【エリクシール】トータルVファーミングクリームvsエンリッチド クリアクリーム TB どっちがどう違うのか掘ってみる

SHISEIDO
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どうもです。
YouTubeチャンネルの方でこんな質問があったのですが

いつも楽しく拝見させていただいております。 突然の質問大変失礼いたします。 エリクシールのトータルvクリームと美白のピンク色のジャーに入ってるクリームは、中身がかなり違うのでしょうか?トータルvに美白が追加されているような物であれば美白の方にしたいなと思っていますが、エイジングが、劣るのであればトータルvにしようと思います。お時間がありましたら是非深掘り動画よろしくお願いいたします。

です。
「トータルVクリーム」トータルVファーミングクリームの事でよさそう
「美白のピンクのジャーに入っているクリーム」エンリッチド クリアクリーム TBの事であっているかな?
質問の内容を整理すると
・それぞれの中身の違い
・トータルVファーミングクリームに美白が入っている物があればそれにしたい?か?

⇒それは発売されてませんね
・ピンクのよりトータルVファーミングクリームがエイジング効果が高ければ後者にしたい?
であってるのか?改めて読み込むと・・・・解釈があっているか自信がありませんが、とりあえず

・2品を比較
・その2品を兼ね備えている物を紹介

します。
ので、お付き合いください。
あと名前が長いのでそれぞれをトータルクリームクリアクリームに名称を変えてお送りします。

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エリクシール トータルVファーミングクリームvsエンリッチド クリアクリーム TB

とりあえずそれぞれのスペックを比較。ちなみに香りとかテクスチャーなどの使用感は店頭でお試しください。一応言っておくとトータルクリームはコッテコテです。クリアクリームはクリームですが滑らかなベタツキの少ないテクスチャーです。

品名トータルVファーミングクリームエンリッチド クリアクリーム TB
特徴先進の皮膚科学研究にもとづき、肌にハリをもたらす要素に全方位アプローチ。独自技術トータルVテクノロジーが、肌を引き締め、ハリで満たす。「つや玉」輝く上向きの表情へ。ハリが支える、新しい明るさへ。美白濃密クリーム
ハリのある肌は、かげりや暗さをみせず、顔の印象まで明るく感じさせます。
その事実に着目したエリクシールの美白&エイジングケア。
ハリとうるおいが支える、新しい明るさがやってきます。
発売日2023年10月21日2018年5月21日
内容量/価格50g/11000円45g/9350円
使用期間乳液の後・夜用・5か月分乳液の後・夜用・4か月分
有効成分4MSK
グリチルリチン酸ジカリウム

はい。というわけでトータルクリームには美白は入ってないです。なので美白目的ではクリアクリームってことになりますね。価格については1650円違いますが、1か月分差があるので大差はない感覚かなと思います。

ではお決まりのパターンかもしれませんが、そう来るとなるとクリアクリームは美白特化だからエイジングは中途半端なんだろうなぁ・・・・なんて思ってたらそうでもないです。具体的に成分を持ち上げるとこんな感じ。

ローズマリーエキス真皮空洞化抑制(たるみ改善)
イノシット真皮幹細胞成長促進(真皮幹細胞アプローチ)
皮脂バランス正常化
ウコンエキス表皮幹細胞活性(ゼラチナーゼ活性阻害※基底膜)
ムクロジエキス基底膜分解抑制(表皮幹細胞アプローチ)
水溶性コラーゲン(F)保湿
ヨクイニンエキス保湿(くすみ除去)、抗アレルギー
オリーブ葉エキス真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ
L-アルギニン塩酸塩コラーゲン変性抑制
酵母エキス(3)保湿・真皮機能強化 インテグリン@
ヨモギエキス(2)抗炎症、抗アレルギー
酢酸レチノールビタミンA誘導体 ターンオーバー
塩酸リジン角層の変性を防止(カルボニル化)くすみ防止

保湿、くすみ対策、たるみ、シワなどなど対応しているので、どうみてもエイジングケアのクリームですね。じゃぁこっちの方が美白もエイジングも出来て優秀じゃんってなりますが、トータルクリームはどうなんか?
っていうとこんな感じ

イノシトール真皮幹細胞成長促進/皮脂バランス正常化
カンゾウ根エキス平滑筋細胞活性化(立毛筋)/真皮アンカー構造形成
セイヨウハッカ葉エキス真皮菲薄化抑制(コラーゲン分解抑制)
イリス根エキス基底膜修復
ワレモコウエキス筋繊維機能低下抑制(表情筋)
トゲキリンサイ/ヒヂリメン/ミツイシコンブ
/ウスバアオノリ/ワカメエキス
脂肪分解酵素活性※アルジェレックス
キイチゴエキス平滑筋細胞活性化(立毛筋)/真皮アンカー構造形成
テンチャエキス脂肪細胞縮小、真皮環境改善 ほうれい線予防改善
ミツイシコンブ/ワカメエキスエモリエント成分
ローズマリーエキス真皮空洞化抑制(たるみ改善)
マンゴスチン樹皮エキスコラーゲン分解抑制
水溶性コラーゲン保湿
ウンシュウミカン果皮エキス保湿効果 ビタミンC豊富
ミシマサイコ根エキス真皮賦活(ハリ)コラーゲン・エラスチンの分解抑制
オランダガラシ葉/茎エキスⅢ型コラーゲン産生(乳頭層)
オトギリソウ花/葉/茎エキスウロキナーゼ活性阻害、消炎症、炎症老化(マクロファージM1)

ここまでくると何が違うのかわかりにくいですよね。
平たく言うと立毛筋にアプローチしてたるみを改善してくれます。炎症老化にたいして、抗炎症ではなく消炎効果をすることでエイジングケアを免疫面からサポートしてくれます。なので「エイジングケア」として見れば価格・性能ともにトップクラスです。

どっちにしますか?エイジング特化はトータルクリーム・・・・ではクリアクリームの存在は・・・・

クリアクリームは「美白」としては役不足

これは個人的な見解ですので話半分に捉えてください。
コチラがクリアクリームの全成分です。

<有効成分>
4MSK
グリチルリチン酸ジカリウム
<全成分>
ローズマリーエキス
イノシット
ウコンエキス
ムクロジエキス
水溶性コラーゲン(F)
ヨクイニンエキス
オリーブ葉エキス
L-アルギニン塩酸塩
酵母エキス(3)
ヨモギエキス(2)
酢酸レチノール
塩酸リジン
精製水
2-エチルヘキサン酸セチル
濃グリセリン
ジプロピレングリコール
セトステアリルアルコール
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル
ナイロン末
親油型モノステアリン酸グリセリル
エタノール
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル
デカメチルテトラシロキサン
メチルポリシロキサン
カルボキシビニルポリマー
水酸化カリウム
1,3-ブチレングリコール
クエン酸ナトリウム
d-δ-トコフェロール
エデト酸三ナトリウム
クエン酸
キサンタンガム
ピロ亜硫酸ナトリウム
メタリン酸ナトリウム
ローズマリー油
フェノキシエタノール
香料
ベンガラ
黄酸化鉄 

美白だな。と明らかに判断できるのは美白有効成分の4MSKだけかなと。効果としてはチロシナーゼ活性阻害とメラニンを含む角層の排出促進って感じです。美白効果としてはちゃんと効果はありますが、「その他にもあるか」ってなると・・・・・どうかな
クリアクリームの名に恥じぬためか、すでに載せましたが角層と真皮のくすみケア成分があります。

塩酸リジン角層の変性を防止(カルボニル化)くすみ防止
オリーブ葉エキス真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ

商品説明を改めてご紹介すると

ハリが支える、新しい明るさへ。美白濃密クリーム
ハリのある肌は、かげりや暗さをみせず、顔の印象まで明るく感じさせます。
その事実に着目したエリクシールの美白&エイジングケア。
ハリとうるおいが支える、新しい明るさがやってきます。

美白美白と連呼しているので、消費者としては「シミ」に対して効果もあるんだろうなぁと感じますよね。もちろん4MSKが入っているので無いとは言いませんが、「資生堂の美白」として見ると物足りないかなと。何が入っていれば正解かとは言えませんが、あえて言うと「6年前のクリームだな」という感じです。「トータルケアなクリームとして美白が入っている」ならOKですが「美白のクリームとして配合成分は4MSK!以上!!」は寂しいって事を言いたいわけです。

それぞれを兼ね備えたクリーム

最新のたるみ成分+エイジング+美白って事になるかなと。
そうなると資生堂ですと・・・・・少し高くなりますが2つ思い浮かびます。

リバイタル
エクストラリッチクリーム

50g 22000円

美白有効成分で4MSKとトラネキサム酸。おまけにリバイタルアミノ酸も配合しているので、まさに美白&エイジングケアを「じ」で行くタイプの高機能クリーム。ただしイオン限定かな?

過去に掘っているのでみてくれ。

【イオン限定】リバイタル エクストラリッチクリーム 資生堂が何を考えているのかよくわからない名作クリーム
どうもです。先日イオンに遊びに行ったときに、ワンバイコーセーのポアクリアオイルを購入しました。その時にこいつも目に入ったんですね。 資生堂 リバイタル エクストラリッチクリーム 結構前から販売されていますが、こいつはなんなんだ?イオンに置い...

アホみたいな効果です。

バイタルパーフェクション
シュプリームクリームコンセントレート

50g 19800円

美白有効成分は4MSKのみですが、HAKUにも搭載せれている最新のシミ改善成分が入ってます。そしてたるみにたいしてトータルクリーム並に最強に特化してます。リバイタルとの機能性は結構違いますが、こちらの方が新しいだけあって最新成分目白押し。

こちらも過去に掘ってますので見てみてください。

【圧倒的全方位】SHISEIDOのバイタルパーフェクション 新クリーム3種について徹底掘り下げ
どうもです。2024年2月1日にSHISEIDO バイタルパーフェクションがリニューアルするとのお達しがあったので、早速化粧水と乳液を掘ってみました。 内容的には今までの美白+保湿+ハリのスキンケアという何処にでもとりあえずありそうなパッケ...

ちなみにデパコスSHISEIDOのホワイトルーセントからもクリームはありますが、コレは完全美白クリームでエイジングはかけらも見ていないのでスルーです。

どっちが買いか?

目的が違うかと思いきやトータルクリームは10割エイジング全振りでしたが、クリアクリームは美白2割エイジング8割って感じです。そして両方とも夜用なので、朝には朝の何かしらの対応する何かを要します。
つまりクリアクリームは美白が中途半端というか・・・・ベタツキが少な目のエイジングクリームwith美白。みたいなクリームなので、美白とエイジングを意識しつつ2024年現在の美白お手入れとして選択するには微妙です。
どうせ貴重な時間を過ごすならHAKUでもワンバイコーセーでもいいので美白美容液で「シミ対策」をするべきかなと思います。

なんというかエリクシールって好きなんですが、通常タイプと美白タイプに分かれている上に、そのどちらにも所属しないものもあったり、ルフレのような20代向けもあり、それぞれに「何か」があるので

一部商品が中途半端になってます。

成分を横並びにすると見えてくるものもありますが、そんな事出来る人はそういないと思います。消費者混乱因子になるので、一度エリクシールの全商品を見直すべきかなと。

例えば基礎化粧品である化粧水・乳液は分かれてもいいです。
クリームや美白美容液、日焼け止め、そのた商品はどちらかに所属させずに「無印エリクシール」として販売してくだせぃ。

デーケアレボリューションなんて5つもいらないだろ!!

以上です。



ビブダン研究所的 【オススメ美白美容液】
シミ・色むら・肝斑をとにかく何とかしたい方
最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
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