どうもです。
ちょいとリクエストが多かったのですが・・・本日はエストです!
はい。色んなベスコスを受賞されてますが、ぶっちゃけあんまりなスキンケアかなぁ・・・なんて。
そして掘ってもあまり掘り切れないというかちょっと自信ないんですがお付き合いください。
GPシリーズ
エストの最高峰エイジングケアシリーズで肌悩みの原因に合わせた ローション3種 ×肌状態で選べる エマルジョン3種を店頭でカウンセリングの上で選定してく手ます。
化粧水はK/S/Tの3タイプ
乳液はM/B/Lの3タイプ
そして今回は化粧水の方をやっていきます。
エスト
G.P. セラムイン ローション
140ml 13,200円
レフィル140ml 12,650円
2024年9月6日発売
乾燥、シミ、シワなどの肌悩みが紫外線、ストレス、睡眠不足とか色んな原因で起こることが分かっているのですが、その原因の真のところは???ちょっと分からない所が多かった。なので「皮脂RNAモニタリング技術」っていう皮脂を観測することで加齢肌。つまり肌悩みの原因に対して3つのアプローチをしようって事です。
その3つってのが
角化不良……角層細胞の質が低下し、潤い保持能やバリア機能が低下すること。
酸化……日常的な外部刺激により、活性酸素が発生し、ダメージが蓄積すること。
糖化……糖をとりすぎることで、体の中のタンパク質と過剰な糖が結びつくこと。
になります。
前作は知りませんが、リニューアルに伴い蛍光性AGEsという毒性の高い糖化にアプローチすることが出来るそうです。糖化にも種類があるんですね。
それをスマートガーデンローマカミツレエキス 、ゲンノショウコエキス、チョウジエキスの3つの混合成分で改善しようって事です。
糖化と言えば黄ぐすみが有名ですが、この糖化は角層肥厚や角層水分量低下が進行しやすいので、抑制することであらゆる肌印象を変える事に寄与します。
だから化粧水を3タイプ用意しているんですね。
そして花王のスマートガーデンって所で栽培されたローマカツミレの成分「アピゲニン」は通常より約2.5倍の量に。ローズマリーの成分「ロズマリ酸」は通常より2倍にすることができて、他にはない抗糖化とバリア機能改善力を誇るとの事。
ではそれが本当かどうか?それぞれ主要な成分を見てみます。
エストG.P. セラムイン ローションK/角化ケアにアプローチ
角層深くまで浸透し、潤って浄化されたように澄みわたるキメの整ったハリ肌へ
エクトイン | 高保湿 |
ユーカリ葉エキス | 角化乱れ抑制※オートファジー活性 |
モモ葉エキス | 紫外線誘発性紅斑抑制による抗炎症作用 |
ローマカミツレ花エキス | 抗糖化 |
ローズマリー葉エキス | バリア機能改善 ※フィラグリン遺伝子発現量の増加 |
はい。早速ですがさっきの3つの成分は入ってません。
が、角化っていうところへのアプローチはユーカリエキスやローズマリーで何とかしている模様。
オートファジーっていう不要なタンパク質を取り込んで、新しいタンパク質の原料にすることで角化を促したり
フィラグリンっていう分解されるとNMFっていう水分保持に絶大な影響を与える物になる物を増やして、肌の角化(ターンオーバー)を整えて、柔軟で柔らかい肌に仕上げます。ゆえにバリア機能改善されるって事。
説明そのままですが角化をサポートする化粧水ってことです。
エストG.P. セラムイン ローションS/酸化にアプローチ
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。角層深くまで浸透し、潤って浄化されたように澄みわたる明るいハリ肌へ
L-アスコルビン酸2-グルコシド | ビタミンC誘導体 |
ローマカミツレエキス | 抗糖化 |
キキョウ根エキス | SCF抑制※カモミラ効果アップ、活性酸素抑制 |
チョウジ抽出液 | 抗糖化、活性酸素抑制 |
エクトイン | 高保湿 |
ユーカリエキス | 角化乱れ抑制※オートファジー活性 |
桃葉エキス | 紫外線誘発性紅斑抑制による抗炎症作用 |
セージエキス | 抗酸化、抗炎症 |
はい。そしてこちらにも3つ成分による抗糖化成分や先ほどのローズマリーのバリア機能改善はなさそう。それでも糖化や角層にアプローチする成分は入ってます。
一応ビタミンC誘導体が入っているので抗酸化・抗炎症作用と言えます。
そんで今回のテーマは酸化+糖化ですが、ローマカツミレエキスはカモミラETという美白有効成分の別名です。美白成分かどうかは分かりませんが、その美白効果を高める成分が入っているので、メラミンの抑制効果はかなり高いのかな?
活性酸素を抑制するって部分ですが、どの成分を持っても抗酸化作用はありそうなのでどう抗酸化するかは良く掘り切れませんでした。分かり次第更新します。
エストG.P. セラムイン ローションT/糖化にアプローチ
角層深くまで浸透し、潤って浄化されたように澄みわたる透明感のあるハリ肌へ
エクトイン | 高保湿 |
ユーカリ葉エキス | 角化乱れ抑制※オートファジー活性 |
モモ葉エキス | 紫外線誘発性紅斑抑制による抗炎症作用 |
ローマカミツレ花エキス | 抗糖化※複合成分 |
アミジノプロリン | 保湿 |
ゲンノショウコ花/葉/茎エキス | 抗糖化※複合成分 |
チョウジエキス | 抗糖化※複合成分 |
はい。やっと出てきました複合成分。
これがあるから新GPシリーズって感じしますね。
ある意味これこそがブランドを代表するスキンケアなんじゃないかな?なんて思ったりします。
ついでに乳液も
ローションと乳液を別々にするつもりでしたが、すげ~めんどくさくなってきたので乳液もサラッとやります。サラッとね
こちらも3タイプでほぼ化粧水と同じ感じです。
乳液はM/B/Lの3タイプがあって
一応「肌状態で選ぶ」って事なので、Mは保湿、Bは美白、Lはハリ。そんな感じ。同じとは言いましたが機能面でいえば乳液の方が化粧水よりも断然美肌効果は高そう。
Mはスイマセン。よく分かりませんでしたが、花王グループ内の「保湿」をターゲットにしたラインに代表される組み合わせの成分が入っているので保湿メインなんでしょう。
Bは美白がより顕著な感じ。化粧水は半端にビタミンC誘導体が配合されてますが、乳液はカモミラETという花王を代表する美白有効成分配合です。あまり魅力的な物ではないですが、化粧水よりかはシミの改善が高いのかなと。もちろん糖化のケアもしてくれます。
そしてLの方はハリ。糖化の抑制もありますが、化粧水ほどではない。なので「糖化」をメインでケア出来るのは6品あるうちのローションTだけって事です。不思議なラインですねぇ~。
で、こちらの乳液は光老化にアプローチしてます。紫外線によるコラーゲンの変性などを改善して、真皮環境を整えるので、年齢を感じる肌の人はこの「L」を使う事をお勧めします。
って感じです。
六品六様といいますか。同じ部分もありますが、目指す肌は微妙に変えられているので、カウンセリングによるコーディネートにより、なりたい肌を一から作ることのできる中身にはなっているかなぁって感じです。
買いか
ちとわからんですね。
この記事と言うか、成分や背景を色々調べている時から薄っすらと、かつモヤモヤした気持ちを抱えておりました。
どの記事も枕詞こちら最高峰
国語の時間ではありませんが、
最高峰は最高峰って事です。
ただ最高峰に選択肢がなぜ3つもあるのか?
最高峰なら自信にあふれた一本を提供すればいいのではないか?
クレ・ド・ポーボーテ最高峰の化粧水はテクスチャーが違う3種。基本的中身は同じ。
SHISEIDO最高峰のフューチャーソリューションLXは保湿液1本。
ポーラの最高峰B.Aは2本ありますが、基本的にはローションN。イマースは夏向け感あります。
カネボウの化粧液は2種。
そう。3種もわけないんですよね。最高峰って。
そして最高峰は決まって2パターンありまして、多機能か高機能。イメージ的には資生堂は多機能、ポーラ系も多機能、コーセー系は多機能&一部単機能。カネボウ系は高機能、そしてカネボウの親分、花王はも高機能。つまり秀でた一つを輝かせるようなスキンケア。
そこで言うと「まぁそうだよなぁ・・・花王だもんね。」なんです。ただせっかくならね?
全部一緒にすりゃいいんじゃねいのかい?
出来る出来ないは置いといて、肌エイジングの3大要である角化も抗炎症も抗糖化も全部まとめてやってこその最高峰ではないかな・・・・花王さんの技術なら特に問題なく出来るんじゃ~ないでしょうか?
嫌味を少し混ぜると、ど~~~~~~してもコノ機械を使いたい。
のかな?花王さんは。そこから肌タイプを選択するシステムのよう。
こういう機械を作る会社とか備品関連の会社は化粧品会社の天下り先なので大事なんですよね。
昨今の通販寄りの売り方以外にも店頭の価値を高める狙いもありそう。
とりあえず私としては3つのタイプを選べるという価値を創造しているという面を含めても微妙なシリーズかなと思います。
美容部員さんに選んでもらう事が好きな人はいいかもしれません。ただ、自覚している症状と、機械が判断する症状、美容部員が提案する商材は必ずしも一致しないので、最高峰の割にはどこか引っかかる商品でした。
以上です。
あと来年に化粧下地が出るみたいですが、それも3つに分かれているんですよね。