資生堂エリクシール【エンリッチド リンクルクリーム】その本当の実力を掘ってみる

SHISEIDO
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どうもです。
以前エリクシールのマッサージクリームを買ってきたのですが、その時にこんなサンプルももらいました。

こちら、エリクシール シュペリエルのエンリッチド リンクルクリームです。
やはり冬場と言えば乾燥、そしてそれに関連してシワが気になる時期ですしエリクシールユーザーは今、40代~50代以降がコア層なので商材のチョイスとしてはこういうのはうれしいですね。

なので折角もらったのでこちらの部分用クリームを今回は掘り起こしてみたいと思いますのでお付き合いください。

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エンリッチド リンクルクリームって

エンリッチド リンクルクリーム
15g 6380円 1か月分
22g 8580円 1か月半分
医薬部外品

シワを気にせず、「つや玉」輝く肌へ
純粋レチノール。シワを改善する医薬部外品。シワを気にせず、「つや玉」輝く肌へ。
表皮と真皮に作用する、薬用有効成分 純粋レチノール*配合。
ヒアルロン酸を生み出し、水分量を増やすことで柔軟な肌に導き、真皮のコラーゲン密度を高め、シワを改善する。

そしてこちらの製品は純粋レチノールが入ってます。抗シワの成分として有名?ですが
それがあってこそのリンクルクリームですが、それが無ければただのクリームってくらい特徴が無くなるのがこの製品です。

レチノールはよく知られた成分だと思いますが、ビタミンAを配合した成分で皮膚のターンオーバーを促進する作用があって、もともとは肌荒れ改善の成分でした。ただ、ビタミンAは空気に触れると分解してしまうって難点があるので、誘導体とかにして配合してました。それを誘導体にすることなく、レチノールのまま商品にブッコむことができたり、その商品の中身が空気に全く触れないようにする技術を開発して「純粋レチノール」って名前をつけて配合してます。
ちなみに資生堂のレチノールだけが医薬部外品としての「レチノール」を名乗れるようです。

そしてレチノールは表皮の細胞のヒアルロン酸と真皮のコラーゲンを産生する効果があり、それが商品説明の「水分量を増やすことで柔軟な肌に導き、真皮のコラーゲン密度を高め」ってところにあります。

どんな肌に必要なのか?

そりゃもちろん「加齢でシワが増えた肌」です。
加齢と共に肌のターンオーバーは遅くなり、ヒアルロン酸量も減り、それが表情や癖などにそってシワが出るわけです。年齢と共に肌は変化しますから仕方ないですね。
じゃぁヒアルロン酸とターンオーバーさえよくできればレチノールでなくてもいいのでは?ってなりますが

レチノールはターンオーバーを促進する効果が特に強いです。

むしろすべての人が使える成分ではなく、商品説明にもこんな文言があります。

これまでレチノール類を含む商品でトラブルがあったかたや、皮ふトラブルを起こしやすいかたは、ご使用をお控えください。
初めて使用するときや肌が敏感なときは、最初の2週間は2~3日間隔で夜のみ、次の2週間は毎夜と、少しずつ使用回数を増やすことをおすすめします。

って内容が書いてあるくらい、注意が必要です。
普通、医薬部外品の製品は「人体に対する作用が緩和なもの」を差します。もちろんレチノールは強いアレルギー反応が出て、人体に重篤な作用が出ることはありません。それでも上記のような注意を促すレベルの製品なので、人によっては赤み、かぶれ、皮膚が剥がれるなんてこともあるとかないとか。
それが無ければ最高の効果をもたらしますので、もし製品を購入してもまずはサンプルから試すとか、何か症状がでたらすぐに止めるという判断が必要です。

間違ってもアトピー肌や敏感肌の人は手を出していい品でもないですし、自覚する範囲で皮膚が薄いな?って思っている人も手を出すのはやめた方がいいと思います。特にこちらの製品は皮膚が薄い目周りなどの部分用なのでなおさらですね。

ついでに資生堂はシワの原因に「表皮層と真皮の層の柔らかさの差」にも注目してます。
つまり加齢肌の表皮は固く、真皮は柔らかいなのでシワが表情などに合わせて発生しやすいので、「表皮を柔らかく、真皮も柔らかい柔軟性に差のない肌」を実現することで、シワの目立たない肌を手にすることが出来ます。それを実現する成分として、レチノールは特に適任と言えますね。

レチノール以外に特徴がない

レチノール以外の成分にも目を向けてみます。

レチノール
酢酸DL-α-トコフェロール
水溶性コラーゲン(F)
酵母エキス(3)
マリンエラスチン
クララエキス(1)

これらが何?っていうと、まぁ血行促進と保湿効果と抗酸化効果ってところでしょうか。
目元などのシワを改善するのが目的なので、レチノールさえ入っていればまぁ商品としての機能は完結してますが、線維芽細胞とかエラスチンに対しての効果は特にないですね。(分解抑制はしてくれます。)まぁコラーゲンの産生だけでもいいのですが、一緒に入っている酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)が多少エイジングの効果に期待が出来るかな?レベルです。
エリクシールシリーズで基礎化粧品も固めていればいいですが、これ一本だとエイジングケアとしては、本当にシワだけを改善するクリームって感じます。

ついでなので

エンリッチド リンクルホワイトクリーム
15g 7040円 1か月分
22g 9460円 1か月半分
医薬部外品

しわ改善と美白の医薬部外品。美白&エイジングケア*。しわを気にせず、「つや玉」輝く肌へ。

これはそのままですが美白効果があるやつです。ただ、美白!といってもトラネキサム酸が入っているだけなので、正直今の美白基準から言うと大したことはないです。入っていればお守りにはなるかな?
じつは言いたいのはそこではなく

レチノール
トラネキサム酸
水溶性コラーゲン(F)
ウコンエキス
ムクロジエキス
アセンヤクエキス
タイムエキス(1)
酵母エキス(3)
クララエキス(1)
マリンエラスチン

こちらに配合されている成分は、保湿成分はもちろんメラミンの受け渡し阻害や、チロシナーゼ活性阻害など、トラネキサム酸以外の美白効果も少し入っています。実それ以外に
表皮幹細胞の増殖を助ける基底膜の分解抑制をすることが出来ます。

ものは考えようですが
ヒアルロン酸とコラーゲンの産生は純粋レチノールで完結してます。
リンクルクリームとリンクルホワイトクリームの差別化としてビタミンE誘導体とトラネキサム酸がそれぞれに入ってます
リンクルホワイトクリームは更に基底膜のケアをすることで更にヒアルロン酸を増やす。というか表皮幹細胞の増殖をすることが出来ます。

つまり、
テクスチャーに問題が無ければリンクルホワイトクリームの方がコスパはいいのかも?
って事になるかもしれませんね。
劇的な差は無いにしろ、長く使うとその差はあるんじゃないかな?

買いか!

そもそもなんですが、あまり部分用クリームは全顔用クリームと処方に差がないので興味がないです。ただし、純粋レチノールやポーラのニールワン、ナイアシンアミドなどの一定の効果が望める物だったら積極的につかってもいいかなと思います。

お手入れとしては最後の方にあたるので

資生堂にかかわらず他メーカーでも導入はしやすいですね。
効果は1か月半も使うと効果はありそうなので、肌に合うようなら試してみるのもよさそうなお品です。

シワももちろんですが、継続使用で深めのシワもいけそな気もします。ついでかもしれませんが、クマやくすみに対しても効果が期待できそうなので、目周りや口周りに対して悩みが複合している人にはぴったりです。

ただ少し高いね!!エリクシールのクセに!!!

以上です。


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