どうもです。
最近のスキンケアはやれ遺伝子だの!細胞レベルだの!免疫細胞だの!と、ちょっと方向性が画一的になりがちだなぁと思っておりまして、スキンケアの範疇を超えてきている気がします。そのうちお上から規制されてしまうんじゃないかな?メーカーは言ってないけど美容雑誌では言っちゃっている事が多いですよね。
んで今回は少し悪口多めです。とりあげるスキンケアはコチラなのですが
こちらクレ・ド・ポーボーテから発売されましたセラムヴィタリテオープレシューです。
いや~・・・何というか
金
ですね。金。
それもそのはず。金が入ってます。
なんで金が入っているのか?スキンケアに金が入っててなんか徳があるのか?ゴージャス?
ってわけでは無く、れっきとした効果があります。一番有名?なのは抗酸化ですか。
スキンケアというか老化は酸化との闘いな部分が多いです。外部刺激や紫外線、ストレス、睡眠不足などなどの影響で肌は酸化を起こし、炎症につながり、肌の水分量を減らしたりコラーゲンの産生を抑制したり、くすんだりシミが出来たりと、酸化を防ぐこと=肌を良好に保つといってもいいです。
それらを何とかするために、冒頭でバカにしましたが遺伝子や免疫などの機能を高めるお手入れが注目されているわけです。金もそんな選択肢の中の一つですね。なのであらゆるエイジングのケアにつながる便利成分。それが金
そんな金を細かくしてパールでベールして効果を高めているのがクレ・ド・ポーボーテ。数ある金スキンケアの中でも一応独自性をお持ちです。
そんな成金美容液 セラムヴィタリテオープレシューを掘ってみますのでお付き合い下さい。
セラムヴィタリテオープレシューって
クレ・ド・ポー ボーテ
セラムヴィタリテオープレシュー
40ml 30,800円
レフィル 40ml 29,150円
2025年1月21日発売
輝き続ける肌のために。ゴールドの輝きを閉じ込めたエイジングケアのための美容液。日常環境ストレスによる乾燥などのエイジングサインが気になる肌を、なめらかでコクのあるテクスチャーで包み込み、ふっくらとしたハリ感をもたらします。乾燥による小ジワを目立たなくし、すこやかで若わかしい輝きに満ちたなめらかな肌へ。花々の繊細でみずみずしい優美な香り。
です。
先日試してきましたが
スッゲ~~~~~~滑らか!浸透感!香り!
後述しますがレチノールのカプセルかな?みたいなのが入っていて、見た目からもテンション上がる正にクレ・ド・ポーボーテ!って感じです。
香りも初めは強く感じましたが、肌になじませた時にその香りがとても心地よく、甘さがありながら後残りしすぎない上品さをお持ち遊ばせています。
ただあまりに金ピカすぎて100m先からも「セラムヴィタリテオープレシューじゃね?」ってわかるレベルです。
そんでこちらのキー成分は2つありまして、まず一つ目
・24K ゴールド・レチノール GL コンプレックス
金は先ほどのように高い抗酸化効果をもっていて、それに加えてレチノールが配合されてます。
効果としては
・ヒアルロン酸産生
・ターンオーバー改善
・コラーゲン産生
が挙げれらます。高いスキンケア効果を求めるならレチノール配合の物はとりあえず候補に入る成分かなと。
二つ目は
・ラディアントリリーエキス GL
先ほどの内外のストレスに肌がさらされると、表皮厚が薄くなり、肌のうるおい成分であるラメラ顆粒の分泌が減少することと、水分蒸散量が増加し表皮バリア機能が低下するらしいです。
そこを何とか工夫して表皮厚を増加し、水分蒸散量を低下させ、表皮バリア機能を高める成分。ラディアントリリーエキスGLをぶっこみました。
つまりあらゆるストレス因子から肌を守りつつも回復させていく力を授けてくれるありがたい成分。
が、この美容液になります。
これだけだったら別に1万円以下のアルティミューンでも良くない?って気がしますが、それ以外の成分にも何かあるんじゃないかな?って事で見てみます。
その他のになにか
成分 | 多分こんな効果 |
酢酸レチノール | ビタミンA |
酢酸トコフェロール | ビタミンE |
イチョウ葉エキス | チオレドキシン産生(紫外線酸化抑制) |
クチナシ果実エキス | アペリン様作用(リンパ管の漏れ) 脂肪細胞肥大化抑制、たるみケア |
アセチルヒアルロン酸Na | 保湿 |
ヒアルロン酸Na | 保湿 |
レスベラトロール | 真皮抗酸化 |
金 | 抗酸化(パールヴェール済) |
マドンナリリー花エキス | OBP2A発現量促進 |
塩化Mg | ヒアルロン酸、抗酸化 ※細胞保護(UVダメージ軽減) |
ボタンエキス | 抗炎症 ※紫外線の刺激を抑制 |
ヒマワリ種子油 | 抗酸化 |
うん!抗酸化・・・だね!何をとっても抗酸化。
金でも抗酸化、その他の成分でも抗酸化。とにかくそこを狙い撃ちした美容液ってことかなと。
ただ表皮だけでなく真皮における抗酸化もしてくれるので、この美容液にしか出来ないくらいの機能性をお持ちです。
でもクレ・ド・ポーボーテらしくはない
あくまで私のイメージですが、クレ・ド・ポーボーテの美容液ってバランスがイイアイテムが多いです。
美白であっても保湿やハリのケアができたり、保湿でも基底膜のケア、真皮のケアが出来たりとか、メイン以外のお手入れが充実しているので、あらゆる肌悩みに対応しきれることが出来る。そんな感じ。
では今回の美容液ってどうなんか?と言うとこんなイメージ
一つ飛びぬけてスゴイけど、クレ・ド・ポーボーテらしいテンコ盛り感があまりないような気がします。その一つ飛びぬけているのが、結果的にあらゆる肌悩みに通づるので結果オーライです。でもらしくない。
なのでコノ商品を掘るにあたって、なんかつまらない美容液じゃない?って思いを持ちながらやってました。ただ、他メーカーはこんな感じなんですよね。なので横並びになった上に身長も同じく下げたように見える。
買いか?
まずね。高い。
クレ・ド・ポーボーテのもつプレミア感や、成分の希少性、テクスチャーなどどれをとっても一級品なので、まさに原点回帰的美容液であることは間違いない。誰でも手にすることのできる隣人ではなく、ハイプレステージブランドらしい風格があります。
が、中味は価格に伴っていない。感覚的には1万円は高く感じます。
資生堂はとにかく豊富な美容液のランナップがありますが、レチノールならエリクシールでもありますし、肌の免疫ケアで不動の人気を誇るアルティミューンもあります。どちらもアンダー一万で入手可能ですね。
それらがセラムヴィタリテオープレシューよりも優れているというわけでは無く、むしろセラムヴィタリテオープレシューにしか出来ない美容液であることに疑いはないです。
それを差し引いても割高な美容液ですね。3万円の価値は申し訳ないですが無いです。
コレを買うなら・・・コレって程の都合のいい代替できる商品が思い浮かびません。
とりあえず
チャイナを意識しすぎじゃないですかね!!
富裕層の方。買ってあげてください。
以上です。