どうもです。
前回リニューアルさせる資生堂クレドポーボーテの新化粧水

について掘りましたが、発酵液頼りのスキンケアになったのかな?なんて印象を受けましたが、備えている成分は、悪く言えば使いまわし。良く言えば実績のある成分で固めておりますので、今までのちょい低スぺ高級化粧水からやや戦える化粧水になりました。でも美白成分で有名なトラネキサム酸は止めました。
あとヒキオコシエキスとかフューチャーソリューションのパクリか?とか思いましたが、オルタナティブオートファジーという光老化を抑制する効果っぽかったです。だからスゴイ!ってわけでは無いですが、今回は日中用の乳液/クリームをやっていきたいと思います。

ここで盛大な勘違いなのですが、化粧水に含まれていたコメの発酵エキス。あれってシリーズ共通じゃないんですね。

なぜか普通に共通成分として認識してました。共通成分なのはマドンナリリーエキスの方だけだったんですね。普通に「ローションには~」って書いてあったので読み込みが甘かったです。思い込みです。
ってことは・・・・無くなった成分のパワーアップが発酵液だと思いましたが、それが無いとなると・・・・どうなんだ?
と言うわけで勘違い野郎は今回日中用をやっていきますのでお付き合いください。
クレ・ド・ポー ボーテ エマルション/クレームプロテクトゥリス(ジュール)って

エマルションプロテクトゥリス(ジュール)
SPF25・PA+++
125ml 15,400円
レフィル 14,300円
2025年7月21日発売

クレームプロテクトゥリスR(ジュール)
SPF25・PA+++
50g 16,500円
レフィル 14,850円
2025年7月21日発売
輝き続ける肌のために。
昼の肌リズムに着目し、紫外線や乾燥などの環境ダメージから守る日中用の乳液。
みずみずしいうるおいを与え、ふっくら弾む、健やかな肌へ導きます。
冒頭からスイマセン。
この日中用乳液は何がしたかったのかよく分かりませんでした!
先に主な特徴を申し上げますと
マドンナリリーエキスによる表皮分化促進ですね。
外的内的ストレスがかかっても、常に肌のターンオーバーを整えるので、高いバリア機能と保湿機能を維持する肌にすることができます。

これがいわゆる「肌の知性」に関わる部分。肌は考えて自ら美しくなる的な感じです。
さらに日中用乳液とクリームには独自技術デイリズムファインチューンテクノロジーを搭載しております。
日中のサイクルってところは恐らくサンショウエキスと他成分の組み合わせで実現する日中防御遺伝子の発現?かな?
日中の高まり、夜に鎮静するタンパク質の発現を促進して、日中の防御力を高める的な事ができます。

でも既存でも出来てた所なのですが、進化したポイントがあるみたいです。が、何が進化したのかはよく分からないです。アマチャエキスにポイントがありそうですが、特に特許的な物もなさそう?日中発現遺伝子に着目~とかありそうな気がします。
潤いを閉じ込める技術やクリームでもしっかり浸透する処方など、目を見張る部分はありますが、実感できるほどの差はないですよね。実際。
色々分かり次第更新しますね。
肝心の中身
美容に関わる成分を抜粋するとこんな感じになりました。
メトキシサリチル酸K | 4MSK |
アマチャエキス | 保湿 |
ユキノシタエキス | メラニン生成抑制 |
マドンナリリー花エキス | 表皮分化促進(OBP2A) |
アセチルヒアルロン酸Na | 保湿 |
イザヨイバラエキス | セラミド合成、抗炎症 ※ビタミンC豊富 |
カニナバラ果実エキス | エラスチン分解抑制 |
オノニスエキス | 抗炎症、抗アレルギー |
イチョウ葉エキス | 紫外線による酸化ダメージ回復 |
セイヨウサンザシ花エキス | 血流改善くすみケア(Hb飽和度) |
オタネニンジン根エキス | 血管内皮細胞形成促進・Tie2活性 |
サンショウ果皮エキス | 抗炎症、抗老化 |
ミシマサイコ根エキス | 線維芽細胞増殖、肌荒れ改善 |
オクラ果実エキス | ヒアルロン酸合成(ハリ) |
オリザノール(乳液) | 抗酸化、血流改善、皮脂分泌促進 |
トレハロース(クリーム) | 角層細胞収縮抑制(キメ形成) |
エリスリトール(クリーム) | CE成熟(酵素トランスグルタミナーゼ) |
クチナシ果実エキス(クリーム) | アペリン様作用(リンパ管の漏れ) 脂肪細胞肥大化抑制、たるみケア |
黄色く色を付けたのは前作と同じ成分。
表皮ケアとして保湿や炎症などのトラブルを抑制して、日中ならではのダメージにも対応してます。
くすみのケアや真皮のケアもしてくれるので、明るくもハリのある肌を実現です。
日中用乳液も前作の看板成分スキンクリエーターはマドンナリリーエキスにスライドした模様。
そして医薬部外品ではないですが、美白成分の4MSKが配合されてます。溜まったメラニンの排出とメラニンの増加を抑制してくれるヤツ。ただし、抗酸化効果のある医薬部外品のビタミンE誘導体は無くなりましたね。
乳液とクリームの効果的な違いもありまして
乳液は余計な皮脂分泌の抑制かな?ベタツキが気になる人はいいかもです。
クリームはたるみのケアが出来るのかなと。たぶん、あと保湿機能を向上させることも出来ます。
って感じで、なかなかの高機能っぷりですが、コレはリニューアルしたからこうなったのではなく、もともとクレ・ド・ポー ボーテの日中用乳液はこういうモノなので、表面的にはマドンナリリーエキスになってトラネキサム酸から4MSKになった感じです。
買いか?
盛大な勘違いが悪いのですが、発酵液は全部に入れておいた方がよくないかい?少しでもいいから。乳液には入れられないのかな?でもFASは濃度を変えて入れてたからそんなことはないよね。ローションに採用されているヒキオコシエキスも、どうやら日中の肌変化に対応しているみたいなので、それこそ日中用乳液に入れるべきかななんて
というかどうです?魅力的に感じましたでしょうか?
盛り上げて伝える事も出来なくないですが・・・なんか誇張みたいでそれはしたくない。
スキンイルミネーターという複合成分が長年クレドポーボーテを支えてきてくれた感があったので、それをマドンナリリーエキスが全てを代替できるのかしら?
日中用の方は本当に難しい!マドンナリリーエキス次第感がスゴイ。
資生堂はいつもスター成分を輝かせる手法なので、これは間違いなくスター成分ですが、既存の成分で出来たことを一つの成分でも出来るようになりました?か?スキンケアは化学なので、ファンタジーは必要ないです。でも「本当にそんなことできる?」って言うようなファンタジーが全くない。そういうのは美容液にお任せしているみたいですね。
今回約2,000円値上げしました。中身もリニューアルしました。進化しました。最新の成分を入れました。ではその付加価値はあるのかなぁ?????
皆さんはどう思いますでしょうか。
以上です。
そしてクレ・ド・ポー ボーテには何をそもそも求めるのか?ってところってかなり需要だと思います。単純なラグジュアリーさならシャネルでもディオールでもいいわけで・・・でもあえてクレ・ド・ポー ボーテを選ぶのは、資生堂のヒステリーとか?安心感や使用性などなど
で、私は庶民なので一番なのは費用対効果なのですよ。
1,000円台なら取りあえずの化粧水
3,000円台ならそこそこの効果を実感できる化粧水
8,000円台なら確実な効果と所有欲を満たす化粧水
10,000円を超えたらもはや失敗は許されない。
10,000円を超える美容液ではなく、化粧水や乳液といった基礎ケアは基礎を固める大切なケアなので、効果を実感できなかった!では納得できない。
保湿はあたりまえ。付加価値で美白がついてればいいけど。そういうのは美容液でも出来るからまだいい。問題はハリ!エイジング!無駄に重ねた年齢を取り戻すことが出来るシワ改善の確実なシャイニングロード
が欲しい。
それがどうしても・・・ね?感じにくい。
ファンタジーってのを先ほど言ったのですが、少し前の美容成分でカンゾウエキスとキイチゴエキスがもたらすたるみケアがありました。

効果は眉唾ですが、あれはすげ~と思いました。コレはたるみに希望が持てる!
たるみの原因⇒真皮?イヤイヤ立毛筋の衰えもあります⇒それに対応するエキス+メソッドを開発
正に悩みを解決するシャイニングロードが見えます。立毛筋を鍛えてたるみが改善される未来の姿を想像できます。資生堂内のブランドで多数使い回されてしまいましたけどね。それでもファンタジーはある。
では今回のクレ・ド・ポー ボーテのリニューアルで何が想像できますでしょうか・・・
はい。ストレスを受けても肌を常に平常に保ちます。
はい。日中の肌生理に合わせたタンパク質を生成します。
はい。クレ・ド・ポー ボーテです。
などなどでしょうか。
きっとクレ・ド・ポー ボーテだからいいのでしょう。ファンもいっぱいいますし。資生堂の稼ぎ頭です。売れるんだと思います。
輝き続ける肌
これは比喩表現ですが、これを夢見るにはちょっとね?酸化チタン、マイカとかのお粉に頼っているんじゃない?って勘ぐってしまいます。
私の「こうあったらいいな」は資生堂にとっては古くて、新しいスキンケアの形はこういうものなのかもしません。
以上です