youtubeでもよく見かけるコレ
10数年前までは見向きもされなかった気がしますが、SNSなどの口コミでかなりメジャーになった気がします。
とくにyoutubeで紹介している人がめちゃくちゃ多い!
数百円とお安いですからとっつきやすいんでしょうね。
私は美容に携わる立場として、少なくとも肌をきれいにしたいという目的のために生まれた製品に対して経緯をもっています。
スキンケアを選ぶ人も
・悩み
・コストとのバランス
・敏感肌
・プレゼント
・とりあえず
などなど選ぶ理由は様々です。
特にハトムギ化粧水は
・保湿
・美白(ハトムギ?)
・低刺激(?)
・低価格
・大容量
・口コミで人気
・実感している人が多い
・入手性
という感じでしょうか?
確かにそれらを総合的に叶える製品って少ないですね。というかこれ以外に無いかも?愛される理由にも納得です。
でも美容部員は絶対使いませんけどね!
持っている人はいましたけど、試しにってくらいで愛用者はいないです。
ハトムギ化粧水ってなんなん?
ググってみてください。腐るほど情報あります。
簡単に紹介すると
500ml 715円
(店頭価格は500円切ることも)
効果:水分補給
使用感:サッパリ目
使い方:洗顔後
その他使い方:ローションパック、ボディケア
な感じです。
ハトムギエキス・・・・ってなんだ?
とりあえずいい事だけ言っておきます。
・アミノ酸が豊富
・天然保湿因子を増やす効果が期待できる(つまり潤う)
・ターンオーバーの改善
・バリア機能の向上
が期待できます。ステキですwww
成分としての単価は安いのか、プチプラスキンケアの常連成分です。あとハトムギ自体が美容と健康にいいという伝説が語られていたりします。
ハトムギ化粧水の美白効果
なんでか美白効果があると思っている人が多くないですか?なんでハトムギが美白になるのか根拠が不明ですが
~と言われている
レベルの話ではいかと・・
いわゆる
つむじを他人に押されると下痢になる的な・・・・
美白化粧水にハトムギエキス配合されてたりして勘違いが浸透しているような気もします。
スキンケア的な意味での美白効果はないと思った方がいいです。
気持ちレベルの美白もしてくれませんので、シミには一切利きません。それでシミが薄くなったら大手メーカーいりませんやん。
シンプルな成分で肌に優しい わけがない。
水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン
シンプルなのは予算の関係です。
成分を増やせば原価が上がります。
そうすると店頭価格が高くなります。
または大容量にできなくなります。
その結果が上の成分表です。
見事なまでの少数精鋭
ちなみに肌に優しくない理由があって
このスキンケアって結構サッパリしているのです。そういうタイプのスキンケアってのもあるのですがグリセリンもハトムギも入っているので、化粧水としての保湿はしているのは分かります。
あとはエタノールですかね。
じつはサッパリさせるのにもサッパリした感じに演出する成分ってのがあって、逆のしっとりも同様です。そして基本的にエタノールはアルコールなので蒸発してサッパリした感覚になりやすい。さらにそのサッパリした感覚にしてくれる成分としてDPGがはいってます。
エタノールが悪いというわけでは無いのですが低刺激を謳うにしてはちょっと無理があるかなと・・・・
肌に合わない人はコレが原因でしょう。エタノール自体は高額化粧品にも入っているので化粧品としては当たり前のせいぶんですから悪者ではないです。ただし価格とのバランスを見ると心配な感じはします。感覚的に
プチプラというか値段なりの効果なので、適正価格
お得かというと・・・・・・
適正価格じゃないでしょうか?
確信はないのですが、多分・・・・
90%以上が水かと・・・
多分ですよ?でも価格から察するに5%が水以外の成分です。
とりあえずなんでもいいからつけときゃいいという人はコレでいいと思います。でもコレを付けるならせめて「ちふれ」くらいにはしておいた方がいいのが正直なところこのスキンケアを使ったところで、つけたときに潤うという効果以外は期待できません。長い事使ったから答えてくれるようなものではないです。
分かりやすくすると
ペットボトルに水500mlを入れて小さじ1~2杯のニベアを入れて
めちゃくちゃ振ればそれがこの化粧水です。
だって少し白いしね。
だから美容部員はこんなん使わないのです。むしろコレを使ってますっていったらお客さんガッカリしますよね。
1ml=1円のスキンケアは期待してはいけません。
簡単ですが以上です。