【2024年春の名作】カネボウ スキンハーモナイザーが欲しくなる。

KANEBO
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どうもです。
昨年2023年の末にこんな記事を見ました。

花王 | 『カネボウ スキン ハーモナイザー』発売
花王の「ニュースルーム」です。ニュースリリースとKao Storiesで、花王の最新の取り組みをご紹介します。

ほぉぉぉぉ~~~~・・・・コレはいいんじゃない?って素直に思いました。
正直カネボウの黒い方ってツマらんのです。

ファンの方が多いので、黒カネボウをディスった動画は基本的に低評価ですが・・・なんでかって言うと中身がスッカラポンです。あえて成分の量が少ない奴を選ぶとこんな感じ。

コチラは黒カネボウの11000円の化粧水で、ぱっと見の美容成分はグリチルリチン酸2K,加水分解シロバナルーピンタンパク、テンチャエキス、ビルベリーエキスの4つかなと。決して多ければエライわけでは無いですが、SK-Ⅱのピテラのような秘伝のおつゆが入っているようには見えないかなと。そしてお手入れ個所は基本的に「角層」です。ぶっちゃけ1万円台にしては寂しすぎる内容。

一番表面の部分で、効果を薬機法で表記出来ないって事情もありますが、ブランドコンセプトもそもそも角層を整える事に注力しているので仕方ないんですけどね。
ってそんなカネボウの新商品

スキンハーモナイザー
180ml 5500円
2024年3月8日

「悪玉化する皮脂」をトラップ。乾燥や肌あれなどの複雑な肌悩みに、闘う化粧水。
肌のバリア機能を低下させ、乾燥や肌あれの原因となる「悪玉化する皮脂」をトラップ。うるおって明るいウェルバランスな肌へ。

です。
なんとお値段5500円!安い!安い?安くはないか。
私はエリクシールユーザーなので高いですね。スイマセン。でも資生堂で分かりやすく言うとクレ・ド・ポーボーテから6000円で化粧水が出た感じです。飛びつきません?しかもグレードダウンではなく特化系です。
そりゃ飛びつくでしょ。そんな感じです。
皮脂系のスキンケアはいくつも見てきましたが、大体がサッパリしていて皮脂を抑制して、保湿感はそこまでないかな?ついでに抗炎症成分をいれているみたいな物が多いです。それか敏感肌扱いするだけ。
今回の商品がどんなもんなのか掘ってみたいと思いますのでよろしくお願いいたします

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スキンハーモナイザーって

とりあえず代表的な効果だけサラッとやります。ホームページでみれるので

ターゲティング皮脂トラップ

こいつは新しいですね。皮脂に対して「皮脂」ではなく「いい皮脂」と「悪い皮脂」を分類して、悪い皮脂についてはとっ捕まえて監禁してくれます。

悪玉化した皮脂の比率が多ければ多いほど、バリア機能が低下していて乾燥、肌荒れにつながりやすい肌になるので、その悪い皮脂を肌に侵入しなくさせてくれます。
なので皮脂由来のトラブルを解決しつつ、肌環境を整えるので肌のうるおいまでも高める肌作りが出来るって事です。

まんまと捕まりに来た感じがして、トラップっていう言い方をするあたり面白いですね。
ここら辺が、「入ってきたものについて悪さをしないようにする。」とか「皮脂そのものを抑制する。」ではなく、通常の代謝の上で出てきた皮脂について悪さをしないようにしてくれるのが新しいなぁと思った感じです。皮脂の吸着とかもありますが、アレはとくに皮脂の良し悪しに関わらず捕まえますからね。まさにスキンケア領域ならではの効果だと思います。

ケラトモイスチャーコンプレックス

コハク酸ジグリコールグアニジン保湿
キシリトール保湿
アミジノプロリン保水

この成分についてはあまり知らないのですが、表皮の一番上にある角層細胞は核のない細胞で、ケラチンという線維状のタンパク質を大量に抱え込んでます。そのケラチンに水分をブッコむ成分・・・かなと。なのでうるおいを保持したりってのもありますが、良好な角層の状態を維持するのにも有効な気がします。

グリーンハーバルコンプレックス

ローマカミツレ花エキス保湿、抗炎症
ユーカリ葉エキスセラミド産生
アスナロ枝エキス保湿

これもなんだろね?さっきのが保水って感じなのでこちらはそれを補助する感じか?美白成分でお馴染みのカモミラETの元になるカモミラのお花が入っているので、美白って程ではないにしろ抗炎症くらいはあるかなと。

ターゲティング皮脂トラップ、ケラトモイスチャーコンプレックス、グリーンハーバルコンプレックスときましたが、やはり基本的には角層の部分をどうにかする系のようです。高額スキンにありがちがな表皮幹細胞や真皮のケアってのは頭にもない。そんな雰囲気を感じます。

肝心の中身

と言ってもほぼやりましたが、それ以外にもこんな成分が入ってます。

その他多分こんな効果
ヒドロキシウンデカン酸皮脂分泌抑制
エチルグルコシド保湿
オランダガラシエキスアクアポリン産生(ウォータークレス)
加水分解シロバナルーピンタンパクHSP47活性化作用※コラーゲン束形成向上効果。
酸化亜鉛紫外線防御
キハダ樹皮エキス肌荒れ改善 紫外線防御

脂性肌にも向けてってのはあると思いますが、皮脂の抑制効果もありそうですね。あとアクアポリンっていう俗にいう「お水の通り道」を何とかしてくれる効果もありそう。
それと紫外線の影響も抑制しようとする動きも見せていますね。紫外線はあらゆる肌老化やトラブルの原因に君臨しておりますので、本化粧水の乾燥や肌あれなどの複雑な肌悩みに対応できることの範囲で守るケアもしてくれてます。

2層式

を採用してます。ちゃんと混ぜなきゃいけないので10回くらい激しめに振らないとちゃんとした効果を発揮しません。

ふわっとまろやかになるんだってさ!

水層 コンディショニングエッセンス層 植物由来の複数のエキスを配合。みずみずしい肌感触で、うるおいを与える。 油層 ヴェーリングオイル層 軽やかなオイルをバランスよく配合。閉塞感を感じにくい感触で肌になじむ。肌を心地よく包み込む。

水層は何となくわかりますが、油層はなんだろね?コイツかな?

ホホバ種子油保湿、抗酸化

他にも

メチルグルセス-20
スクワラン
ジメチコン

あたりか?油性成分っていうと。でも中身がどうこうってよりはコイツのおかげでコノ化粧水はハンドプレスするように馴染ませることで、乳液を付けたようなモチモチ感があります。多分ね。結構テクスチャーにも大きく影響していると思うんですよね。

買いか?

私はアラフォーなのと、なるべく費用を抑えたいってのがあるため、保湿・美白・ハリを叶えられるエリクシールを使っているわけですが、こちらはそんなに便利な物では無くて、あくまで角層の保湿・皮脂のお手入れに終始してます。
そのため使う人は限られるかなと。スキンケアは最近は「高機能化」または「特化型」になってきてるなぁと根拠なく思っていることがありまして
例えば「高機能化」クレ・ド・ポーボーテのラフェルミサンSnはたるみの美容液とかいいつつも美肌に関わる表皮や真皮の工程はほぼやってくれてます。コスデコのAQシリーズも良く言われるエイジングケアだけにとどまらず幸福因子というスキンケアとは一見関係なさそうなキーワードからのアプローチを香りまでこだわって作ってます。
「特化型」はポーラの美白美容液ホワイトショットフェイシャルセラムは色んな成分が入っているので、多方面のケアが出来そうですが、あくまでシミ!くすみ!のみにその効果が集約されてます。ディオールの部分用美容液カプチュールトータルヒアルショットもヒアルロン酸注入並を謳うだけあって、部分用でありながら血流改善や筋繊維がうんたらとかやらずにとにかくヒアルロン酸に注力してます。

なので、そういう目線で見るとカネボウ スキンハーモナイザーは集中型に分類されると思うので、アレコレといった機能性ではなく、乾燥、肌荒れ、皮脂、毛穴というよくも悪くもベーシックなお手入れを確実にしっかりやりたい人にはオススメな化粧水です。もしこれがフルプライスの11000円だったらけっちょんけっちょんに言ってたかもしれません。

あと香りはこんな感じ

こだわりの香り 画像

思ったよりは香りは弱い。もっと香ってもいいなぁと思う。好みだけどね。

以上です。

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