どうもバルサンです。
とりあえずこちらをご覧ください。
水、エタノール、グリセリン、ペンチレングリコール、トリ脂肪酸(C8-12)グリセリル、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、DPG、ポリアクリル酸Na、カプリリルグリコール、タピオカデンプン、香料、サツマイモ根エキス、酵母エキス、キサンタンガム、アルファルファエキス、アルギニン、PG、スクレロチウムガム、レシチン、フェノキシエタノール、プルラン、ヒアルロン酸Na、アデノシン、プロパンジオール、ポリクオタニウム-51、乳酸、エチルヘキシルグリセリン、フィチン酸、シリカ、セイヨウハッカ茎エキス、水酸化Na、HCl、クエン酸Na、パルミトイルテトラペプチド-7、安息香酸Na、赤504
こちらは今日ご紹介の
シャネル ル リフト セラム
の中身成分です。
天下のシャネルさんが出す一流美容液です。
なんでこちらを持ち出したかというと
夏真っ盛りでまだまだ先の事かもしれませんが、秋~冬にかけてのスキンケアってきっと何かのタイミングで切り替えると思うんですよね。
そしてこちらは名前の通り、「リフト」 つまりエイジングの美容液です。
もちろん保湿もしてくれます。
きっとこれから大活躍の美容液ですが
少し掘らせてください。
人気には理由も実績もおありですから、効果が無いとかいうつもりはないです!
けど買うか迷っている人はやめるかもしれません。
愛用者はブラウザバックをお願いします。
動画も取ってますのでよかったらみてみてください。
ル リフト セラム について
こちらはシャネルの代表的美容液で
30ml 18150円
50ml 25080円
です。
やはりシャネル価格ですね!!
容器も品格があり、手に取るたび、使うたびに喜びを感じそうなパッケージです。
天然由来成分で93%を構成されたル リフト セラムは、パワフルな効果を発揮する有用成分 アルファルファ濃縮エキス*1を核に、肌になめらかなハリと弾力を与え、すっきりと引き締めます。さらに、肌本来の防御力をサポートするブラックペパーミント PFA コンプレックス*2が、乾燥などの外的要因から肌を守ります。 すばやくなじむシルキーなテクスチャーは、肌を心地よく包みこみます。 *1 アルファルファエキス(保湿成分) *2 セイヨウハッカ茎エキス(保湿成分) |
え~~~~っと
まずアルファルファエキス→保湿です。
肌の水分保持に自信あります!!
お次に セイヨウハッカ茎エキス → 保湿!!
ペパーミントとも呼ばれているやつで、抗酸化作用も期待できます。
これ以上でもこれ以下でもなく、これだけです。
何かの酵母エキスも入ってます。
ちょっと物足りなくない??これでいい
愛用者の評価
でも実際に効果を実感いただいている消費者様も複数いらっしゃるわけで
- 塗った後に肌がパーンとはる
- ぐんぐん浸透する
- 少しピりつく
- 即効性があってピーンと張る
- ピッタリ密着する
- つけ心地がいい
- 肌が白くなった(喜びの声)
- 伸びがいい
- 肌が持っちりして気持ちがいい
- ハリを感じられる
☆4以上の声を見てみました。
まぁだいたいこんな感じ
☆2以下はそもそも肌に合わなかった模様。
潤いとハリがメインの美容液なので、少なからず商品説明にある効果は実感いただけているのですが
それは本当に天然由来成分93%の構成成分の効果なのか?
掘り起こし作業
もう一回成分の方を貼ります。
水、エタノール、グリセリン、ペンチレングリコール、トリ脂肪酸(C8-12)グリセリル、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、DPG、ポリアクリル酸Na、カプリリルグリコール、タピオカデンプン、香料、サツマイモ根エキス、酵母エキス、キサンタンガム、アルファルファエキス、アルギニン、PG、スクレロチウムガム、レシチン、フェノキシエタノール、プルラン、ヒアルロン酸Na、アデノシン、プロパンジオール、ポリクオタニウム-51、乳酸、エチルヘキシルグリセリン、フィチン酸、シリカ、セイヨウハッカ茎エキス、水酸化Na、HCl、クエン酸Na、パルミトイルテトラペプチド-7、安息香酸Na、赤504
いつも言うのですが、私は美容部員であって研究員ではないので塩基配列もスイヘイリーベボクノフネ~も言えません。
でも確かな事が一つ
全成分表示は成分が多い順に記載されている(一部有効成分を除く)
なので、「水」が多いのは化粧品ではお約束
あとはエタノールとペンチレングリコール、PG(プロピレングリコール)がちっとヤバいかと思います。
まぁシャネルさんに限らずこれえらが上から5番目以内に来ることは多いので別にいいんですけど
お客様の声の
ハリがある、ピーンと張る、浸透する、伸びがいい
という実感の正体はアルコールです。
決してアルコールがヤバいというわけではなく、高級スキンケアとして、天然由来成分93%配合をうたっている製品としてです。
アルコールは知っての通り「揮発」するので、肌にのっけたそばから水分は飛んでいきます。
そうすると、どうなるかというと
ハリがある → 水分が飛ぶのでつっぱる感じになる
ピーンと張る → 水分が飛ぶので張った感じになる
浸透する → 水分が蒸発するので肌に入っていったように錯覚する
伸びがいい → 水分が飛んだ上に、油分は残るので指どおりが滑らかに感じる
すべて演出なんです。演出なんです。演出なんです。
☆2以下ののピリピリするとか、匂いがとかは正解です。
だってアルコールがいっぱい入ってんですから!!
全成分表の上から5つ以内に2つもアルコール入ってます。(殺菌も兼ねる)
そこで見るとアルファルファエキスは真ん中くらい
何パーセントかはわかりませんが1%以上は入っていたらいいですね。
もっとやばいのがセイヨウハッカ茎エキス
これは成分表示の下の方なので1%以下確定です。
もしかしたら作用が強いから小量しか入れられないとかあるかもしれません!
そうですよねシャネルさん!!
天然由来成分で93% はどうした?
どうしたんでしょうね?
厳密にはどの成分も自然界からとれたものを人工精製してますから天然由来です。
石油も言い換えればミネラルオイルです。
もう特にいう事はありませんが
焦げないように沸騰させて、最後に残った何かを解析したら天然の何かが93%になるのでしょうか?
問い詰めてみたいです。
もしかしたら化粧品って水出し麦茶と思った方がいいかもしれません。
1Lに麦茶パック入れたら99.99%水のはずですが
麦茶にはミネラルが豊富なはず
なのでその麦茶から染み出した成分の内93%は天然由来成分と言っても過言ではない
市販品ならビタミンCとか添加されてますしね。
ちょっと違うか??
買いか?
間違いなく『飲めない水』認定です。
水は水でも飲めない水
しかも化粧水ではなく美容液なのに
少なくともディオールとかランコムとかボビィですら
うちはこんな工夫してます!長年の研究の成果!!
今までにない劇的でドラマチックな体験をお約束!
みたいに期待感をあおったうえで、期待外れですが
調べる価値はあった気がします。
調べてみて思ったのですが
多少の使用性を犠牲にすれば(浸透した感じの錯覚など)
決して悪い中身ではないように思えます。
高いのはシャネルなので仕方ないにしても、成分だけ見れば
保湿・抗酸化・セラミド生産という効果はあるようです。
少しもったいないですね。
ちなみに個人的にはアルコール事態が悪いとは思わないです。
アルコールというと消毒液のようなものが多いですが
中には微生物の生産に欠かせないアルコールもありますし
そもそもスキンケアってある程度の所まで行ったら
効果は頭打ちなので
あとはよりラグジュアリーな使用性に傾倒していくのは自然な事です。
ただシャネルさんのアルコールは多いのは変わりないのです
少し悪口になってしまいましたが以上です。
ちなみに『リ リフト ローション』も中身は大差ないいですね。
なんで分けているのかイミフです。