カネボウ オン スキンエッセンスV その中身を掘ってみる

KANEBO
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どうもです。
以前カネボウのクリームについて暴言を吐いてしまいました。
アンチカネボウだった時期があったのでお察しください♨

デパコスでお馴染みのクリーム イン デイとナイトの中身がリニューアルしても大差ない的な内容です。褒めるところは褒めたつもりでもイマイチな印象はぬぐえないかなぁという印象のクリームでした。でも大人気!!
単純に成分だけで見えるのとは違う「実際使ったらいいクリーム」っていう代表的な物なのかな?
でもクリームだけだと気持ち悪いので化粧水の方も掘ってみたいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、2種類あります。でも単純にサッパリとしっとりに分かれているわけでは無いので、一個ずつ掘っていきたいと思いますのでお付き合ください。

まずは「V」の方からやってこうかな?

動画でもしゃべってますのでよかったらみてってください

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KANEBO オン スキン エッセンス Vって

オン スキン エッセンス V
50ml 5830円
100ml 11000円

瞬時に美肌ヴェールを肌上に形成。角層をうるおし、乾燥環境から守る化粧液。

とろみがありながらも、べたつかず肌になじむテクスチャーで、弾むようなハリと撫でたくなるやわらか肌へ導きます。
肌表面のかさつきや、テカリが気になる方へ。

まずコットンでスキンケアをしているユーザーからすると内容量が少ない!って感じますね。だいたい170~180mlがデフォです。
コチラは手で使うスキンケアで、一回の使用量は1mlだそう。なので100回分で一か月半です。うん!立派な高額スキンケアですね( ゚Д゚)

ちなみにこいつは200mlです。

ざっくり特徴を拾っていくと
・乳液不要な化粧液
・「角層」に着目した化粧液

・ヴェールオンスキン処方
・肌表面のかさつきやテカリが気になる人へ

って感じです。
そして美容部員さんに教えてもらったのですが

オン スキン エッセンス Vは肌の内側から潤わせていく力が高いので、体調の変化やホルモンバランスで肌がかさついたりする人にオススメ

へぇ~ホントか?

それぞれの特徴について

まずは乳液不要な化粧液についてはそのままですね。
化粧液は昔からある化粧アイテムの一つで、化粧水と乳液の機能が一つになってます。ただ、昔と考え方は全然違くって
化粧水=水分・汗
乳液=脂・皮脂

って感じです。それらが混ざり合って皮脂膜というモノができるので、肌は保湿ができてバリア機能を維持できる。なので皮脂膜の代替物を作るのが昔のスキンケアの考え方で、それを代替するのが化粧液って感じです。
ただし2000年あたりから
化粧水=肌を柔軟にして潤いを与える
乳液=細胞間脂質に成り代わって細胞の配列を整える

それらをすることで角層の環境を整える事で保湿とバリア機能を向上させる。って感じです。メーカーの考え方により違いますが、皮脂膜っていうキーワードはほぼ死後になりつつありますね。角層の環境を整える手段が多様化しているので、その一つの選択肢に化粧液が誕生しました。昔の化粧液とは発想が違うので別物といってもいいかもしれません。それだけ技術が進歩しているわけですね。

次は角層」に着目した化粧液
先ほども出ましたが、角層の保湿とバリア機能を高める事が目的です。ではなんで角層なのか??

このイラストのように、角層は肌の表面中の表面。0.02㎜のすごく薄い世界です。一応こんなイラストもあるのですが

img_essence_5-lg

角層のコンディションを整える事で見た目の肌も良くなるって事です。
乱れた角層では光が入ってもしっかり反射することなくボヤ~っとした顔の印象に
角層が整うと入った光がしっかり反射するので明るい肌というだけでなく、メリハリのある肌になる感じです。

つぎにヴェールオンスキン処方


角層はさっきのイラストにあるようにミルフィーユみたいな構造になってます。薄べったい細胞が折り重なっていて、10~20層くらいになっているといわれてます。

では乱れた角層ってどうなのか??
例えば乾燥してカサカサの角層の場合は、ターンオーバーで細胞が剥がれることなくとどまるので、単純に潤いを与えたからと言ってもなかなか水分をとどめたり、美しい肌の見た目にはなりづらいってのがあったりします。
他にも紫外線を浴びて肌荒れのある肌は、ターンーバーのリズムが早くなりすぎて本来角層に届くまでに「細胞の核」が無くなるはずが「細胞の核」を残したまま角層に来てしまうので未熟な細胞な状態です。コレも潤いを与えたとしても受け止める体制が整ってないので、見た目に影響を及ぼしたりします。

こんな感じで結構どうとでも言えるのですが、角層っていう肌はあらゆる環境や肌質によって変化して一定ではない。そうすると肌の美しさにも影響してしまう。なのでKANEBOさんはヴェールオンスキン処方っての採用しました。

その処方を塗布したイメージこんな感じです。

「オン スキン エッセンス V」に採用している 処方塗膜によって形成される“層構造保湿ヴェール”のイメージ画像

ミルフィーユのようにキレイな層になっています。コレが肌の表面にも再現することで「疑似角層」みたいな機能を付与することが出来るわけです。細胞間脂質を模倣するともいえるかもしれません。
乾燥してカサカサした肌でも紫外線を浴びた荒れた肌でも、表面にはキレイな角層が形成されているので美しい肌に見せることが出来る上に、角層としての機能ももちろん持っているため、保湿機能・バリア機能も高いレベルで維持できます。

最後に肌表面のかさつきやテカリが気になる人へってのですが

角層環境を整えるスキンケア何だなぁってのは何となく今までの説明で伝わったかな?と思うのですが
かさつき⇒角層のバランスを整える事で保湿機能が高まり改善される。
テカリ⇒角層のバランスが整うと皮脂の分泌が抑制されるため改善される

っていうのが言えるかな?と思います。テクスチャーの影響もあると思います。
でもこれだとまだ浅いので他にもあるのかもうちっと掘ってみます。

肝心の中身

オン スキン エッセンス V
BG
グリセリン
スクワラン
トリステアリン酸ポリグリセリル-10
マカデミア種子油
ベントナイト
キサンタンガム
ジメチコン
ステアリン酸
EDTA-2Na
香料
グリチルリチン酸2K
加水分解シロバナルーピンタンパク
テンチャエキス
ビルベリー葉エキス
フェノキシエタノール
クロルフェネシン

入っている成分は18個・・・・・意外と少ないですね。
多けりゃ偉いわけでは無いですがとりあえず赤いラインを引いているのはオンスキンエッセンスFと共通の成分です。つまり、このシリーズの角層に関わる部分のキー成分になるわけですが、特に特別な物でないですね??配合量などに秘密があるのかな?そこら辺は分かりませんが、普通のスキンケアによくある構成です。

それ以外の目につくものだとこんな感じ

グリチルリチン酸2K抗炎症
加水分解シロバナルーピンタンパクHSP47活性化作用によるコラーゲン束形成向上効果。
テンチャエキスNMF産生促進、抗酸化作用
ビルベリー葉エキス抗酸化※コラーゲン分解抑制、DNA損傷予防光老化抑制
サーカディアンリズム調整※時計遺伝子
⇒ターンオーバー調整、角層剥離
 カルボニル化抑制 (酸化した脂質がコラーゲン、エラスチンにくっつく)
 ⇒黄ぐすみ予防
紫外線ダメージを軽減

入っている成分は少なくてもたぶんこんな効果かな?ってのはあって、角層以外にも結構やってくれる所は多い印象です。
角層部分についてはNMFという保湿因子の産生促進してくれるため、潤い肌にしてくれそう。
表皮においてはターンオーバーを整え、抗炎症・抗酸化効果もあるため、肌荒れの改善が期待できますね。
真皮においてはコラーゲンの強化・分解抑制をしてくれるため、単純に「エイジングケアでこういうことしてくれるとありがたい」って事は最低限してくれます。「弾むようなハリ」ってのもこういうのがあるからかな?
なによりコア成分であるビルベリー葉エキスは上記のように様々な機能が期待できるため、この成分が入っているのはオンスキンエッセンスVの大きな特徴の一つになっていると思います。

買いか?

角層ってのは昔、死んだ細胞の集まり。ってされてました。なので外から何かをしないと乾燥もするシワも出来るからスキンケアしようねって感じです。
ただ、今や角層は生きているってのが化粧品業界では通説です。生きているっていうのはもしかしたら皮膚科医が聞いたら「なんだそれ?」ってなると思いますが
角層に至るまでに無核状態になるために準備を整え、コーニファイドエンベロープっていうたんぱく質を形成し、NMFを抱えつつ、細胞と細胞のつなぎである細胞間脂質ってのがありますが一言にいってもセラミド・コレステロール・脂肪酸のベストなバランスを維持しながら役目を終えたら剥離していくというサイクルを常に繰り返してます。そのバランスが常にキレイに維持なんてできませんから皆スキンケアを頑張るわけで、コノKANEBOのオンスキンエッセンスシリーズはその角層を整える事に注力してくれます。

なので機能は高いと思うけど価格が何か高い!!

以上です。



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