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【バランスブレイカー】アクアレーベルは発売するべきではないスキンケア2024年

SHISEIDO
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これは触れたくないスキンケアですね・・・

よく美容部員がこういう事を言うと思います。

「こちらの化粧水は高い美白効果に加えて、さらに真皮にアプローチすることでハリのあるツヤやかな肌にすることが出来ます。」

そしてあなたはそんな美容部員のクロージングの文句に対してこう言うのです。

「けどそれってアクアレーベルにも出来ますよね?」

そう、スキンケアは値段と機能だけではなく、デパコスならホスピタリティが、専門店なら豊富なスキンケアの提案があり。私は結構高めのスキンケアを紹介することが多いので、付加価値は時としてあらゆるアドバンテージを物ともしないと信じてます。が、値段と機能だけを持ち出された時。それはただのクソに成り下がります。

それがリニューアルされたアクアレーベル

本日はこいつの憎さをお送りしたいと思います。

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そもそもアクアレーベルって

今回は価格やスペックは飛ばします。大体化粧水1500円、乳液1800円クラスのたいぷになり、約1か月半です。
そしてアクアレーベルって言えばD-アミノ酸ってのが配合されてますが、大きく分けて3つ配合されてます。こいつは平たく言うと

D-グルタミン酸D-アミノ酸
(細胞間脂質生成促進)
DL-メチオニン紫外線ダメージ保護
(UVA=線維芽細胞保護)
DL-アラニンターンオーバー改善
(基底膜修復※ラミニン332)

ってのが配合されてます。

まずD-グルタミン酸細胞間脂質の形成を促進してくれます。

細胞間脂質は角層という皮膚の一番表面の細胞の配列をキレイに整えてくれるので、保湿機能やバリア機能を各段に高めてくれます。なので体調や環境の変化に強い肌作りが出来るわけですね。

次にDL-アラニン基底膜のケアです。

基底膜は表皮と真皮を繋ぐ膜で、老廃物や栄養のやり取りをしたり接着剤の役割を持ってます。そこが紫外線や加齢などバランスが崩れるとターンオーバーが乱れてシワやシミ、肌荒れを引き起こしたりしますので、基底膜を修復してターンオーバーを整えて、良好な細胞作りにつながります。早めのエイジングケアとしてもいい成分。

最後にDL-メチオニン繊維芽細胞のケアです。

紫外線のなかでもUVAは真皮まで到達してしまい、コラーゲンを生み出す線維芽細胞を減少させてしまいます。その紫外線ダメージから肌を守って線維芽細胞の減少を押さえてくれるエイジングケア的要素を持った成分です。

そんなアミノ酸系の恩恵をおもろに受けられるのがアクアレーベル。です。
どうでしょうか?コレって5000円クラスの化粧水にだってこんな色んなキーワード出てきませんからね?そしてこれらはただの基本スペックにすぎないんです。なんだったら去年発売されたジェルクリームにも入ってます。

だから出てきてほしくないんですよ。

リニューアルして ブライトニング編

まず先前提のお話ですが、私の知る限りは5000円以下の資生堂系スキンケアで、昔ながらの<化粧水+乳液>と分かれている商品の中身は、化粧水としての機能、乳液としての機能を除いて中身の美容成分はほぼ同じです。乳液の方に+α何か入っているかくらいなので、あえて分けてお話はしないです。

〇4MSK
コイツはホントに入れてはいけない・・・・コレが入っているか入っていないかで差別化できていた部分が崩壊する原因成分で、シミの原因の一つであるチロシナーゼの活性阻害と、シミの部位特有の角層に溜まったメラニンの排出をしてくれます。

単純にターンオーバーを良くして排出を促すのではなく、シミの部位特有の症状に効く成分なので、シミの改善が見られない人は4MSKを使えば改善の兆しが見えるかも?

〇ツボクサ(CICA)
今頃ツボクサを入れるあたりが資生堂らしいですね。抗炎症や鎮静作用があるとか言うので肌荒れに有効なヤツです。

メイク物にも入れ始めたようなので、資生堂の中でツボクサブームでも起きているのかもしれないですね。

〇その他に
ほとんど同じってのはウソではないですがこんな効果があります。

化粧水
トリメチルグリシン角層重層化抑制
エリスリトールCE成熟(酵素トランスグルタミナーゼ)
2-O-エチル-L-アスコルビン酸ビタミンC誘導体
乳液
グリシルグリシンイオンバランス調整 ※不飽和脂肪酸抑制=すり鉢毛穴改善
加水分解コンキオリン液保湿、NMF類似成分

化粧水は角層の状態を整える機能に充実していて、乳液は毛穴を小さくする効果に優れています。
なので美白のスキンケアらしく、肌が透明感があって色むらやくすみのない肌にしてくれますね。

リニューアルして オイルイン編

〇オイル的成分

スクワラン、ゴマ油、ホホバ種子油、コーン油、パーム油

ですね。だからなんだ!かもしれませんが、質の良いオイルを使う事で心地よいテクスチャーになるとかならんとか

〇ナイアシンアミドとパルミチン酸レチノール
ナイアシンアミドは資生堂が最近になって手を出し始めた成分かな?あんまり「配合してます!」って声高らかには言わなかったような。成分の組み合わせについては良くしらないのですが、ナイアシンアミドとレチノールは相互作用があると聞きます。
ナイアシンアミド=美白+シワ改善+セラミド産生
パルミチン酸レチノール=ターンオーバー改善、シワ改善
併用することで表皮と真皮それぞれのシワ改善効果が高まるのと、肌へもやさし~くなるそうです。
ドンだけの効果があるかは濃度含めてわかりませんが、入っているっちゃ入っている。

〇その他

化粧水
エリスリトールCE成熟(酵素トランスグルタミナーゼ)
トコフェロールビタミンE誘導体
乳液
キシリトール細胞間脂質形成促進
加水分解コンキオリン保湿、NMF類似成分
トコフェロールビタミンE誘導体

雰囲気でなんですが、二つ合わせると何かエリクシールのっぽくなってくるような?気がしなくもない。

結果

難癖をつけるように、
「エタノールがぁ~」とか
「刺激がぁ~」とか
「保湿効果がぁ~」とか
「美白効果が足らん~とか」
「パルミチン産レチノールなんてぇ~」
っていう揚げ足ゲットはいくらでもできますが、コノ一言ですべて吹き飛びます。

「だって1000円台だよ?」

そう・・・・これって1000円台のスキンケアの話なんです。

そんな1000円台のスキンケアが、美白をするのに使い古されたビタミンC誘導体ではなく4MSKに、ハリを出すのにナイアシンアミドかぁって思ったらレチノール誘導体が入ってたりしてます。どこのメーカーもせいぜいグリチルリチン酸ジカリウムでも入れて肌荒れ改善するのを待つばかりですが、「攻めのスキンケア」をしているのが明白ですね。
しかもね?最近のスキンケアの使用期間って1か月が多いのよ。だけどこいつらは1か月半です。

1.5倍も長く使えるんです

つまり年間のコストにすると化粧水+乳液で約3万円以下
というか詰め替えがあるので25000円以下ですね。

だからやりたくないんだよ!

そもそもいつも紹介するデパコスと比較するのはおかしな話なので・・・
車で例えるとトヨタのアルファードかヴォクシーで悩む人はいるかもしれませんが、アルファードとダイハツタントで悩む人はいないですよねって話です。

エリクシールあたりと比較するのが面白いかな?気になっている人もいると思いますのでやってみようかな。

以上です。

ビブダン研究所的オススメスキンケア

最後まで見ていただきありがとうございます。
私は10数年エリクシールを使い続けておりまして、結構詳しいつもりです。他のメーカーのスキンケアも多く見ていますが、10000円台のクリームって大体が「一芸に秀でている」感じです。高浸透・高保湿・ハリ・美白などなどいずれかに特化しており、2~3万円台になると複合的になる。そんなイメージ
ただエリクシールが2023年に発売したトータルVファーミングクリームは他のどのメーカーも中身を知れば嫉妬するレベル。
保湿はあたりまえ。ハリもコラーゲンだけでなく筋繊維や立毛筋にまで視野を広げたアプローチは確実な効果を出してくれます。しかも5か月くらい使える。
是非試してみて下さい。

ついでにエリクシールのザ セラムaa。トータルVファーミングクリームはどうしてもコクが強く、使えるのは夜のみってことで、こちらは朝晩使える美容液になってます。しかも秋冬でも結構いける保湿力。ただし、クリームほどエイジングケアは出来ませんが、美白も視野にいれたお手入れが出来るので、こちらもおススメです。

SHISEIDO乳液化粧水美白
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