どうもです。
ぶっちゃけこの回は怖いです・・・・
外資系のスキンケアを小馬鹿にしても、「まぁ一理ある」で収まる部分もあると思いますが、SK‐Ⅱは信者が多いイメージ。あえて言うと悪い意味ですwww少し小突くと全力で発狂されるというか…ピテラこそ神の雫?みたいな?感じ。なので気にしつつ気にせず掘っていきますので付き合いください。
SK-Ⅱ スキンパワーアドバンストクリーム(エアリークリーム)って
まずコチラのクリームはテクスチャーが2つあって、普通のとエアリーです。普通の方ははコクのあるクリームで乾燥した時期や乾燥肌の方によいらしい。エアリーは軽いつけ心地なので、気温が高い時期や油分が多い肌の方にオススメとのことです。
そして中身成分も比べてみたところ本当に大差がないので、今回は同じものとして扱って進めていきます。
スキンパワーアドバンストクリーム
(エアリークリーム)
50g 17050円
80g 24200円
2023年8月20日
SK-Ⅱは40年以上重ねてきたエイジングサイエンス研究の成果として、新たに画期的な発見をしました。それは、20代から70代までの肌に、潜在的に「炎症老化」が起きているという事実です。
肌に触れるとハリがない、元気なのに疲れた印象に見える…。 そこに潜むのは「エイジングサインの火種」。 日々の外的ストレスによって、火種は誰の肌にも作られます。 放っておけば、燃え広がるまではあっという間。 欲しいのは、火種ではなく「キレイの種」。
この新たな着眼点により選ばれたのは、ピテラ™×キンレンカエキス。 エイジングサインの火種はいらない。 キレイの種を育てれば、ハリ、ツヤ、うるおい、次々と花開く。 進化した SK-Ⅱ スキンパワー アドバンストで、もっと見せたい素肌へ。
新SK-Ⅱ スキンパワー アドバンストに搭載した新しいテクノロジーは、自然の力と先端科学の力を融合させたものです。新たに配合したキンレンカエキスが「エイジングサインの火種」の発生を防止。ピテラ™ が日々の外的ストレスから肌を守り、エイジングサインの火種を生み出す根本原因に働きかけます。
って感じです。もうこれ以上ない位どんな効果があるかを説明してくれてますね。というかコレが全てです。
最近のクリームって本当に高機能な物が多いのですが、高機能の振り方も極端になってきた感じがします。
成分一本槍突撃タイプと成分テンコ盛り包囲タイプ
今年(2023年)発売のクリームだと、前者はワンバイコーセーのセラムシールドとかな?ライスパワー炸裂してます。後者はエリクシールのトータルファーミングクリームかなと。立毛筋とか言いつつ色んなアプローチをしてます。どっちがどういいかは個人の判断ですが、今回ご紹介のクリームは前者に当たるかな?キーワードを取り上げると
・炎症老化
・エイジングサインの火種
・キレイの種
・ピテラ™×キンレンカエキス
かなと。これらはすべてつながっている感じかなと。
炎症老化も最近よく聞くワードになりましたね。肌荒れも炎症の一つですが、それらが慢性化するとDNAにもダメージが及んで細胞分裂がしなくなった細胞が、更に周りの細胞にも影響を及ぼして炎症が炎症を呼んで皮膚組織のダメージが止まらなくなる感じです。その止まらなくなる感じの元を「火種」と表現してますね。そしてそういう「火種」という名の「炎症」は「活性酸素」を増やしてシワ・シミ・たるみという老化を加速させてしまいます!他人事ながら背筋が凍りますwwwそれらをもってして炎症老化っていうパワーワードに変換されるわけですね。
なのでSK-Ⅱのクリームはそんな肌に抜群なわけです。
〇ピテラ
⇒SK-Ⅱの秘伝のタレ。DNAの損傷を改善したり、NMFのような役割があったりと様々な機能がどんどん発見されてるらしいです。今回は炎症老化を防ぐ効果も発見されたらしい。炎症老化、免疫システムの老化、慢性炎症それらを抑制して、表皮から真皮層までダメージが行かないようにしてくれます。スゴイね!!
〇キンレンカエキス
⇒活性酸素を除去する効果に優れています。その他にも抗炎症に加えて細胞のタンパク質や酵素の合成を促進させて、良好な皮膚環境を構築してくれます。地味に高機能なお汁。
ですね。こんな感じで炎症老化に対して確実な効果を発揮してくれます。が、他には何があるのかなぁと気になるので全部見てみます。
肝心の中身
はいどうぞ
水 |
グリセリン |
ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ) |
イソヘキサデカン |
ナイアシンアミド |
イソステアリン酸イソプロピル |
BG |
ペンチレングリコール |
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル |
水添シア脂 |
ジメチコン |
(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー |
ジスターチリン酸 |
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) |
ステアリルアルコール |
セタノール |
ベヘニルアルコール |
パンテノール |
酢酸トコフェロール |
ベンジルアルコール |
酸化チタン |
ポリソルベート80(コムギ) |
ジメチコノール |
ステアリン酸PEG-100 |
セテアリルグルコシド |
セテアリルアルコール |
メチルパラベン |
EDTA-2Na |
シャクヤク根エキス |
ステアリン酸 |
パルミチン酸 |
プロピルパラベン |
オレイン酸ソルビタン |
エチルパラベン |
香料 |
ノウゼンハレン花/葉/茎エキス |
水酸化Na |
酸化鉄 |
ドクダミエキス |
パルミトイルペンタペプチド-4 |
メチコン |
結構いろんなエモリエント成分や安定剤もブッこまれてますが、クリームとしての形態を成す成分が多い印象です。あと美肌に関わりそうなのを抜粋するとこんな感じ。
ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ) | 炎症老化抑制 |
ナイアシンアミド | コラーゲン産生、チロシナーゼ活性阻害 |
シャクヤク根エキス | 真皮菲薄化抑制(コラーゲン分解抑制) |
ノウゼンハレン花/葉/茎エキス | 活性酸素除去 ※キンレンカエキス |
ドクダミエキス | 抗炎症、抗酸化 |
ん~まぁこんなもんか!!冒頭でもお話しした通り成分一本槍突撃タイプなのでアレコレ入っていて高機能だねぇとは言いません。炎症をとにかく何とかしたいんだなぁ‥…という中身ですね。それはちゃんと叶えられますので、目的は達成してます。あとはコラーゲン産生と分解抑制がそうなので、ハリケアを真皮のところから改善してくれるかな?というかナイアシンアミドの効果が大きい気もする。
SK-Ⅱのスキンパワーアドバンストクリームは20代から炎症老化は起こっているとの事ですので、こういうケアはやはり早いに越したことはなさそうですね。
あと酸化チタンが真ん中にあたりにあるのは珍しい・・・・・紫外線散乱材としてはいってるかもです。紫外線による酸化を防ぎたいのかな?
ピテラの効果は化粧水が一番
野暮ですが一応載せておきます。成分の上から7つまで載せます。というかフェイシャルトリートメントエッセンスはこの7つだけです。
フェイシャルトリートメントエッセンス | クリーム | エアリークリーム |
ガラクトミセス培養液 | 水 | ⽔ |
BG | グリセリン | ガラクトミセス培養液 |
ペンチレングリコール | ガラクトミセス培養液 | グリセリン |
水 | イソヘキサデカン | ナイアシンアミド |
安息香酸Na | ナイアシンアミド | イソヘキサデカン |
メチルパラベン | イソステアリン酸イソプロピル | キシリトール |
ソルビン酸 | BG | ペンチレングリコール |
フェイシャルトリートメントエッセンスはほぼピテラなんですよね。ガラクトミセス培養液です。医薬部外品以外のスキンケアの成分の一番上は99%「水」なのですが、ピテラが一番上です。では今回のクリームはどうかというと「水」ですね。エアリーは取り上げないとか言いましたが出演いただきます。普通のクリームに至ってはピテラの前にグリセリンがあるので、大差ないと思いますがエアリーの方がピテラは多い。けどその2つの成分が前後するレベルの量なので、フェイシャルトリートメントエッセンスと比べると圧倒的な量の少なさなのではないかな?
つまり、一般的な抗酸化・抗炎症系スキンケアと比べて特別高い効果があるかというと・・・・・どうなのかな?ピテラの優秀さを体感するアドバンテージは薄い気がします。というか臭くないですしね。それが何よりの証拠かも
買いか?
正直、中身と比べて高い。なんか外資系スキンケアみたいな感じです。
唯一無二のピテラが入っているのでそれだけで価値はあると思います。が、だったらもう少し明確な「量」で示してもらいたいところ。一番効果が出る量をブッコんでいると思いますが、ピテラの量は先ほど申し上げた通り。肝心のキンレンカエキスも下から6つ目の所です。※37個中
効果がないとはいいません。肌にマッチする人にはバチクソにマッチするはずです。でもその効果は推している成分のおかげというよりはクリームそのものが持っている保湿効果によって得られているものなんじゃないかなぁ・・・・・・・・肌への浸透を高めるためにマイクロパーティクル処方というスンゴイ細かい粒子(3.7μm)にしているらしいので、乳化技術がそもそも凄いのかなと
とりあえず炎症は何とかしてくれるのは分かりました。そんな感じのクリームです。
それを誤魔化すようにナイアシンアミドなんてシレっといれているしね。
でもピテラを体感するクリームとしては他にないので気になる人は手に取ってみてください。
ただ性能とコストが見合ってないなぁというのが正直な感想です。
以上です。