SHISEIDO フューチャーソリューションLX解説 【超高額スキンケア】

スキンケアとネタ
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どうもです。

突然ですがワタクシ、バルサンは庶民中の庶民です。


デパート社員は所詮販売員なので、年収500万を超える人はあまりいません。店長でも意外とい行ってません。歴を重ねると年収上がる制度がいまだ多いですね
でも販売しているスキンケアは高額な物ばかり・・・・
社員割引きで購入できますが、そもそも高額な製品を何割かで買っても高額は高額。
以下をみてみて下さい。

フューチャーソリューションLXプライスリスト

エクストラ リッチ クレンジングフォームe洗顔料134g¥5,500 
コンセントレイテッド バランシングソフナーe保湿液170ml¥13,200 
スーペリア ラディアンス セラム美容液30ml¥27,500 
インテンシブ ファーミング コントア セラム美容液50ml¥29,700 
トータル プロテクティブ クリームeクリーム51g¥29,700 
トータル Rクリームeクリーム50g¥35,200 
レジェンダリーEN ルミナンス セラム美容液30ml¥55,000 
レジェンダリーEN クリームクリーム50g¥60,500 
アイ アンド リップコントア Rクリームeクリーム17g¥16,500 
ユニバーサル ディフェンスe日焼け止め55g¥10,450 
インフィニトリートメント プライマー下地42g ¥7,480 

うん!なかなか高額!コレを高額と思うかどうかは個人の感覚なのですが・・・・・
私もこれ以上の高額製品を扱ったことがあります。購入者はやはり購入するなりの社会的ステータスをお持ちの方が多かったですね。アパートオーナー・経営者はデフォルトです。

というわけで今回は「よく分からないって方向けのフューチャーソリューションの内容」を簡単にお送りします。

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フューチャーソリューショとは

【取り扱い】
取り扱い店はデパートや免税店とかになります。

いわゆるグローバルブランドというやつで、世界で発売されているSHISEIDOで資生堂ではなくSHISEIDOでGINZAを冠した「SHISEIDO GINZA TOKYO」です。

資生堂の製品は
・リバイタル
・エリクシール
・クレドポーボーテ

なんかですね。

グローバルラインであるSHISEIDOはこんなブランド
・ホワイトルーセント
・ベネフィアンス
・スキンケア

などなど

なので身近ではデパートでしか目にしないはずです。雑誌などの前情報がないと、なんだ?これ?ってなると思います。

【商品構成】
上記の表のとおりですが
・洗顔
・保湿液
・デークリーム
・ナイトクリーム
・部分用クリーム
・日焼け止め
・下地

の他に
・ファンデーション
・ルースパウダー

なんかもあります。でもメイク落としは無いようです。

んで・・・・・・・・あれ?化粧水は?乳液は?と思うかもしれませんが

保湿液=化粧水+乳液です。

化粧水で潤いを与えて乳液は保湿っていう作業を1本でやってくれるわけです。
シネルジックっていうラインと同じ考えですね。
その後はクリームを使うわけです。

クリームは使いたくない!って方もいると思いますが、そこはクリーム推奨です。
資生堂は
・落とす⇒洗顔
・整える⇒保湿液
・与える⇒クリーム
・守る⇒日焼け止め

の4つを使いたがらせるので、強制ではないですがクリームを使う事でお手入れ効果を高める考えゆえです。
朝は保湿液⇒プライマー(日焼け止めの入っている物)でもよいそうです。

一個一個の違いは今後書いてみます。

そもそも高級ラインはクレドポーボーテがあるじゃない?

そう、デパートに行くと資生堂にはクレドポーボーテがあります。さらに高級なシネルジックがあります。

フューチャーソリューションシリーズ2009年発売
その時はまだ洗顔と保湿液とデークリーム、ナイトクリームの4品からです。
それより以前からクレドポーボーテは発売されてました。
クレドポーボーテはリニューアルを追うごとに言う事が変わりますので、研究を日々やってんだなぁと感じます。

【クレドポーボーテ商品特徴】
肌には知性があるという発見。独自の最新の肌サイエンス研究から生まれたスキンケアとメイクアップブランド。これまでの化粧品の次元を超え、肌の一生を上手にサポートして、内側から輝くような美しさを放つ肌へと。年齢にかかわらず、今よりも次の美しさを目指す女性たちに、最高のときめきを届けます。

【フューチャーソリューションLX商品特徴】
日本古来の豊かな自然に育まれた植物の力とSHISEIDOの先進テクノロジーの融合から生まれたSHISEIDO フューチャーソリューションLX。肌を上質なものでもてなし、慈しむお手入れで未来の美しさへ導きます。

まぁよくわかりませんよね。

とりあえず保湿とシワ、シミ、ハリ、たるみ、肌荒れ、などなどケアするところはかぶるのですが、先ほども書いたように

資生堂クレドポーボーテとSHISEIDOフューチャーソリューションは別物なのです。

販売元は資生堂インターナショナルですが、事業が少し違うんです。
もちろんクレドポーボーテもいまは海外進出を果たしているので海外でも販売されます。
極端に言うと、超絶ド田舎でもクレドポーボーテはイオンにもありますし、超絶ド田舎な小売店でも仕入れていたりします。でもグローバルラインであるフューチャーソリューションLX絶対にそういうところで発売されていません。

そこで言うと、デパートのSHISEIDOグローバルブランドは「ホワイトルーセント」「ザ・スキンケア」「ベネフィアンス」「バイオパフォーマンス」とありますが
価格帯が化粧水で5000円クラス、美容液で10000円クラス、クリームで20000円クラス。
ラグジュアリーを求める層の取り込みが出来ていない課題ゆえに発売されたのだと思います。

セルピンb3とスキンジェネセルENMEI

フューチャーソリューションは超絶シンプルです。

一つの悪玉タンパク質とそれを抑える成分の戦い。
それの当事者になるかならないかです。


【セルピンb3とは】
少し小難しい話をします。聞きなれないワードですよね。

健康な肌には「アポトーシス」っていう<修復できない細胞>を取り除いてしまう機能があって、それは細胞を良好に保つために必要なプログラムです。このアポトーシスっていう言葉は少し覚えておいてください。
<修復できない細胞>は分解されて白血球の一種によって処理してくれます。そんなありがたいプログラムが肌には組み込まれています。
処理がされないと、そのダメージは周りの細胞にもひろがってしまいます。すると

不全角化を引き起こします。

不全角化っていうのは
細胞が角層っていう表面まで成長する間に「細胞の核」は消失して成熟していくのですが、乾燥や紫外線などの様々な原因により細胞が早くターンオーバーを繰り返すために「細胞が成熟せずに細胞の核が残ったまま角層表面に現れる事」です。

そういう肌は成熟していないので、保湿機能やバリア機能が著しく低下してます。
細胞も成熟していないので、垢となって剥がれることも無く表面に居座り続けます。

そういう肌は乾燥したり、シワ、シミ、くすみ、肌荒れ、などなど考えうる色々な肌トラブルを引き起こします。極端に乾燥したり、花粉の時期に肌がゴワゴワしますよね。アレです。
なので、スキンケアで肌を保湿して、化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクで肌を何とかしているわけです。
不全角化がヤバいことはわかりましたか?

その不全角化は始まりの一つでしかなく、<修復できない細胞>は情報伝達物質を周りの細胞にも受け渡していき、さらにその肌状態は真皮まで影響を及ぼして、コラーゲン・エラスチン・基質・線維芽細胞に深刻なダメージを与えていきます。
そうすると分かりますよね?加齢が加速していきます。

でもスキンケアで今まで不全角化は何とかしてました。でもそれは対処療法であり、原因療法にはなってませんよね?
様々な原因により~の原因は大体分かってます。
乾燥・紫外線・大気汚染・ホルモンバランス・外傷、スキンケアに興味のある方ならだいたい聞いたことがあるワードですね。でもそれはキッカケであり、トリガーではない・・・ではトリガーはなんなのか?それが長らく分からなかったんです。

そして・・・見つかりました。
セルピンb3という悪玉タンパク質です。
やっと出てきましたね。
そのセルピンb3は何をするか?
アポトーシスの働きを阻害するんです。
そのセルピンb3は服でおおわれているところには少なく、手や顔などの露出してるところほど多く存在する特徴があります。

本来なら処理される<修復できない細胞>が処理されずに残り続けるんです。残り続けるとどうなるんでしたっけ?そうです。
周りの細胞にも伝搬していって、不全角化を引き起こし、さらには真皮までダメージを及ぼします。具体的にはコラーゲンを分解する酵素を増加させてしまいます。基底膜という表皮と真皮をつなぐ膜の構成成分も低下させてしまいます。

つまりシワシワ肌の製造因子です。

セルピンb3の怖さが分かりましたでしょうか?

つまり、そのセルピンb3を何とかすること。それ自体が様々な肌悩みや、肌悩みの原因になりうる状態を解消することになります。

そして見つかりました。

ピペリジンプロピオン酸というアミノ酸誘導体がセルピンb3の産生を抑制してくれます。
ちなみに唯一の成分です。これでしかセルピンb3は抑えられません。

例えばシミケアでおなじみの「チロシナーゼの活性阻害」コレを抑える成分って、アルブチン・エラグ酸・コウジ酸・ルシノールとか?だっけな?
と色々ありますよね。

セルピンb3には色々ないんです。ピペリジンプロピオン酸でしかケアできません。

その成分が配合されているのがスキンジェネセルENMEIです。
ピペリジンプロピオン酸の他にエンメイソウエキスと2-O-エチル-L-アスコルビン酸(ビタミンC誘導体)を合わせた複合成分で高い保湿効果と抗酸化などの効果があります。
エンメイソウエキスは情報伝達物質の伝達を阻害する効果も期待できるので肌状態の悪化をより防いでくれます。
もしかしたら2-O-エチル-L-アスコルビン酸はビタミンC誘導体として入っているわけでは無いかも?そこまでは分かりません。

そんな成分を配合したスキンケアを作りました。

はい!フューチャーソリューションLXの誕生です。

極端な事を言うと、セルピンb3が原因で肌状態に思うことがある人にはコレでしかケアできません。

ただ、細胞が若くて修復能力が高ければその必要は無いかもしれません。
自己修復力があるから肌キレイなんですからね。

では40代・50代・60代と年齢を重ねるとどうでしょうか?
セルピンb3は増え続けます。減りません。

セルピンb3の説明にあったアポトーシスのプログラムのおかげでほとんどの<修復できない細胞><成長>は阻害されていくのですが、まれにアポトーシスのプログラムが壊れた細胞が混じっていたりします。その細胞は無限に増殖をしてしまい・・・ガン細胞へと変化します。

今は美容部員ではないのでハッキリ言いますが
お客様のお肌は老化してらっしゃるので、フューチャーソリューションLXを使わないともっとひどくなりますよ?


以上です。

もし使ってみようかな?と思ったらとりあえず保湿液から試してみてください。
それだけでも肌の変化は感じられます。

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