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【リバイタル スキンハイドレーター】掘ったら意外と薄かった

SHISEIDO
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ちょっと前にリバイタルのアイゾーンブースターをやったのですが

【リバイタル アイゾーンブースター】の「不都合な真実」ブランドを超えて分析
どうもです。本日はリクエストで非常に多かったこいつを掘ってみたいと思います。 リバイタル アイゾーンブースター 15ml 11000円 約2か月分 ※無香料 2023年10月21日発売 ハリと明るさのある目もとへ 目もと用美容液化粧水の前、...

こちらの発売背景が、「美容医療に興味あるけど自宅でやれる事やりたい」みたいな要望にお応えして先進技術を自宅で出来る的にブッコんだ第1弾でした。そして次の第2弾は何かなぁと心待ちにして夜も眠れない日々を過ごした中でついに発売されます。

リバイタル
スキンハイドレーター&スキンラップ

スキンハイドレーターは

うるおいが入りにくいと感じる肌にも、角層細胞の隙間から角層深くまで吸い込まれるように美容成分を浸透する“導入テクノロジー”を搭載した化粧液です。うるおいもハリも美白効果も、届けたい全てをダイレクトに届け、生きいきとしたやわらかな肌質感をもたらします。

スキンラップは

角層深層までうるおったハリで満たしてふっくらと包み込む“ラッピングテクノロジー”を搭載した美容乳液で、包み込む柔らかさが、美しさを膨らませます。

みたいですね。
いつものように見たことも触ったこともないスキンケアをゴッツリ掘ってみますのでお付き合いください。
長くなりそうなので本日は化粧液であるスキンハイドレーターの方だけやってみます。次回スキンラップね。

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商品に行く前に

mートラネキサム酸ってご存じでしょうか?
シミの改善を目的とした美白有効成分で資生堂が特許を取得したシミの改善効果のあるやつです。m-トラネキサム酸「mー」は資生堂の造語です。

簡単に言うと「慢性微弱炎症状態」を改善する成分です。

シミはメラノサイトから常にメラニン色素が出続けるってのが原因でして、その原因の一つが慢性微弱炎症状態です。シミの部位は特有の弱い炎症が常に発生していて、その炎症からシミが作られる情報がメラノサイトに送られてしまうため、メラノサイトはメラニン色素を出し続けてしまします。
なのでビタミンCやコウジ酸とは効き方が違うので、シミに悩んでいる人には是非試した貰いたい成分です。もちろん4MSKとも効き方が違います。

が、最近各社でトラネキサム酸がでまくってますよね?なぜか。特許が切れたからです。特許の期間は20年らしいので、その関係かな?2022年に切れたかもですね。詳しくは知りませんが資生堂以外でもトラネキサム酸が見られるのはそういう事です。
そうすると各社でブッこむもんだから資生堂の優位性が薄まってしまいますね。そのせいか同じく美白の有効成分である4MSKを資生堂内でもブッこみまくってその存在価値を棄損しまくってます。ちなみに4MSKは2011年にできたので2031年に各社にマネされます。

そこで資生堂さんは次の一手を思いついたのでしょう。※私の妄想です。

せや!
トラネキサム酸を他所よりも価値のあるのにするんや!
※妄想です

ってことで人の細胞膜に似た構造を持つ基剤を作って、化粧水のトラネキサム酸の浸透をより良くする技術を開発しました。

そんで普通は皮膚の表面張力でムラムラについてしまう化粧水が肌の上で均一に伸び広がる上に膜を形成するので、隅々まで広がって浸透するのでトラネキサム酸をより届けやすくしたそうです。表面張力がやたら低いみたい。

コレで他所のトラネキサム酸よりも優位に立った!
でもどこで活用しよか
・・・せや!リバイタルや!

ってことでその最新の技術をブッコんだのが

スキンハイドレーター
150ml 9020円
レフィル 135ml 7700円
2024年4月21日発売

ぶっちゃけ今回の処方は美容医療と全然関係ない気がしますが、先進の美容皮膚科学をスキンケアに落とし込んで体感することが出来ると思って暖かい目で見てください。
そしてホームページにだいたいのことは書いているのですが、3つの特徴があります。

リバイタルのスキンハイドレーターご予約スタート!|オンラインショップ|ワタシプラス/資生堂
【リバイタル】 スキンハイドレーターのご予約スタート!2024年4月21日(日)の新発売に向けて、ご予約を承ります。

・導入テクノロジー
 ⇒角層にうるおいを早く多くお届け

・届けたいすべてを
 ⇒リバイタルアミノ酸やらの美容成分をお届けしたい表明
※こいつらは後で全部効果を書いておきます。


・角層深層までうるおいをお届け
 ⇒リバイタルアミノ酸の事みたいですが・・・さっきと説明かぶってないすか?

つまり乾燥したり、加齢でスキンケアが浸透した感じがしなくなった肌。特に40代後輩以降の肌にもちゃんとした効果をちゃんとお届けします。ってことです。
ん~何か弱いな‥‥ですが浸透がイイというのは何となく伝わりました。

肝心の中身

とりあえず全部載せます。

<有効成分>
トラネキサム酸
<全成分>
L-アルギニン
DL-アラニン
L-オキシプロリン
精製水
ジプロピレングリコール
濃グリセリン
1,3-ブチレングリコール
エタノール
ジグリセリン
ポリエチレングリコール400
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル
モノラウリン酸ポリグリセリル
N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム
エデト酸二ナトリウム
クエン酸ナトリウム
エリスリトール
ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル
ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
クエン酸
ピロ亜硫酸ナトリウム
無水エタノール
海藻エキス(4)
エイジツエキス
海藻エキス(1)
ウコンエキス
フェノキシエタノール
香料 

そこまでいっぱい詰め込んでいる感じではないですね。そんな中で美容に関わる成分だけピックアップするとこんな感じ。

リバイタル スキンハイドレーター多分こんな効果
トラネキサム酸美白有効成分
L-アルギニンコラーゲン変性抑制
DL-アラニン基底膜分解抑制
L-オキシプロリンコラーゲン産生、線維芽細胞増殖
エリスリトールCE成熟(酵素トランスグルタミナーゼ)
海藻エキス(1)基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生
海藻エキス(4)基底膜修復(ラミニン511産生促進)、コラーゲン産生
エイジツエキス細胞接着促進(E‐カドヘリン)
ウコンエキス表皮幹細胞活性(ゼラチナーゼ活性阻害)

リバイタルのわりに薄い内容・・・・かなと
リバイタルの肝であるリバイタルアミノ酸は完備しているので、「光老化」にはちゃんと対応してます。表皮・基底膜・真皮とそれぞれの個所にもそれぞれが対応してます。
が、薄い・・・アイゾーンブースターでも思いましたが、先進技術をブッコんだシリーズは「先進技術」をウリにするためのせいか、今までのリバイタルは広く深くお手入れしているのが、広く浅くなった印象です。その浅い部分は濃くなっている。のかな?

というか今更トラネキサム酸を
高浸透したところでどうなんだい??

シャネルみたいにトラネキサム酸誘導体でもいいんじゃない??でも肌の表面に均一に広がるのか・・・でも広がったところでトラネキサム酸はトラネキサム酸。
シミを増やす炎症を抑制するって効果をより高めたところで、シミの原因は資生堂さん的に毛細血管からの影響もありつつ血管内皮細胞がなんちゃらとかにアプローチすることを要しているので、シミの改善に大きく貢献することはないのかなと。
トラネキサム酸という時点でシミに対して本気で対応する気はないとしか・・・・

ちなみにトラネキサム酸はこんな技術です。

トラネキサム酸含有組成物のpHを3.5から6.5の弱酸性にしてトラネキサム酸をプラスに荷電させ、かつプラス極側からのイオントフォレーシスを施すことによって、トラネキサム酸の経皮送達が顕著に高められること、さらには、pHを8.5から10.5の弱塩基性にしてトラネキサム酸をマイナスに荷電させてマイナス極側からイオントフォレーシスを施すことによっても通常の外用塗布に比べトラネキサム酸の経皮送達が高められることを見出し、本願発明を完成するに至った。

ってことです。文系の私は正確に理解はできませんが、そもそも医薬部外品のトラネキサム酸はイオン導入で浸透がもともと高いはず。他にもピーリング後が効果的とか高濃度だからいいとかではなく3%くらいがちょうどいいとか。なので濃くする事に意味はないのでより効果的にするって視線ですね。

リバイタルの既存品が強すぎる

そしてどう考えても通常のリバイタルの化粧水と比べてダウングレードしてます。
成分的に優れているはこいつ

リバイタル ローション
170ml 8690円
2020年2月21日発売

リバイタルは長年浴びた紫外線により肌変化である「光老化」に着目したアイテムです。その「光老化」についてはコイツもスキンハイドレーターもパスしてます。美容に関わる成分の内容はこんな感じ

リバイタル ローション多分こんな効果リバイタル スキンハイドレーター多分こんな効果
4MSK美白有効成分トラネキサム酸美白有効成分
トラネキサム酸美白有効成分L-アルギニンコラーゲン変性抑制
L-アルギニンコラーゲン変性抑制DL-アラニン基底膜分解抑制
DL-アラニン基底膜分解抑制L-オキシプロリンコラーゲン産生、線維芽細胞増殖
L-オキシプロリンコラーゲン産生、線維芽細胞増殖エリスリトールCE成熟
エリスリトールCE成熟海藻エキス(1)基底膜修復(ラミニン511産生促進)
コラーゲン産生
ウコンエキス基底膜分解抑制
※表皮幹細胞増殖
海藻エキス(4)基底膜修復(ラミニン511産生促進)
コラーゲン産生
アセンヤクエキスメラニン輸送阻害エイジツエキス細胞接着促進(E‐カドヘリン)
酢酸レチノール抗酸化ウコンエキス表皮幹細胞活性
(ゼラチナーゼ活性阻害)
チャエキス(1)バイオフォトン抑制
※紫外線ダメージの抗酸化
エーデルワイスエキス抗酸化
コラーゲン・ヒアルロン酸分解抑制
カンゾウ抽出末真皮アンカー構造形成
オリーブ葉エキス真皮カルボニル化抑制
セイヨウサンザシエキス血色改善 くすみ
テンチャエキス脂肪細胞縮小
真皮環境改善 
ほうれい線予防改善

どっちにしますか?
もともと浸透が悪いわけでは無いですが、スキンハイドレーターは浸透がとてもいいそうです。
4MSKは入ってませんが、早く確実に成分を届けてくれるそうです。
真皮のケアは劣りますがそこそこ基底膜のケアは重視してくれてます。
お値段も400円位高くて量も少ないですが、先進技術を自宅にお届けしてくれます。

もうスキンハイドレーターを選ぶしかないですよねwww

買いか?

ハイ。真面目に行くと印象としては、新しい技術は大変ありがたい!こういう技術無くして進歩はしないと思いますので高浸透とうたうのは全然ありだと思います。が、

弱い

商品力が弱い。私たち消費者はいくらでもメーカーからぶつけられてきたんです。

この美容液(化粧液)浸透がイイんです!

聞き飽きましたが「化粧品」「医薬部外品」という表現に限りがあるカテゴリである限りは死ぬまでこの文言は効き続けるでしょう。ただそこ売りにするのは弱い。もちろん効果が高くなるのは喜ばしい事ですが、浸透は洗顔を変えるなり導入美容液を使うなりでいくらでも対応できる部分じゃないかなと・・・仮にそれらを必要としない商品です!って事は

リバイタルのローションセラム(導入美容液)の存在を否定することになりますね。
こいつは紫パワーを持たされた謎に高機能な導入美容液(化粧液か)で、こいつ一本でいいんじゃないか?みたいな存在です。

【リバイタル水美容液】有能すぎるこいつは一体何なんだ??
どもです。前回リバイタルのスキンケアについて熱く語ったのですが、今回はリバイタルの人気(?)美容液?化粧液?のローションセラムについて掘ってみたいと思います。 よくインスタの広告にも出てきたので存在は知ってたのですが、いまいち興味持てなかっ...

どうせこいつも使う事で「より効果的」とか言われるんでしょうけどね。
浸透効果を実感できるならいいと思います。

以上です。
乳液の方はもっと薄そうだなぁ・・・・・
もう少し詳しく分かったら更新しますね。

効果が無いといいいたいわけでは無いですよ。
これに1万近い価値を感じるなら買ってください。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

SHISEIDO化粧水未分類美白
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