クレ・ド・ポー ボーテ4大美容液の違いを簡単解説

SHISEIDO
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どうもです。
需要があるかは分かりませんが、本日はクレ・ド・ポー ボーテの美容液4種の違いについて軽く掘ってみたいと思います。
多分美容部員やっていると全く違う商品に見えるのですが、分からない人が見たら同じような商品にしか見えないんじゃね?と思った次第です。そんな美容液はこいつら

ルセラムセラムエクラSセラムコンサントレエクレルシサンnセラムラフェルミサンSn
30ml 17500円 
50ml 27500円
40ml 35200円40ml 17600円40g 36300円
スキンイルミネイタースキンイルミネイタースキンイルミネイタースキンイルミネイター
キーラディアンスケアシーファーメントブライトナークリスタチューンコンプレックスゴールデンボタニカルエクストラクト
ケルプレックスGLアクティブ4MSKクリスタライジングパワーテクノロジー4Dアプローチ
ルートハイブリッドコンプレックスGL

商品説明まで載せると読みにくいのでHPで見てみてください。
前情報として、クレ・ド・ポー ボーテは3種類に分かれています。

シナクティフ・シュプリーム・グローバル

です。シナクティフはあのクソ高いシリーズとリンパ管のケアでお馴染みのアレです。グローバルはいつも目にする高級ラインで、そのグローバルをドーピングさせたのがシュプリームです。商品名に「〇〇〇S」とついているのと、30000円を超えるラグジュアリー価格なので見分け付きやすいですね。

そしてザックリと各ブランドの違いをラーメンに例えて分かりやすく言うと

・ル・セラム
 ⇒淡麗系醤油ラーメン
・セラムエクラS
 ⇒家系ラーメン大盛全部乗せ
・セラムコンサントレエクレルシサンn

 ⇒鮮魚系透明スープ塩ラーメン
・セラムラフェルミサンSn

 ⇒濃厚有頭エビみそラーメン

って感じです。分かりにくく言うと
・ル・セラム
 ⇒効かない肌を強制的に効かせる肌に。強制系矯正美容液

・セラムエクラS
 ⇒表皮から真皮まで徹底ケアする美白美容液
・セラムコンサントレエクレルシサンn
 ⇒シミからくすみ、全方位肌色ケア美白美容液
・セラムラフェルミサンSn
 ⇒はり・ツヤ・たるみを付け方から徹底ケア系エイジングケア美容液

です。そんな美容液をもうちっと具体的に掘ってみますのでお付き合いください。
あと、私はクレ・ド・ポー ボーテが好きなのであって美容部員ではないので、参考程度にお願いします。分からないことはクレ・ド・ポー ボーテカウンターで聞いて下さい。

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同時に出来ない。

ので、一個一個見ていっきながら特徴をつかんでください。そのまえにクレ・ド・ポー ボーテならではの効果があるので紹介します。それをスキンブレイン理論とかの「肌に知性がある~」的な誰に理解してもおうとしているのかよく分からない説明はしないです。ただ単に「こういう効果がある」という事に焦点を当てて進めますね。

ラーメンで言うところのスープです。

◎スキンイルミネーター
クレドポーボーテファンは良く聞く名前だと思いますが、効果としてはこんな感じ

◎スキンイルミネーター
加水分解シルク液保湿 バリア改善プラチナムゴールドの繭
加水分解コンキオリン液細胞賦活 NMF産生 感触改良 牡蛎の汁
L-テアニン不全角化抑制効果、毛穴縮小
トウキエキス(1)色素沈着抑制 沈着色素淡色化 保湿 抗老化 血行促進
シソエキス(1)セラミド合成 チロシナーゼ活性阻害 抗炎症 
トレハロース角層収縮抑制

主に良好な角層の状態を維持するために外的・内的ストレスから肌を守り、保湿環境とバリア機能をその人それぞれが持っている最良の状態にしてくれます。平たく言うと肌の見た目がキレイな上に強い肌になるという事です。それがクレ・ド・ポー ボーテでは化粧水や乳液にも標準装備されてます。

そして先ほどのシュプリームの方で「S」がついている美容液ですが、それにしか入っていない成分もあります。

◎シュプリーム共通
イノシトール(イノシット)真皮幹細胞成長促進/皮脂バランス正常化
イリス根エキス基底膜修復、真皮機能向上(真皮ネットワーク)
ローズマリーエキス真皮空洞化抑制(たるみ改善)
ミシマサイコ根エキス(サイコエキスBS)線維芽細胞増殖、肌荒れ改善

先ほどのスキンイルミネーターにはないキーワードが散見されると思いますが、真皮のケアがより強化されてますね。肌の断面で見た時の奥の方です。

なので、シュプリームの方がイイというのは具体的にどういう事かというと、真皮コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の代謝をよくする事で、根本的なハリのある肌を内部から作り上げていってくれます。特に年齢を重ねた肌にこそ表れるような現象に対応しているので、シュプリームシリーズはよりマチュア世代向けのスキンケアと言えます。

ではそれらが頭に入ったところで、ル・セラム⇒セラムエクラS⇒セラムコンサントレエクレルシサンn⇒ラフェルミサンSnの順に特徴をご紹介します。

ル・セラムって

キーラディアンスケアという「肌には知性がある~」
っていうヤツを最大限発揮するための美容液。

この美容液単品でもいいですが、クレ・ド・ポー ボーテの化粧水と乳液をつかってこそ最大限の効果を発揮します。

というよりも化粧水の浸透力をより早く深くするためで、具体的にどこまで深くかというと、基底膜や真皮です。

特に基底膜は表皮によい細胞を生み出す表皮幹細胞を支えてくれてます。なので基底膜をどうにかしたいのでル・セラムはこいつらをブッコみました。

◎ケルプレックスGL
海藻エキス(4)基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生
海藻エキス(1)基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生
◎他にも
ブナエキス基底膜損傷修復(Ⅳ型、Ⅶ型コラーゲンの産生)

海藻類の生命力に着目 ケルプレックスGL

肌にすごくいいワカメの出汁をブッコんで、基底膜の分解抑制と産生促進をすることが出来ます。そもそも基底膜はクッソ薄い0.1㎛というよく分からない薄さなので、乾燥、紫外線、加齢の影響でボロボロになりやすいです。ボロボロだとイイ細胞が生まれないし、そんな環境だとどんなに良いスキンケアを使っても50%の効果しか発揮しないので、その50%を100%にするのがル・セラムです。

他にも医薬部外品でこちらを装備

医薬部外品
アラントイン抗炎症、抗アレルギー、細胞賦活※ヘパリン類似物質
グリチルリチン酸ジカリウム抗炎症

肌荒れの改善という感じですが、炎症を抑えて肌にあらゆるダメージが蓄積しないようにしてくれます。炎症はメラニンはもちろんですが、加齢を加速させてしまうのでありがたい成分です。

セラムエクラSって

「何の美容液がイイですか?」
「金があるならセラムエクラSでも買っておけ」
そんな美白美容液です。

美白美容液は基本的にメラニンの抑制がお仕事なので、美白有効成分が入っていることが前提になります。なのでもれなくこいつらがついてきます。

◎アクティブ4MSK
4-メトキシサリチル酸カリウム塩メラニン生成抑制、排出促進
◎他にも
イチヤクソウエキス異常な毛細血管抑制
トルメンチラエキス異常な毛細血管抑制

資生堂の美白は4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体のいずれか一つか2つが入っている事が多いです。セラムエクラSは4MSKだけなので寂しいかな?と思いきや「異常な毛細血管抑制」ってのがあります。

平たく言うと、シミが出来る部分はなぜか毛細血管が集中していて、そこからシミを生むビームが出ているのでそのビームを出してしまう毛細血管を何とかしてくれます。
数多くあるシミの原因の中でも最新の知見なので、色々試したけどダメだったらこいつが入っている物をトライしてみましょう。
が、コレだけなら資生堂のHAKUでもやっているので他にはなんかないの?っていうのでこいつをブッコんでます。

◎シーファーメントブライトナー
アルテロモナス発酵エキス活性酸素抑制(くすみ)

DNAってありますよね。遺伝子です。紫外線などの影響を受ける事で後天的に変化してしまう事があり、活性酸素が増えてメラノサイトを刺激しメラニンを生んだり、黄ぐすみを起こさせてしまいます。そしてそれを改善することが出来るのがコイツです。「遺伝子レベルでぇ~」とか説明される原因(?)です。が、それだけで35200円は高いと思いますよね。私もそう思いますので、ついでにこいつらも紹介しておきます。
今までは麺の話でしたので「具」の話です。

◎医薬部外品
酢酸DL-α-トコフェロール血行促進、抗酸化、肌荒れ改善
グリチルリチン酸ジカリウム肌荒れ改善
◎美白
ユリエキス基底膜分解抑制(へパラン硫酸抑制)※美白効果
2-O-エチル-L-アスコルビン酸ビタミンC誘導体 ※成分の抗酸化かも
ジオウエキスメラノサイト活性指令物質抑制
ヨモギエキス(2)基底細胞排出活性 美白
アセンヤクエキス表皮幹細胞増殖、メラノサイト活性阻害
◎くすみ
オリーブ葉エキス真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ
紅茶エキス角層タンパク質変性抑制 くすみ

全部乗せっていうのはこういう事ですね。トラネキサム酸は入ってませんが、それに近い効果を持つ成分が見受けられます。肌がより明るく透明感があり、シミの様々な原因にアプローチしてくれます。すべては「美しい肌」に仕上げるために作り上げられた傑作ですね。

ついでに言うと4MSKという美白成分を高濃度配合しているそうですが、医薬部外品の高濃度っていのがイマイチ信用してないので普通に入っているレベルに思っていればいいかな?なんて思います。

それでも3万円台は手がでないなぁ

セラムコンサントレエクレルシサンnって

セラムエクラSが高すぎる?
ならこいつを使っとけ!ドン!
セラムコンサントレエクレルシサンn
な美白美容液。

セラムエクラSと何が違うんだ?という感じだと思うので、まずはこいつについて紹介。
「細菌への関心」+「スキンケア分野における肌の菌叢(きんそう)への注目」+「美白トレンドの変化」に対応したのがコチラです。くすみの原因は老廃物、角層の重層化が挙げれられますが、菌そうのバランスを整える事で、今までと違う透明感を実現してくれます。なにをするかというと「表皮ブドウ球菌を増やす。」です。

◎クリスタチューンコンプレックス
ユーカリエキス抗酸化、角層カルボニル化抑制、抗光老化(コラーゲン分解抑制)
マルトース・ショ糖縮合物表皮ブドウ球菌の増殖(カルボニル化抑制)

こいつのおかげで肌のくすみを内側から晴らすことが出来るので、常在菌環境から整えてくれます。

あとはお馴染みのこいつら

◎クリスタライジングパワーテクノロジー
4-メトキシサリチル酸カリウム塩メラニン生成抑制、排出促進
トラネキサム酸メラニン生成抑制

いちいち「クリスタライジングパワーテクノロジー」とか仰々しい名前つけなくていいのにね。ただセラムエクラSのような毛細血管ケアはできないので、最新の美白効果という点ではHAKU以下です。でもご安心ください。こんなのも入ってます。

◎他にも
トリメチルグリシン角層重層化抑制 メラニン排出
3-O-エチルアスコルビン酸ビタミンC誘導体
ユリエキス基底膜分解抑制(へパラン硫酸抑制)※美白効果
アセンヤクエキス表皮幹細胞増殖、メラノサイト活性阻害
ヨモギエキス(2)表皮幹細胞増殖、基底細胞排出活性
◎くすみ
オリーブ葉エキス真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ
紅茶エキス角層タンパク質変性抑制

って感じでセラムエクラSにも負けない美白系肌作りが出来ます。セラムエクラS遺伝子、セラムコンサントレエクレルシサンんは常在菌。どっちも魅力的ですが、
セラムエクラSは最新の美白知見+真皮構造の構築を行う事で、よりエイジングケアに注力しているのが特徴的です。

お値段倍だけどね!

なので資生堂の美白を体感するにはこちらでも十分です。これ以外にもエイジングの美容液を併用している場合はセラムエクラSに集約するのが賢い使い方かと思います。

ラフェルミサンSnって

うるおいもハリのケアもやったけど
もうやれる事はない・・・
立毛筋はやってる?
やらないとたるみに対応できないよ?
な、立毛筋系美容液

気になってるから見ていると思うので、今更説明の必要もない気もします。そう立毛筋のケアが出来る美容液です。ただ、成分(ルートハイブリッドコンプレックスGL)+手技(リフティングV フォースエクササイズ)が必要なので、そこは注意かな。

◎ルートハイブリッドコンプレックスGL
カンゾウ根エキス平滑筋細胞活性化(立毛筋)/真皮アンカー構造形成
ワレモコウエキス筋繊維機能低下抑制※表情筋

たるみの原因について、ただ潤いをブッコんで真皮にコラーゲンをワッサ~とさせるだけでは時代遅れとたたきつけたのが資生堂で、この美容液をただの「立毛筋の美容液」と思っている方も多いと思います。ただ、資生堂はたるみの原因は4つあるとしています。

立毛筋+線維芽細胞+真皮基盤構造+表情筋これらをまとめてケアすることでたるみに負けない肌を目指す。それがこの美容液です。あとはこちらですか

◎ゴールデンボタニカルエクストラクト
スイカズラ花エキス紫外線免疫低下抑制、抗炎症
ベニバナ花エキス毛細血管構造安定
ミシマサイコ根エキス線維芽細胞増殖、肌荒れ改善

セラムラフェルミサンSnの独自成分で、たるみだけではなく紫外線による肌のダメージを三段階で炎症の抑制をしてくれます。シミ、シワ、たるみ、乾燥などの様々なエイジングサインの抑制・改善を行う事が出来ます。

最後に

違いが分かりましたでしょうか?全然違うんだなぁってのを意識して作ってみました。
今回紹介した成分は、実は半分くらいです。全成分と比べて半分ではなく、植物エキスなどの美肌成分の半分で、ご紹介した効果以外にも色々やってくれてたりするので

クレ・ド・ポー ボーテってスゲ~なぁ~

って思います。価格も決して安くはないですし、肌に合わない人も一定数います。すべての人にオススメかというとそういう類のものではないです。ただ、今回はクレ・ド・ポー ボーテを効果・成分でどう違うか?を紹介しましたが、店頭に行けば実際肌に付けてもらって、個人個人肌に合わせたアドバイス、手技などなどの付加価値を提供してくれます。
その価値を含めてグローバル・シュプリームシリーズですから、是非店頭で体感して検討してみてください。


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最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
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