キメ美肌【ベネフィーク ローション&エマルジョン】新しいベネフィークが示す新しいベネフィークの実力を掘ってみる

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ベネフィークは昨年リブランディングを発表して、その第一弾としてこいつを発売しました。

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値段の割に何をしたいのか分からないアイテムですが、東洋医学的発想をベースに「肌」「こころ」「体」の三位一体に着目し、植物の持つ力と融合させた心身ネットワーク研究の集大成として「お客さまの肌悩みを未然に防ぎ、美の根本に働きかける提案をしていく」との方針で、既存品をどんどんリニューアルしていくってのが昨年の話。
そんな方針が進展してこいつが発売されます。

発売背景も発表されてますね。

ベネフィークが行った調査によると、肌に影響すると思う心身の状態の上位として、「睡眠の質が悪い」、「ストレス」、「女性ホルモンバランス」、「自律神経の乱れ」などがあげられました。これらの悩みに対する対処法として、「ゆっくりお風呂に入る」、「たっぷり睡眠をとる」、「サプリやドリンクの摂取」を実践している方が多い一方、心身からくる肌悩みはスキンケアで対応できると思っていないことが分かりました。このような背景の中、ベネフィークは心身をケアしたいニーズや肌・からだ・心の事実に着目しています。
ベネフィークの新しい化粧水・乳液は、肌のベースを整え、心地よく気持ちも高めます。また、保湿とエイジングケアのスキンケアの2大ニーズをとらえて、「キメ美肌」、「ハリ美肌」に導く2ラインの化粧水・乳液を発売します。 

です。

なんかフワッとしているようでしてないような、短気な人なら結局何をしてくれんだよ!って突っ込んでしまいそうな内容ですよね。分かります。

ベネフィークは心身をケアしたいニーズや肌・からだ・心の事実に着目

↑「で???」
って感じになりますよね。なのでビブダン研究所は頑張ってます。
なので本日はベネフィークの新しくなるスキンケアの

ベネフィーク 
ローション&エマルジョン

について掘っていきますのでお付き合いください。今現在(4月下旬)で分かっている内容なので、新情報があれば更新していきます。
そういえばボタニカルって言葉は使わなくなってますね。

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ベネフィーク ローションとエマルジョンって

とりあえずどんなスペックか見てみます。

ベネフィーク ローションⅠ・Ⅱ・Ⅲ
200ml 4950円
180ml 4180円
2024年6月21日

毛穴を忘れるほど隙のないキメ美肌に導く高保湿化粧水
角層細胞のひとつひとつまでうるおいを届け、密なキメを。溢れるほどのうるおいがなめらかなキメと透明感を肌へ。
大地の美容成分(ナツメエキス・ケイヒエキス・オタネニンジンエキス・グリセリン:保湿)
大地の香気成分(オレンジエレメント<天然精油>)
ゲンノショウコエキス・グリセリン:保湿
ラズベリーエキス:キメ・整肌
キシリトール:整肌保湿

毛穴を忘れるほどって事は、皮脂に悩んでいる人向けってことか?でも潤いをなんちゃら系のようでもあります。使用感は3つあります。

好みですね。美容成分は変らなくてテクスチャーが違うだけ。

ベネフィークエマルジョンC・Ⅰ・Ⅱ
150ml 6050円
130ml 4840円
2024年6月21日

毛穴を忘れるほど隙のないキメ美肌を保つ高保湿乳液
角層細胞のひとつひとつまでうるおいを閉じ込め、密なキメを。溢れるほどのうるおいがなめらかなキメと透明感を肌へ。
大地の美容成分(ナツメエキス・ケイヒエキス・オタネニンジンエキス・グリセリン:保湿)
大地の香気成分(オレンジエレメント<天然精油>)
ゲンノショウコエキス・グリセリン:保湿
ラズベリーエキス:キメ・整肌
キシリトール:整肌保湿

まんま同じ文言は手抜きですね。テクスチャーも化粧水と同じく3種です。

昔から思っているんですが

化粧水がⅠ・Ⅱ・Ⅲなんだから
乳液もそれに倣ってくださいよ!

気持ち悪いです。真ん中選んだつもりで化粧水Ⅱでも乳液はⅠになる感じ。Ⅱの方でいいんですよ!ってなってもⅢを選んだらⅡでしょ?何か数字が揃わないの気持ち悪いです。

どんなスキンケアか?

すまん!分からない!だからとりあえず美容成分だけ抜粋していきます。

美容成分多分こんな効果
タイソウエキス※大地の美容成分抗炎症、ターンオーバー促進※プロテアーゼ
ケイ皮エキス※大地の美容成分毛細血管の抗老化、抗酸化効果
ニンジンエキス※大地の美容成分血管内皮細胞形成促進・Tie2活性※高麗人参 オキシトシン産生
ゲンノショウコエキス肌荒れ改善(抗アレルギー)※プラスミン阻害
キイチゴエキス肌荒れ改善(角層成熟)※カスパーゼ14産生(寒暖差ダメージ軽減)

ん~~~~~・・・・何か方向性が分からんwww機能としては肌荒れ改善や毛細血管のケアなどをすることで環境に強い肌作り的な?感じかな。とキイチゴエキスと言えば最近の資生堂がハマっている立毛筋の成分ですが、恐らくブランド特徴から見てもそれは無いと思いますので、寒暖差による皮膚の不安定を解消する成分と思います。
その他の成分も見てみます。

その他多分こんな効果
キシリット細胞間脂質形成促進
エリスリトールCE成熟促進
イノシット真皮幹細胞成長促進(真皮幹細胞アプローチ)/皮脂バランス正常化
セイヨウサンザシエキス血中Hb飽和度上昇(透明感アップ)
サクラ葉抽出液抗アレルギー、抗酸化※抗ヒスタミン
カリンエキス肌荒れ改善※リパーゼ阻害

資生堂はもともと角層という皮膚の表面の構造をベストにする成分を、どのスキンケアにもほぼブッコんでいるのですが、こちらもそれにならって入ってます。平たく言うとエリクシール的な部分がありつつ、ベネフィークならでは成分を配合している模様。
真皮ケアはこのスキンケアの方向性ではないので皮脂の状態を正常にする効果かもしれません。あとこちらでも抗炎症成分に溢れているので、やはり肌の内部や外部からの影響から守る?強い肌。今のスキンケア風に言うと揺らがない肌にしてくれるスキンケアのようです。

ちなみに化粧水と乳液は同じ美容成分なのでまとめました。
それとトラネキサム酸も入ってますね。いつも入っているので珍しくもなんともないですが、美白成分の他にも抗炎症効果もあるので、やはり炎症を抑制することに全振りしているスキンケア。つまり

ベネフィーク セラムとほぼ同じ方向性

です。同じ成分ってわけでは無いですよ?あらゆる炎症を抑えていく部分がにているなぁと思いました。詳しくはベネフィーク セラムを掘ったやつをご覧ください。というかベネフィークのローション&エマルジョンがあればベネフィークセラムは必要ないかも?それぞれを並べるとこんな感じ。

赤い実の効果を勘定に入れても美容成分を比較した時にそこまでベネフィークセラムに明確な!圧倒的な!優位性はないですね。何か不思議な力が働いてベネフィークセラムが覚醒したら別ですが。

買いか?

いいと思います。
商品特徴にあるような中身ではないなぁというギャップはありましたが、それでもうるおいは当たり前として、ターンオーバーを整えて肌を元気にしたり、血管のケアをすることで肌本来の持つ力を底上げしつつ、むくみやくすみのケアもしてくれます。なにより炎症の影響を抑制する効果に優れているので、季節や環境、体調によって肌が変化しやすい人にはイイ感じです。

あとオレンジエレメントっていうのも新しいベネフィークには配合されていて、香気成分で血流、リンパ、免疫、神経系に働きかけて改善してくれます。つまり免疫力が高まるので外的影響から強いですよ!って事です。

ただし!それらをすべて体感するには、私が思うに良い環境・正しい使い方・心身穏やかにスキンケアをする必要があるかなとおもいますので

もし部屋が散らかってたら片付けれ!

「香り」にポイントもおかれているのでね。鼻炎も治しておいてください。
以上です。

最後に

ベネフィークに限らずエリクシールもそうなんですが、化粧水と乳液の美容成分のが全く一緒なのは他メーカーの作りから見ても古い気がします。ハイプライスほど、化粧水と乳液の機能性に差を設けているので、ベネフィークがそれにあたるかというと・・・・難しいですが、少し前に袋叩きにしたリバイタルは化粧液と乳液というか美容液を発売していて、それぞれの機能性をかなり明確に分けてます。

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東洋医学をベースに心身に働き掛けるスキンケアのわりにこだわりを感じないです。化粧水と乳液で感じられる差が「テクスチャー」だけなので、新しくなったのですから「機能性」についても「差」という「こだわり」を見せてほしかったです。

それ以外はベネフィークセラムのように「コレは何だ?」って感じはしなくて、こういうお肌を目指しているんだなぁってのが見られたので

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