たまにこのメーカーってあんまり広告出してないなぁとか思う人も多いと思います。もっと出したら売れるのでは!?みたいな
私もあまり広告費に詳しいわけでは無いですが、仮に広告宣伝費が売り上げの10%を予算として組み込んで計画したとすると
アルビオン(㈱アルビオン) | コスメデコルテ(㈱コーセー) | |
売り上げ※2022年 | 557億円 | 2890億円 |
仮定広告費 ×1割 | 約55億 | 289億円 |
広告宣伝費というよりは販管費がそれくらいか?販管費なら25%くらいとみると広告費は5%でもいいか?有価証券報告書を調べればわかると思います。暇な人は調べてみてください。ついでにコーセーグループは各ブランドに100億円規模の投資をしているそうです。
アルビオンは何の投資をしているかは分かりませんがコスメデコルテは大谷さんにいっぱいお金を払ってそうですね。しかもコスメデコルテはアジア圏では大変人気。逆にアルビオンは苦戦しているみたいですね。なのでアルビオンから新製品がでても広告に力を入れるか店頭の販促費に予算を割くかは予算次第です。
そこでアルビオンって何かしてるか?というと・・・・・
何かしてるか??
私が知らないだけかもしれませんがアルビオンはスキコンでもシリウスブライトセラムでもあんまりメディア露出はしてない感じしますね。全くしてないというわけでは無くコスメデコルテと比べるとって意味です。インスタ広告もよくみますしね。ただ、コスメデコルテと比べるとアルビオンって広告を取りにいかないと来なくて店頭のマンパワーを重視しているイメージあります。
今日はそんな広告費に4~5倍の差はあると思われるエクラフチュールとリポソームアドバンスト リペアセラムの違いについて掘ってみたいと思います。あくまで魅力を伝えるという目線です。
動画でもしゃべってますのでよかったらみてってください
エクラフチュールとリポソームアドバンスト リペアセラムって
なんでこいつを取り上げたかについてですが
〇コーセーグループ
〇使用順が洗顔の後
〇なんか両方ともリポソームっぽい?
ってところです。ちと前に美白美容液についても似てるんじゃね?ってのをやりました。
親子でケンカすんなよぉとか思いましたが実はちゃんと住み分けているという結果に。ただそれは美白という目的にどんな成分が対応しているかなので割と分かりやすいです。でも今回はそうもいかんような気がします。
まずはざっくりそれぞれの差について
コスメデコルテ リポソームアドバンスト リペアセラム | アルビオン エクラフチュールt |
<特徴> | <特徴> |
生体組成成分リン脂質から成り、たまねぎ状に幾重にも重なる層の中に美容成分を贅沢に抱えた0.1ミクロン※1の超微細なマイクロカプセル「新・多重層バイオリポソーム」が、1滴に1兆個※2。つけた瞬間から、成りかわるように肌に溶け込み、カプセルそのものがダイレクトに肌を美しくすることで、潤いに満ちたハリ・ツヤあふれる若々しい印象に導く新・リポソーム美容液です。 | ダメージに縛られない。 美の本質から見つめ直す美容液。 うるおいをあたえることで外部環境から肌をまもり、積極的にサポート。ベストな肌コンディションにみちびく洗顔の後に使う美容液です。 シャクヤクの品種「夢彩花」から抽出した独自保湿成分「シャクヤク花エキス」を配合。 みずみずしい感触で角層にすいこまれるように素早く浸透し、角層のすみずみまでうるおいで満たしながら肌本来のすこやかな働きを助け、キメ細かくなめらかでしなやかな美しい肌にみちびきます。 |
<特徴> | <特徴> |
●パラベンフリー ●アルコール(エチルアルコール)フリー ●合成界面活性剤フリー ●鉱物油フリー | |
<内容量/定価/コストパフォーマンス> | <内容量/定価/コストパフォーマンス> |
30ml/8250円 50ml/12100円 75ml/16500円 | 30ml/8250円 60ml/15400円 |
リポソームアドバンストはやはりリポソームが特徴。あと色々とフリーなので肌に優しそうですね。そしてエクラフチュールは特徴に書いてませんがミセルっていうリポソームと似たようなのがあります。それは後で少し話します。
そして庶民な私は価格が一番気になりますね。
30mlは同じく8250円ですが、量が増えるとエクラフチュールの方が割高になります。
早速リポソームとミセルの違い
両方とも美容液の特徴について、コスメデコルテはリポソームってのを登載してます。アルビオンはミセルってのを登載してます。両方とも成分を抱えて肌の中での放出してくれるっていう便利成分なので、これがあるからこそリポソームアドバンストリペアセラムが他とは違うって理由の一つになってます。ただミセルはマイナーですかね?
専門的な説明だとこういうかんじ
ミセルはリポソームと似ており、両方とも両親媒性分子で構成されていますが、リポソームの2つの同心円に配置されたリン脂質の二重層からなる構造に対して、ミセルは両親媒性分子が水中に分散することにより形成された球形の構造です。
文系の私は静かにお耳がパタリとしそう。
ビブダン研究所的に違いをお話しすると
リポソームはバスボムみたいな感じかな?中に成分が入っていって、それが肌に到達すると徐々に溶け出すように成分を放出。なので長く肌の中で成分が効くのでじっくりと効かせる性質がありますね。
大きさが0.1μmの微小なカプセル。ちっさいね。そんで塗布されたリポソームは皮膚のような構造に変化して本来機能しているバリア機能を更に高めてくれるおまけつき。
ミセルはタンポポの綿毛みたいな感じか?飛んでいくわけではないですけどね。肌に塗布されると浸透しながら綿毛の部分がダメージを負った個所にくっついていってくれるので、集中補修的な動きをしてくれます。
大きさは50nm。ややこしいので㎛に統一すると0.05㎛。リポソーム基材より更に小さいですね。毛細血管レベルとのこと。どこへでも侵入します。細胞に擬態するかのような効果があり、がん治療に使われるのも納得の性能です。
どっちがどういいとかは言いずらいですが、他のどのスキンケアにも基本的にこういう効果はないので、それだけでも高機能な成分に支えられている美容液って事が分かりますね。
早速中身の違い
とりあえずはエクラフチュールはこんな感じ
エビヅル葉エキス | 抗酸化・抗炎症 エイジング寄りレスベラトロール豊富(リュウキュウガネブ) |
シャクヤク花エキス | 抗酸化、ヒアルロン酸産生 日本産は2%だけ |
セリン | 天然保湿因子成分(保湿・ph調整) |
テオプロマグランジフロルム種子脂 | 抗酸化、保湿 |
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル | チロシナーゼの活性阻害 |
ビオチン | 代謝補助 |
HPA酵母培養液 | アミノ酸細胞の栄養みたいなやつ。美肌菌。 |
ビフィズス菌発酵エキス | ターンオーバー促進。基底細胞強化 |
テンニンカ果実エキス | 紫外線ダメージを修復 |
ヒドロキシプロリン | 保湿コラーゲン合成、表皮細胞増殖保湿 |
エクトイン | 紫外線防御、活性酸素防御 ※免疫機能強化(抗酸化・抗炎症) |
白樺樹液 | NMF産生促進、抗酸化 |
アセチルグルタミン | ヒアルロン酸産生、ターンオーバー促進 |
ん~~~~~~~どっちがどういいとかは言いづらい・・・・・
エクラフチュールは植物成分の生産においてもこだわりがあるのは大きいですが、まぁそれは選ぶ基準にはならないかな?別にボタニカル的なスキンケアにはなりませんしね。高い抗酸化作用で肌荒れから乾燥肌、肌のハリまで様々な悩みを抑えて健康的な肌にしてくれます。
リポソームアドバンストは万能ですね。肌の表面から内部までのコンディションを整えてくれる上にアルコールフリーなどのフリ―系で肌への優しさ?もありますよね。
ただリポソームとミセルの特徴まで考えるとリポソームアドバンストの方が角層のケア効果が高いかと思います。リポソームは肌の上でラメラ構造を形成するとか言われていて、簡単に言うと肌のバリア機能を補助する役割があります。なので、外からの影響に強い肌にしてくれるわけですね。
あとコラーゲンをウンチャラとかありますが、それはすぐに効果が出るのではなく数か月数年のお手入れの結果として実感できる部分。
エクラフチュールも角層のケアはしますが、高い浸透効果+細胞の修復で早い肌効果が生まれそうです。肌が潤ってプルプル!ってわけにはいかないテクスチャーですけどね。
どっちが買いか?
先述した通りの「差」はありますが、それが肌実感として「差」として現れるかというとそうでもないかなという製品です。どちらもエイジレスな肌を目指す内容ですが、アプローチはそれぞれ違いがあり、その違いが得られる肌はきっと違うでしょう。
それでも肌に潤いがとか、ターンオーバーや真皮のケア。美肌に関わるお手入れはちゃんとしてます。リポソーム アドバンストよりエクラフチュールの方がややエイジング色が強めか?紫外線による肌ダメージも抑える効果が期待できます。
結果 両方買ってみて
ただ庶民の私はエクラフチュールtの割高感は見逃せませんのでリポソームアドバンストですね。人気度もリポソームアドバンストが圧倒的かと思います。
エクラフチュールはとりあえず試すのはいいかも!どっちが劣るとかの美容液ではないです。ホントに美白美容液ほどの決定的な差が示しづらい結果となって申し訳ない。
以上です。