どうもです。
前回、コスモス薬局と資生堂のコラボクリーム スキンクリエーター コンセントレートクリームaを掘ったのですが

ついでに美容液?化粧水?のこちらも掘っておきます。

資生堂 スキンクリエーター
コンセントレートセラムa
180ml 6,930円 約4か月分
2024年2月21日発売
※価格は違うかも
スキンクリエーターはコスモス薬局と言う西日本中心に展開するドラッグストアです。

なぜコラボしたのか経緯は知りませんが、ちょっと古めなデザインの美白+エイジングケアのシリーズになります。

クリームに関してはまぁ・・・何というか・・・
言葉を選ばず言うと、1万円位だすなら資生堂内でもっといいのあるからね?存在意義的に?どうなの?って感じでしたが、セラムの方はどうなのかなぁ?って気になったわけです。
なのであまり期待はしていませんが、こちらは洗顔の後にこれ一本!って感じのオールインワンなので、需要自体はちゃんとある商品かなぁとも思いますので期待せずにご覧ください。
資生堂 スキンクリエーター コンセントレートセラムaって
先ほど4か月分と紹介しましたが、ホントか?クチコミとかから得た情報ですが、多分もっても2か月かなと思うのですがどうなんでしょうね。
商品説明はこんな感じ
深いうるおいと豊かなハリを巡らせる美白ケア&エイジングケア
明るく輝く上質な肌に導く薬用美白美容液
美白有効成分がメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。
化粧水のように肌にみずみずしく広がり、角層深くまで浸透、うるおいを長時間持続させます。
うるおいを保つことで、すこやかな肌の生まれ変わりをサポートします。
美容成分が豊かなハリを巡らせ、つややかな肌に導きます。
心やすらぐやさしいフローラルの香りです。
そしてネットに転がっている情報はやはり0に近く、ほぼノーヒント掘りになるので、エライ勘違いした内容かもしれませんが、生暖かい目で見てください。
と言うわけでクリームと同様に美白+エイジングケアのため、美白有効成分とハリを?与える何かと+αの何かがあるものと思われます。
そんな効果をいくつかの複合成分で担っておいでなので、ちょいと紹介
美白・肌荒れ防止有効成分・・・m-トラネキサム酸
キメを整える成分・・・キイチゴエキス
ステムソリューション・・・海藻エキス、イノシトール、グリセリン
巡り透輝エキス・・・ジュウヤクエキス、ケイヒエキス、セイヨウサンザシエキス、グリセリン
少し振り返ると
m-トラネキサム酸は美白有効成分で、シミ特有の炎症を抑制して、メラニンの元となるメラノサイトの働きを抑えてシミを防いでくれます。炎症抑制の性格から肌荒れ改善成分としても効果を発揮します。
ステムソリューションは基底膜のケアと真皮のケアになります。

基底膜は加齢や紫外線で機能を低下させて、表皮の育成低下、コラーゲンの減少などにつながるので、それを改善してハリのある肌に整えてくれます。エイジングケアとしては嬉しい効果です。
巡り透輝エキスは毛細血管や血流のケアです。毛細血管も老化により細く脆くなり、肌に栄養を送れなかったり免疫低下につながりますので、それを改善して若々しくも、明るく透明感のある肌にしてくれます。

で!ここまではクリームと共通。そしてクリームには肌をパックするような効果と、真皮と皮下組織の繋がりを強固にして、たるみに強い肌にする成分が配合しておりました。
こちらのセラムにもパック効果はあるようです。そして真皮のケアは無い代わりにこちらが配合
キメを整える成分・・・キイチゴエキス
コイツがなんなのか?が肝になりそうですね。
キイチゴエキスがなんなのか?
資生堂が2023年に「たるみ」に対してこんな発表をしておりまして、簡単に言うと
立毛筋の衰えが肌の「たるみ」を引き起こす

なので、ある成分と手技によるストレッチをすることで、その衰えた立毛筋を若い肌のように取り戻し、肌を持ち上げてもらおう!

って感じです。そのある成分と言うのが
キイチゴエキスとカンゾウエキス


資生堂の立毛筋ケアの商品はいくつかあり
エリクシール
エステティックエッセンスAD


エリクシール
トータルVファーミングクリーム
デパコスSHISEIDO
バイタルパーフェクション
シュプリームクリームコンセントレート


クレ ド ポー ボーテ
セラムラフェルミサンSn
などの品々に、キイチゴエキスかカンゾウエキスのいずれかが配合されております。両方配合されているのはエリクシールのトータルVファーミングクリームのみ(のはず)です。
そして今回紹介のセラムにもキイチゴエキスは配合されているのですが、どうも・・・・商品そのものにストレッチ的な案内は無いようです。

でも店頭では案内されてるという噂もあるので何ともな感じなんですよね。立毛筋のケアはオリジナルメソッドありきなのです。
では何の効果か?
角層機能向上によるバリア機能&保湿機能アップ

っていう線です。寒暖差などによる肌変化に強くなり、肌荒れなどの不安定な肌を解消してくれます。
商品の傾向からこちらの方が「ぽい」ですよね。
その他は?
一応全成分も確認してみましょう。
成分達 | 多分こんな効果 |
トラネキサム酸 | 美白、肌荒れ改善 |
海藻エキス(1) | 基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生 |
海藻エキス(4) | 基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生 |
イノシット | 真皮幹細胞成長促進/皮脂バランス正常化 |
ドクダミエキス | 毛細血管太く※VE-カドヘリン産生促進効果 毛細血管強化してハリ弾力を高める |
ケイ皮エキス | 毛細血管の抗老化、抗酸化効果 |
セイヨウサンザシエキス | 血流改善くすみケア(Hb飽和度) |
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム | 保湿 |
ヒアルロン酸ナトリウム(2) | 保湿 |
水溶性コラーゲン(F) | 保湿 |
キイチゴエキス | 肌荒れ改善(角層成熟) ※カスパーゼ14産生(寒暖差ダメージ軽減) |
精製水 | |
ジプロピレングリコール | |
濃グリセリン | |
エタノール | |
ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル | |
ジグリセリン | |
ポリエチレングリコール400 | |
ポリエチレングリコール1500 | |
ポリエチレングリコール20000 | |
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液 | |
ポリオキシブチレン(15)ポリオキシエチレン(44)ジメチルダイマージオールエーテル | |
エデト酸三ナトリウム | |
クエン酸ナトリウム | |
1,3-ブチレングリコール | |
2-0-エチル-L-アスコルビン酸 | ビタミンC誘導体 |
クエン酸 | |
シロキクラゲ多糖体 | |
無水エタノール | |
ピロ亜硫酸ナトリウム | |
フェノキシエタノール | |
香料 |
さっきやったやつ以外はなさそうですね。
裏を勝手に読む
先ほどカンゾウエキスとキイチゴエキスが平滑筋のケアをすると申し上げたのですが、その両方を備えているのはエリクシールのトータルVファーミングクリーム
ただ、見方を変えるとコレもそうなんじゃね?ってのが浮かび上がります。
それが
スキンクリエーターのセラム&クリーム


セラムの方には肌荒れ改善のキイチゴエキスが
クリームの方にはキイチゴエキスの代わりに真皮と皮下組織の繋がりを強固にして、たるみに強い肌にする成分が配合しております。その成分はカンゾウ抽出末つまりカンゾウエキスですね。
そう。ダブルで使う事で平滑筋パーフェクトセットの完成であります。
が、深層は分かりません。
資生堂さんから特に「そうです。」という言質はないので、店頭で聞いてみてください。
買いか?
オールインワン。美白。ハリ。肌荒れ改善。7,000円位。
これだったら全然いいんじゃないでしょうか。化粧水だったら機能はかなり絞られている物が多いですし、本格的な美容液になると高額になりがち、乳液としてはどうなの?って感じのテクスチャーですが、それぞれの機能を担保しつつ使い勝手のいい商品に仕上がってます。
ただ、商品自体は素敵ですが、パッケージなどなどの中身以外に魅力が乏しいというか、超絶個人的に使いたい!っていうテンションにならない雰囲気の商品なので、私は買う事は無いです。
でも薬局でそこそこなスキンケアを探している人は是非手に取ってみてください。
好みに合えば自信をもって使っていいです。
以上です。
あとリバイタルの失敗作にスキンハイドレーターって化粧液がありまして

コンセントレートセラムaの中身は結構これに近いです。オールインワンでは無いですが
ただリバイタルはトラネキサム酸の浸透を高めた処方がされており、その処方はおそらくコンセントレートセラムaには採用されてなさそうです。
単純な美白効果はリバイタルに及ばないにしても、スキンハイドレーターは9,000円します。
どっちがイイとかの話ではないですが、コンセントレートセラムaの方が安い分だけまだマシかななんて思います。