結論
代わりにならない
ですね。
圧倒的になりませんでしたwww
アクアレーベルの美白化粧水+乳液がリニューアルされまして、美白有効成分に4MSKが採用されました。以前はトラネキサム酸という美白有効成分が配合されていて、私としてはそんなに単純に美白効果が高くなったというほどの事ではないような気がしますが、どっちかというと4MSKの方がありがたいかな?くらいな感じです。
人によっては「美容液並み!」とか「デパコス並!」って評価になると思いますが、レベルの低いデパコス美容液ならいい勝負カモしれません。ただ、私はエリクシールユーザーなのでエリクシールが優れていると言いたいわけで、「何かそんなデータあるんですか?」って煽られそうなので調べてみました。
なので本日はアクアレーベル(ブライトニング)とエリクシール ブライトニングを比較してみますのでお付き合い下さい。
動画でもやってるので見てください。
アクアレーベルとエリクシールの表面スペック
まずは価格とか見てみましょう。
アクアレーベル | エリクシール | |
美白化粧水 | 170ml 1430円 約1か月半分 | 170ml 3630円 約1か月分 |
美白乳液 | 130ml 1650円 約1か月半分 | 130ml 4290円 約1か月分 |
内容量は全く同じですね。価格は単純に2倍くらい差があると思いきや3倍とまではいかん位なんだなぁ・・・・・でも使用期間が異なりますね。使い方次第ですが、年間コストで見るともっと分かりやすいです。
アクアレーベル | エリクシール | |
化粧水+乳液の年間コスト | 約25000円 | 約95000円 |
まさかの4倍弱の差がありました。もはやエリクシールは高級品ですね。ただ4倍の開きがエリクシールのカウンセリング化粧品としての付加価値として見ると比較のしようが無いので、4倍弱の価値があるのか?が争点(?)になりますね。
肝心の中身
アクアレーベルにはD-アミノ酸。エリクシールにはディープモイストインCP、M‐バウンサーCPがあり、美白有効成分は4MSKがあります。複合体ではちょっと比較しにくいので全体で見てみます。例によって同じ成分は色を付けますね。
まずは化粧水
そして乳液
どうでしょうか?うまい例えが思いつかないですが、
ラーメンで例えるとスープは全く同じです。
どんくらい同じかというと全く同じです。比率は違うと思いますが、あとは麺と具という名の美容成分にどんな差があるのか?ってところで、医薬部外品を見てみます。というか美白に関わりそうな部分もすべてピックアップします。
アクアレーベル | エリクシールホワイト |
4-メトキシサリチル酸カリウム塩 | 4-メトキシサリチル酸カリウム塩 |
グリチルリチン酸ジカリウム | |
美白に関わりそうな成分 | |
2-O-エチル-L-アスコルビン酸 | 2-O-エチル-L-アスコルビン酸 |
リン酸L-アスコルビルマグネシウム |
4MSKは共通で入っていて、チロシナーゼの活性阻害+メラニン排出です。エリクシールは肌荒れの改善成分が入ってますが、炎症を抑制するので、炎症によるシミの増加を抑制してくれるという見方も出来ます。美白に関わりそうな成分でビタミンC誘導体が入ってますが、コレが美白か?というと分かりません。もしかしたら成分の抗酸化かもですね。
それでも美白効果としてはエリクシールの方が効果は高そう。
あとの効果は・・・・・ちょっと成分で比較すると多いので効果を単純に列挙していきます。化粧水と乳液ごちゃまぜにしますね。どうせ差はありますが大差はないです。
アクアレーベル ブライトニング | エリクシール ブライトニング | |
表皮 | D-アミノ酸(細胞間脂質生成促進) | 色素淡色化 |
抗炎症、鎮静効果 | 抗炎症、ターンオーバー改善 | |
角層重層化抑制 | YUKOPIN遺伝子発現量抑制、角層重層化抑制 | |
CE成熟 | NMF類似成分 | |
CE成熟 | ||
基底膜 | ターンオーバー改善 (基底膜修復※ラミニン332) | 表皮幹細胞増殖※基底細胞排出活性 |
真皮 | 紫外線ダメージ保護 (UVA=線維芽細胞保護) | コラーゲン産生(マクロファージM1) |
真皮のカルボニル化抑制 黄くすみ | ||
コラーゲン変性抑制 | ||
Ⅲ型コラーゲン産生、細胞賦活 | ||
真皮幹細胞成長促進 |
こう見ると明確ですね。ガチの美白スキンケアとアクアレーベルの美白を比較すると、アクアレーベルは4MSKが入っているという点を除いたら普通のスキンケアです。エリクシールは肌を明るくさせる成分に富んでおり、表皮、真皮のくすみ原因を抑制してくれます。
あと美白スキンケアは比較的サッパリめで保湿感が物足りない事もあると思いますが、それをサポートするかのように保湿効果のある成分もあります。なによりエリクシールはエイジングケアとしての役割はかなり手厚いですね。真皮を構成するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、線維芽細胞とある中で、すべてとはいかんまでもコラーゲンの産生と分解抑制はしてくれるので、加齢はもちろんですが、紫外線などの影響によるコラーゲンの変性もケア出来るのはエリクシールの美白ならではかなと思います。
どっちが買いか!!
最初に出てきましたが
アクアレーベル | エリクシール | |
化粧水+乳液の年間コスト | 約25000円 | 約95000円 |
コストが結構違います。そのコストに見合うと言えばそうなのですが、エリクシールが出来る事が特別多いため、アクアレーベルが劣って見えます。その分価格はお手頃なためアクアレーベルは値段なり。という感じです。4MSKは資生堂が誇る美白有効成分ですが、それだけと言えばそれだけです。
対してエリクシールは比較されるスキンケアが可哀そうになるくらい手厚いです。何かに特化したスキンケアか?と言われると全体をくまなくという印象なので、同価格帯のカネボウのDEWのように「ヒアルロン酸!」という分かりやすい魅力にあふれた製品ではないです。ただ、同じ値段を払ってエリクシール ブライトニング並みのスキンケアがあるかというと・・・・無いような気がします。なので
代わりにならない=比較にならない
ってことです。
エリクシールからアクアレーベルに変えるのは大いに結構ですが、エリクシールでやっていたことの4分の1の効果がアクアレーベルにある!のではなく4分割したうちの1つの効果だけある。のでエイジングケアもちゃんとしたい人はエリクシールから変えないほうがいいか。下手なエイジングケア美容液を買うくらいならエリクシールにランクアップするのをオススメします。
以上です。