない。子供がいたらすぐに迎えいに行けるかというとそうでもない。結局男性社会に女性が活躍しているので、根本的な女性社会は存在しませんから続けられないのです。
それでも「両親」の協力を得て頑張っている人もいるのでスゴイなぁと思います。でも誰かの協力無しには成り立ちません。
■家庭+バリバリのヒト
この層は少数ですね。
逆に言うとこのタイプの人はヤバい位仕事できます。プライベートがスゴイのでキラキラしているんですよね。
例えばプライベートは英語バリバリのバーでガンガンせめて外国人の彼氏を作っていながらも、バーベキューやら旅行やら行きまくってどこからそんな金があんのか不思議な人類。どこにも一人はいますよね?いないか
んで、仕事は普通目標の100%を維持するのが大変なのに120%が普通な状態。顧客も多くて内外からの信頼も巨大なスーパーマンです。
しかも仕事が好きなので、内勤に行こうなんて考えてもいない。そんなヒト。
いわゆる出世コースを行くことが多いかな?この仕事の出世は実力よりタイミングの方が大事ですが、そのタイミングも引き当てられる強運も持っています。
ただ、このタイプは結婚しても子供いないパターンが多かった。または両親同居とか(離婚含め)。
良くも悪くも自立心が強いので壁を壁と思わんのか?そしてドラマのように「そういうヒトはポキッとなにかのタイミングで折れる」なんてことはないので
後輩がそのタイプだった時はツライ!!
■仕事+マイペースのヒト
この層は少数というか「仕事+バリバリ」の逆のようなかんじです。
平たく言うと出世コースではないな・・・というタイプで、年上で責任ある仕事をしていても「役職」がないことがあります。
大規模店で20人くらいいるとすると4~6人くらいのチームに分かれます。その小隊のリーダーを今回の6~10年目の層が務めるのですが、その期間にその経験がないと残りの美容部員人生でもずっと役職が無いです。ほぼ
そして移動も少ないのでそのお店の事を知り尽くしていたりと悲しい使命感は持っていたりしますが
正直扱いづらい!!
だって自分が先にリーダーになっても年下上司的な立場になってしまいますが、経験が違うからこっちから教える事なんてないんだもん!
しかも長くお店にいる事が多いので、常連さんからの信頼もあついのでどう転んでもあっち方が上手です。
そして独身が多くて、失礼ながら男性の気配がしない・・・・
それでも役職に就くヒトは少数ながらいるのですが、共通している特徴で「決断力+自信」がない
こればかりは性格が大きく占めるので、本人の力量以上の事はどうコーチングしてもどうにもならん気がします。
ただただコツコツとコツコツと仕事をするのが性に合う。
■仕事+バリバリのヒト
これはこのタイプの中にもさらに分類がありますが、そもそも美容部員ってなりたくてなる人が多いので大抵はこのタイプからスタートします。
なんと言っていいか分からないのであえてこういう言い方しますが、美容部員って宗教みたいな側面があります。
すべてはお客様のため=正義
なんです。それを妄信しているか冷静に見つめているかが上記の表にもあります。
そして妄信しているのはこのタイプ。ちなみに冷静に見つめているのが「家庭+マイペース」です。
なにをするにもまずお客様の為っていうのが先頭にたつので超絶めんどくさい!
だって正論なんですよね。
テスターをキレイにするのはお客様のため
美しい整容はお客様のため
勉強するのもお客様のため
なにをするにもお客様のため
それは会社の教育も賜物ってのもあります。
とにかく美容は素晴らしい!
接客はスゴイ!
お客様の喜びこそ我が喜び!
共に栄えて成長しよう!!
っていう教育をめちゃくちゃ刷り込むんですよね。そりゃめちゃくちゃに
その信仰を本当に信じているので、普通に仕事を頑張れるんです。逆にその信仰を持っていない人を軽蔑・・・は言い過ぎかもしれませんが、布教活動します。
こういう人は普通に出世していきます。あまりアーティスト方面に行く人はいません。店頭プロになるかな?
そしてこういう人は次の年代になると気には新入社員の教育担当になったりします。
そう・・・・布教活動の教祖になるんですね!!
とまぁこんな感じです。
6~10年目になるとホントに出来るヒトと出来ないヒトにパックリ分かれてしまうんで結構残酷です。
ここのタイミングではまだキャリア形成に余裕があるので
会社に残るか、辞めるかの決断をするいい機会です。
20代最後という事もあるので、男性美容部員は大体この時に辞める人が多いです。
実は外資系の場合は年収400万を超えることがよく考えると無理なのが分かってきたりしますしね。
転職ラッシュでもあります。
営業さんもこの年代の人材の離脱は痛いので引き留めは会社を巻き込んで行ったりします。
なにかと人生のイベントも多いので真剣に身の振り方を考えちゃいますね。
以上です。