ここら辺は少し予想が入ります。実際30代を経験してませんからね。
30代の美容部員は空気的に分かれていて
結婚している組と結婚していない組と子ありと子なし
今回は30代から40代というより育児に話が傾くかも?
勝手な美容職のイメージなのですが※私は10年いたのでそれが参考です。
- 1~2年目 ここらへんできつくて辞める人多数
- 3~5年目 色々分かってきて「羽化」する 仕事が面白い
- 6~10年目 慣れすぎて流れ作業になる 辞めたくなる
- 11~20年目 辞めるタイミングを失う
- 30年目~ 神になる
11~20年目 辞めるタイミングを失う
なんだかダラダラ続けている人が多くなりますね。
こうなると転職しようにも少し不安があったり、メーカーをちょこちょこ行き来している人もどこかに安定しだします。
そして刺激も無くなります。
だいたい5年もいると気づいてくるのですが
化粧品って何年経っても大して変わってません。
スキンケアは新しい成分が入りました。
⇒保湿成分
ファンデーションは化粧持ちがアップしました。
⇒去年もアップしてない?
落ちにくい口紅が出ました。
⇒でも落ちるよね?
新色のアイシャドーが出ました。
⇒そうですか
とまぁ・・・・・・・ホントに変わらないんですよね。
ブランド名やコンセプトが変わったりしますが、それは他の何かのアップグレードなので基本的に覚えることはありません。
変わるとしたら電子化が進むくらい?
昔はカルテも紙でしたからね。今やタブレットでクラウド管理でしょうか。
そんな刺激がない中でも毎日トラブルはあるのであっという間に一日が過ぎていきます。そのトラブルも過去に例があるので対処も出来ます。
でもやはり意識するのは上で書いたような結婚問題でしょうか
なんていうか・・・・やはり女の子なので結婚願望が強い人がこの年はすごい!!けど女の職場なので出会いがない!そしてまた年を取る(重なるなんていわないよ?)
既婚+子なしは特に問題ない?気がします。
子供を持つか持たないかはその二人の問題なので、触れられない所もありますしね。ディンクスってやつです。
給料がそこそこいいので港区のマンションに住んでたりします。
絵にかいたようなオシャレな生活。
大変なのは既婚+子ありでしょうね。夢も希望もありません。
両親というスポンサーがいないと無理です。やろうと思えばできますけどね。少数の少数です。
美容部員の仕事ってサービス業なので土日が関係ないのもそうですが下記の問題が重くのしかかります。
- 売り上げ目標
- 勤務時間
- 人員
- 子供の都合
・まず勤務時間なのですが、二つ選択肢があります。
時短か通常か
通常は8時間勤務だとすると時短は6時間とかです。
そして10:00~20:00営業の場合は大きく分けて
早番(9:00~18:00)
中番(10:30~19:30)
遅番(12:00~21:00)
があります。
育児して保育園か小学校に通っている子供がいるとすると早番一択な気がしますが、そうはいきません。
もちろん育児優先してくれる会社の場合は育児時間として扱って早番のみにしてくれることもありますが、そうすると他の従業員は必然的に遅番のみに偏ってしまいます。
公平に育児だからといって特別扱いしない会社が逆に増えてます。
でも遅番でなんて出てきませんよね?保育園だって深夜のが都合よく空いているわけもなくあずけられません。
そしてやっぱり無理だと悟って辞めちゃいます。
なので親族の協力がないと実質厳しい。
中にはベビーシッターを推奨している会社もありますが、それでは出ていくお金の方が大きいので近場のコンビニで働いた方が働きやすいです。(厚生年金問題はおいておいて)
ちなみにうちはあきらめたグループです。
・子供の都合
これはお熱です。
4歳くらいまでは体温が高いですが普通に38度とかでたり、保育園にあづけている最中にお熱がでたり、しかもそのまま病院にいったり・・・・とにかく色々ありました。
過去にこんなことがあったのですが、出勤前に保育園に送っる前にテーブルの角を強めにぶつけてたんこぶと血が少し出たのですが、あずかってもらえませんでした!!理由はわかりますけどね。何かあったら困るし。
・売り上げは分かりやすく達成できません。
子供の成長度合いにもよりますが、中学生で手から半分離れていればいいですけどね。
上記の状態からそんなに都合よく働けませんので、一日休みになることがあります。そうするとその日の目標が残りの日数のを分割した分増えていくので借金のようになるんですよね。
それはお給料にも影響します。子供手当は出ますが、その分目標に届かないので結構下がります。事務仕事ではなくあくまで販売員ですからね。販売して売り上げを上げることが仕事です。それが出来ないのです。
さらに・・・
時短にすると目標はその時間分少なくなります。
例えば100万目標が80万とかになる感覚です。でもそのお店自体の目標を下げるのか?というと違いますよね?
メーカーはメーカーでも販売会社なので商品を売って稼ぐのが使命です。
では下げた目標はどこに行くのか?
他の従業員です。
そう、連帯します。
それを会社は数字で判断するので世知辛いですね。
・最後に人員
極端ですが
子供が熱で休まなければいけない。でも店頭に人がいない。けど行けない。病児保育(病気の時にあづかってもらえる所)に連れて行けばいいか?でもそれは最後の手段にしたい・・・・有給使いたいけどもう余ってない。子供のそばにいてあげたい。けどお店の皆に迷惑が掛かる・・・・・・
そんなジレンマです。
理解がどんなにある従業員で構成されていようが、子供の都合で休む従業員のしわ寄せは常に他の従業員がかぶるので、シフトがぐちゃぐちゃになるんですよ。
常に最低人数でお店を回しますからね。一人抜けると大変です。
接客以外にも納品・発注・メンテナンス・在庫管理・顧客管理とやることはいっぱいです。その育児の従業員にしか分からない事もあります。
そういう問題が常にのしかかりますから、既婚+子ありの従業員は他人の協力の大切さを身に染みて分かっているので低姿勢な人が多くなります。気を遣ってくれるのでこちらも協力的になりますね。
けど働きづらいのは変わりません。そんなん続けられんでしょ。
未婚+子ありの人も結構いました。
しかも店長やっていたりとですごいなと感心します。元からシングルマザーではなく離婚ですね、ほとんど。理由は色々でしょうが、美容部員を続けていると給料は意外といいので一人でも育てていけます。30代の美容部員なら年主400~500万以上はもらっているので子ども1人くらいは特に問題ないです。
※500万もらってない人は未婚+子ありで美容部員続けるのは難しいかも
そもそも美容部員で中小企業って少ないので、家賃補助とかも充実しがちです。
そんな経済的自立が出来るからこそ一人で育てようって決意になるのかもしれません。
でもお子さんはだいたい中学生以上です。でないと無理かな?
未婚+子なし
この人たちは貴重です。上で書いた3つの分類の人たちを大いに支えてくれます。
結婚願望があろうとなかろうと関係ありません。ほんと頼りになります。
実はこの層がほ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んとうに多い!!
特に国内メーカーの美容部員に
キャリア的にも充実しながら安定した店舗運営ができます。
そして給料も結構いい。おごってくれるのもこの人たちです。
そして猫とマンションを持っている人がほとんど。
メイクも上手ですからね。20代かな?とか思っていたら意外とこの年齢層だったりしますよ。
ただこの年齢からだんだんと・・・・・・・都心部から姿を消していきます。
いったいどこにいったのか????
以上です。