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ベスコスおめでとう!だけどお前はポンコツだよ?【フューチャーソリューション LXインテンシブ ファーミング ブリリアンスセラム】保湿液の上位互換

SHISEIDO
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どうもです。
ここら辺でひと段落ですが、フューチャーソリューションLXを保湿液・デークリーム・ナイトクリームとやってきて、最後に美容液をやっていきます。

SHISEIDO フューチャーソリューション LX
インテンシブ ファーミング ブリリアンスセラム

50ml 31,900円
2024年9月1日

初めて見る方もいるので、古参の方は腕を組んでみてほしいです。
とりあえずこちらの美容液が何なのか?聞いたら保湿と美白とハリの美容液っていう殿エイジングケア美容液でも同じような回答を得た方が多数いると思います。なんでかというと

色々な効果がありすぎて説明するのが面倒。
又はちゃんと把握していない

ってのが原因です。
なので私はフューチャーソリューションLXについては3つの効果+アイテムそれぞれに付加価値があると説明してます。
まず3つの効果については4回目の説明になりますが

〇セルピンb3の産生抑制
⇒悪玉タンパク質を抑制して角層と真皮の機能を高めて老化を抑制

〇サーチュイン遺伝子の発現
⇒DNA損傷の修復して若返らせてくれます。

〇CNN2発現促進
⇒毛細血管構造を改善して美肌遺伝子の発現をサポートし、コラーゲン・ヒアルロン酸の産生を促します。

っていう、他社では一個でもやっていれば声を大にして紙面いっぱいにドヤってやりますが、資生堂は3つもあるんですね。だから凄い!けどそれに伴って価格が全くかわいくない。

おさらいすると
保湿液は美白特化
デークリームは日中の防御特化
ナイトクリームはハリ、たるみ特化

って感じです。
なのでこれだけでもいいんじゃない?ってレベルの商品に加えて美容液は一体どんな付加価値をもっているのか?ってところに注目してもらえればと思います。

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インテンシブ ファーミング ブリリアンスセラムって

まずは商品説明をみてみたいと思いますが8割がた他のアイテムと同じなんですよね。

和の植物の秘めた力に着目。日本古来の植物、エンメイソウを含む新たなロンジェネビティーサイエンスへと到達しました。濃密さとみずみずしさを両立したテクスチャーで、贅沢なハリと輝きをもたらす薬用美白美容液です。独自のファーミングテクノロジーでハリのなさにアプローチし、なめらかで、ふっくらとした華やかな肌印象へ。今もそして未来も、どの瞬間も美しい輝きを。

商品説明的には美白美容液なんですね。
なのでうっすらこの段階で4MSKとトラネキサム酸のニオイがします。ファーミングテクノロジーというのが入っているという事は立毛筋ケアのカンゾウかキイチゴのエキスが入っているのが予想されます。

ってことで早いですが主要成分を見てみます。

肝心の中身

<有効成分>多分こんな効果
4-メトキシサリチル酸カリウム塩*
酢酸DL-α-トコフェロール*
<全成分>
ヒキオコシエキス(1)サーチュイン遺伝子発現、抗酸化作用
チャエキス(1)※チャノキの葉エキスCNN2発現促進※チャノキの葉エキス
サイコエキスBS真皮賦活(線維芽細胞増殖)
トウキエキス(1)チロシナーゼ活性阻害抑制 沈着色素淡色化 保湿 抗老化 血行促進
サクラ葉抽出液抗アレルギー、抗酸化※抗ヒスタミン
モモ葉エキス血行促進・抗酸化
カリンエキスリパーゼ阻害、肌荒れ改善
ピペリジンプロピオン酸セルピンB3抑制(角化細胞の残存核抑制)
精製水
濃グリセリン
1,3-ブチレングリコール
ジプロピレングリコール
アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体
/イソヘキサデカン/ポリソルベート80
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体
デカメチルテトラシロキサン
メチルフェニルポリシロキサン
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
イソステアリン酸
エタノール
カルボキシビニルポリマー
水酸化カリウム
キサンタンガム
ポリアクリル酸ナトリウム
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
2-O-エチル-L-アスコルビン酸ビタミンC誘導体
酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体
ポリビニルアルコール
クインスシードエキス
N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム
メタリン酸ナトリウム
エデト酸二ナトリウム
ピロ亜硫酸ナトリウム
テンチャエキス脂肪細胞縮小、真皮環境改善 ほうれい線予防改善
マツエキスリンパ管ケア(たるみ)
ローズマリーエキス真皮空洞化抑制(たるみ改善)
加水分解シルク液保湿
フェノキシエタノール
香料
黄酸化鉄

すいません。私もドヤってハリの成分であるカンゾウ、キイチゴが入っている感のあることをいってしましましたが入ってませんね。

ん~・・・・これはちょっと・・・・納得はいかないかな・・・・

これは本当に美白の美容液なんですね。
資生堂にはクレ・ド・ポーボーテからセラムエクラS、セラムコンサントレエクレルシサン。
SHISEIDOからLディファインラディアンスセラム、スポットターゲティングセラム。
ベネフィークからホリスティックブライト。
HAKUからメラノフォーカスEV。
他にもあったかな?ここら辺がメインどころでしょうか。
それらに共通しているのが4MSKという美白有効成分。
クレ・ド・ポーボーテは角層から真皮まで細胞の一つ一つをケアする高機能性。
SHISEIDOはスポットターゲティングセラムは微妙なのでおいておいて、資生堂の最新のたるみケアを導入したトータル美容液。
ベネフィークは高い浸透性と植物パワーで肌つくりをサポート。
HAKUは美白界最強の効果と価格を実現。

では今回の美容液は3つの効果+4MSK+ハリのケアって感じです。

もう一個。あまりにネタなのでこのシリーズで触れませんでしたが、一物多用をテーマにしてるブランドでもあります。つまり一つのアイテムに一つの機能ではなく、保湿液なら乳液。デークリームは下地。ナイトクリームはネッククリーム。では美容液は?

「リッチなマッサージ」だそうです。

ん~~~~‥‥これで3万は取りすぎかなと‥‥

3つの効果が唯一無二なのでどうしようもないです。
ハリのケアはナイトクリームが全部持って行ってしまってます。
そのハリのケアを実はLディファインラディアンスセラムは持ってます。むしろ上です。残念ながら
だからか?フューチャーソリューションLXの美容液にまで色々と機能を入れてしまうとグローバルブランド内で差別化が出来ない。
でも3つの効果があるから許されるのか????

でもそれって最高峰ですかね?

保湿液の上位互換

嫌がらせついでにお値段半分以下の保湿液を並べます。

機能としてはたるみのケアが美容液に入ってますので機能は高いです。でも追加で17000円頂きます。

買いか?

いらないかな?
恐らく濃度問題もあるので一概に言えませんけどね。

保湿液でもほぼ同じ効果を得られます。保湿液を買った人はナイトクリームを持っていればいらないです。もし持ってなければ20,000円のバイタルパーフェクションのLディファイン ラディアンス ナイトセラムでいいかもしれません。4MSKとビタミンE誘導体という同じ成分が入っている上に免疫ケアが出来ます。

Lディファイン ラディアンス ナイトセラム【やりすぎ美容液】バイタルパーフェクションのエグイ美容液を深堀り
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「同じ成分を重ねる事でよりお手入れ効果を高めたい」という意図も組めば今回紹介の美容液の出る幕もあるかもです。

が、イヤな言い方でまとめると
同ブランド内の保湿液と大差ない。
美白美容液だけどHAKUほどではない。
3つの効果がメインなのでトータルケアはそこまで出来る物ではない。
コレでなくては出来ないお手入れではない。※代替品が多い。
って感じです。

買うのは自由ですが、30,000円出すなら他のを買った方がいいと思います。

なんか窮屈な美容液に見えてかわいそうですね。
でも少しフォローをすると、このシリーズ単品で見ればいい美容液です。多機能+美白+タンパク質の根本ケア。それが出来るのはやはりコイツだけなので、フューチャーソリューションLXユーザー以外は試してみてください。

以上です。

後記

今、資生堂が抱える悩みで乱立するブランドがありますが、その象徴のような美容液に感じますね。

資生堂はとにかく肌の研究がすさまじい。よく海外で発表して、それを国内にも広く広報してます。大学とも病院とも連携して素晴らしい成分を日々作り出して、私たちにフィードバックしてくれます。

そして成分Xが発表されると中価格帯の美容液Aに配合します。
そしてしばらくするとデパコス美容液のBに配合します。
そしてメーカーを代表するブランドの美容液Cに多成分を合わせて配合します。
そしてしばらくすると低価格帯の美容液Dに配合します。

それを繰り返してます。

私が美容部員をし始めた20年前から。

そしてその成分を元に複合体を作って専門店用の美容液Eに配合します。
同じ成分を社内で回しすぎて、私たち消費者は5つのブランドで違いのよく分からない。値段だけが違う商品を選ばなければいけない。

つまり開発力が高いがために似たような美容液を発売し、その差別化をするために、成分Xが発表される前の成分Y・成分G・成分R・成分Sそれぞれのブランドに被りつつ、被りすぎないように分配していきます。

今回の美容液は、バイタルパーフェクションが無ければ恐らくフルスイングが出来た美容液だと思います。

ブランドを作りすぎたのか、成分を開発しすぎてしまったのか、そもそもアイテムごとの差別化さえも出来ていないのか。

素人の私にはわかりませんが、もう少し「成分の分配」を考えていただくと私も解説が楽で助かります。ポーラさんはそこらへんしっかり割り切ってますよ。ポーラとオルビスって同じ会社でもしっかり住み分けしてるし、BAシリーズは分かりやすいです。だからミルクフォームとかバカ売れするんじゃないでしょうか。

美容部員がうまく説明できないような商品を出すならもう少しシンプルにしよう。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

SHISEIDO美容液美白
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