どうもこんにちはバルサンです。
昔デパートで働いていた時に、お客様からよく、、、ホントによく聞かれたんですが
客「アルビオン使っているんですけど、バルサンとこの化粧水買ったらどっちから先に使えばいいの??」
そうなんです。
このブランドは乳液が先なんですね
なんで??って感じでした。
普通っていうとアレですが
味噌汁作るのに先に味噌いれないのと同じで、物事には決まり事ってのがある程度あったりしますよね。
化粧品業界の普通
ってのが
洗顔
⇓
化粧水
⇓
美容液
⇓
乳液
⇓
クリーム
こんな流れです。
ところがこれがアルビオンになると
洗顔
⇓
乳液
⇓
化粧水
⇓
乳液・美容液
へぇ~~~~~って感じです。
他メーカーからすると「理」に適ってないと感じるんですよね。
これは化粧水と乳液は水と油で例えられることが多い事が原因ではないかと思います。
水と油は基本的に混ざらない。ってのがあって
なので水(化粧水)を肌につけてから油(乳液)を付ければ水分をフタすることになりますが
油(乳液)を先につけてしまうと水(化粧水)は肌に入っていかなくなる。
という事です。それが「理」になります。
※それを混ぜるのが加熱とか界面活性剤とかで乳化させる
なんで乳液が先になるのかい?
各社はとにかく潤って欲しいので、高保湿の化粧水をごり押ししまくって、乳液はというと・・・・・実はそこまで重要視されてません。
それは乳液→脇役くらいにしか思ってないお客様が多いってのがあったりしましたので、乳液の重要性をご案内することからスタートです。
むしろ乳液って化粧水2本使ったタイミングで乳液がやっと一本なくなったりします。
メーカーも化粧水の方がキャッチ-な製品なので販売の先頭に立たされるんですよね。乳液は併せて買ってください!けど今使っているのあります?じゃ終わったらまた来てね?見たいな
そんで先に使う理由ですが、こんな感じ
- 美活するなら先ミルク がスローガン
- しっとりすべすべする
- 化粧ノリがよくなる
- 肌が乾きにくくなる
- やわらかくもちもちする
- 次のスキンケアが浸透しやすい
- 油的な「膜」をつくらず”うるおす”事ができる
だそうです。
揚げ足を取ると、それって化粧水でも出来るんじゃね??
って思ったりします。
ただこれっていうのが以前にこんな記事書いたのですが
化粧品メーカーが肌をどう捉えているかで「角層」か「角質層」の呼び方が微妙に違ったりする。という内容で
角質層→化粧水(水)で水分を補給して、乳液(油) で
角層→化粧水で肌を柔軟にして、乳液で細胞間脂質のバランスを整える
という事です。
アルビオンは「角層」として肌を捉えているので、角層のバランスを重視するために乳液がフタのように肌に幕を作るとおもってないのです。
他メーカーの化粧水との付き合い方
アルビオンの化粧水はパッティングでつけます。
これもメーカーによって解釈が変わるので、消費者のモヤモヤポイントです。
これも普通のパッティングですが
化粧水の水分を肌に届かせるためにパッティングする とか
収れん化粧水(肌の引き締め)として空気を送り込むようにパッティングする とか
です。
アルビオンの化粧水は
美容成分だけを肌に届けるためのパッティング のようです。
なのでコットンでつけた後に、コットンに残っている水分はあくまで「美容成分を出し切った水」という捉え方です。
パッティングすることで美容成分だけが肌に浸透するという理屈です。
じゃその化粧水が他メーカーの場合はどうするのか??
答えは他メーカー化粧水→アルビオン乳液
との事です。
若干聞く人によって変わってましたが、これでよいそうです。
スキンケアの数がすごくない?
すごいですよね?
10数年前までは売上高200億円でしたが、今や500億円企業です。
ただ店舗数は3000から1400に減っているので、ブランドのテコ入れでもしたのでしょう
ちなみに資生堂は単独2500億円です。連結だと1兆円規模
ヤバいね。
とまぁ大手には変わりないのでこんなにスキンケアがあります。
- アルビン
- アンフィネンス
- エクシア
- エクサージュ
- イグニス ←VQとかさらに7個くらいに分かれてる
- インフィオレ
- エレガンス ←資生堂と勘違いしている人が多い これも2つくらい分かれてる
という事で分かれているのも合わせるとよくわかりません。。。なんか多いです。
他にも事業として
メイクスタジオの アルビオンスタジオ
雑貨屋さん的 アルビオンドレッサー
悪魔的サロン アルビオン フィソロフィー
もれも好調のようです。コロナ前までは
結構面白いブランドなので、今後も色々掘ってみたいと思います。
以上です。