どうもです。
以前DEWの化粧液を掘ったので、
掘ったついでにこいつも掘ってみます。
はい。タンタンコンクドロップです。
フェイスラインまでグーッと密着。
っていうアラフォーにはなかなに刺さる文句ですね。フェイスラインはじゃんじゃん曖昧になりつつあるお年頃なので、スキンケアの一つに必ずエイジングケアは取り入れております。
フェイスラインとなると、最近のスキンケアでは、たるみに有効なエラスチンのケアや、今までのコラーゲンを生めや増やせやのケア、表情筋、立毛筋、脂肪細胞のケアと色々あります。表皮より奥のケアでかね。
そこら辺はブランドの特徴が色濃くでてくるので、ヒアルロン酸をウンチャラ系のDEWは果たしてどんなケアをしてくれるのか?
見てみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
とりあえず前情報
こちらの商品を掘るにあたりとりあえずのに一応は耳にしておいた方がイイかな?って情報があるのでサラッといきます。
シワ、たるみのがある部位は真皮ヒアルロン酸の量が少ない。
光老化の影響で真皮にダメージ蓄積されることは知られていますが、それはコラーゲンを差すことが多いです。ただ真皮のヒアルロン酸の量も減っている事を発見した次第で、真皮のヒアルロン酸はコラーゲンに挟まっている感じなので、ハリを与えるのに結構重要な模様です。ただ、環境や年齢と共にヒアルロン酸やコラーゲンなどの発現因子事態が減る上に分解能力は高くなってしまうので、真皮のヒアルロン酸は量を増やさずしてハリは得られない。
ついでにヒアルロン酸の因子は表皮にもあるので、表皮と真皮のヒアルロン酸の発現因子は増やすことは大事ですよ。
って感じでコンクドロップ行きます。
DEW タンタンコンクドロップって
DEW
タンタンコンクドロップ
55g 4180円
ヒアルロン酸Na配合の弾力膜でハリ肌へ
濃密なコクのあるクリームを引き上げるようになじませると、もたつき感なくグーッとのびて、まるでテープのようにピタッと均一に密着し、ヒアロ弾力膜*に変化。うるおってタンタン弾むようなハリ密肌へ導く、美滴濃密弾力クリーム。
なんか変な名前だなぁとおもったらタンタン=弾む(韓国語)※弾弾とコンクは濃縮原液をさす和製英語で「コク」にも引っかけてるのかな?ちなみにDEWは雫とか露だそう。
そしてクリームポジションの中では安いですね。
そんでこいつは何なのかと申しますと。
先ほど申し上げた表皮と真皮のヒアルロン酸をなんかしてくれる系クリームです。今となっては収束していてマスク生活から脱却してますが、マスクで隠されていたたるんだ肌を何とかするためのクリームのようです。
ホームページに大体の事は載っているので見てみてください。
クリームの宣伝文句でお馴染みの
・なじみの良さ・密着・塗膜形成の三点セットはしっかりとあります。でも中には結構どうでもいい位に普通のテクスチャーで、普通のクリームだねwwwってのが多いなか、言葉の通りに馴染みはいいし、肌にピタッと膜感があります。ただその膜感に不快感はなくオイリーな膜というよりジェル系の膜に近い感じでした。
こんな感じのヒアロ弾力膜を作ってくれますが
もうそういうのはどうでもいい(気分)ので中身を見てみたいと思います。
肝心の中身
水 | ポリアクリルアミド |
スクワラン | (C13,14)イソパラフィン |
DPG | グリチルリチン酸2K |
マルチトール | 香料 |
グリセリン | キサンタンガム |
トリエチルヘキサノイン | マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル |
マイクロクリスタリンワックス | アセチルグルコサミン |
セテアリルアルコール | ラウレス-7 |
ジメチコン | メチルセリン |
ステアリン酸グリセリル | EDTA-2Na |
イソステアリン酸水添ヒマシ油 | エタノール |
ステアリン酸PEG-2 | カンゾウ根エキス |
ステアロイルグルタミン酸Na | ワレモコウエキス |
ステアリン酸 | ヒアルロン酸Na |
オリーブ果実油 | 酵母エキス |
ミツロウ | フェノキシエタノール |
ベヘネス-2 | クロルフェネシン |
ステアリン酸グリセリル(SE) | 黄203 |
イソステアリン酸 | 赤504 |
コレステロール(羊毛) |
ん???前回DEWのアフターグロウドロップを掘ってみましたが
「あ~~~~・・・・そっか・・・・・そうだよね。」ってくらいに割り切った中身です。でもこのクリームは結構ちゃんと掘らないといけない感じしますが、とりあえずヒアルロン酸のところを取り上げると・・・・・遺伝子のHAS1とか2とかの話になりますが、面倒なのでいつも通りシンプルに
成分名 | こんな効果 |
マイクロクリスタリンワックス | ヒアロバウンスベール |
ベヘネス-2 | ヒアロバウンスベール(密着向上) |
コレステロール(羊毛) | 皮脂類似成分 |
グリチルリチン酸2K | 抗炎症 |
アセチルグルコサミン | ヒアロバウンスベール(表皮ヒアルロン酸産生) |
メチルセリン | ヒアロバウンスベール(真皮ヒアルロン酸産生) |
カンゾウ根エキス | 抗アレルギー |
ワレモコウエキス | ヒアロバウンスベール(真皮ヒアルロン酸分解抑制) |
ヒアルロン酸Na | ヒアロバウンスベール |
酵母エキス | ヒアロバウンスベール |
エイジングのケアってめちゃくちゃ保湿するか、予防するか、真皮のコラーゲン増やすかみたいなところがありますよね。
保湿は独自の保護膜でウンチャラ。予防は基底膜の分解抑制とか。コラーゲンはそのままですがコラーゲン増やしてハリを出そう!ってやつです。なので商品説明にもあるハリ肌を目指すのにも各社様々なアプローチがあるため、コレが正解ってのはないかなぁと思います。
最近のトレンドでナイアシンアミドをとりあえずブッコんで美白とシワ改善して「ハイ!万能‼」って風潮がありますが、こちらのクリームは信じる道を行く!って雰囲気バシバシ感じます。
色んな成分入ってるなぁと思いますが、その「すべてはヒアルロン酸のために」みたいな。
化粧液であるアフターグロウドロップはヒアルロン酸を謳う割に「膜」を作る事に特化しており、成分としてこんな肌にするってのがほぼ皆無でした。でもコンクドロップは「膜」はモチロンですが、ヒアルロン酸の産生と分解抑制をすることで「潤う肌!」ではなく「ハリのある肌」の実現に全力投球してます。
ついでに肌環境を安定するための抗炎症成分も入っているので、立つ鳥後を濁さず的なクリームって感じです。
買いか?
買いですね。いいクリーム(?)ではないでしょうか?
近年溢れる高機能系クリームとはいきませんが、ヒアルロン酸という従来のコラーゲンエイジングとは別の視点からハリを与えてくれます。
で、おそらくですが、そういうヒアルロン酸という名の保湿環境が表皮と真皮に置いて満たされた肌は、よりコラーゲンの産生を促すことも出来るのではないかな?と思います。副次的効果と言うか結果的にといいますか。4000円台のクリームのなかではかなり優秀かなと思います。
そしてテクスチャーも肌感も私としては申し分ないので、劇的な変化がすぐある手のクリームでは無いかもですが、「何か肌調子がいい」とか「朝起きた時の肌にハリがある」とか「ファンデ乗りがイイ」とかのちょっとした肌の変化を楽しむことが出来るクリームだと思います。
以上です。