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コーセーの美白美容液【ホワイトロジスト】が3年ぶりのリニューアル 何が変わったのか?

コスメデコルテ
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どうもです。
美白は資生堂一本なので他メーカーは信用していないバルサンです。

先月くらいから気になってたのですが、コーセーのホワイトロジストが来年(2023年)の1月16日にリニューアルするらしいです。国内美白市場では人気の製品で、「コウジ酸」を用いた美白でとして長年愛されてますね。
なのであんまり悪い事を言うと反感を買う恐れがあるのでマイルドに行きたいと思います。知ってる人も知らない人もこんな感じの美容液なんだなぁと思ってもらえればと思いますので、新しくなる点とか色々掘っていきます。

お付き合いください。

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ホワイトロジスト ネオジェネシス ブライトニング コンセントレイトって

ホワイトロジスト
ネオジェネシス ブライトニング
コンセントレイト

40ml 16500円 約2か月分

発見115年。時代を超えた天然由来成分コウジ酸の美白力
徹底的なシミ対策も、顔全体の冴えた輝きも点も、面も。一気に輝く、全顔美白美容液。

「コウジ酸」×日本初配合「夏白菊エキス」進化系美白美容液

3700万のシミ生成細胞を狙い、
肌の奥深くで刻々と黒さを増し続ける、メラニン増殖に「コウジ酸」がアプローチ。
シミをもとから抑え込み、潤いと透明感があふれる肌へ。
生まれ変わったような輝きが放たれます。

まさしく、自然の叡智と美白サイエンスの融合。
長い歴史に裏打ちされた、最新の美白美容液。

ってことです。美白美容液のPRっていつも壮大な言葉選びしますよね。
お値段据え置きはうれしいですね!最近は値上げラッシュなのでお財布には優しいうえに3.5か月分。普通は1か月半分が多いので、同ランクと思われる1万円台美白美容液より長く使えそうです。

てか名前長すぎません?
「ホワイトロジスト ネオジェネシス ブライトニング コンセントレイトください」って噛まずに言えるのか?まぁどうせ言いませんけど
そしてコーセーの美白美容液のお家芸で「コウジ酸」が配合されています。
酒職人の手がキレイだってので調べたらコウジ酸がチロシナーゼの活性阻害をしてくれるので、シミに対してもそれを薄くする効果が期待できるため医薬部外品にして配合してます。そもそも酒職人って室内仕事じゃ~んってのもあるような気もします。

そしてコウジ酸にはシミに対する効果だけではなく
・黄ぐすみの解消
・シワの改善

って効果もあります。とくに黄ぐすみの改善はエイジング意識が高い人には嬉しいですよね。それが解消されるだけでかなりの透明感アップです。たぶん20代には分かりません。
そしてのチロシナーゼの活性阻害。コレはメラニンが作られる過程で銅イオンを取ることでシミにならないようにしてくれるっていうやつで、シミが出来るタイミングそのものをなくすことが出来るって代物です。が、正直に言うとチロシナーゼの活性阻害ってアプローチは違いますが、30年以上前からどのメーカーもやっていますし、その利き目を年々最大化させる努力もコーセーはやってると思いますけど、古い印象があります。
コウジ酸+その他の処方又は成分で今ままで頑張ってるのがコーセーってイメージ持ってます。

しかもコウジ酸はホワイトロジスト以外のコーセー系美白にはほとんど入っているので、コウジ酸の美白効果一個に対しては、どのコーセー系美白美容液も大差ないんじゃないかな?って思ってます。もっとハリとかまで目を向ければ差はあるんですが、それは後でやります。
今回のリニューアルは注目の「夏白菊エキス」ってのがスゴイらしいので、こちらを見ていきます。

ナツシロギクエキスって

さきに表皮の話をすると

表皮っていう0.2㎜の世界は4つの階層に分かれていて、底の方から順に 
基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角層って構造になってます。美容部員になると覚えさせられますwww後輩に書いてみてって言うと、「読めるけど書けない。」そんな字です。
その一番下の基底層の部分にメラノサイトっていう肌色を作る細胞があって、そのメラノサイトがシミを作っては隣の細胞に「ハイどうぞ!」って腕を伸ばして受け渡しをし、それをターンオーバーっていうシステムで角層に向かって細胞が育っていくと垢となって剥がれていく。んで、今回のナツシロギクエキスはその「ハイどうぞ」って渡された後の部分に注目した成分です。 
ついでに基底層の下には基底膜っていう「表皮の細胞が真皮(コラーゲンとかがあるところ)に行かないようにする壁」があって、そのおかげで角層に向かって細胞分裂してくれます                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

ナツシロギクエキスの効果を要約すると
・シミの無い肌のメラノサイトの周りの基底層の細胞は、メラノサイトからメラニンを「ハイどうぞ」された後に縦やら横やらに細胞分裂して、角層に向かっていってくれます。
・シミのある部分のメラノサイトの周りの基底層の細胞は、メラノサイトからメラニンを「ハイどうぞ」された後に、上に向かうと思いきやそのままその基底層に居座り続けて、重層化していることが分かりました。
・そこでつっかえるので、シミ部位のターンオーバーが乱れるため、黒いシミがどんどん溜まっていってしまう。つまり重層化です。
・ナツシロギクエキスは重層化した基底層の細胞を解きほぐして、本来のターンオーバーの流れに乗せる事が出来る。
・メラニンの生成自体も抑制することが出来る。

みたいな感じです。
いままでのコウジ酸はあくまで工場の生産を抑える事に注力した成分でしたが、そのあとに出荷して出荷後のルート決めについてもケア出来るようになったイメージです。重層化を解かれた細胞はターンオーバーの流れに乗って、角層に押されていきますから濃くなったとか広がったっていうシミに対しても、日をまたぐごとに薄くなっていくってわけですね。

とある記事の内容に

約4週間使い続ければ、その効果を存分に感じられるはずだ。

https://www.fashion-press.net/news/95648

って言葉があるのですが、それはターンオーバーを念頭に入れた効果がある事の裏付けかな?と思います。
先ほどの基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角層って流れは大体4週間とか6週間とか言われていて、メーカーや年齢によって変わります。なので、美白系美容液はそのターンオーバーに合わせて6週間くらい、つまり1か月半でなくなる量に設定されていることが多いです。
この美容液は3か月半なのでナツシロギクエキスの効果の結果は一本使い終わった後には確実に実感できるかもしれませんね。

その他はどうなんだ?

気になる人は気になると思いますので、旧美容液と新美容液の中の差はこんな感じ

ほぼ追加しただけですね!潔し。色のついているのが共通成分です。
一応入っている成分の効果をそれぞれ列挙すると

D-パンテテイン-S-スルホン酸カルシウム液チロシナーゼ活性阻害、紫外線防御
L-オキシプロリンコラーゲン産生、線維芽細胞増殖
d-o-トコフェロール抗酸化(成分の)
アスコルビン酸抗酸化(成分の)
エチナシ葉エキス消炎
カンゾウフラボノイドチロシナーゼ活性阻害、メラニン合成阻害
コーヒーエキス過酸化脂質抑制、抗酸化
サフランエキス抗酸化、血流改善
サンペンズエキスメラニン色素の輸送阻害
スイカズラエキス高保湿(角化補助)
ゼニアオイエキス高保湿(細胞監視室)
タイソウエキス保湿、収れん
タイムエキス(1)キネシン抑制(色素沈着防止)
トウキエキス(1)保湿
ナツシロギクエキスメラニン生成抑制、細胞未分化抑制
ブドウ種子エキス抗酸化(紫外線に有効)
マツエキス血行促進、抗炎症、収れん
ロジオラサクラ根エキス保湿
海藻エキス(5)ミネラル豊富

これらは「多分こんな効果だろうなぁ」ってレベルなので参考までにご覧ください。

一応コウジ酸以外にもメラニンに関わる部分をケアする成分があるので、複合的にシミに対するケアが出来るようになってます。他にも真皮のケアも少し入っています。特にスゴイ点かな?と思うのは抗酸化効果が特に高い製品であることかな?と思います。
エイジング意識が強い方だと気になると思いますが

肌の酸化はヤバイ

よく「錆」なんて言われますが、実際肌に錆はでません。皮脂を酸化させて毛穴を広げたり、くすみを助長させたり、情報伝達物質をだしてメラノサイトを刺激したり、コラーゲンの分解を促進させたりと結構やりたい放題なので、シミにかかわらずエイジングの方向性の一つに抗酸化は入れといた方が安心な効果の一つです。

そんな抗酸化効果もありつつ、肌荒れの改善や引き締め効果、血流改善もしてくれるので、明るい透明感のあるちゅるっとした肌を目指せそうです。

買いか!!

一応、新規独自成分G-Initializerっていうのが配合してますが、ナツシロギクエキスの複合体とかでいじりたくないのでスルーしました。

そしてリニューアルっていうにしてはちょっと微妙かなぁ?って感じます。
少しマニアックかもしれませんが、今回のシミに原因はなんらかの酵素が基底細胞や基底膜で働いていることで重層化しているんでしょうから、基底膜などのケアも出来る成分が入っているとなおよし!って気もします。またはビタミンA系の成分でも入れて、ターンオーバーを整えてシミにを含んだ細胞を早く輩出するとか?でないと根本的な改善!とは言えないですよね。言ってませんけど。

そこらへんをナツシロギクエキスってのがやってくれるのか?な?わかりませんけど、基底細胞の重層化に着目するなら出荷後のルート決めだけでなく、ルート案内までやってリニューアルしました!ってやってもらえると満点です。(エラそうにすいません)

ついでに突っ込むと、シミ部位の角層の重層化に着目したのが資生堂、シミが横に広がるのに着目ホワイトロジスト ブライト コンセントレイトのがポーラ(だったかな?違ったらすいません。)なので、なんか2社の着目点を足して割ったような成分ですねwww

保湿効果やシミに対する新しい知見は面白いうえに、理屈で言えば1か月半で効果は表れるはずなので、シミ美容液に対して効果が感じられにくい場合は候補に入れておくといいですね。

以上です。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

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