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ごり押ししてくる美容部員の断り方

美容部員の日々
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はい。
今日のテーマは「ごり押ししてくる美容部員の断り方」です。
ただ、一言ドーンと断るって内容ではなく、美容部員という生き物がどういうモノなのか?を理解してもらう内容です。
そうすると断り方が見えてくるので、話の大半は美容部員トークになります。

いまはそんなにごり押しされる事はないのかな?でも美容部員さんに商品をオススメされると断りずらいよね?
アイシャドーを買うつもりで行ったら、アレヨアレヨと話が広がってファンデからスキンケアから何やら色々と目の前に広がっていたって経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。香水とかまでおかれたりね。

が、まずは美容部員という生き物について学ぶとイイです
美容部員は販売員です。当たり前すぎますがwww
美容部員という形をしてますが、「物」を販売する販売員です。中にはメイクをする「サービス」を販売することもありますが、基本的には「物」を販売します。本屋とかコンビニ、スーパーと何ら変わりません。
そしてお店には様々な形態がありますが、営業をしている限りは「売り上げ目標」がそのお店に降りかかります。その「お店の売り上げ目標」を販売員の人数で割って、「販売員の売り上げ目標」という名の「ノルマ」が課されます。今はノルマがないというキレイごとを言うメーカーが多々ありますが、そのブランドが入っているデパートなどの小売店にはちゃんと「売り上げ目標」があります。なので見えてないだけでちゃんと売らないと話にならんのです。営利企業ですからね。

仮に美容部員が5人いて、お店に月500万の販売目標が来た場合、個人には100万の目標を言われます。稼働日数を20日として割ると1日5万円の商品を販売することが課されます。1日約8時間の勤務時間内、商品の発注など後方業務もあるので接客に費やせる時間を6時間とすると、1時間に約8,300円の商品を販売しなければなりません。客単価が4000円の店なら2人以上接客することになります。なので1日約12人を捌くことが求めれらるわけですね。もう少し突っ込むと1人当たりに費やせる時間はお見送りまで20~30分って事になります。

ちなみに1日風邪で休んでしまったとしましょう。すると100万÷19日になりますので1日52,600円の販売をしなければいけません。さっき客単価が4,000円と言いましたよね。1日にもう1人&20分余計に活動しなければいけない事になります。

さっきのアイシャドーの話だと、3,000円のアイシャドーを販売すると1,300円足りません。なのでマスカラやアイラインもアイシャドーの関連して魅力的に見せるために「アイメイク」として合わせて紹介するんです。時にはアイメイクリムーバーとかは1,000円なので、すき間を埋めるのにたいそう役立ちます。明かに暇な場合は40分かけてでも8,000円の売り上げに繋げたいので、単価が高いファンデやスキンケアの提案になるわけです。

しかもその際のお客様評価も大事です。アプリに接客に対するアンケートが届くこともあるでしょう。それに答えた内容が美容部員の評価になるのです。

つまり、1日6時間の間に12人くらいを1人あたり20~30分かけて4,000円を売り上げ続けなければいけない。

それが美容部員です。

はい。美容部員に夢を持っていた方、もう一度言います。美容部員は販売員です。

多分美容部員の中にはそれを知らずに接客を頑張っている子もいます。
会社や店長から建前で、「ノルマは無いけどお客様に満足いただいて、また来ていただいてブランドのファンになるように接客しましょう。そうすると、今買わなくても次の来店の時に買ってくれます。そうすると目標に近づける。だから良い接客を心がけましょう。」って言われます。
耳障りが非常に良いですね!洗脳されすぎて中堅でもピュアにその言葉のまま捉えている人もいますが、翻訳するとノルマは無いけど頑張ればノルマは達成できるって意味です。

っていういかにも売り上げは後からついてくるように言ってるわりに、何かのホームランで10万円位をまとめて買う人がいたら「スゴイじゃん!」って店長に褒められる。売り上げにこだわらないようでいて、やはり売り上げが立つと会社よりの店長クラスは喜んじゃうんです。

大手メーカーの半期の決算報告で接客人数なんて発表しないでしょwww

なので、美容部員はどのクラスに属するか?を見ると本音が分かりやすい。
若手なら接客人数やアンケート結果。
中堅はチームで動くので、やはり売り上げはそこそこ意識しますが、接客人数は必達な意識
ベテランは売り上げをゴッツリ意識してきます。

なのでごり押しされている!ってなったら
若手なら「今日はコレだけでいいです。」で十分回避できます。
なんなら「スゴイ気になったので、載っているカタログか1日試せる物ってもらえますか?」というような接客を評価してくれるような事を言ってもらえると、ゴッツリ手ごたえを感じて嬉しくなります。
はい。キレイにバイバイできますね。

中堅は少しコツがありまして「今日はコレだけでいいです。」ってなったら、本日は~ってご挨拶から「是非これも合わせて使っていただくと~」っていう言葉が様々な角度から襲ってきます。
なので、「一緒に付けてくれたこのアイラインとかマスカラは似たのを買ったばかりなので、今日はコノ商品を買わせていただきます。」
スキンケアなら「化粧水も乳液も昨日買ったばかりなので、コノ美容液だけでお願いします。」
もう少し言えたら「そういえば(クレジット)カードって使えますか?」っていう支払いという次のステージに強制移動させることで、主導権を奪い返します。すると元の商品選定のステージには戻せないので、そこでターンエンドです。

ではベテランならどうするか・・・さっきの中堅とやることはほぼ同じですが、明らかに「圧」が違うんですよね。圧戦闘力は個人差がありますが、フリーザ様レベルで歩くパワハラ圧戦闘力が高い人はちと大変です。
本人は隠しているつもりでも漏れてるんですよね。
なので、後出しのようですが「肌が少し敏感なので様子を見てからでいいですか?」(ただしベテランはほぼ必ず敏感肌か確認してきます)、「崩れ具合を見たいので様子を見てからにします。」とかですね。
そして一番いいのは「少し肌がピリピリするのでやめておきます。」(ウソ)

化粧品で一番怖いのって肌に合わなかったというケースです。その場で判明するならまだいいですが、あとから判明してクレームや返品になると、それにかかる時間が途方もなくかかるんですよ。ベテランクラスはそこら辺の接客以外の手間についてとてもシビアなので、ほぼコレで回避できます。ただ、コレを若手にやるとめちゃくちゃテンパってしまうので、奥の手としてお願いします。
あくまでごり押しされた時の対応ですからね?

でも欲しかったけど、付けてもらったら思ったのと違うケースってありますよね?その時はどうするか?
「思ってたのと違ったので、スイマセンがまたにします。」
って感じで断言に近い感じで言った方がよくって
「思ってたのと違ったので、スイマセンがまたにしてもいいですか?」
っていう曖昧質問してしまうのはNGです。美容部員はヒアリングのプロなので、お客様の問題を解決したがります。ここだと「思ってたのと違う」問題があるみたいなので「またにしたい」じゃぁ「お客様が思ってたのはどのような仕上がりですか?」とか「お好みでは無かったんですね。普段はどのようなアイメイクをされるんですか?」という「YES/NO」で答えられないキャッチボールを仕掛けてきます。

でもね?美容部員も人間なので、「あっこの人買う気ないな」って人にいつまでも時間を掛けません。買ってファンになってくれる人に楽しんで買ってもらいたいのです。なので店頭に行ったら断る事よりも接客と言うやり取りを是非楽しんでください。
押し売りされたら・・・・と怖がるよりね。

あと断り文句で「持ち合わせがない」ってのもあると思いますがこれはベタかもしれませんが店頭販売員相手なら有効です。
世間的には弱めの断り文句ですが、美容部員という職種は金融知識に疎い人が多いです。
持ち合わせがない=現金がない なので、「クレカ使えますよ!」「デビットカードでも!」ってのが私が〇ート〇ックスで販売に確実につなげる引き留め文句を学びましたが、美容部員はそこまでに至りません。というかそもそも「押し売り」のように映るのを嫌うので、「持ち合わせがない」と言うのは断り文句で全然いいです。
それの合わせ技で「サンプルから試していいですか?」を繋げるとスムーズな断り文句になります。

でもね・・・・マジで嫌な体験をした場合。
デパートなら受付の人に直接いうとイイです。対人が嫌なら電話でもメールでもいいです。
少しでもダメージを与えたかったら販売員の名前も出す。
更にメーカーの相談室にも電話かメール。
どんなに嫌な思いをしたところで、その販売員が解雇されたり異動させられたりすることはほぼ絶対に近い確率でないですが、それでも嫌な思いをさせられた販売員に指導が行きます。

これは「立場」を利用していて、ヒヨコ販売員はあまり意識しないかもですが、立場によってお客様って変ります。
販売員はモチロンお客様は皆さんです。
でも販売員を束ねる店長や営業さんのお客様はデパートとかの小売店です。
で、その店長や営業を抱えるメーカーのお客様は株主などステークホルダーです。

なのでデパートなどの小売店の化粧品販売責任者がクレームを受けると、クレームのカウントが1個点灯します。それはその責任者の上に蓄積されていきます。それはやはり嫌なんですね。なのでメーカーの営業メーカーの店長その販売員が呼び出しを食らいます。そしてお説教されます。メーカーの営業や店長は小売店の化粧品販売責任者はお客様なので、真摯に受け止めなければいけません。
そしてやらかし販売員はさまざまな大人からお説教されるわけですね。

以上です。

あとね。売り上げ目標があるって言ったじゃないですか。
ちと調べてみたんんですけど。売り上げ目標がないメーカーは多いようですね。人数やお客様からの評価です!って所が増えている模様。

でもね?仮に人数だとすると、さっきの例に出てきたときに1日約12人って言いましたよね。ではそれを月に換算すると240人です。
「ではあなたは付き240人接客してください!売り上げノルマはありませんよ!」
そうすると「人数をこなすだけなら楽かな?ノルマは無いし・・・」って思うかもしれません。
でも、その接客人数を追求されるんです。
でもノルマはないんだからいいんじゃない?ってなりそうですが、人数をこなすのは結構大変です。
何故なら化粧品販売って「待つ」のが仕事です。
もちろん来てもらう努力もしますが、待つ以外方法はないですよね。だって店頭から出てはいけませんから。売り上げ目標だったら、1回の買い物で2~3万買ってくれる顧客が20人くらいいると、それで回せるので楽です。でも評価は人数。

では会社は何故、接客人数を重視するのか?
それは人数をこなせば売り上げは勝手に確保できるからです。

小売店はどこも客単価ってのが存在します。
例えばスーパーの客単価は平日1800円、土日2100円だそうです。
ファストフードは750円。ファミレスは1200円

これもさっき例に出てきた客単価4000円を240人にあてがうと

4000円×240人=960,000円

つまり、このお店の美容部員1人当たりに240~250人っていう目標を立てさせると100万円近く売ってくれるな。じゃぁこのお店は5人いるから月の接客人数目標1250人ね。ってなります。

そうです。客単価から計算して接客人数を割り出すと、売上金額につながるので

「接客人数が目標」は言い方を変えた「売上目標」です。

だから人数を設定したら人数を詰められるわけです。

シンプルですねwww

以上です。


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