どうもです。
美白って一年中しなきゃあんま意味ないんですよね。
美白はダイエットと同じです。
そこで美白製品でよく見る成分の方を少し解説しますのでよろしくお願いいたします。あまり難しい言葉は使わないようにします。
ただ美容部員の時の知識レベルなので独自解釈が混じってますご了承ください。
動画もだしてます。みてみてください。
トラネキサム酸とは
もともと肝斑の治療薬として40年くらい前からある成分なのですが、あの天下の資生堂が美白有効成分としてスキンケアに導入したのがトラネキサム酸です。確かね
資生堂ではトラネキサム酸を、メラニンの「m」をとって「m‐トラネキサム酸」としてスキンケアに配合しています。
スキンケアにおいては当初「美容液」や「クリーム」に配合されている特別な成分でしたが、最近は化粧水や乳液などにもカジュアルにはいごうされていたりするシミ・そばかす・肝斑に有効とされている美白有効成分です。
【トラネキサム酸】配合ブランド
・資生堂⇒色んなシリーズに入ってます。イプサも資生堂なので入ってます。
・シャネル⇒ル セラムに入ってます。
・アルビオン⇒エクサージュのホワイトラインに入ってます。
トラネキサム酸は呼び名が「ホワイトトラネキサム酸」とか「トラネキサム酸塩酸塩」など呼び方が若干違いますが、すべて同じトラネキサム酸らしいです。
そして医薬部外品のため、お国から効果ありますよのお墨付きです。
所詮、医薬部外品ですが、されど医薬部外品です。
作用は緩和ですが、シミの悩みにはオススメの成分です。
価格もプチプラから10000円オーバーのスキンケアにも配合されています。
トラネキサム酸の効果
よく勘違いしている人が
「メラノサイトが炎症を起こしているので、その炎症を抑える事でメラニンの発生を抑える事が出来る」
と言ってますが違います。
正しくは、
「メラノサイトの周りの細胞が炎症を起こしているからメラノサイトが刺激されてメラニンを出すので、その炎症を抑える事でメラノサイトに刺激が行かないようにしてくれる」
です。
少し難しい言葉を使うと「プラスミン」っていう炎症を誘発する物質があるんですが、それは下記のような状態で発生します。
・外的要因 紫外線・乾燥・刺激など
・内的要因 栄養不足・ストレス・疲労・ホルモンバランス
です。
そんな迷惑なプラスミンを抑制してくれるのがトラネキサム酸です。
抑制っていう表現はスキンケアでよくあるのですがお料理に例えると
オーロラソース(プラスミン)を作るのにケチャップソース(プラスミンの元1)とマヨネーズ(プラスミンの元2)を混ぜますよね?
その前にマヨネーズ(プラスミンの元2)にツナ(トラネキサム酸)を混ぜてしまうので、オーロラソースにならないようにしてくれます。
※オーロラソースツナマヨレシピ
分かりずらいか??
なので
細胞の炎症⇒メラノサイト刺激⇒シミが出来る
↓
細胞の炎症⇒トラネキサム酸⇒メラノサイトに刺激が行かない⇒シミが作られない⇒ターンオーバーと共にメラニンを含む細胞が剥がれていく
↓
シミが薄くなる!
ついでにプラスミンが抑制されるとなんやかんやあって肌荒れとかニキビもできにくくすることができます。
トラネキサム酸でシミは薄くなるか?
よく「予防」だからシミは薄くならないという記事を目にします。
確かにそうなのですが
シミが出来る原因は人それぞれです。
乾燥・紫外線・ホルモンバランス・加齢・先天的要因などなど
トラネキサム酸以前の美白成分といえばアルブチンやビタミン誘導体が有名です。
ただそれらでも効いた人がいれば効かなかった人もいて、その効かなかった原因の先に「炎症が起こっていた」ことが分かって、トラネキサム酸はその炎症を抑制してくれるんです。
なので予防レベルではあるけれど、炎症が原因の人は薄くなる可能性が十分にあります。
自分がどの原因に該当するかは調べようがないですし、これからも研究が進めば新たな原因がわかると思います。
取りえず配合されている製品を半年である6か月は使い続けてみてください。
それでも効果が無ければ他の美白成分い切り替えることをお勧めします。
以上です。