どうもです。
何を掘ろうかなぁと悩んでいる今日この頃。
ベスコスでもいじろうかなぁと思ってこちらを発見しました。
IPSA
クリームアルティメイトe
30g 22000円
2024年10月15日発売
まず初めにイプサについてご存じの方も多いと思いますが、イプサは資生堂です。なので中身は資生堂です。なので成分は資生堂なので、資生堂でバラまきまくっている美容成分をそのままぶち込んでおいでです。
そんなイプサさんのクリームなので
エリクシール トータルVファーミングクリーム
バイタルパーフェクション シュプリームクリームコンセントレート
クレ・ド・ポーボーテ セラムラフェルミサンSn
などの良いところをすこ~しつまんでいらっしゃいます。
ゆえに!
全然目新しさはありませんので
ご了承ください
かなり冷めた目線なので期待はしないでいただきたい。
では商品説明見てみます。
IPSA クリームアルティメイトって
いきいきと生命感にあふれる表情までも美しく、引きあがったようなハリのある肌へ。
イプサは究極の美しさとハリのある肌の関係に着目。
肌にとけ込むようななめらかな使い心地のクリームが、イプサ独自成分AMINO5GLーMUS EXと、TFコンプレックスを肌に届け、濃密なハリとうるおいで満たします。
さらに特別な「フェイスマッスルプログラム」で表情筋を鍛えることで、自らが持つポテンシャルを引き出します。
究極の美しさを目指す人に。
究極にこだわりまくってますね。
究極・・・・・ん~・・・・
とりあえず商品説明にあるこちら
中味を見てみる
AMINO5GLーMUSE
(ワレモコウエキス、フィトグリコーゲン、トリメチルグリシン、L-オキシプロリン、L-セリン、L-アルギニン塩酸塩、ポリ-γ-グルタミン酸Na、濃グリセリン)
いわゆるキー成分になるわけで、「肌をもっと美しく」「表情を・・・っと美しく」を目指しております。
人間の肌って結構動かしていない部分が多いらしいので、それをお手入れを通じて豊かな表情を生み出す肌にしていこうねって事です。
それぞれの成分にはこんな作用があるよってのがありますのでみてみると
成分 | 多分こんな効果 |
ワレモコウエキス | 筋繊維機能低下抑制 |
白糖 | 保湿 |
塩化カルシウム | ターンオーバー改善 |
トリメチルグリシン | 角層重層化抑制 |
L-オキシプロリン | コラーゲン産生、線維芽細胞増殖 |
L-セリン | 保湿 |
L-アルギニン塩酸塩 | コラーゲン変性抑制 |
ポリ-γ-グルタミン酸Na | 高保湿 |
濃グリセリン(保湿成分) |
これは筋繊維とかコラーゲンの産生・変性抑制するもののようです。
平たく言うと「たるみ改善」で、年齢と共に衰える表情筋に対して、成分+手技によって適度な圧を掛ける事で肌を持ち上げよう!って事。
それ以外にも角層の柔軟性を高めたりコラーゲンの産生を促す効果があるので、この一つの成分がかなり優秀な模様。
TFコンプレックス
(イノシット、クチナシエキス、濃グリセリン)
リンパ管ってありますよね。あれは加齢とともに脆くなってリンパ液が漏れるそうです。そこから脂肪酸が漏れているのと同じようで、脂肪細胞の肥大につながります。平たく言うと肌がたるみますwww
それをケアする成分です。
3つの有効成分
(4MSK,ビタミンA誘導体、ビタミンE誘導体)
他社だとメジャークラスの成分が3つ入ってますwww
4MSKは美白有効成分で、シミを作らせないのと排出を促すので、資生堂の中でも最近は一番採用されている成分です。
ビタミンAはレチノールで、ターン―オーバーを改善することでシワの改善につながりますが、その特性上肌荒れにも有効。レチノールはダメって人も、こちらは優しめレチノール
ビタミンEは血行促進とか抗酸化効果があります。肌の老化を促す酸化をじゃんじゃん抑制しますので、ストレス、寝不足、紫外線とかの様々な原因が思い当たる人はいいかも。でも単体で配合しているスキンケアは見たことないのでサブ的なポジションに落ち着いている印象。
あとは角層の形成を助けてくれたり納豆のエキスで高保湿を実現したりで、エイジングケアに恥じないトータルケアを実現してます。
加えてフェイスマッスルプログラムを行う事で、自宅で
かなりの満足度の高いお手入れができます!
が!
中身が古い!!
古いです。古いです。古いです。
表情筋のケアはエリクシールでもやっている件
これですね。エリクシール トータルVファーミングクリーム
表情筋のケア以外に立毛筋のケアが出来るアレです。でも美白のお手入れは出来ません。
あとはコイツとかSHISEIDO エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティングクリーム
でもあんまり目立ちませんね。こいつは
でもこいつには入ってません。IPSA バウンスインテンスクリーム
アルティメイトシリーズじゃないので当たり前かもですが、ハリを目指す方向がコチラは早めのエイジング
でもこちらはIPSA ターゲットエフェクト アドバンスト S
先ほど出てきた脂肪細胞の効果を持つTFコンプレックスと似た性能をお持ちです。でも表情筋はできない。
つまりIPSA内ではバウンスインテンスクリーム⇒ターゲットエフェクトアドバンストS⇒クリームアルティメイトeという感じでランク分けがキレイにされておりますね。
視線を資生堂グループではなく、IPSA単体で見ればちゃんとキレイな住み分けがなされてます。
なのでいいか?ってなるかもですが
表情筋のたるみ改善って10年以上前じゃね?
エクササイズ方法もそうですがAMINO5GLーMUSEXという複合体も、恐らく最新のテクノロジーで導き出した対応かと思います。ただ肝心の中身をみてみると・・・・そこまで目新しい中身はしていなさそう。
植物系の成分以外での進化はしているみたいですが、着眼点自体がそもそも通過したポイントをもう一度擦りなおしているのか?みたいな印象をどうしても持ってしまします。
買いか?
資生堂グループはグループ内で成分を共有しすぎて、目新しさを出すのが大変なんでしょうね。
表情筋のケア・脂肪細胞のケア・立毛筋のケアなどなどありますが、これからはそれらをどのようにより効果的にしていくか?の段階に入ってきているのかもしれません。
ただ、それらに加えて4MSK+ビタミンB+ビタミンAを医薬部外品で搭載しているので、これにしか出来ないお手入れとしては一定のポジションを確立した商品だと思います。
が、30gは少ないですね。
最近のクリームは50gが多い(気がする)ので、実は割高じゃない?疑惑があります。
あれやこれやと使うのが面倒くさい人にとってはかなりフィットする成分内容になっておりますので、目新しさはないけど良品だと思います。
以上です。