どうもこんにちわバルサンです。
スキンケアってよくリニューアルしますよね。
と言っても4~5年スパンでしょうか。愛用者のライフサイクルの変化もそれくらいの長さなので、メーカーも顧客の育成+新規獲得の戦略においてはリニューアルは必須です。
そんで・・・・中身がちゃんと変わってればいいんですけど、大してかわってなくない?ってこともよくあります。
そりゃ開発機関とか色々あるとおもいますので、車で言うところのモデルチェンジ(デザイン変更)ほどではなくマイナーチェンジ(軽微な変更)を行うのはわかります。それでも消費者としてはサプライズが欲しいですよね。
でも愛用者にとってはリニューアルすることで
・リフィルの互換性
・使用感
・香り
など、変わってほしくないところも多いと思います。
美容部員の時に、そこをよく突っ込まれることが多かったです。取り寄せてでも古い方がいいとかいう方もいらっしゃいます。
動画でも流してます。読むのがめんどうでしたらこちらもお願いします。
とまぁ前振りはここまでにしておいて
ベネフィークの美白美容液がリニューアルします!
つい先日、商品比較で掲載したのですが
その時は旧製品で比較させていただきました。
今日はその旧タイプと新タイプの何が違うのか調べてみました。
ホリスティックホワイト vs ジーニアスホワイト
これってリニューアルでいいんですよね?
一応ベネフィークにはジーニアスシリーズというのがあるのですが、新製品のホリスティックホワイトはそのシリーズではないようです。
もしかしたら併売するかもしれませんね。
ホリスティックホワイト vs ホワイトジーニアス
【定価】
11000円 vs 11000円
【内容量】
45ml vs 45ml
【美白有効成分】
4MSK vs 4MSK
トラネキサム酸 vs トラネキサム酸
【誕生日】
2022年3月21日 vs 2018年2月21日
はい!大まかには変わってませんね!
美白有効成分はホントに変わってません。
どうした資生堂!?濃度を変えたとか?
ちなみに私は濃度を変えようが大差ないのでは?とか思っている人です。
医薬部外品なので、例えばリポビタンDのタウリンが1000㎎から3000㎎に変わっても体感的に大差ないと思うので、根拠は薄いですがそういう事です。
あとHAKUとかホワイトルーセントという資生堂の美白美容液には、最近シミ部位の異常な毛細血管があり、そのからの影響でシミが増えるという知見を出してます。それに対応する成分があり、資生堂の美白美容液には導入されてます。
でもベネフィークには導入されていません。
なにがしたいんだ?資生堂!
大企業アルアルで横の繋がりが薄いのかも
目指す肌が違うとはいえ・・・・・
ちなみにホリスティックホワイトの製品説明はこうです。
シミの根本原因にアプローチ。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐとともに、うるおって澄みわたるクリアな肌へと導くホリスティック発想の美白美容液。
シミの根本原因って最新の知見だったら異常な毛細血管じゃないの?
でもそこは華麗にスルーのようです。
どうした?資生堂!
これでは4年前とかわらんぞ?
じゃぁその他か?
少し比較してみます。
細かい成分を比較してみた
ホワイトジーニアス | ホリスティックホワイト |
パルミチン酸レチノール | センキュウエキス |
精製水 | アシタバエキス |
エタノール | ジンギベルプルプレウム根エキス |
ジプロピレングリコール | パンクラチウムマリチムムエキス |
メチルポリシロキサン | 精製水 |
メチルフェニルポリシロキサン | エタノール |
濃グリセリン | ジプロピレングリコール |
テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット | 濃グリセリン |
エリスリトール | メチルポリシロキサン |
ポリエチレングリコール1500 | メチルフェニルポリシロキサン |
トリイソステアリン酸グリセリル | エリスリトール |
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル | ポリエチレングリコール1500 |
ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル | テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット |
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル | イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル |
ベヘニルアルコール | ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル |
1,3-ブチレングリコール | 無水ケイ酸 |
カルボキシビニルポリマー | モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル |
2-アミノ-2-メチル-1 | ベヘニルアルコール |
3-プロパンジオール | ジグリセリン |
バチルアルコール | トリイソステアリン酸グリセリル |
キサンタンガム | カルボキシビニルポリマー |
イソステアリン酸 | 2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール |
エデト酸二ナトリウム | バチルアルコール |
メタリン酸ナトリウム | 1,3-ブチレングリコール |
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン | キサンタンガム |
L-セリン | ポリアクリル酸ナトリウム |
酢酸DL-α-トコフェロール | エデト酸二ナトリウム |
塩酸グルコサミン | メタリン酸ナトリウム |
トウモロコシ油 | ピロ亜硫酸ナトリウム |
ユリエキス | フェノキシエタノール |
ピロ亜硫酸ナトリウム | 香料 |
無水エタノール | 黄酸化鉄 |
ハス種子乳酸菌発酵液 | |
トウキエキス(1) | |
クチナシエキス | |
3-O-エチルアスコルビン酸 | |
シロバナイガコウゾリナ葉エキス | |
ケイ皮エキス | |
シソエキス(1) | |
ジンギベルプルプレウム根エキス | |
サイコエキスBS | |
フェノキシエタノール | |
香料 | |
黄酸化鉄 |
なんか減ってない?
わたくしバルサンはあくまで元美容部員なので、実は成分についてはそこまで詳しくはないです。文系です。
でも触れてきた分野だけになんとなくわかるところはあります。
ちなみに黄色くしたところはどちらも共通して入っている成分です。
ここまで共通しているので、後継品として見ていいでしょう。
もともとのホワイトジーニアスは
潤環美容成分(ケイヒエキス・サイコエキス・カスムナールエキス)
潤環透輝成分(トウキエキス・シロバナイガコウゾウリナ葉エキス・L-セリン・グリセリン:保湿)
パルミチン酸レチノール(保湿)
というような、独自のうるおいに関わる成分が入っているのですが、実はそれぞれにシミの酵素を抑制する効果があったりしました。
あとはこんなのも入ってます。
パルミチン酸レチノール・・・ビタミンA誘導体 肌のターンオーバーを改善
酢酸DL-α-トコフェロール・・・ビタミンE誘導体 血流改善・抗酸化・肌荒れ改善
ハス種子乳酸菌発酵液・・・紫外線ダメージ改善 だと思う。保湿
3-O-エチルアスコルビン酸・・・ビタミンC誘導体
という感じです。
ホームページでも潤環美容成分+潤環透輝成分の事とかが注目されがちですが、結構トータルケアが出来る万能美容液のようですよね?でもシミという一点だけでは低価格のHAKUに劣ります。
では肝心の新製品ホリスティックホワイトは
パワーボタニカルH(アシタバエキス・センキュウエキス・カスムナールエキス・グリセリン:保湿)
以上です。
少しフォローすると高保湿・抗酸化・血行促進効果が期待できそうです。
パンクラチウムマリチムムエキス・・・資生堂のホワイトルーセントやクラランスの美白だったかな?にも配合されています。メラノサイトがニョロニョロと腕のようなものを出していて、そこから黒いメラミンを細胞に受け渡すのですが、その腕を短くして受け渡しを阻害してくれます。
以上です!!もうフォローできません。
改悪???
どう思います?
シミについてはリニューアル前のホワイトルーセント(5年前かな?)と大差ないか・・・・
保湿については多分いいのでしょうけど
同じ値段・同じ容量・同じ美白有効成分
その他の成分ではなくなった成分・増えた成分があっても
進化した成分はなさそうな気がします。
成分だけがすべてではないです。そのブランドの目指す肌や使用感など含めて消費者は製品を選びますが
なんかいいところがないので、気が向いたら美容部員さんにでも聞いてみたいと思います。
今日は以上です。