どうもバルサンです。
エリクシールとプリオールはどっちがいいかですが、10:0でエリクシールです。
以上です。

とまぁそんな感じです。スキンケアは使う人がどうしたいかが大切なので、単純に良い悪いで区別は出来ないものなのですが、私ならプリオールは50代になっても選ばないですね。
ただこれでは私の主観マシマシなので、客観的にどう違うのかをみてみたいと思いますのでお付き合いください。今回は主に基礎ケアである化粧水と乳液について比べてみます。というか化粧水も乳液も中身は大差ないのでプリオールvsエリクシールの流れです。
まずはそれぞれのプロフィール確認
プリオール 薬用 高保湿化粧水 薬用 高保湿乳液 | エリクシール リフトモイストローションSP リフトモイストエマルジョンSP |
50代からの乾燥が続く肌のために、年齢とともに不足しがちなうるおいを充実補給。 たっぷり保湿&肌あれ対策。うるおって乾燥による年齢サイン*² をパッと目立たなく。薬用 抗肌あれ有効成分配合で、大人の肌あれを防ぎます。 乾燥による小ジワを目立たなくします。 | 最新の知見によるハリへのアプローチと浸透技術。 厳選された美容成分配合で、肌にハリを与えながら、浸透処方で角層深くまでうるおいを届けます。 乾燥による小ジワを目立たなくします。 エイジングケアの未来をひらく新体験。 さあ、あなたも。進化したハリとうるおいの世界へ。 |
2020年9月21日発売 | 2022年9月21日発売 |
化粧水 160ml 3300円 約2か月 乳液 120ml 3850円 約2.5か月 | 170ml・3300円 約1か月 130ml 3850円 約1か月 |
今回比較の引き合いに出したのは同じ値段だからです。エリクシールにはエリクシール アドバンスドという50代以降向けのスキンケアもありますが、そちらは4000円台なので多少の優劣はあるのは仕方ないかなと思います。
使用期間についてはコットン使いか手使いによる「お手入れ方法による差」なので、効果とは切り離して考えていきます。
それぞれの「技術的特徴」についてですが
プリオールは
・ゴールデンコネクターEX+グリチルリチン酸ジカリウム
⇒たっぷり保湿&肌荒れ改善
・うるおい注入処方(化粧水)
・うるおい密閉処方(乳液)

内訳的にはいずれも保湿効果を高めていきますが、年齢を重ねた肌は固くなりがちなのでそもそも浸透しにくいってのがあります。そんな肌でも浸透しつつ、それを封じ込める効果があるので50代~ってのはそういう事です。あとはハリの要の真皮層のコラーゲンやエラスチンの分解抑制をすることで、衰えた肌をなんとか支えようとしてくれます。
エリクシールは
・MバウンサーCP
⇒ふっくら満ちるハリ
・ディープモイストインCP
⇒うるおい深く浸透

エリクシールも年齢肌ですが、30代以降をターゲットにしつつ45歳以降の層も重視してます。潤いの浸透性も角層の剥離を促すことで使うごとにより深く届けて満たすことでツヤを感じる若々しい肌に仕上げます。そして最新のコラーゲン研究の元、免疫細胞のマクロファージに着目しコラーゲンの代謝を促してハリのある肌にしてくれます。
ってな感じ。
いずれも潤いとハリを生み出すスキンケアですがアプローチが異なるので微妙にニュアンスが違いますね。
なのでハッキリさせるべく肝心の中身を見てみます。
肝心の中身
全部のせても分かりづらいので主要かな?ってなやつだけ載せておきます。

エリクシールの中身 | プリオールの中身 |
トラネキサム酸※ | グリチルリチン酸ジカリウム※ |
オトギリソウエキス | ユキノシタエキス |
メリロートエキス | シカクマメエキス |
オランダカラシエキス | エリスリトール |
イノシット | トレハロース |
トレハロース | トリメチルグリシン(化粧水しっとりのみ) |
エリスリトール | キシリット(乳液とてもしっとりのみ) |
※印は医薬部外品なのですが、エリクシールはトラネキサム酸。プリオールはグリチルリチン酸ジカリウム。なので美白と肌荒れって事になりますが、エリクシールのトラネキサム酸は肌荒れ改善として入っています。美白としての効果もちゃんとあるものと思われます。どっちがどうってのは分かりませんが、グリチルリチン酸ジカリウムの方が肌荒れ改善として採用しているメーカーが多い気がします。
他の成分はどうかな?
エリクシールの中身 | プリオールの中身 |
ウロキナーゼ活性阻害、抗炎症老化 ※コラーゲン産生(マクロファージM1) | コラーゲン・エラスチン分解抑制 チロシナーゼ活性阻害 |
角層重層化抑制 | エラスチン産生 |
CE成熟促進 | CE成熟促進 |
角層収縮抑制 | 角層収縮抑制 |
細胞間脂質形成促進 | 角層剥離(化粧水しっとりのみ) |
Ⅲ型コラーゲン産生、細胞賦活、血行促進 | 細胞間脂質形成促進(乳液とてもしっとりのみ) |
ざっくり行くと、プリオールは角層のケア+真皮の分解抑制です。なぜか商品によって効果が違うのは置いて置きます。エリクシールは角層のケア+真皮の賦活+免疫改善です。ただし、角層のケアはプリオールより範囲が多く、真皮のケアも免疫のケアと合わせて行う事でハリを生み出すことが出来ます。
自分で言ってても何ですが、スンゴイ差があるか?というとスゴイではない・・・・でもエリクシールの方がやっていることがそれぞれ一つずつ優れている。って感じです。というか最新の知見をブッコんで作られているエリクシールの方が優れてます。
テクスチャーも香りも好みの問題で、スキンケア効果に直接差はないです。
どっちが買いか?
プリオールを選ぶ理由は特に見当たらないかと・・・・
冒頭でも言いましたが50代になった時にすら選ぶかというと選ばないかな。これからリニューアルしてエリクシール アドバンスド並に中身が凄くなる上に価格据え置きなら別ですが、そんなことは起こらないでしょうね。
プリオールってどこかオバジっぽい感じがします。オバジもエラスチンのケアをしてくれるスキンケアなので比較するならそっちか?
というわけでエイジングについてお悩みの方。エリクシールを買ってください。
以上です。