どもです。
前回SHISEIDOのグローバルブランドの値上げについて取り上げたのですが、もちろん同社のクレ・ド・ポー ボーテも値上げです。
まずは安心材料から、値上げの無かった商品ですが
・化粧水 ローションイドロAn/Cn
・乳液 エマルジョンプトレクトゥリスn/アンタンシヴn
クレームプトレクトゥリスn/アンタンシヴn
・美容液 ル・セラムⅡ(リニューアルに伴い価格アップ)
・ファンデーション ルフォンドゥタン以外(←2023年に値上げ済み)
が主なところでしょうか。抜けてたらスイマセン。
では早速値上げした品々を見ていきましょうか・・・・
まずはメイク落とし・洗顔フォームから
メイク落とし・洗顔フォーム | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
デマキアンYL M | 4,950円 | 5,280円 | 5,500円 |
ユイルデマキアントヴィサージュ | 6,600円 | 6,930円 | 7,260円 |
オーミセラーデマキアントヴィサージュ | 6,600円 | 6,930円 | 7,260円 |
ランジェットデマキアントヴィサージュ | 3,850円 | 4,180円 | 4,400円 |
ムースネトワイアントA n | 6,600円 | 6,930円 | 7,260円 |
ムースネトワイアントC n | 6,600円 | 6,930円 | 7,260円 |
ゴマージュアフィナン | 7,150円 | 7,480円 | 7,920円 |
クレームデマキアント | 6,600円 | 6,930円 | 7,260円 |
こちらは2023年に値上げ済み。なので2年連続値上げですね。
俯瞰すると6,000円台が7,000円台になった感じ。
ただ、10,000円台のメイク落としは今のところないので、断言しますが今年か来年にはそのクラスのメイク落としは出すと思います。高級メイク落とし市場にいまだに参入していないのは資生堂だけじゃないかな?黙ってみているはずがないですよね。むしろ遅いくらい
美容液 | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
セラムエクラS | 35,200 | 36,300 | 38,500 |
セラムエクラS(レフィル) | ? | 34,650 | 35,200 |
セラムリッサーリッズS | ー | 33,000 | 35,200 |
セラムラフェルミサンS n | ー | 36,300 | 38,500 |
セラムラフェルミサンS n(レフィル) | ー | 34,650 | 35,200 |
セラムコンサントレエクレルシサンn | ー | 17,600 | 18,700 |
セラムコンサントレエクレルシサンn(レフィル) | ー | 16,500 | 17,050 |
コレクチュールエサンシエルn | ー | 9,350 | 10,450 |
ユイルレパラトゥリス | ー | 15,400 | 17,600 |
ユイルレパラトゥリス(レフィル) | ー | 14,300 | 16,500 |
結構な稼ぎ頭のセラムエクラS、セラムコンサントレエクレルシサンn、石井美穂さんパワーで爆売れしたセラムラフェルミサンSnも値上げです。
そしてついに美容液カテゴリー一万円以下がなくなりました・・・
クリーム | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
クレームヴォリュミザントS | 40,150 | 42,350 | 44,000 |
クレームイユーS | ー | 29,150 | 30,800 |
クレームイユーS(レフィル) | ー | 26,400 | 27,500 |
ラ・クレーム | 66,000 | 68,200 | 71,500 |
ラ・クレーム(レフィル) | 64,900 | 66,000 | ? |
ラ・クレームがついに71,500円ですね。
なんかここまでくると外資系の中身スッカラポンなクリームの領域です。ラ・クレームが低機能と言いたいわけでは無いですが、7万円かけるほどのアイテムか?と言われると!そうではない・・・
ラ・クレームの限界価格は66,000円だったなぁって気がします。それ以上の価格だと今やラフェルミサンの方がイイと思います。
プレメイクアップ | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
ヴォワールコレクチュールn | 7,150 | 7,700 | 8,250 |
ヴォワールマティフィアンリサン | 7,150 | 7,700 | 8,250 |
ヴォワールイドラタンロングトゥニュ | 7,150 | 7,700 | 8,250 |
ヴォワールルミヌ | 7,150 | 7,700 | 8,250 |
はい。下地ももれなく値上げです。8,000円台になりました。
アットコスメでもそうですが、色んな人が持ち上げまくっている日本を代表する下地。今までが7,000円台で買えたのが奇跡だったのかな?なんて思っちゃいますね。
でもここまでくるとほぼファンデーションの価格ですね。8,000~10,000円の見えない壁が、下地とファンデの間にあると思うのです。その壁・・・超えてきました。これは代替品を探す人が増えそう。その動画の需要がありな雰囲気を感じますね。
ファンデーション・ケース | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
ル・フォンドゥタンn | 33,000 | 34,100 | 35,200 |
ケース(オンブルクルールクアドリ) | ー | 3,300 | 3,520 |
ケース(オンブルクルールソロ) | ー | 2,200 | 2,420 |
美容液ファンデ?というか美容クリームファンデといいますか。その手の中でも随一のファンデが2年連続値上げ。冬の時期を避けた形になりますが、年間通して使えると言えば使えますからね。
って事は来年は他のファンデが値上げに黄色信号。
サンケア | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
クレームUV n | ー | 11,000 | 12,100 |
ソワンプロテクトゥールレーブル | ー | 6,600 | 7,150 |
ソワンプロテクトゥールレーブル(レフィル) | ー | 5,500 | 6,050 |
エマルションUVコールn | ー | 11,000 | 12,100 |
クレームタンテUV(全3色) | ー | 8,800 | 9,350 |
日焼け止めはフューチャーソリューションLXのユニバーサル ディフェンスsが11,500円なので、資生堂内でも「どっちがいいの?」って迷いそうな感じしますね。中身は全然違うので今度やってみようかなと思います。
マスク・マッサージ | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
マスクヴィタリテオープレシュー | ー | 33,000 | 35,200 |
マスクエクレルシサン(6包入) | ー | 11,000 | 12,100 |
マスクエクレルシサン(1包入 | ー | 1,980 | 2,200 |
コンサントレイリュミナトゥール(6包入) | ー | 13,200 | 14,300 |
コンサントレイリュミナトゥール(1包入) | ー | 2,420 | 2,640 |
ソワンマスクエクラS | ー | 33,000 | 34,650 |
マスクイユー レジェネランS | ー | 16,500 | 17,600 |
クレームドマッサージュs | ー | 13,200 | 14,300 |
ここら辺はあんまり動かない商材な気もします。頻繁にリニューアルする基礎化粧品と違って、5年単位。または10年単位でのリニューアルをするので、コレは値上げしなくてもいいんじゃね?って感じ。ただ、容器の規格が特殊っぽいので、作るごとに赤がでそうな気もします。
リップ・アイシャドウ・マスカラ | 旧々価格 | 現行価格 | 新価格 |
ルージュアレーブル | ー | 6,600 | 7,150 |
ルージュアレーブル | ー | 6,600 | 7,150 |
ルージュアレーブル マット | ー | 6,600 | 7,150 |
ルージュアレーブル マット | ー | 6,600 | 7,150 |
ルージュアレーブル ブリアン | ー | 6,600 | 7,150 |
ルージュアレーブル エブルイサン | ー | 6,600 | 7,150 |
ルージュクレーム ブリアン | ー | 5,500 | 6,050 |
ルージュクレーム マット | ー | 5,500 | 6,050 |
ルージュクレーム エタンスラン | ー | 5,500 | 6,050 |
オンブルクルールクアドリ(レフィル) | ー | 6,380 | 6,820 |
マスカラシルエトフェ | ー | 5,500 | 6,050 |
ここら辺は単価が低いので大きな影響は少な目かな?500円位の値上げ。
って感じで以上になります。
いかがでしょうか。
愛用者にとってはかな~~~~~りイタイ値上げですね。
クレドポーボーテの年間コストはやはり高めで、基礎化粧品+美容液+ベースメイクで年間約40万円は掛かります。その5%がアップするという事はコストが2万円増える計算です。美容液がもう一本買えますね。ハイブランドで5%値上げするという事はそういう事です。
値上げはしてませんが、仮に中価格帯のエリクシールが5%値上げした場合は年間コストが約4,000円アップ。無視できない価格ですが、まぁ・・・そんくらいか?かと思いますがどうでしょうね。
以上です。
最後に、詳しく計算はしていませんが、段階的に5%の値上げを行っているような気がしなくもないです。前回お話しした中期経営戦略の一環だとすると。年々値上げを行う事で、計画当初から8~10%物により15%の値上げを全商品でする感じなのかな?って雰囲気を感じます。
例えば超高級品で代表的なラ・クレーム。
私がデパートに入った時に初めて目にした50,000円のクリーム(当時は「50,000円のクリーム」という二つ名で通っていました。)
品名 | 旧々価格 | 旧価格 | 新価格 | 2023年 ↓ 2025年 |
ラ・クレーム | 66,000 | 68,200 | 71,500 | 108.33 % |
最終的な着地は74,000円とカ?なので2026年については今回値上げしなかった商品を値上げ。またはリニューアルと言う形をとるか内容量を減らして発売・・・・とかかな?
ル・セラムもこんな感じ
品名 | 旧々価格 | 旧価格 | 新価格 | 2023年 ↓ 2025年 |
ル・セラム(Ⅱ) | 27,500 | 28,600 | 29,700 | 108.00 % |
年単位で見るとうっす~~~~らと資生堂の方針が見え隠れするような気がしなくなくもない。モウソウのしすぎですねwww
なので普通に買えるようにお給料あがるよう頑張ります。
以上です。
資生堂の研究費は実は決まっていて、売り上げの3%です。仮にさっきのラ・クレームが66,000円の時は1980円。価格改定後の71,500円になると2145円になります。※税込み計算ですが
年間1万個売れたら約150万円の研究費を捻出できることになりますね。
そう。理系の人にとってはその重要性が分かると思いますが、研究費ってシビアらしいんですね。私はあまり詳しくないですが。
最近の話ではないですが、一時期の日本は研究費開発費が世界第3位だそうです。、でも一人当たりの研究費は16位だそうです。経済大国の中では圧倒的に低い水準。
大学の学術的?な?研究費も8割は不足しているとの事。
そして国際的な論文の発表量も、年々少なくなっているそうです。
そもそも研究するための費用が国の政策の中に盛り込まれていない?か、予算が割かれていないので、スポンサーの支援金や寄付で賄われています。知らんけど。
そんな中でも資生堂は多くの論文を発表しており、研究成果をそのまま私たちの使用するスキンケアに落とし込んで提供してくれている企業です。なのでちゃんとね?めぐっているんですよ。値上げの分は見ようによっては私たちに還元されてます。
国と違って唯意義な税金?の使い方?をしているので・・・でも法人税はどうなってんでしょうな?