【リバイタル水美容液】有能すぎるこいつは一体何なんだ??

SHISEIDO
スポンサーリンク

どもです。
前回リバイタルのスキンケアについて熱く語ったのですが、今回はリバイタルの人気(?)美容液?化粧液?のローションセラムについて掘ってみたいと思います。

【今更リバイタル】2020年にリニューアルしたリバイタルを掘り起こす
どうもです。資生堂専用チャンネルになろうとしているYouTubeのほうでリクエストが多かったのがありまして・・・・ はい!リバイタルです。、私の子供の頃からずっとあるブランドですね。2020年にリニューアルしてかなりシンプルなスキンケアにな...

よくインスタの広告にも出てきたので存在は知ってたのですが、いまいち興味持てなかったんですよね。水美容液っていういかにも新しい付加価値のある製品を作りました!感があるので、ここで食いついたら負けだとおもって無視してました。

ただ調べてみると超絶優秀なのかな?と考えを改めたので、良いところと悪いところを見てみたいと思います。

スポンサーリンク

リバイタル ローションセラムって

ローションセラム
180ml 6600円 約1.5か月分

生まれ変わったようなみずみずしいつや肌に導く化粧液
過酷な紫外線環境下でも生き抜く、紫植物のうるおいパワーに着目。肌全体に瞬時に広がり角層深くに浸透、生まれ変わったようなみずみずしいつや肌に導く化粧液。
「光ダメージ」による乾燥を防ぎながら、うるおいに満ちた肌を長時間守ります。乾燥による小ジワを目立たなくします

前回のブログで光ダメージについてどんなアプローチをしているのか書いたのですが、こちらもその光ダメージについてバッチリ対応しています。
ただそこは化粧水と乳液とは違ったアプローチになっているようなのですが、カテゴリーはよく分からないです。

美容液⇒化粧水の後
化粧液⇒化粧水と同じ、または化粧水と乳液を兼ねる
導入美容液⇒化粧水の前に使う

それぞれがちゃんと機能を分けられていて、美容液は美容成分を高濃度配合とか、化粧液は化粧水機能を更に高めた仕様だったり、導入美容液は次のスキンケアの浸透を助けたりと分かりやすい分け方してます。ではローションセラムはどうなのかというと…

この広告のとおりなら・・・美容液なのかな?でも水??
そして上記の商品説明のキーワードには
「生まれ変わったようなみずみずしいつや肌に導く化粧液」
ちなみに商品パッケージにも化粧液って書いてます。
そしてこちらの使用順序

ん~~~~化粧水の前だねぇ…ってことは流行りの導入美容液か???
んで美容部員さんにきいみたら、多分私の聞き方が悪かったんだと思いますがそれぞれの効果を都合よく言われたので全部の機能があるみたいです。
とりあえず
「導入美容液ってわけでは無いけどスキンケアの浸透を助けることは出来る化粧水のように使える美容液」
のようです。

そんでそんな美容液はこんな成分が目玉になってます。
〇独自成分 紫ファイブ
 シソ葉エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花エキス、シャクヤク根エキス、キイチゴエキス
〇厳選成分 ダブルフォーカスDG
 キハダ樹皮エキス、イチョウ葉エキス、グリセリン
〇美容成分 リバイタルアミノ酸
 アルギニン、アラニン、ヒドロキシプロリン
〇美容成分 OPファンクション
 ウコン根茎エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、ヤグルマギク花エキス、グリセリン

よく聞きなれないキーワードばかりですが、化粧水と乳液と同じ成分なんでしょ?とか思いましたがあまりかぶってません。あとで記しますが「リバイタルアミノ酸」っていうリバイタル独自の保湿成分くらいかなと思います。

紫ファイブってなんなん?

ホントに資生堂のネーミングセンスに薄ら笑いを禁じえません。紫ファイブ・・・・何だそれっておもいますよね。

シソ葉エキス
ローズマリー葉エキス
ラベンダー花エキス
シャクヤク根エキス
キイチゴエキス

紫色の植物の力を借りて、光ダメージに負けない紫植物のうるおいパワーを
角層深くまで届けます。

それぞれの効果はザっと
・コラーゲンの分解抑制
・高保湿、抗アレルギー
・抗菌、抗酸化
・セラミド合成、チロシナーゼ活性阻害
・抗酸化、血行促進

こんな感じかなと思います。

紫外線を浴びると
<紫外線の起こす影響>
・ターンオーバーの乱れ
・キメの乱れ
・乾燥
・シミ
・シワ
・たるみ
・くすみ

・老化
・DNAの損傷
・毛細血管の損傷

って影響があるというのを前回お話ししたのですが、紫外線のダメージをケアする成分で固められているのがリバイタルで、その美容液の「紫ファイブ」っていうダサい名前があるくらいなので表皮・真皮・基底膜などのどこか一か所を集中的にケアする成分なのかな?と思ってました。でもそうではなく、紫外線で受けたダメージを皮膚のそこかしこダメージを受けている部分をちょこちょこケアしている分散効果型の成分でした。
例えば

「山吹色ファイブ(仮)」は真皮のコラーゲン・エラスチン・基質・線維芽細胞をそれぞれアプローチする効果がある!
とかではなく紫ファイブは
・角層の乾燥
・紫外線による炎症を抑える
・炎症物質を抑制
・くすみ(血行促進)
・ハリのケア(コラーゲン分解抑制)

みたいな感じで、角層だったり真皮だったりでバラバラなんですね。
紫色の成分ががイイ感じでまとまってるから無理やり「紫ファイブ」とかいいんじゃね?ってノリで作ったのかな?
製品開発の方々に名前の本当の由来を聞いてみたいです。

スゴイのは他にも

細かくすると長くなるのでこんな表を作ってみました。このローションセラムの成分なんですが

15個の天然成分+3個の美容成分その他構成成分20個
ヒドロキシプロリン
アルギニンエタノール
アラニンBG
イリス根エキスDPG
ワイルドタイムエキスグリセリン
オリーブ葉エキスPEG/PPG-14/7ジメチルエーテル
セイヨウサンザシ花エキスPEG-6
カシア樹皮エキスPEG-32
シャクヤク根エキスヒドロキシエチルセルロース
キイチゴエキスエリスリトール
ラベンダー花エキスセリン
シソ葉エキスPPG-13デシルテトラデセス-24
ローズマリー葉エキスクエン酸Na
イチョウ葉エキスEDTA-2Na
キハダ樹皮エキスクエン酸
ヤグルマギク花エキスピロ亜硫酸Na
ウンシュウミカン果皮エキストコフェロール
ウコン根茎エキスフェノキシエタノール
安息香酸
香料

このスキンケアには38個の成分が入ってます。
他のどのスキンケアも38個あれば美肌の成分は多くて8~9個、少ないと2~3個ってところだと思います。ですがリバイタルのローションセラムは

15個の天然成分+3個の美容成分

って構成です。べつに天然成分が優れているとか言いたいわけでは無いのですが、ボタニカル系のスキンケアでもこんなに入っていることはありません。ましてや資生堂さんはそこを強調しているわけでもないので、そこに資生堂のプロモーションのセンスの無さもある気がしますね。もっとここをPRすべきだと思います。

15個の天然成分+3個の美容成分配合!!

ってキーワードだけでも結構いいアイキャッチになりますし、残りの20個は商品を構成するための成分です。つまり

配合成分の約半分が美肌成分!

っていう事にもなるんです。
そして美肌に関わる成分を一覧にすると

シャクヤク根エキスコラーゲン分解抑制
キイチゴエキス高保湿、抗アレルギー
ラベンダー花エキス抗菌、抗酸化、
シソ葉エキスセラミド合成 チロシナーゼ活性阻害
ローズマリー葉エキス抗酸化血行促進
ヒドロキシプロリンコラーゲン合成、表皮細胞増殖
アルギニン高保湿
アラニン基底膜機能回復 老廃物排出 情報伝達物質伝達
イリス根エキス基底膜修復、真皮機能向上(真皮ネットワーク)
ワイルドタイムエキスフィラグリン産生促進 チロシナーゼ活性阻害
オリーブ葉エキス真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ
セイヨウサンザシ花エキスくすみ改善
カシア樹皮エキスケイヒエキス 毛細血管機能回復
イチョウ葉エキス抗酸化 紫外線ダメージ抑制
キハダ樹皮エキス肌荒れ改善 紫外線防御
ヤグルマギク花エキスリンパ管内細胞増殖 抗糖化、抗菌、抗酸化、収れん効果
ウンシュウミカン果皮エキス保湿効果 ビタミンC豊富
ウコン根茎エキスエラスチン分解抑制

効果については間違っている部分も多いかもしれませんが参考までに見てもらえればと思います。

これが6600円ってマジか!!!って感じです。

外資ならともかく国内の高級スキンケアでもここまでやってないかもしれません。例えばクレドポーボーテでこれと同じ美容液をつくったら多分22000円とかの値段をつけるでしょうし、エリクシールのエンリッチドセラム8250円がここまで美容成分が入っているかというと・・・・・ちょいと比較したくありませんね。

濃度の関係もあると思いますが、コレは「美容液」でもあるので薄いわけでは無いと思うんですよね。なんて商品を出してるんでしょうか?資生堂さん。
繰り返しになりますが、美容成分が多いとエライわけでは無いです。SK‐Ⅱの例のエッセンスはガラクトミセス培養液一本で頑張ってます。ただ、配合するだけで効果が出れば苦労はしないので、それを効果が出るために絶妙な調整や技術を投入して作っているのでしょうから…

たぶん資生堂さんは自社の技術をひっそり自慢したいのかな?って事かもしれません。多分

これは微妙

テクスチャーは微妙ですね。香りはしつこくなくていいです。
水美容液の名前のとおり水ですね。サッパリタイプの化粧水と変わりません。というより・・・・

トーニングローションに近いテクスチャーです。

トーニングローションは火照った肌や、毛穴の気になる肌にパッティングするようにつける収れん化粧水っていうヤツなんですが、そのトーニングローションと使用感触が似てます。
つまりエタノールっぽいってことです
成分表的には水の次にエタノールなので納得です。つまり導入美容液(化粧水?)的な効果があるのも納得です。
以前に導入美容液について書いたのがありますが

【導入美容液意味ない論】導入美容液の本当の効果
私が美容部員として働いていたのはマネーゲームとかよく分からないワード飛び交うヒルズ族時代あたりっだ気がします。景気はいいのか悪いのかよく分からないぺーぺーですが、それでも化粧品の勉強をしまくってました。んで、大体こんな感じ メイク落とし洗顔...

アルコールは導入美容液でよく使われるやつで、成分の浸透を助ける効果があります。この後に化粧水をつけるのでまさに適任かと思いますが、合わない人はめちゃくちゃ合わないと思います。試してから買うのをお勧めします。

ちなみにそんなテクスチャーなので、「化粧液だからコレ一品で終わらせよう」とか「水美容液なんだから化粧水と美容液は飛ばしてもいいよね?」ってことは通用しないと思います。肌質にもよりますが、対象の年齢から考えてもコレ一品じゃ物足りない使用感でしょう。

買いか?

肌にあえばこれ以上ない商品です。
というかこんな

「導入美容液ってわけでは無いけどスキンケアの浸透を助けることは出来る化粧水のように使える美容液」

みたいな製品ではなく普通に美容液として発売すればいいんじゃね?って気がします。
感触はサッパリしてますが、もちろん肌はもち肌になりますし、成分も文句なしです。

価格もホントにお手頃ですから、「安くていい奴なんかない?」って聞かれたらとりあえずコレをお勧めするかもしれませんね。
是非試してみてください。

以上です。


ビブダン研究所的 【オススメ美白美容液】
シミ・色むら・肝斑をとにかく何とかしたい方
最後まで見ていただきありがとうございます。 今まで色んな美白製品をみてきましたが、どれも資生堂の後追いで常に先端を行っているのはHAKUという製品です。他にも資生堂から販売されている美白は沢山ありますが、コストパフォーマンスでHAKUを超える物はありません。 現在のHAKUは肌の表面だけでなく「毛細血管」から出るシミの信号も抑えるまでになってます。 他のメーカーは美白製品はチロシナーゼの活性阻害という「予防」レベルで高額な製品を発売してます。 早く・確実に・安全に美白をしたい方はぜひHAKUをためしてみてください。 サイズは様々ありますが45gだと約2か月使えます。 あとは肌を守るケア 同じく資生堂のアネッサのデイセラムから「太陽光をスキンケア」に変える日焼け止めが発売されました。今まではただ防ぐだけでしたが、光そのものを味方にする優れものです。 このアネッサの日焼け止めを使うと肌のヒアルロン酸やコラーゲンも産生していることが確認されたそうです。 この「太陽光をスキンケア」に変える効果はデイセラムだけの処方になります。他の日焼け止めには入ってませんのでご注意ください。
SHISEIDO美容液
スポンサーリンク
バルサンをフォローする
ビブダン研究所