今日はエリクシールです。
私は大好きなスキンケアでホントに長年愛用してます。むしろコレで安定して肌を維持しているので、基礎のスキンケアは死ぬまでこれかもしれません。
動画も是非みてみてください。聞きずらい低い声ですが頑張ってます。
でも・・・・・・・
このスキンケアの全容を把握している人はあまりいないのでは!?
デパートに勤めていた時に資生堂の人と仲良かったんですが、一応デパートにも取り扱いはあるもののあまり詳しくはなかった印象です。
デパート専用のブランドを扱うので、薬局でも売っているスキンケアは重視しないんですよね。
んで、なんで詳しくないのかというと
シリーズが多すぎるんです!!
ヤバいくらい多くて何を目指しているのか分からないくらい。5年くらいのサイクルでガラッと変わったりするので、過去をさかのぼると混乱します。
今のところ発売されているシリーズは
- エリクシール アドバンスド
- エリクシール シュペリエル
- エリクシール ホワイト
- エリクシール ルフレ
- エリクシール
な感じです。
実はPRIOR(プリオール)というシリーズも、昔はエリクシール プリオールというくくりで出ていたんですが離脱してますね。とうか
覚えきれないのはそういうところです。ブランド戦略が投資家的な感じでスパッと切り替えてしまうのが資生堂。
エリクシールっていうシリーズを私的に説明すると
10代の人には進めるとダメな感じ、まだ早い!!
20代はまだ大丈夫!!でも色々使いたい年頃か、、、資生堂ならアクアレーベル?
30代はドストライクだけど・・・・あえてのエリクシールよりは外資行くか??
40代もまだいける!けど資生堂の中ではベネフィアンスやベネフィークとかもあるね
50代になると「とてもしっとり」でも物足りなさが・・・そのためにアドバンスドということか
60代は昔使っていたビンのエリクシールに戻りたくなるかもしれない
そしてざっくりとエリクシールというブランドはエイジングケアです。
ツヤ玉とか美容習慣とかキャッチ―な事書いてますが
つまりは乾燥・シワ・たるみのケアです。
ただエイジングケアと言っても幅が広くて、昔はおばぁちゃん的な人が使うマイナスイメージとしてののがエイジングケアでした。マイナスイメージというのは若い人が使うのが少しはばかられるという事で、肌に合うという理由でエイジングケアを紹介してもそれは失礼になってしまう状況です。
それが20代30代の早めのエイジングケアがアーリーエイジングと呼ばれ、その呼称が最近は薄くなって普通にエイジングケアという言葉が幅広く使われるようになり、マイナスイメージではなく自分らしいケアの一つになったので選択の自由が得られましたね。
それは起用している女優を見るとターゲット層がバッチリわかるのと、あからさまに20代を視野に入れてブランドの育成戦略を画策しているのが見えてきます。
そんでそれぞれの簡単な特徴ですが
・エリクシール アドバンスド(起用女優:石田ゆり子 50代)
これは分かりやすいくらいのエイジングケアですね。
この年代になると、スキンケアの考え方も変わってきます。
ある程度年齢による肌変化は受け入れつつも、より肌実感を求めてスキンケアを選んでいくようになるので、単純な「しっとりタイプ」という表記では満足できなくなります。
しっとりタイプを付けているはずなのに物足りなさを感じてしまうので、なんとなく使っているけど最適か?と言われると違うような感じがするのでクリームとかオイルとか手をだしてしまう。
それは間違いではないのですが、潤いを与えるだけではなく「蓄える」ことのできるスキンケアがこれにあたります。
与えたら与えただけ肌が潤う年齢じゃねぇ~んです。(失礼)
エリクシール プリオールから引き継がれたかというと別物で価格が3割くらい高めなため、新しいエイジングラインです。
・エリクシール シュペリエル/ホワイト(起用女優:長澤まさみ 30代)
このスキンケアが代表的なラインですね。私も使います。
30代~40代は肌が乾燥して、透明感が失われます。シミ・シワ・たるみ・ハリ感が失われていくのを毎年感じながら過ぎていくので、「なんかヤバイ?」ってなってきます。
働いている人は20代の女子社員のハリ感に普通にビックリしたりします。私もあまりのハリ感にひいちゃいます。若いってスゴイ
その若さを感じるポイントが「ツヤ玉」ってので、潤い+透明感+ハリの三拍子が揃うと頬のところにツヤっぽさが出るんですよ。それを生み出すための潤い成分やハリ効果が期待できる成分を組み込んでます。
逆に潤いが無くてハリもないと、マットな肌でシワもシミも目立ちやすく、実年齢がやや上に見られてしまう原因になります。どっちかって言ったら若々しさがある方がいいですよね。
ホワイトの方はその効果にシミケアができる成分が追加されてます。メラミンのケアになるので、くすみとかのケアもバッチリです。
なんかスキンケア使いたいけど何使えばいいか分からなければコレを使えば大丈夫です。
中身の成分的には倍以上の価格する外資メーカーのスキンケアより圧倒的に優れています。(それはいいすぎか)
・エリクシール ルフレ(起用女優:吉岡里帆)
私の嫁の吉岡里穂です。
毛穴が気になったらファーストエイジングケアの始めどき
ってので、こんなの気にならない人なんていないでしょうwww
このスキンケアは比較的新しく出たヤツで、今までエリクシールで対応していなかった年代にロックオンしてます。
20代に限定しているスキンケアではありませんが、水分と皮脂のバランスの乱れによる毛穴のケアをして、未来の肌(上で書いたようなエイジング)を明るく元気にしましょう的なスキンケアです。
この年代のスキンケアはアクアレーベルとかDプログラムが対応していたのかな?
でもここが甘いと他のメーカーに流出してしまうので、何とか繋ぎ止めたかったのでしょう。以前はザ・スキンケアというデパコスがあったのですが、無くなってしまったんですよね。
顧客の育成を国内の若者ではなく、F2~F3層(35歳から49歳~50歳以上)やインバウンド戦略の影響かと思います。
3000円クラスのはデパコスならアユーラ、イプサ、RMK、ジルスチュアートに取られてしまいますね。
ただ少し、的外れな気もしなくもないですね。
とりえあず自分に合ったスキンケアを使う上で、20代からすでにエイジングを意識したいならコレでしょう。もちろん30代でもいいと思います。
モイスチャーバランス特化なので、肌自体が生理とかで不安定になりやすい人にもいいかもしれません。
20代と言えば美白か肌荒れ改善で紹介していた時期がありますが、エイジングを意識したスキンケアなのがエリクシールの他社とは違うところかと思います。
・エリクシール(昔からいるね)
これは根強いファンがいるんですね。まだ売ってます。
昔はエリクシールⅡとかもあったような。。。。あったかな??
これに至っては新規顧客獲得ではなく、ホントに数十年前から使っているとか久々に使いたいとかの回顧厨の方向けです。
今頃ビンの容器のスキンケアは貴重です。そのうち遺産登録されますね。
とまぁ今回は以上になります。
ただこれらはあくまでブランドの個性の話で、商品のラインナップはもっと深淵です。
何かに理由を付けて新製品をバカスカ発射するので現場の美容部員さん可哀そう・・・
色々紹介はしていきたいので、お付き合い下さい。
以上です。